項目 | 情報 |
---|---|
CAS登録番号 | 3228-02-2 |
名称 | 4-イソプロピル-3-メチルフェノール |
物質ID | m-nite-3228-02-2_v1 |
Excelファイルのダウンロード | Excel file |
項目 | 情報 |
---|---|
分類ガイダンス等(外部リンク) | ガイダンス一覧へ |
国連GHS文書(外部リンク) | 国連GHS文書へ |
FAQ(よくある問い合わせ) | よくある問い合わせへ |
情報源のリスト(Excelファイル) | 情報源のリストへ |
用語のリスト(Excelファイル) | 用語のリストへ |
厚生労働省モデルラベル(外部リンク) | |
厚生労働省モデルSDS(外部リンク) | |
OECD/eChemPortal(外部リンク) | eChemPortalへ |
危険有害性項目 | 分類結果 | 絵表示 注意喚起語 |
危険有害性情報 (Hコード) |
注意書き (Pコード) |
分類根拠・問題点 | 分類実施年度 | 分類ガイダンス等 | |
---|---|---|---|---|---|---|---|---|
1 | 爆発物 | 区分に該当しない(分類対象外) |
- |
- | - | 爆発性に関連する原子団を含んでいない。 | 令和2年度(2020年度) | ガイダンスVer.2.0 (GHS 6版, JIS Z7252:2019) |
2 | 可燃性ガス | 区分に該当しない(分類対象外) |
- |
- | - | GHSの定義における固体である。 | 令和2年度(2020年度) | ガイダンスVer.2.0 (GHS 6版, JIS Z7252:2019) |
3 | エアゾール | 区分に該当しない(分類対象外) |
- |
- | - | エアゾール製品でない。 | 令和2年度(2020年度) | ガイダンスVer.2.0 (GHS 6版, JIS Z7252:2019) |
4 | 酸化性ガス | 区分に該当しない(分類対象外) |
- |
- | - | GHSの定義における固体である。 | 令和2年度(2020年度) | ガイダンスVer.2.0 (GHS 6版, JIS Z7252:2019) |
5 | 高圧ガス | 区分に該当しない(分類対象外) |
- |
- | - | GHSの定義における固体である。 | 令和2年度(2020年度) | ガイダンスVer.2.0 (GHS 6版, JIS Z7252:2019) |
6 | 引火性液体 | 区分に該当しない(分類対象外) |
- |
- | - | GHSの定義における固体である。 | 令和2年度(2020年度) | ガイダンスVer.2.0 (GHS 6版, JIS Z7252:2019) |
7 | 可燃性固体 | 分類できない |
- |
- | - | データがなく分類できない。 | 令和2年度(2020年度) | ガイダンスVer.2.0 (GHS 6版, JIS Z7252:2019) |
8 | 自己反応性化学品 | 区分に該当しない(分類対象外) |
- |
- | - | 分子内に爆発性、自己反応性に関連する原子団を含んでいない。 | 令和2年度(2020年度) | ガイダンスVer.2.0 (GHS 6版, JIS Z7252:2019) |
9 | 自然発火性液体 | 区分に該当しない(分類対象外) |
- |
- | - | GHSの定義における固体である。 | 令和2年度(2020年度) | ガイダンスVer.2.0 (GHS 6版, JIS Z7252:2019) |
10 | 自然発火性固体 | 分類できない |
- |
- | - | データがなく分類できない。 | 令和2年度(2020年度) | ガイダンスVer.2.0 (GHS 6版, JIS Z7252:2019) |
11 | 自己発熱性化学品 | 分類できない |
- |
- | - | 融点が140℃以下の固体状の物質に適した試験方法が確立していない。 | 令和2年度(2020年度) | ガイダンスVer.2.0 (GHS 6版, JIS Z7252:2019) |
12 | 水反応可燃性化学品 | 区分に該当しない(分類対象外) |
- |
- | - | 金属及び半金属(B,Si,P,Ge,As,Se,Sn,Sb,Te,Bi,Po,At)を含んでいない。 | 令和2年度(2020年度) | ガイダンスVer.2.0 (GHS 6版, JIS Z7252:2019) |
13 | 酸化性液体 | 区分に該当しない(分類対象外) |
- |
- | - | GHSの定義における固体である。 | 令和2年度(2020年度) | ガイダンスVer.2.0 (GHS 6版, JIS Z7252:2019) |
14 | 酸化性固体 | 区分に該当しない(分類対象外) |
- |
- | - | フッ素及び塩素を含まず、酸素を含む有機化合物であるが、この酸素が炭素、水素以外の元素と化学結合していない。 | 令和2年度(2020年度) | ガイダンスVer.2.0 (GHS 6版, JIS Z7252:2019) |
15 | 有機過酸化物 | 区分に該当しない(分類対象外) |
- |
- | - | 分子内に-O-O-構造を有していない有機化合物である。 | 令和2年度(2020年度) | ガイダンスVer.2.0 (GHS 6版, JIS Z7252:2019) |
16 | 金属腐食性化学品 | 分類できない |
- |
- | - | 固体状の物質に適した試験方法が確立していない。 | 令和2年度(2020年度) | ガイダンスVer.2.0 (GHS 6版, JIS Z7252:2019) |
17 | 鈍性化爆発物 | 区分に該当しない(分類対象外) |
- |
- | - | 爆発性に関連する原子団を含んでいない。 | 令和2年度(2020年度) | ガイダンスVer.2.0 (GHS 6版, JIS Z7252:2019) |
危険有害性項目 | 分類結果 | 絵表示 注意喚起語 |
危険有害性情報 (Hコード) |
注意書き (Pコード) |
分類根拠・問題点 | 分類実施年度 | 分類ガイダンス等 | |
---|---|---|---|---|---|---|---|---|
1 | 急性毒性(経口) | 区分に該当しない |
- |
- | - | 【分類根拠】 (1)、(2)より、区分に該当しない。 【根拠データ】 (1)マウスのLD50:> 2,200 mg/kg(NICNAS IMAP (2016)、REACH登録情報(Accessed May 2020)) (2)マウス(雄)のLD50:6,280 mg/kg(NICNAS IMAP (2016)、REACH登録情報 (Accessed May 2020)) |
令和2年度(2020年度) | ガイダンスVer.2.0 (GHS 6版, JIS Z7252:2019) |
1 | 急性毒性(経皮) | 区分に該当しない |
- |
- | - | 【分類根拠】 (1)より、区分に該当しない。 【根拠データ】 (1)ラットのLD50(OECD TG402、GLP):> 2,000 mg/kg(NICNAS IMAP (2016)、REACH登録情報 (Accessed May 2020)) |
令和2年度(2020年度) | ガイダンスVer.2.0 (GHS 6版, JIS Z7252:2019) |
1 | 急性毒性(吸入:ガス) | 区分に該当しない |
- |
- | - | 【分類根拠】 GHSの定義における固体であり、区分に該当しない。 |
令和2年度(2020年度) | ガイダンスVer.2.0 (GHS 6版, JIS Z7252:2019) |
1 | 急性毒性(吸入:蒸気) | 分類できない |
- |
- | - | 【分類根拠】 データ不足のため分類できない。 |
令和2年度(2020年度) | ガイダンスVer.2.0 (GHS 6版, JIS Z7252:2019) |
1 | 急性毒性(吸入:粉塵、ミスト) | 分類できない |
- |
- | - | 【分類根拠】 (1)より、区分4の範囲である1.41 mg/Lで死亡例はみられていないが、区分4の上限付近の用量での用量設定が技術的に困難であり、当該用量における影響が不明であることから、分類できない。 【根拠データ】 (1)ラットのLC50(4時間)(OECD TG403、GLP):> 1.41 mg/L(達成可能な最大供試空気濃度、実測値)(NICNAS IMAP (2016)、REACH登録情報 (Accessed May 2020))。 |
令和2年度(2020年度) | ガイダンスVer.2.0 (GHS 6版, JIS Z7252:2019) |
2 | 皮膚腐食性/刺激性 | 区分に該当しない |
- |
- | - | 【分類根拠】 (1)より、区分に該当しない。 【根拠データ】 (1)ウサギ(n=3)を用いた皮膚刺激性試験(OECD TG 404、GLP、半閉塞、4時間適用、72時間観察)において、皮膚刺激性はみられなかった(紅斑・痂皮スコア:0/0/0、浮腫スコア:0/0/0)との報告がある(NICNAS IMAP (2016)、REACH登録情報 (Accessed May 2020))。 【参考データ等】 (2)ウサギ(n=8)を用いた皮膚刺激性試験(半閉塞、4時間適用、72時間観察)において、0.1%溶液及び1%溶液を適用した有傷皮膚群(4例)及び無傷皮膚群(4例)でいずれも紅斑・浮腫はみられなかったとの報告がある(NICNAS IMAP (2016))。 |
令和2年度(2020年度) | ガイダンスVer.2.0 (GHS 6版, JIS Z7252:2019) |
3 | 眼に対する重篤な損傷性/眼刺激性 | 区分1 |
危険 |
H318 | P305+P351+P338 P280 P310 |
【分類根拠】 (1)より、区分1とした。 【根拠データ】 (1)In vitro 眼刺激性試験(OECD TG 437)において、本物質処置群(n=3、本物質20%溶液(生理食塩水)、2時間適用)、陰性対照群(n=3、生理食塩水、2時間適用)及び陽性対照群(n=3、イミダゾール20%溶液(生理食塩水)、2時間適用)の各群のin vitro 刺激性スコア(IVIS)はそれぞれ46.9、2.3及び95.3であった。区分1のIVISのカットオフ値は >55であるが、本物質処置群の2標本で処理中に角膜の上部混濁層が剥離して混濁度が低下したと考えられたこと、剥離しなかった1標本では角膜の混濁度が有意に高かったことから、2標本の剥離がそれほど重度でなければ全体的なIVISはより高値を示したことは明らかであり、本物質は眼に重度の損傷を生じさせると判定されたとの報告がある(NICNAS IMAP (2016)、REACH登録情報 (Accessed May 2020))。 |
令和2年度(2020年度) | ガイダンスVer.2.0 (GHS 6版, JIS Z7252:2019) |
4 | 呼吸器感作性 | 分類できない |
- |
- | - | 【分類根拠】 データ不足のため分類できない。 |
令和2年度(2020年度) | ガイダンスVer.2.0 (GHS 6版, JIS Z7252:2019) |
4 | 皮膚感作性 | 区分に該当しない |
- |
- | - | 【分類根拠】 (1)、(2)より、区分に該当しない。 【根拠データ】 (1)27名に対するMaximisation試験(皮内投与:1%溶液)において、誘導前にSLS溶液適用部では低レベルの刺激反応がみられたが、SLS非適用部では刺激反応はみられず、皮膚感作性はみられなかったとの報告がある(NICNAS IMAP (2016))。 (2)マウス(n=5)を用いた局所リンパ節試験(LLNA)(OECD TG 429)において、刺激指数(SI値)は1.54(10%)、0.87(25%)、2.64(50%)、EC3値は決定できず、皮膚刺激性はみられなかったとの報告がある(NICNAS IMAP (2016)、REACH登録情報 (Accessed May 2020))。 |
令和2年度(2020年度) | ガイダンスVer.2.0 (GHS 6版, JIS Z7252:2019) |
5 | 生殖細胞変異原性 | 区分に該当しない |
- |
- | - | 【分類根拠】 (1)~(4)のデータに基づき、区分に該当しない。 【根拠データ】 (1)細菌を用いた復帰突然変異試験(OECD TG 471)において陰性の報告がある(NICNAS IMAP(2016))。 (2)ほ乳類培養細胞を用いた遺伝子突然変異試験(OECD TG 476, MLA)において陰性の報告がある(NICNAS IMAP(2016))。 (3)培養ヒトリンパ球を用いた染色体異常試験(OECD TG 473,GLP)において代謝活性化系非存在下の連続処理で陽性(短時間処理では代謝活性化系の有無にかかわらず陰性)の報告がある(NICNAS IMAP(2016))。 (4)培養ヒトリンパ球を用いた小核試験(OECD TG 487, GLP)において代謝活性化系非存在下の連続処理で陰性の報告がある(REACH登録情報(2014))。 |
令和2年度(2020年度) | ガイダンスVer.2.0 (GHS 6版, JIS Z7252:2019) |
6 | 発がん性 | 分類できない |
- |
- | - | 【分類根拠】 データ不足のため分類できない。 |
令和2年度(2020年度) | ガイダンスVer.2.0 (GHS 6版, JIS Z7252:2019) |
7 | 生殖毒性 | 区分2 |
警告 |
H361 | P308+P313 P201 P202 P280 P405 P501 |
【分類根拠】 (1)より、区分2とした。 【根拠データ】 (1)ラットを用いた混餌投与による反復投与毒性試験と生殖発生毒性スクリーニング試験の併合試験(OECD TG422、GLP、交配2週間前から少なくとも5週間(雄)、交配2週間前から交配・妊娠期間中及び哺育6日まで(雌))において、15,000 ppmで親動物に体重・摂餌量低値(雌雄)、心臓・卵巣重量減少(雌)、着床数及び平均同腹児数の低値、児動物に体重増加抑制がみられたとの報告がある(NICNAS IMAP (2016)、REACH登録情報 (Accessed May 2020))。 |
令和2年度(2020年度) | ガイダンスVer.2.0 (GHS 6版, JIS Z7252:2019) |
8 | 特定標的臓器毒性(単回暴露) | 区分に該当しない |
- |
- | - | 【分類根拠】 (1)、(2)より区分に該当しない。 【根拠データ】 (1)ラットを用いた単回吸入(粉塵)ばく露試験(OECD TG403、GLP)において、1.41 mg/L(区分2の範囲)で呼吸数の増加、猫背姿勢、立毛、数例に眼及び/又は鼻周囲の赤色ないし褐色の汚れが見られたとの報告がある(NICNAS IMAP (2016)、REACH登録情報 Accessed May 2020))。 (2)マウスを用いた単回経口投与及び単回経皮ばく露試験からは、分類根拠とすべき所見は見られなかった(NICNAS IMAP (2016)、REACH登録情報 (Accessed May 2020))。 |
令和2年度(2020年度) | ガイダンスVer.2.0 (GHS 6版, JIS Z7252:2019) |
9 | 特定標的臓器毒性(反復暴露) | 分類できない |
- |
- | - | 【分類根拠】 (1)、(2)より、経口経路では区分に該当しないと考えられるが、吸入経路での毒性情報がなく、データ不足のため分類できない。 【根拠データ】 (1)ラットを用いた混餌投与による反復投与毒性試験と生殖発生毒性スクリーニング試験の併合試験(OECD TG 422, GLP)(雄:交配2週間前から少なくとも5週間、雌:交配2週間前から交配・妊娠期間中及び哺育6日まで)において、15000 ppm(約1,000 mg/kg/day、90日換算値:750 mg/kg/day、区分に該当しない範囲)で餌の嗜好性による一過性の体重・摂餌量低値(雌雄)、胸腺退縮(雌)がみられたとの報告がある(NICNAS IMAP (2016)、REACH登録情報(Accessed May 2020))。 (2)ラットを用いた90日間混餌した試験において、2000 mg/kg/day(区分に該当しない範囲)で体重の低値、自発運動の減少・嗜眠(初期15日間)がみられたとの報告がある(NICNAS IMAP (2016)、REACH登録情報(Accessed May 2020))。 |
令和2年度(2020年度) | ガイダンスVer.2.0 (GHS 6版, JIS Z7252:2019) |
10 | 誤えん有害性 | 分類できない |
- |
- | - | 【分類根拠】 データ不足のため分類できない。 |
令和2年度(2020年度) | ガイダンスVer.2.0 (GHS 6版, JIS Z7252:2019) |
危険有害性項目 | 分類結果 | 絵表示 注意喚起語 |
危険有害性情報 (Hコード) |
注意書き (Pコード) |
分類根拠・問題点 | 分類実施年度 | 分類ガイダンス等 | |
---|---|---|---|---|---|---|---|---|
11 | 水生環境有害性 短期(急性) | 区分2 |
- |
H401 | P273 P501 |
甲殻類(オオミジンコ)48時間EC50 = 9.23 mg/L(REACH登録情報, 2021)であることから、区分2とした。 | 令和2年度(2020年度) | ガイダンスVer.2.0 (GHS 6版, JIS Z7252:2019) |
11 | 水生環境有害性 長期(慢性) | 区分2 |
- |
H411 | P273 P391 P501 |
信頼性のある慢性毒性データが得られていない。急速分解性がなく(BIOWIN)、急性毒性は区分2であることから、区分2とした。 | 令和2年度(2020年度) | ガイダンスVer.2.0 (GHS 6版, JIS Z7252:2019) |
12 | オゾン層への有害性 | 分類できない |
- |
- | - | 当該物質はモントリオール議定書の附属書に列記されていないため。 | 令和2年度(2020年度) | ガイダンスVer.2.0 (GHS 6版, JIS Z7252:2019) |
|