項目 | 情報 |
---|---|
CAS登録番号 | 33419-42-0 |
名称 | エトポシド |
物質ID | m-nite-33419-42-0_v1 |
Excelファイルのダウンロード | Excel file |
項目 | 情報 |
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危険有害性項目 | 分類結果 | 絵表示 注意喚起語 |
危険有害性情報 (Hコード) |
注意書き (Pコード) |
分類根拠・問題点 | 分類実施年度 | 分類ガイダンス等 | |
---|---|---|---|---|---|---|---|---|
1 | 爆発物 | 区分に該当しない(分類対象外) |
- |
- | - | 分子内に爆発性に関連する原子団を含まない。 | 平成21年度(2009年度) | ガイダンス(H21.3版) (GHS 2版, JIS Z 7252:2009) |
2 | 可燃性ガス | 区分に該当しない(分類対象外) |
- |
- | - | GHSの定義における固体である。 | 平成21年度(2009年度) | ガイダンス(H21.3版) (GHS 2版, JIS Z 7252:2009) |
3 | エアゾール | 区分に該当しない(分類対象外) |
- |
- | - | エアゾール製品でない。 | 平成21年度(2009年度) | ガイダンス(H21.3版) (GHS 2版, JIS Z 7252:2009) |
4 | 酸化性ガス | 区分に該当しない(分類対象外) |
- |
- | - | GHSの定義における固体である。 | 平成21年度(2009年度) | ガイダンス(H21.3版) (GHS 2版, JIS Z 7252:2009) |
5 | 高圧ガス | 区分に該当しない(分類対象外) |
- |
- | - | GHSの定義における固体である。 | 平成21年度(2009年度) | ガイダンス(H21.3版) (GHS 2版, JIS Z 7252:2009) |
6 | 引火性液体 | 区分に該当しない(分類対象外) |
- |
- | - | GHSの定義における固体である。 | 平成21年度(2009年度) | ガイダンス(H21.3版) (GHS 2版, JIS Z 7252:2009) |
7 | 可燃性固体 | 分類できない |
- |
- | - | データなし。 | 平成21年度(2009年度) | ガイダンス(H21.3版) (GHS 2版, JIS Z 7252:2009) |
8 | 自己反応性化学品 | 区分に該当しない(分類対象外) |
- |
- | - | 分子内に爆発性・自己反応性に関連する原子団を含まない。 | 平成21年度(2009年度) | ガイダンス(H21.3版) (GHS 2版, JIS Z 7252:2009) |
9 | 自然発火性液体 | 区分に該当しない(分類対象外) |
- |
- | - | GHSの定義における固体である。 | 平成21年度(2009年度) | ガイダンス(H21.3版) (GHS 2版, JIS Z 7252:2009) |
10 | 自然発火性固体 | 分類できない |
- |
- | - | データなし。 | 平成21年度(2009年度) | ガイダンス(H21.3版) (GHS 2版, JIS Z 7252:2009) |
11 | 自己発熱性化学品 | 分類できない |
- |
- | - | データなし。 | 平成21年度(2009年度) | ガイダンス(H21.3版) (GHS 2版, JIS Z 7252:2009) |
12 | 水反応可燃性化学品 | 区分に該当しない(分類対象外) |
- |
- | - | 金属または半金属(B, Si, P, Ge, As, Se, Sn, Sb, Te, Bi, Po, At)を含まない。 | 平成21年度(2009年度) | ガイダンス(H21.3版) (GHS 2版, JIS Z 7252:2009) |
13 | 酸化性液体 | 区分に該当しない(分類対象外) |
- |
- | - | GHSの定義における固体である。 | 平成21年度(2009年度) | ガイダンス(H21.3版) (GHS 2版, JIS Z 7252:2009) |
14 | 酸化性固体 | 区分に該当しない(分類対象外) |
- |
- | - | 酸素を含んでいるが、酸素が炭素、水素以外の元素と化学結合していない。 | 平成21年度(2009年度) | ガイダンス(H21.3版) (GHS 2版, JIS Z 7252:2009) |
15 | 有機過酸化物 | 区分に該当しない(分類対象外) |
- |
- | - | -O-O-構造を有していない有機化合物である。 | 平成21年度(2009年度) | ガイダンス(H21.3版) (GHS 2版, JIS Z 7252:2009) |
16 | 金属腐食性化学品 | 分類できない |
- |
- | - | 固体状の物質に適した試験方法が確立していない。 | 平成21年度(2009年度) | ガイダンス(H21.3版) (GHS 2版, JIS Z 7252:2009) |
17 | 鈍性化爆発物 | - |
- |
- | - | - | - | - |
危険有害性項目 | 分類結果 | 絵表示 注意喚起語 |
危険有害性情報 (Hコード) |
注意書き (Pコード) |
分類根拠・問題点 | 分類実施年度 | 分類ガイダンス等 | |
---|---|---|---|---|---|---|---|---|
1 | 急性毒性(経口) | 区分4 |
警告 |
H302 | P301+P312 P264 P270 P330 P501 |
ラットLD50値=(雄)1949、(雌)1784 mg/kg bw(RTECS(2009); KSRNAM Kiso to Rinsho. Clinical Report. Vol 19, 3473, 1985)は区分4に該当する。 |
平成21年度(2009年度) | ガイダンス(H21.3版) (GHS 2版, JIS Z 7252:2009) |
1 | 急性毒性(経皮) | 分類できない |
- |
- | - | データなし。 | 平成21年度(2009年度) | ガイダンス(H21.3版) (GHS 2版, JIS Z 7252:2009) |
1 | 急性毒性(吸入:ガス) | 区分に該当しない(分類対象外) |
- |
- | - | GHSの定義における固体である。 | 平成21年度(2009年度) | ガイダンス(H21.3版) (GHS 2版, JIS Z 7252:2009) |
1 | 急性毒性(吸入:蒸気) | 分類できない |
- |
- | - | データなし。 | 平成21年度(2009年度) | ガイダンス(H21.3版) (GHS 2版, JIS Z 7252:2009) |
1 | 急性毒性(吸入:粉塵、ミスト) | 分類できない |
- |
- | - | データなし。 | 平成21年度(2009年度) | ガイダンス(H21.3版) (GHS 2版, JIS Z 7252:2009) |
2 | 皮膚腐食性/刺激性 | 分類できない |
- |
- | - | データなし。 | 平成21年度(2009年度) | ガイダンス(H21.3版) (GHS 2版, JIS Z 7252:2009) |
3 | 眼に対する重篤な損傷性/眼刺激性 | 分類できない |
- |
- | - | データなし。 | 平成21年度(2009年度) | ガイダンス(H21.3版) (GHS 2版, JIS Z 7252:2009) |
4 | 呼吸器感作性 | 分類できない |
- |
- | - | データなし。 | 平成21年度(2009年度) | ガイダンス(H21.3版) (GHS 2版, JIS Z 7252:2009) |
4 | 皮膚感作性 | 分類できない |
- |
- | - | データなし。 | 平成21年度(2009年度) | ガイダンス(H21.3版) (GHS 2版, JIS Z 7252:2009) |
5 | 生殖細胞変異原性 | 区分1B |
危険 |
H340 | P308+P313 P201 P202 P280 P405 P501 |
ラット、マウス精子細胞を用いる小核試験、マウス分裂中期卵母細胞を用いる染色体異常試験・異数性試験(いずれも腹腔内投与)で陽性(IARC Vol.76(2000))との結果より、区分1Bとした。 なお、in vitro 試験では、Ames試験ではほとんど陰性、培養細胞を用いた染色体異常試験・小核試験では陽性(IARC Vol.76(2000))である。 |
平成21年度(2009年度) | ガイダンス(H21.3版) (GHS 2版, JIS Z 7252:2009) |
6 | 発がん性 | 区分1A |
危険 |
H350 | P308+P313 P201 P202 P280 P405 P501 |
IARCの発がん性グループ分類でGroup 1(IARC Vol.100A(2008))に分類されていることより、区分1Aとした。 なお、抗がん剤としてヒトの治療での症例で、骨髄性白血病の発生が多数報告されている。動物実験ではノックアウトマウスでの試験で、白血病の増加は認められなかったとしている(IARC vol.76(2000))。 |
平成21年度(2009年度) | ガイダンス(H21.3版) (GHS 2版, JIS Z 7252:2009) |
7 | 生殖毒性 | 区分1A、授乳に対するまたは授乳を介した影響に関する追加区分 |
危険 |
H360 H362 |
P308+P313 P201 P202 P260 P263 P264 P270 P280 P405 P501 |
本物質は抗がん剤として使用されており、ヒトの経口投与において、「妊娠性絨毛性疾患のエトポシド経口投与治療をうけた、20人の若い女性および2人の中年女性(50歳以下)の研究において、2~4ヵ月にわたる一時的卵巣不全が若い女性のうちの5人で観察され、2人の中年女性には永久的な卵巣不全があった(IARC Vol.76(2000))」と報告されている。また、「子宮外妊娠の2ケースで流産を誘発するのに用いられた(IARC Vol.76(2000))」との報告もあり、投与量は記されていないものの、明確な生殖毒性・発生毒性が認められるので、区分1Aとした。また、エトポシドの医薬品添付文書に、授乳婦に投与する場合には授乳を中止させること。動物実験(ラット)で乳汁中への移行が報告されているの記述に基づき、授乳に対するまたは授乳を介した影響とした。 |
平成21年度(2009年度) | ガイダンス(H21.3版) (GHS 2版, JIS Z 7252:2009) |
8 | 特定標的臓器毒性(単回暴露) | 区分2(全身毒性) |
警告 |
H371 | P308+P311 P260 P264 P270 P405 P501 |
エトポシドの医薬品添付文書における副作用情報として、骨髄抑制(汎血球減少、白血球減少、好中球減少、血小板減少、出血、貧血等)、アナフィラキシー様症状(チアノーゼ、呼吸困難、胸内苦悶、血圧低下)、発熱、咳嗽、呼吸困難、胸部X線異常、好酸球増多等を伴う間質性肺炎、腎機能、肝機能障害、悪心・嘔吐、食欲不振、口内炎、下痢、腹痛、便秘、発疹、脱毛、紅斑、そう痒、色素沈着、頭痛、しびれ、一過性皮質盲、頻脈、心電図異常、不整脈、血圧低下、電解質の変化、倦怠感、発熱、顔面潮紅、浮腫、血清総蛋白減少、味覚異常が記載されているが、急性影響かどうか不明なため区分2(全身毒性)とした。なお、類縁物質のエトポシド-リン酸塩をイヌに単回で静脈内投与した試験において、白血球減少および血小板減少(IARC Vol.76(2000))が報告されている。 | 平成21年度(2009年度) | ガイダンス(H21.3版) (GHS 2版, JIS Z 7252:2009) |
9 | 特定標的臓器毒性(反復暴露) | 区分1(骨髄、肺、全身毒性) |
危険 |
H372 | P260 P264 P270 P314 P501 |
エトポシドの医薬品添付文書における副作用情報として、重要な副作用として骨髄抑制(汎血球減少、白血球減少、好中球減少、血小板減少、出血、貧血等)、アナフィラキシー様症状(チアノーゼ、呼吸困難、胸内苦悶、血圧低下)、間質性肺炎(発熱、咳嗽、呼吸困難、胸部X線異常、好酸球増多等を伴う間質性肺炎)が述べられていることから区分1(骨髄、肺、全身毒性)とした。その他の副作用として腎機能、肝機能障害、悪心・嘔吐、食欲不振、口内炎、下痢、腹痛、便秘、発疹、脱毛、紅斑、そう痒、色素沈着、頭痛、しびれ、一過性皮質盲、頻脈、心電図異常、不整脈、血圧低下、電解質の変化、倦怠感、発熱、顔面潮紅、浮腫、血清総蛋白減少、味覚異常が記載されている。なお、ヒトの経口投与および静脈内投与において、骨髄抑制・白血球減少・好中球減少(IARC Vol.76(2000))が報告されている。 | 平成21年度(2009年度) | ガイダンス(H21.3版) (GHS 2版, JIS Z 7252:2009) |
10 | 誤えん有害性 | 分類できない |
- |
- | - | データなし。 | 平成21年度(2009年度) | ガイダンス(H21.3版) (GHS 2版, JIS Z 7252:2009) |
危険有害性項目 | 分類結果 | 絵表示 注意喚起語 |
危険有害性情報 (Hコード) |
注意書き (Pコード) |
分類根拠・問題点 | 分類実施年度 | 分類ガイダンス等 | |
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11 | 水生環境有害性 短期(急性) | 分類できない |
- |
- | - | データなし。 | 平成21年度(2009年度) | ガイダンス(H21.3版) (GHS 2版, JIS Z 7252:2009) |
11 | 水生環境有害性 長期(慢性) | 分類できない |
- |
- | - | データなし。 | 平成21年度(2009年度) | ガイダンス(H21.3版) (GHS 2版, JIS Z 7252:2009) |
12 | オゾン層への有害性 | - |
- |
- | - | - | - | - |
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