項目 | 情報 |
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CAS登録番号 | 36355-01-8 |
名称 | 六臭化ビフェニル【ポリ臭化ビフェニル】 |
物質ID | m-nite-36355-01-8_v1 |
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項目 | 情報 |
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危険有害性項目 | 分類結果 | 絵表示 注意喚起語 |
危険有害性情報 (Hコード) |
注意書き (Pコード) |
分類根拠・問題点 | 分類実施年度 | 分類ガイダンス等 | |
---|---|---|---|---|---|---|---|---|
1 | 爆発物 | 区分に該当しない(分類対象外) |
- |
- | - | 爆発性に関する原子団を含まない。 | 平成18年度(2006年度) | マニュアル(H18.2.10版)(GHS 初版) |
2 | 可燃性ガス | 区分に該当しない(分類対象外) |
- |
- | - | GHSの定義における固体である。 | 平成18年度(2006年度) | マニュアル(H18.2.10版)(GHS 初版) |
3 | エアゾール | 区分に該当しない(分類対象外) |
- |
- | - | エアゾール製品でない。 | 平成18年度(2006年度) | マニュアル(H18.2.10版)(GHS 初版) |
4 | 酸化性ガス | 区分に該当しない(分類対象外) |
- |
- | - | GHSの定義における固体である。 | 平成18年度(2006年度) | マニュアル(H18.2.10版)(GHS 初版) |
5 | 高圧ガス | 区分に該当しない(分類対象外) |
- |
- | - | GHSの定義における固体である。 | 平成18年度(2006年度) | マニュアル(H18.2.10版)(GHS 初版) |
6 | 引火性液体 | 区分に該当しない(分類対象外) |
- |
- | - | GHSの定義における固体である。 | 平成18年度(2006年度) | マニュアル(H18.2.10版)(GHS 初版) |
7 | 可燃性固体 | 区分に該当しない |
- |
- | - | データがなく分類できない。国連危険物輸送勧告がクラス9(国連番号3152 ポリハロゲン化ビフェニル類(固体)、またはポリハロゲン化テルフェニル類(固体))。 | 平成18年度(2006年度) | マニュアル(H18.2.10版)(GHS 初版) |
8 | 自己反応性化学品 | 区分に該当しない(分類対象外) |
- |
- | - | 爆発性、あるいは自己反応性に関する原子団を含まない。 | 平成18年度(2006年度) | マニュアル(H18.2.10版)(GHS 初版) |
9 | 自然発火性液体 | 区分に該当しない(分類対象外) |
- |
- | - | GHSの定義における固体である。 | 平成18年度(2006年度) | マニュアル(H18.2.10版)(GHS 初版) |
10 | 自然発火性固体 | 区分に該当しない |
- |
- | - | 難燃剤としての用途(EHC152(1994)に基づき、常温の空気と接触しても自然発火しないと考えられる。国連危険物輸送勧告ではクラス9(国連番号3152 ポリハロゲン化ビフェニル類(固体)、またはポリハロゲン化テルフェニル類(固体))。 | 平成18年度(2006年度) | マニュアル(H18.2.10版)(GHS 初版) |
11 | 自己発熱性化学品 | 区分に該当しない |
- |
- | - | データがなく分類できない。国連危険物輸送勧告がクラス9(国連番号3152 ポリハロゲン化ビフェニル類(固体)、またはポリハロゲン化テルフェニル類(固体))。 | 平成18年度(2006年度) | マニュアル(H18.2.10版)(GHS 初版) |
12 | 水反応可燃性化学品 | 区分に該当しない(分類対象外) |
- |
- | - | 金属または半金属(B, Si, P, Ge, As, Se, Sn, Sb, Te, Bi, Po, At)を含まない。 | 平成18年度(2006年度) | マニュアル(H18.2.10版)(GHS 初版) |
13 | 酸化性液体 | 区分に該当しない(分類対象外) |
- |
- | - | GHSの定義における固体である。 | 平成18年度(2006年度) | マニュアル(H18.2.10版)(GHS 初版) |
14 | 酸化性固体 | 区分に該当しない(分類対象外) |
- |
- | - | 酸素、フッ素または塩素を含まない有機化合物である。 | 平成18年度(2006年度) | マニュアル(H18.2.10版)(GHS 初版) |
15 | 有機過酸化物 | 区分に該当しない(分類対象外) |
- |
- | - | -O-O-構造を含まない有機化合物である。 | 平成18年度(2006年度) | マニュアル(H18.2.10版)(GHS 初版) |
16 | 金属腐食性化学品 | 分類できない |
- |
- | - | 固体状の物質に適した試験方法が確立していない。 | 平成18年度(2006年度) | マニュアル(H18.2.10版)(GHS 初版) |
17 | 鈍性化爆発物 | - |
- |
- | - | - | - | - |
危険有害性項目 | 分類結果 | 絵表示 注意喚起語 |
危険有害性情報 (Hコード) |
注意書き (Pコード) |
分類根拠・問題点 | 分類実施年度 | 分類ガイダンス等 | |
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1 | 急性毒性(経口) | 区分に該当しない |
- |
- | - | ラットを用いた経口投与試験のLD50=21,500 mg/kg(RTECS(2005))に基づき、区分外とした。 | 平成18年度(2006年度) | マニュアル(H18.2.10版)(GHS 初版) |
1 | 急性毒性(経皮) | 分類できない |
- |
- | - | データなし。 | 平成18年度(2006年度) | マニュアル(H18.2.10版)(GHS 初版) |
1 | 急性毒性(吸入:ガス) | 区分に該当しない(分類対象外) |
- |
- | - | GHSの定義による固体であるため、ガスでの吸入は想定されず、分類対象外とした。 | 平成18年度(2006年度) | マニュアル(H18.2.10版)(GHS 初版) |
1 | 急性毒性(吸入:蒸気) | 分類できない |
- |
- | - | データなし。 | 平成18年度(2006年度) | マニュアル(H18.2.10版)(GHS 初版) |
1 | 急性毒性(吸入:粉塵、ミスト) | 分類できない |
- |
- | - | データなし。 | 平成18年度(2006年度) | マニュアル(H18.2.10版)(GHS 初版) |
2 | 皮膚腐食性/刺激性 | 分類できない |
- |
- | - | データなし。 | 平成18年度(2006年度) | マニュアル(H18.2.10版)(GHS 初版) |
3 | 眼に対する重篤な損傷性/眼刺激性 | 分類できない |
- |
- | - | データなし。 | 平成18年度(2006年度) | マニュアル(H18.2.10版)(GHS 初版) |
4 | 呼吸器感作性 | 分類できない |
- |
- | - | データなし。 | 平成18年度(2006年度) | マニュアル(H18.2.10版)(GHS 初版) |
4 | 皮膚感作性 | 分類できない |
- |
- | - | データなし。 | 平成18年度(2006年度) | マニュアル(H18.2.10版)(GHS 初版) |
5 | 生殖細胞変異原性 | 分類できない |
- |
- | - | NTP DB(Access on June 2006)、EHC 152(1994)、IARC 41(1986)の記述から、in vivo試験データはなく、in vitro変異原性試験で複数指標の(強)陽性結果もないことから、「分類できない」とした。 | 平成18年度(2006年度) | マニュアル(H18.2.10版)(GHS 初版) |
6 | 発がん性 | 区分1B |
危険 |
H350 | P308+P313 P201 P202 P280 P405 P501 |
【分類根拠】 ヒトでの発がん性についての情報は、(6)に限られている。 (1)のIARCの分類結果及び(2)~(5)の試験結果に基づき、区分1Bとした。IARCの2016年分類見直し変更に伴い、旧分類を見直した結果、区分を変更した。 【根拠データ】 (1)IARCは、臭素数5-7のポリ臭化ビフェニルの一つであるFiremaster BP-6 (CAS:59536-65-1)の実験動物での証拠は不十分であるとしているが、FireMaster BP-6に2%のCalcium polysilicateを添加(anti-caking)した市販品混合物であるFiremaster FF-1 (CAS:67774-32-7)の動物試験において発がん性の十分な証拠があり、作用機序等およびPCBとの類似性を考慮して、本物質を含むPBB全体をグループ2Aとしている (IARC 107(2016))。この他、国内外の分類機関による既存分類としては、日本産業衛生学会が第2群Bに分類している(産衛学会許容濃度の勧告(2018))。 (2)マウスにFiremaster FF-1を6ヵ月間強制経口投与した試験において、30ヵ月後雌雄に肝細胞がんの増加がみられた(NTP TR244(1983)、IARC 107(2016))。 (3)マウスにFiremaster FF-1を2年間混餌投与した試験において、雌雄に肝細胞腺腫、肝細胞がんの増加がみられた。また、同じ試験プロトコルで周産期のみのばく露でも、雌雄に肝細胞腺腫、肝細胞がんの増加がみられ、周産期から成熟期を合わせたばく露では、雌雄に肝細胞腺腫、肝細胞がんの増加と、雄に甲状腺濾胞上皮細胞腺腫の増加がみられた(NTP TR398(1993)、IARC 107(2016))。 (4)ラットにFiremaster FF-1を6ヵ月間強制経口投与した試験において、30ヵ月後雌雄に腫瘍性結節、肝細胞がん、胆管がんの増加がみられ、雄には単核細胞白血病の発生もみられた(NTP TR244(1983)、IARC 107(2016))。 (5)ラットにFiremaster FF-1を2年間混餌投与した試験において、雌雄に肝細胞腺腫、肝細胞がんの増加がみられた。また、同じ試験プロトコルで周産期から成熟期を合わせたばく露では、雌雄に単核細胞白血病の増加、雌に肝細胞腺腫、肝細胞がんの増加がみられた(NTP TR398(1993)、IARC 107(2016))。 【参考データ等】 (6)米国ミシガン州の化学工場での事故後にポリ臭化ビフェニル類(PBB)に汚染された食材を介してばく露された住民を対象としたコホート内症例対象研究において、リンパ腫や消化器系がんの増加傾向が示唆されている(IARC 107(2016))。 |
平成30年度(2018年度) | ガイダンスVer.1.1 (GHS 4版, JIS Z7252:2014) |
7 | 生殖毒性 | 区分2 |
警告 |
H361 | P308+P313 P201 P202 P280 P405 P501 |
EHC 152(1994)の記述から、マウスの催奇形性試験において親動物での一般毒性に関する記述はないが、妊娠率の低下や児に奇形(口蓋裂)がみられていることから、「区分2」とした。 |
平成18年度(2006年度) | マニュアル(H18.2.10版)(GHS 初版) |
8 | 特定標的臓器毒性(単回暴露) | 分類できない |
- |
- | - | データ不足のため、分類できない。 | 平成18年度(2006年度) | マニュアル(H18.2.10版)(GHS 初版) |
9 | 特定標的臓器毒性(反復暴露) | 分類できない |
- |
- | - | データ不足のため、分類できない。 | 平成18年度(2006年度) | マニュアル(H18.2.10版)(GHS 初版) |
10 | 誤えん有害性 | 分類できない |
- |
- | - | データなし。 | 平成18年度(2006年度) | マニュアル(H18.2.10版)(GHS 初版) |
危険有害性項目 | 分類結果 | 絵表示 注意喚起語 |
危険有害性情報 (Hコード) |
注意書き (Pコード) |
分類根拠・問題点 | 分類実施年度 | 分類ガイダンス等 | |
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11 | 水生環境有害性 短期(急性) | 分類できない |
- |
- | - | データ不足のため分類できない。 | 平成18年度(2006年度) | マニュアル(H18.2.10版)(GHS 初版) |
11 | 水生環境有害性 長期(慢性) | 分類できない |
- |
- | - | データ不足のため分類できない。 | 平成18年度(2006年度) | マニュアル(H18.2.10版)(GHS 初版) |
12 | オゾン層への有害性 | - |
- |
- | - | - | - | - |
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