NITE統合版 政府によるGHS分類結果

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一般情報
 
項目 情報
CAS登録番号 303-34-4
名称 ラシオカルピン
物質ID m-nite-303-34-4_v1
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関連情報
項目 情報
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物理化学的危険性
危険有害性項目 分類結果 絵表示
注意喚起語
危険有害性情報
(Hコード)
注意書き
(Pコード)
分類根拠・問題点 分類実施年度 分類ガイダンス等
1 爆発物 区分に該当しない(分類対象外)
-
-
- - 爆発性に関する原子団を含まない。 平成19年度(2007年度) マニュアル(H18.2.10 版)/技術上の指針(H17.12.6版)(GHS 初版)
2 可燃性ガス 区分に該当しない(分類対象外)
-
-
- - GHSの定義における固体である。 平成19年度(2007年度) マニュアル(H18.2.10 版)/技術上の指針(H17.12.6版)(GHS 初版)
3 エアゾール 区分に該当しない(分類対象外)
-
-
- - エアゾール製品でない。 平成19年度(2007年度) マニュアル(H18.2.10 版)/技術上の指針(H17.12.6版)(GHS 初版)
4 酸化性ガス 区分に該当しない(分類対象外)
-
-
- - GHSの定義における固体である。 平成19年度(2007年度) マニュアル(H18.2.10 版)/技術上の指針(H17.12.6版)(GHS 初版)
5 高圧ガス 区分に該当しない(分類対象外)
-
-
- - GHSの定義における固体である。 平成19年度(2007年度) マニュアル(H18.2.10 版)/技術上の指針(H17.12.6版)(GHS 初版)
6 引火性液体 区分に該当しない(分類対象外)
-
-
- - GHSの定義における固体である。 平成19年度(2007年度) マニュアル(H18.2.10 版)/技術上の指針(H17.12.6版)(GHS 初版)
7 可燃性固体 分類できない
-
-
- - データなし。 平成19年度(2007年度) マニュアル(H18.2.10 版)/技術上の指針(H17.12.6版)(GHS 初版)
8 自己反応性化学品 分類できない
-
-
- - 爆発性に関する原子団を含まず、自己反応性原子団(C=C)を含むが、試験データがなく、分類できない。 平成19年度(2007年度) マニュアル(H18.2.10 版)/技術上の指針(H17.12.6版)(GHS 初版)
9 自然発火性液体 区分に該当しない(分類対象外)
-
-
- - GHSの定義における固体である。 平成19年度(2007年度) マニュアル(H18.2.10 版)/技術上の指針(H17.12.6版)(GHS 初版)
10 自然発火性固体 分類できない
-
-
- - データなし。 平成19年度(2007年度) マニュアル(H18.2.10 版)/技術上の指針(H17.12.6版)(GHS 初版)
11 自己発熱性化学品 分類できない
-
-
- - データなし。 平成19年度(2007年度) マニュアル(H18.2.10 版)/技術上の指針(H17.12.6版)(GHS 初版)
12 水反応可燃性化学品 区分に該当しない(分類対象外)
-
-
- - 金属または半金属(B, Si, P, Ge, As, Se, Sn, Sb, Te, Bi, Po, At)を含まない。 平成19年度(2007年度) マニュアル(H18.2.10 版)/技術上の指針(H17.12.6版)(GHS 初版)
13 酸化性液体 区分に該当しない(分類対象外)
-
-
- - GHSの定義における固体である。 平成19年度(2007年度) マニュアル(H18.2.10 版)/技術上の指針(H17.12.6版)(GHS 初版)
14 酸化性固体 区分に該当しない(分類対象外)
-
-
- - フッ素および塩素を含まず、酸素を含む有機化合物であるが、この酸素が炭素、水素以外の元素と化学結合していない。 平成19年度(2007年度) マニュアル(H18.2.10 版)/技術上の指針(H17.12.6版)(GHS 初版)
15 有機過酸化物 区分に該当しない(分類対象外)
-
-
- - -O-O-構造を含まない有機化合物である。 平成19年度(2007年度) マニュアル(H18.2.10 版)/技術上の指針(H17.12.6版)(GHS 初版)
16 金属腐食性化学品 分類できない
-
-
- - データなし。 平成19年度(2007年度) マニュアル(H18.2.10 版)/技術上の指針(H17.12.6版)(GHS 初版)
17 鈍性化爆発物 -
-
-
- - - - -

健康に対する有害性
危険有害性項目 分類結果 絵表示
注意喚起語
危険有害性情報
(Hコード)
注意書き
(Pコード)
分類根拠・問題点 分類実施年度 分類ガイダンス等
1 急性毒性(経口) 区分3


危険
H301 P301+P310
P264
P270
P321
P330
P405
P501
ラットでLD50 = 110 mg/kg(RTECS, Access on Sep. 2007)から区分3とした。 平成19年度(2007年度) マニュアル(H18.2.10 版)/技術上の指針(H17.12.6版)(GHS 初版)
1 急性毒性(経皮) 分類できない
-
-
- - データなし。 平成19年度(2007年度) マニュアル(H18.2.10 版)/技術上の指針(H17.12.6版)(GHS 初版)
1 急性毒性(吸入:ガス) 区分に該当しない(分類対象外)
-
-
- - GHSの定義による固体であり、分類対象外とした。 平成19年度(2007年度) マニュアル(H18.2.10 版)/技術上の指針(H17.12.6版)(GHS 初版)
1 急性毒性(吸入:蒸気) 分類できない
-
-
- - データなし。 平成19年度(2007年度) マニュアル(H18.2.10 版)/技術上の指針(H17.12.6版)(GHS 初版)
1 急性毒性(吸入:粉塵、ミスト) 分類できない
-
-
- - データなし。 平成19年度(2007年度) マニュアル(H18.2.10 版)/技術上の指針(H17.12.6版)(GHS 初版)
2 皮膚腐食性/刺激性 分類できない
-
-
- - データなし。 平成19年度(2007年度) マニュアル(H18.2.10 版)/技術上の指針(H17.12.6版)(GHS 初版)
3 眼に対する重篤な損傷性/眼刺激性 分類できない
-
-
- - データなし。 平成19年度(2007年度) マニュアル(H18.2.10 版)/技術上の指針(H17.12.6版)(GHS 初版)
4 呼吸器感作性 分類できない
-
-
- - データなし。 平成19年度(2007年度) マニュアル(H18.2.10 版)/技術上の指針(H17.12.6版)(GHS 初版)
4 皮膚感作性 分類できない
-
-
- - データなし。 平成19年度(2007年度) マニュアル(H18.2.10 版)/技術上の指針(H17.12.6版)(GHS 初版)
5 生殖細胞変異原性 区分2


警告
H341 P308+P313
P201
P202
P280
P405
P501
Ames試験、in vitro哺乳類細胞の染色体異常試験および遺伝子突然変異試験での陽性知見、ならびに標準的な試験ではないが、マウス胎児を用いた小核試験での陽性知見(IARC 10, 1976; EHC 80, 1988; NTP DB, Access on Sep. 2007)から区分2とした。 平成19年度(2007年度) マニュアル(H18.2.10 版)/技術上の指針(H17.12.6版)(GHS 初版)
6 発がん性 区分2


警告
H351 P308+P313
P201
P202
P280
P405
P501
IARC S7(1987)がグループ2Bに分類していることから、区分2とした。 平成19年度(2007年度) マニュアル(H18.2.10 版)/技術上の指針(H17.12.6版)(GHS 初版)
7 生殖毒性 分類できない
-
-
- - データ不足により分類できない。なお、EHC 80(1988)の「ラシオカルピン35 mg/kgを妊娠13、17日目のラットに腹腔内投与したところ、胎児の肝臓に壊死がみられたが、母動物の肝臓には影響がなかった」とする記述があるが、試験設計が特殊であり、分類に用いることはできないと判断した。 平成19年度(2007年度) マニュアル(H18.2.10 版)/技術上の指針(H17.12.6版)(GHS 初版)
8 特定標的臓器毒性(単回暴露) 区分1(肝臓、血液系)


危険
H370 P308+P311
P260
P264
P270
P321
P405
P501
実験動物については、「幼若ラットにラシオカルピン120 mg/kgを単回強制経口投与した実験で、投与18日後までに剖検したラットの肝臓に変化はみられなかったが、19~123日後に剖検を行ったラットの34/49に遅発性肝傷害がみられ、巨赤血球増多症を呈した」(EHC 80, 1988)との記述があることから、肝臓、血液系が標的臓器と考えられた。なお、実験動物に対する影響は、区分1に相当するガイダンス値の範囲でみられた。以上より、分類は区分1(肝臓、血液系)とした。 平成19年度(2007年度) マニュアル(H18.2.10 版)/技術上の指針(H17.12.6版)(GHS 初版)
9 特定標的臓器毒性(反復暴露) 分類できない
-
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- - データなし。 平成19年度(2007年度) マニュアル(H18.2.10 版)/技術上の指針(H17.12.6版)(GHS 初版)
10 誤えん有害性 分類できない
-
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- - データなし。 平成19年度(2007年度) マニュアル(H18.2.10 版)/技術上の指針(H17.12.6版)(GHS 初版)

環境に対する有害性
危険有害性項目 分類結果 絵表示
注意喚起語
危険有害性情報
(Hコード)
注意書き
(Pコード)
分類根拠・問題点 分類実施年度 分類ガイダンス等
11 水生環境有害性 短期(急性) 分類できない
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- - データなし。 平成19年度(2007年度) マニュアル(H18.2.10 版)/技術上の指針(H17.12.6版)(GHS 初版)
11 水生環境有害性 長期(慢性) 分類できない
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- - データなし。 平成19年度(2007年度) マニュアル(H18.2.10 版)/技術上の指針(H17.12.6版)(GHS 初版)
12 オゾン層への有害性 -
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分類結果の利用に関する注意事項:
  • 政府によるGHS分類結果は、事業者がラベルやSDSを作成する際の参考として公表しています。同じ内容を日本国内向けのラベルやSDSに記載しなければならないという義務はありません。
  • 本分類結果は、GHSに基づくラベルやSDSを作成する際に自由に引用又は複写していただけます。ただし、本分類結果の引用又は複写により作成されたラベルやSDSに対する責任は、ラベルやSDSの作成者にあることにご留意ください。
  • 本GHS分類は、分類ガイダンス等に記載された情報源と分類・判定の指針に基づき行っています。他の文献や試験結果等を根拠として使用すること、また、ラベルやSDSに本分類結果と異なる内容を記載することを妨げるものではありません。
  • 「危険有害性情報」欄及び「注意書き」欄のコードにマウスカーソルを重ねると、対応する文言が表示されます。Excel fileでは、コード及び文言が記載されています。
  • 「分類結果」欄の空欄又は「- 」(ハイフン)は、その年度に当該危険有害性項目の分類が実施されなかったことを意味します。

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