項目 | 情報 |
---|---|
CAS登録番号 | 2837-89-0 |
名称 | 2-クロロ-1,1,1,2-テトラフルオロエタン |
物質ID | m-nite-2837-89-0_v1 |
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項目 | 情報 |
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危険有害性項目 | 分類結果 | 絵表示 注意喚起語 |
危険有害性情報 (Hコード) |
注意書き (Pコード) |
分類根拠・問題点 | 分類実施年度 | 分類ガイダンス等 | |
---|---|---|---|---|---|---|---|---|
1 | 爆発物 | 区分に該当しない(分類対象外) |
- |
- | - | GHSの定義におけるガスである。 | 平成28年度(2016年度) | ガイダンスVer.1.1 (GHS 4版, JIS Z7252:2014) |
2 | 可燃性ガス | 区分に該当しない |
- |
- | - | 不燃性 (HSDB (Access on October 2016))。 | 平成28年度(2016年度) | ガイダンスVer.1.1 (GHS 4版, JIS Z7252:2014) |
3 | エアゾール | 区分に該当しない(分類対象外) |
- |
- | - | エアゾール製品でない。 | 平成28年度(2016年度) | ガイダンスVer.1.1 (GHS 4版, JIS Z7252:2014) |
4 | 酸化性ガス | 区分に該当しない |
- |
- | - | UNRTDGにおいてUN 1021 クラス2.2 (非引火性非毒性高圧ガス) に分類されているが、副次危険性としてクラス5.1がついていないため、区分外とした。 | 平成28年度(2016年度) | ガイダンスVer.1.1 (GHS 4版, JIS Z7252:2014) |
5 | 高圧ガス | 低圧液化ガス |
警告 |
H280 | P410+P403 | GHSの定義によるガスであり、臨界温度が122.2℃ (HSDB (Access on October 2016)) であることから、低圧液化ガスに該当する。 | 平成28年度(2016年度) | ガイダンスVer.1.1 (GHS 4版, JIS Z7252:2014) |
6 | 引火性液体 | 区分に該当しない(分類対象外) |
- |
- | - | GHSの定義におけるガスである。 | 平成28年度(2016年度) | ガイダンスVer.1.1 (GHS 4版, JIS Z7252:2014) |
7 | 可燃性固体 | 区分に該当しない(分類対象外) |
- |
- | - | GHSの定義におけるガスである。 | 平成28年度(2016年度) | ガイダンスVer.1.1 (GHS 4版, JIS Z7252:2014) |
8 | 自己反応性化学品 | 区分に該当しない(分類対象外) |
- |
- | - | GHSの定義におけるガスである。 | 平成28年度(2016年度) | ガイダンスVer.1.1 (GHS 4版, JIS Z7252:2014) |
9 | 自然発火性液体 | 区分に該当しない(分類対象外) |
- |
- | - | GHSの定義におけるガスである。 | 平成28年度(2016年度) | ガイダンスVer.1.1 (GHS 4版, JIS Z7252:2014) |
10 | 自然発火性固体 | 区分に該当しない(分類対象外) |
- |
- | - | GHSの定義におけるガスである。 | 平成28年度(2016年度) | ガイダンスVer.1.1 (GHS 4版, JIS Z7252:2014) |
11 | 自己発熱性化学品 | 区分に該当しない(分類対象外) |
- |
- | - | GHSの定義におけるガスである。 | 平成28年度(2016年度) | ガイダンスVer.1.1 (GHS 4版, JIS Z7252:2014) |
12 | 水反応可燃性化学品 | 区分に該当しない(分類対象外) |
- |
- | - | GHSの定義におけるガスである。 | 平成28年度(2016年度) | ガイダンスVer.1.1 (GHS 4版, JIS Z7252:2014) |
13 | 酸化性液体 | 区分に該当しない(分類対象外) |
- |
- | - | GHSの定義におけるガスである。 | 平成28年度(2016年度) | ガイダンスVer.1.1 (GHS 4版, JIS Z7252:2014) |
14 | 酸化性固体 | 区分に該当しない(分類対象外) |
- |
- | - | GHSの定義におけるガスである。 | 平成28年度(2016年度) | ガイダンスVer.1.1 (GHS 4版, JIS Z7252:2014) |
15 | 有機過酸化物 | 区分に該当しない(分類対象外) |
- |
- | - | GHSの定義におけるガスである。 | 平成28年度(2016年度) | ガイダンスVer.1.1 (GHS 4版, JIS Z7252:2014) |
16 | 金属腐食性化学品 | 分類できない |
- |
- | - | ガス状の物質に適した試験方法が確立していない。 | 平成28年度(2016年度) | ガイダンスVer.1.1 (GHS 4版, JIS Z7252:2014) |
17 | 鈍性化爆発物 | - |
- |
- | - | - | - | - |
危険有害性項目 | 分類結果 | 絵表示 注意喚起語 |
危険有害性情報 (Hコード) |
注意書き (Pコード) |
分類根拠・問題点 | 分類実施年度 | 分類ガイダンス等 | |
---|---|---|---|---|---|---|---|---|
1 | 急性毒性(経口) | 区分に該当しない(分類対象外) |
- |
- | - | GHSの定義におけるガスである。 | 平成28年度(2016年度) | ガイダンスVer.1.1 (GHS 4版, JIS Z7252:2014) |
1 | 急性毒性(経皮) | 区分に該当しない(分類対象外) |
- |
- | - | GHSの定義におけるガスである。 | 平成28年度(2016年度) | ガイダンスVer.1.1 (GHS 4版, JIS Z7252:2014) |
1 | 急性毒性(吸入:ガス) | 区分に該当しない |
- |
- | - | ラットのLC50値 (4時間) として、約 230,000~300,000 ppm (約 1,274,049~1,671,847 mg/m3) (SIDS (2006)、ECETOC JACC (2004)、PATTY (6th, 2012)) の報告に基づき、区分外とした。ガイダンスの改訂に伴い、区分を見直した。 | 平成28年度(2016年度) | ガイダンスVer.1.1 (GHS 4版, JIS Z7252:2014) |
1 | 急性毒性(吸入:蒸気) | 区分に該当しない(分類対象外) |
- |
- | - | GHSの定義におけるガスである。 | 平成28年度(2016年度) | ガイダンスVer.1.1 (GHS 4版, JIS Z7252:2014) |
1 | 急性毒性(吸入:粉塵、ミスト) | 区分に該当しない(分類対象外) |
- |
- | - | GHSの定義におけるガスである。 | 平成28年度(2016年度) | ガイダンスVer.1.1 (GHS 4版, JIS Z7252:2014) |
2 | 皮膚腐食性/刺激性 | 分類できない |
- |
- | - | データ不足のため分類できない。 | 平成28年度(2016年度) | ガイダンスVer.1.1 (GHS 4版, JIS Z7252:2014) |
3 | 眼に対する重篤な損傷性/眼刺激性 | 分類できない |
- |
- | - | データ不足のため分類できない。 | 平成28年度(2016年度) | ガイダンスVer.1.1 (GHS 4版, JIS Z7252:2014) |
4 | 呼吸器感作性 | 分類できない |
- |
- | - | データ不足のため分類できない。 | 平成28年度(2016年度) | ガイダンスVer.1.1 (GHS 4版, JIS Z7252:2014) |
4 | 皮膚感作性 | 分類できない |
- |
- | - | データ不足のため分類できない。 | 平成28年度(2016年度) | ガイダンスVer.1.1 (GHS 4版, JIS Z7252:2014) |
5 | 生殖細胞変異原性 | 分類できない |
- |
- | - | ガイダンスの改訂により区分外が選択できなくなったため、分類できないとした。すなわち、in vivoでは、マウスの骨髄細胞を用いた小核試験で陰性 (SIDS (2006)、PATTY (6th, 2012)、ECETOC JACC (2004))、in vitroでは、細菌の復帰突然変異試験、哺乳類培養細胞の染色体異常試験で陰性である (SIDS (2006)、PATTY (6th, 2012)、ECETOC JACC (2004)、EHC 139 (1992))。 | 平成28年度(2016年度) | ガイダンスVer.1.1 (GHS 4版, JIS Z7252:2014) |
6 | 発がん性 | 分類できない |
- |
- | - | ラットに本物質を50,000 ppm (279,000 mg/m3) までの濃度で2年間吸入ばく露した発がん性試験において、被験物質投与による腫瘍発生の増加は認められなかった (SIDS (2006)、ECETOC JACC (2004)、PATTY (6th, 2012)) との報告があるが、実験動物1種のみの陰性結果では区分外とできず、本項はデータ不足のため分類できない。 | 平成28年度(2016年度) | ガイダンスVer.1.1 (GHS 4版, JIS Z7252:2014) |
7 | 生殖毒性 | 分類できない |
- |
- | - | 妊娠ラット及び妊娠ウサギの器官形成期 (ラット: 妊娠6~15日、ウサギ: 妊娠6~18日) に吸入ばく露した発生毒性試験において、両種ともに母動物毒性 (ラットで体重増加抑制、摂餌量減少、聴覚刺激反応の低下、ウサギで摂餌量減少、活動性低下) がみられた50,000 ppm (279,000 mg/m3) の濃度まで、胎児に対する発生影響は認められなかった (ECETOC JACC (2004)、SIDS (2006)、PATTY (6th, 2012))。しかし、生殖能・性機能への影響に関する情報がなく、本項はデータ不足のため分類できない。 | 平成28年度(2016年度) | ガイダンスVer.1.1 (GHS 4版, JIS Z7252:2014) |
8 | 特定標的臓器毒性(単回暴露) | 区分3 (麻酔作用) |
警告 |
H336 | P304+P340 P403+P233 P261 P271 P312 P405 P501 |
本物質のヒトでの単回ばく露のデータはない。実験動物ではラットの4時間単回吸入ばく露試験で、聴覚性驚愕反射の低下、腹臥、嗜眠、協調運動抑制が認められたが、これらの麻酔作用はばく露終了後、短時間で消失したとの報告がある (PATTY (6th, 2012)、SIDS (2006)、ECETOC JACC (2004)、EHC 139 (1992))。以上より区分3 (麻酔作用) とした。 なお、イヌに区分2超の26,000 ppm 以上の濃度の本物質を5分間の単回吸入ばく露後にアドレナリン0.008 mg/kgを静脈内投与し、更に本物質のばく露を5分間続けると、アドレナリンに対する心臓の感受性の上昇が誘導されたとの報告がある (PATTY (6th, 2012)、SIDS (2006)、ECETOC JACC (2004)、EHC 139 (1992))。 |
平成28年度(2016年度) | ガイダンスVer.1.1 (GHS 4版, JIS Z7252:2014) |
9 | 特定標的臓器毒性(反復暴露) | 区分に該当しない |
- |
- | - | ヒトについては、本物質及びHCFC123の混合物の職業ばく露の疫学調査で肝臓の傷害の報告があるが、動物実験の結果から肝臓毒性のあるHCFC123によるものであろうとの報告がある (SIDS (2006))。 実験動物では、ラット、マウスを用いた吸入経路での複数の反復投与毒性試験 (4週間、90日、24ヵ月) において、GHS分類根拠となる毒性影響の報告はなく、NOAELも5,000~50,000 ppmと非常に高濃度であった (SIDS (2006)、ECETOC JACC (2004))。 したがって、区分外とした。 |
平成28年度(2016年度) | ガイダンスVer.1.1 (GHS 4版, JIS Z7252:2014) |
10 | 誤えん有害性 | 区分に該当しない(分類対象外) |
- |
- | - | GHSの定義におけるガスである。 | 平成28年度(2016年度) | ガイダンスVer.1.1 (GHS 4版, JIS Z7252:2014) |
危険有害性項目 | 分類結果 | 絵表示 注意喚起語 |
危険有害性情報 (Hコード) |
注意書き (Pコード) |
分類根拠・問題点 | 分類実施年度 | 分類ガイダンス等 | |
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11 | 水生環境有害性 短期(急性) | 分類できない |
- |
- | - | 適切なデータが得られておらず、分類できない。 | 平成28年度(2016年度) | ガイダンスVer.1.1 (GHS 4版, JIS Z7252:2014) |
11 | 水生環境有害性 長期(慢性) | 分類できない |
- |
- | - | 適切なデータが得られておらず、分類できない。 | 平成28年度(2016年度) | ガイダンスVer.1.1 (GHS 4版, JIS Z7252:2014) |
12 | オゾン層への有害性 | 区分1 |
警告 |
H420 | P502 | モントリオール議定書の附属書に列記された物質であるため | 平成28年度(2016年度) | ガイダンスVer.1.1 (GHS 4版, JIS Z7252:2014) |
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