項目 | 情報 |
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CAS登録番号 | 2439-10-3 |
名称 | 1‐ドデシルグアニジニウム=アセタート(別名ドジン) |
物質ID | m-nite-2439-10-3_v1 |
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項目 | 情報 |
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危険有害性項目 | 分類結果 | 絵表示 注意喚起語 |
危険有害性情報 (Hコード) |
注意書き (Pコード) |
分類根拠・問題点 | 分類実施年度 | 分類ガイダンス等 | |
---|---|---|---|---|---|---|---|---|
1 | 爆発物 | 区分に該当しない(分類対象外) |
- |
- | - | 分子内に爆発性に関連する原子団を含まない。 | 平成20年度(2008年度) | ガイダンス(H20.9.5版)(GHS 2版) |
2 | 可燃性ガス | 区分に該当しない(分類対象外) |
- |
- | - | GHSの定義における固体である。 | 平成20年度(2008年度) | ガイダンス(H20.9.5版)(GHS 2版) |
3 | エアゾール | 区分に該当しない(分類対象外) |
- |
- | - | エアゾール製品でない。 | 平成20年度(2008年度) | ガイダンス(H20.9.5版)(GHS 2版) |
4 | 酸化性ガス | 区分に該当しない(分類対象外) |
- |
- | - | GHSの定義における固体である。 | 平成20年度(2008年度) | ガイダンス(H20.9.5版)(GHS 2版) |
5 | 高圧ガス | 区分に該当しない(分類対象外) |
- |
- | - | GHSの定義における固体である。 | 平成20年度(2008年度) | ガイダンス(H20.9.5版)(GHS 2版) |
6 | 引火性液体 | 区分に該当しない(分類対象外) |
- |
- | - | GHSの定義における固体である。 | 平成20年度(2008年度) | ガイダンス(H20.9.5版)(GHS 2版) |
7 | 可燃性固体 | 分類できない |
- |
- | - | データなし。 | 平成20年度(2008年度) | ガイダンス(H20.9.5版)(GHS 2版) |
8 | 自己反応性化学品 | 区分に該当しない(分類対象外) |
- |
- | - | 分子内に爆発性および自己反応性に関わる原子団を含まない。 | 平成20年度(2008年度) | ガイダンス(H20.9.5版)(GHS 2版) |
9 | 自然発火性液体 | 区分に該当しない(分類対象外) |
- |
- | - | GHSの定義における固体である。 | 平成20年度(2008年度) | ガイダンス(H20.9.5版)(GHS 2版) |
10 | 自然発火性固体 | 分類できない |
- |
- | - | データなし。 | 平成20年度(2008年度) | ガイダンス(H20.9.5版)(GHS 2版) |
11 | 自己発熱性化学品 | 分類できない |
- |
- | - | 融点140℃以下の固体状の物質に適した試験方法が確立していない。(136℃, Ullmanns(E)(6th, 2003)) | 平成20年度(2008年度) | ガイダンス(H20.9.5版)(GHS 2版) |
12 | 水反応可燃性化学品 | 区分に該当しない(分類対象外) |
- |
- | - | 金属又は半金属(B, Si, P, Ge, As, Se, Sn, Sb, Te, Bi, Po, At)を含まない。 | 平成20年度(2008年度) | ガイダンス(H20.9.5版)(GHS 2版) |
13 | 酸化性液体 | 区分に該当しない(分類対象外) |
- |
- | - | GHSの定義における固体である。 | 平成20年度(2008年度) | ガイダンス(H20.9.5版)(GHS 2版) |
14 | 酸化性固体 | 区分に該当しない(分類対象外) |
- |
- | - | フッ素及び塩素を含まず、酸素を含む有機化合物であるが、この酸素が炭素、水素以外の元素と化学結合していない。 | 平成20年度(2008年度) | ガイダンス(H20.9.5版)(GHS 2版) |
15 | 有機過酸化物 | 区分に該当しない(分類対象外) |
- |
- | - | -O-O-構造を含まない有機化合物である。 | 平成20年度(2008年度) | ガイダンス(H20.9.5版)(GHS 2版) |
16 | 金属腐食性化学品 | 分類できない |
- |
- | - | 固体状の物質に適した試験方法が確立していない。(融点:136℃(Howard(1997)) | 平成20年度(2008年度) | ガイダンス(H20.9.5版)(GHS 2版) |
17 | 鈍性化爆発物 | - |
- |
- | - | - | - | - |
危険有害性項目 | 分類結果 | 絵表示 注意喚起語 |
危険有害性情報 (Hコード) |
注意書き (Pコード) |
分類根拠・問題点 | 分類実施年度 | 分類ガイダンス等 | |
---|---|---|---|---|---|---|---|---|
1 | 急性毒性(経口) | 区分4 |
警告 |
H302 | P301+P312 P264 P270 P330 P501 |
ラットのLD50値(雄: 750-1540, 851, 1931 mg/kg bw、雌: 660, 851, 1117 mg/kg bw)(JMPR(2000))に加え、EUの分類が Xn; R22であることから区分4とした。 | 平成20年度(2008年度) | ガイダンス(H20.9.5版)(GHS 2版) |
1 | 急性毒性(経皮) | 区分に該当しない |
- |
- | - | ウサギのLD50値 >2000 mg/kg(JMPR(2000))より、JIS分類基準の区分外(国連分類基準の区分5又は区分外)とした。 | 平成20年度(2008年度) | ガイダンス(H20.9.5版)(GHS 2版) |
1 | 急性毒性(吸入:ガス) | 区分に該当しない(分類対象外) |
- |
- | - | GHSの定義における固体である。 | 平成20年度(2008年度) | ガイダンス(H20.9.5版)(GHS 2版) |
1 | 急性毒性(吸入:蒸気) | 分類できない |
- |
- | - | データなし。 | 平成20年度(2008年度) | ガイダンス(H20.9.5版)(GHS 2版) |
1 | 急性毒性(吸入:粉塵、ミスト) | 区分2 |
危険 |
H330 | P304+P340 P403+P233 P260 P271 P284 P310 P320 P405 P501 |
ラットのLC50値が雄 0.47 mg/L/4h、雌 0.44 mg/L/4h(JMPR(2000))より、区分2とした。 (被験物質の飽和蒸気圧濃度は 2.32E-006 mg/L であり、試験濃度 0.44, 0.47 mg/L は飽和蒸気圧濃度を超える値であるから、粉塵と判断した。) |
平成20年度(2008年度) | ガイダンス(H20.9.5版)(GHS 2版) |
2 | 皮膚腐食性/刺激性 | 区分2 |
警告 |
H315 | P302+P352 P332+P313 P362+P364 P264 P280 P321 |
ウサギを用いた試験により7日間の時点で重度な刺激性(JMPR(2000))、また別のウサギを用いた試験においては軽度の刺激性(JMPR(2000))とあるが、EUの分類がXi; R36/38であることから区分2とした。 | 平成20年度(2008年度) | ガイダンス(H20.9.5版)(GHS 2版) |
3 | 眼に対する重篤な損傷性/眼刺激性 | 区分1 |
危険 |
H318 | P305+P351+P338 P280 P310 |
ウサギを用いた試験において21日目で重度な角膜混濁(JMPR(2000))、別のウサギを用いた試験で重度な刺激性(JMPR(2000))とあり、角膜混濁が21日で回復しないことから区分1とした。 | 平成20年度(2008年度) | ガイダンス(H20.9.5版)(GHS 2版) |
4 | 呼吸器感作性 | 分類できない |
- |
- | - | データなし。 | 平成20年度(2008年度) | ガイダンス(H20.9.5版)(GHS 2版) |
4 | 皮膚感作性 | 区分に該当しない |
- |
- | - | モルモットを用いた感作性試験で感作性なしの記述(JMPR(2000))に基づき区分外とした。 | 平成20年度(2008年度) | ガイダンス(H20.9.5版)(GHS 2版) |
5 | 生殖細胞変異原性 | 区分に該当しない |
- |
- | - | マウスの経口投与によるによる小核試験(体細胞 in vivo 変異原性試験)の2例の陰性結果(JMPR(2000))に基づき、区分外とした。なお、in vitro 変異原性試験(エームス試験、ハムスターの卵巣細胞を用いた遺伝子突然変異試験、ヒトのリンパ球を用いた染色体異常試験)の3つの試験のいずれも陰性(JMPR(2000))である。 | 平成20年度(2008年度) | ガイダンス(H20.9.5版)(GHS 2版) |
6 | 発がん性 | 区分に該当しない |
- |
- | - | ラットを用いた 106週間の経口投与試験で雄で肝腺腫と癌腫が用量に依存して見られた(JMPR (2000))。また、 マウスを用いた78週間の経口投与試験で雌の肝細胞性腺腫と混合性肝細胞腺腫/肝細胞がんの発生率の上昇が観察されたが(JMPR (2000))、結論としてヒトでの発がんのリスクはないと結論していることから区分外とした。 | 平成20年度(2008年度) | ガイダンス(H20.9.5版)(GHS 2版) |
7 | 生殖毒性 | 分類できない |
- |
- | - | 妊娠中のラットとウサギに強制経口投与した試験で仔の生殖または発育上のパラメータで当該物質投与による影響の証拠がなかった(JMPR(2000))とあるが、親動物の性機能および生殖能に及ぼす影響に関してはデータがなく、分類できないとした。 |
平成20年度(2008年度) | ガイダンス(H20.9.5版)(GHS 2版) |
8 | 特定標的臓器毒性(単回暴露) | 分類できない |
- |
- | - | データなし。 | 平成20年度(2008年度) | ガイダンス(H20.9.5版)(GHS 2版) |
9 | 特定標的臓器毒性(反復暴露) | 区分2(全身毒性) |
警告 |
H373 | P260 P314 P501 |
経口ばく露試験の結果として、ラットを用いた混餌投与による4試験(4週、28日、90日、106週)と胃管投与による1試験(4週)、マウスを用いた混餌投与による3試験(8週、13週、78週)、イヌを用いた混餌投与による1試験(52週)の合計9試験のデータ(JMPR(2000))が得られたが、この中でラットを用いた混餌投与による4試験(4週、28日、90日、106週)とイヌを用いた混餌投与による1試験(52週)はいずれも最高用量がガイダンス値範囲内で重大な毒性影響の記述がないことから分類に結びつくデータではなかった。また、マウスを用いた混餌投与による3試験(8週、13週、78週)で肺のうっ血、脾臓の細胞欠損およびリンパ球性萎縮、胸腺の壊死等がガイダンス値範囲上限を超えた用量で見られたが、いずれの試験も重大な毒性影響がガイダンス値区分内で認められていない。しかしながら、ラットの胃管投与による1試験(4週)では全用量(75, 100, 200 mg/kg/day [90日補正:23, 31, 62 mg/kg/day])で死亡例が発生し、流涎、健康状態悪化、呼吸困難等の症状が用量依存的に発現し、高用量の200 mg/kg/dayではBUN、総ビリルビン、GPTの上昇、糖、蛋白、アルブミン等の低下に加え病理組織学的に胃、脾臓、胸腺、副腎、腸における病変、さらに消化管の検査により75および100 mg/kg/dayの用量では胃の扁平粘膜の浮腫、混合型浸潤および過形成等が見出された。胃の病変に限れば試験物質の刺激性に起因すると見なされるが、死亡例もありその他の影響を含め標的臓器の特定が困難なため区分2(全身毒性)とした。 経皮ばく露の場合、ラットに3あるいは4週間投与(最高用量200 mg/kg/day[90日補正:62 mg/kg/day])の結果、皮膚適用部位の病変を除き試験物質による影響、特に全身毒性は認められなかった(JMPR(2000))が、このデータのみでは分類できない。 |
平成20年度(2008年度) | ガイダンス(H20.9.5版)(GHS 2版) |
10 | 誤えん有害性 | 分類できない |
- |
- | - | データなし。 | 平成20年度(2008年度) | ガイダンス(H20.9.5版)(GHS 2版) |
危険有害性項目 | 分類結果 | 絵表示 注意喚起語 |
危険有害性情報 (Hコード) |
注意書き (Pコード) |
分類根拠・問題点 | 分類実施年度 | 分類ガイダンス等 | |
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11 | 水生環境有害性 短期(急性) | 区分1 |
警告 |
H400 | P273 P391 P501 |
甲殻類(オオミジンコ)での48h-EC50=0.0178mg/L(AQUIRE, 2008)であることから、区分1とした。 | 平成20年度(2008年度) | ガイダンス(H20.9.5版)(GHS 2版) |
11 | 水生環境有害性 長期(慢性) | 区分1 |
警告 |
H410 | P273 P391 P501 |
急性毒性区分1であり、急速分解性がない(推定値:SRC: BioWin V4.10)ことから、区分1とした。 | 平成20年度(2008年度) | ガイダンス(H20.9.5版)(GHS 2版) |
12 | オゾン層への有害性 | - |
- |
- | - | - | - | - |
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