項目 | 情報 |
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CAS登録番号 | 382-21-8 |
名称 | 1,1,3,3,3-ペンタフルオロ-2-(トリフルオロメチル) -1-プロペン (別名:PFIB) |
物質ID | m-nite-382-21-8_v1 |
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項目 | 情報 |
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危険有害性項目 | 分類結果 | 絵表示 注意喚起語 |
危険有害性情報 (Hコード) |
注意書き (Pコード) |
分類根拠・問題点 | 分類実施年度 | 分類ガイダンス等 | |
---|---|---|---|---|---|---|---|---|
1 | 爆発物 | 区分に該当しない(分類対象外) |
- |
- | - | GHSの定義におけるガスである。 | 平成26年度(2014年度) | ガイダンスVer.1.0 (GHS 4版, JIS Z7252:2014) |
2 | 可燃性ガス | 分類できない |
- |
- | - | データがなく分類できない。 | 平成26年度(2014年度) | ガイダンスVer.1.0 (GHS 4版, JIS Z7252:2014) |
3 | エアゾール | 区分に該当しない(分類対象外) |
- |
- | - | エアゾール製品ではない。 | 平成26年度(2014年度) | ガイダンスVer.1.0 (GHS 4版, JIS Z7252:2014) |
4 | 酸化性ガス | 分類できない |
- |
- | - | データがなく分類できない。 | 平成26年度(2014年度) | ガイダンスVer.1.0 (GHS 4版, JIS Z7252:2014) |
5 | 高圧ガス | 分類できない |
- |
- | - | データがなく分類できない。 | 平成26年度(2014年度) | ガイダンスVer.1.0 (GHS 4版, JIS Z7252:2014) |
6 | 引火性液体 | 区分に該当しない(分類対象外) |
- |
- | - | GHSの定義におけるガスである。 | 平成26年度(2014年度) | ガイダンスVer.1.0 (GHS 4版, JIS Z7252:2014) |
7 | 可燃性固体 | 区分に該当しない(分類対象外) |
- |
- | - | GHSの定義におけるガスである。 | 平成26年度(2014年度) | ガイダンスVer.1.0 (GHS 4版, JIS Z7252:2014) |
8 | 自己反応性化学品 | 区分に該当しない(分類対象外) |
- |
- | - | GHSの定義におけるガスである。 | 平成26年度(2014年度) | ガイダンスVer.1.0 (GHS 4版, JIS Z7252:2014) |
9 | 自然発火性液体 | 区分に該当しない(分類対象外) |
- |
- | - | GHSの定義におけるガスである。 | 平成26年度(2014年度) | ガイダンスVer.1.0 (GHS 4版, JIS Z7252:2014) |
10 | 自然発火性固体 | 区分に該当しない(分類対象外) |
- |
- | - | GHSの定義におけるガスである。 | 平成26年度(2014年度) | ガイダンスVer.1.0 (GHS 4版, JIS Z7252:2014) |
11 | 自己発熱性化学品 | 区分に該当しない(分類対象外) |
- |
- | - | GHSの定義におけるガスである。 | 平成26年度(2014年度) | ガイダンスVer.1.0 (GHS 4版, JIS Z7252:2014) |
12 | 水反応可燃性化学品 | 区分に該当しない(分類対象外) |
- |
- | - | GHSの定義におけるガスである。 | 平成26年度(2014年度) | ガイダンスVer.1.0 (GHS 4版, JIS Z7252:2014) |
13 | 酸化性液体 | 区分に該当しない(分類対象外) |
- |
- | - | GHSの定義におけるガスである。 | 平成26年度(2014年度) | ガイダンスVer.1.0 (GHS 4版, JIS Z7252:2014) |
14 | 酸化性固体 | 区分に該当しない(分類対象外) |
- |
- | - | GHSの定義におけるガスである。 | 平成26年度(2014年度) | ガイダンスVer.1.0 (GHS 4版, JIS Z7252:2014) |
15 | 有機過酸化物 | 区分に該当しない(分類対象外) |
- |
- | - | GHSの定義におけるガスである。 | 平成26年度(2014年度) | ガイダンスVer.1.0 (GHS 4版, JIS Z7252:2014) |
16 | 金属腐食性化学品 | 分類できない |
- |
- | - | 気体状の物質に適した試験方法が確立していない。 | 平成26年度(2014年度) | ガイダンスVer.1.0 (GHS 4版, JIS Z7252:2014) |
17 | 鈍性化爆発物 | - |
- |
- | - | - | - | - |
危険有害性項目 | 分類結果 | 絵表示 注意喚起語 |
危険有害性情報 (Hコード) |
注意書き (Pコード) |
分類根拠・問題点 | 分類実施年度 | 分類ガイダンス等 | |
---|---|---|---|---|---|---|---|---|
1 | 急性毒性(経口) | 区分に該当しない(分類対象外) |
- |
- | - | GHSの定義におけるガスである。 | 平成26年度(2014年度) | ガイダンスVer.1.0 (GHS 4版, JIS Z7252:2014) |
1 | 急性毒性(経皮) | 区分に該当しない(分類対象外) |
- |
- | - | GHSの定義におけるガスである。 | 平成26年度(2014年度) | ガイダンスVer.1.0 (GHS 4版, JIS Z7252:2014) |
1 | 急性毒性(吸入:ガス) | 区分1 |
危険 |
H330 | P304+P340 P403+P233 P260 P271 P284 P310 P320 P405 P501 |
ラットのLC50値 (2時間) として、1.05 ppm (4時間換算値:0.742 ppm) との報告 (ACGIH (7th, 2001)) に基づき、区分1とした。 | 平成26年度(2014年度) | ガイダンスVer.1.0 (GHS 4版, JIS Z7252:2014) |
1 | 急性毒性(吸入:蒸気) | 区分に該当しない(分類対象外) |
- |
- | - | GHSの定義におけるガスである。 | 平成26年度(2014年度) | ガイダンスVer.1.0 (GHS 4版, JIS Z7252:2014) |
1 | 急性毒性(吸入:粉塵、ミスト) | 区分に該当しない(分類対象外) |
- |
- | - | GHSの定義におけるガスである。 | 平成26年度(2014年度) | ガイダンスVer.1.0 (GHS 4版, JIS Z7252:2014) |
2 | 皮膚腐食性/刺激性 | 分類できない |
- |
- | - | データ不足のため分類できない。なお、本物質は皮膚に対して刺激性を持つとの記載があるが (HSDB (Access on September 2014))、詳細不明であるため区分に用いるには不十分なデータと判断した。 |
平成26年度(2014年度) | ガイダンスVer.1.0 (GHS 4版, JIS Z7252:2014) |
3 | 眼に対する重篤な損傷性/眼刺激性 | 分類できない |
- |
- | - | データ不足のため分類できない。なお、本物質は眼や粘膜に対して刺激性を持つとの記載があるが (HSDB (Access on September 2014))、詳細不明であるため区分に用いるには不十分なデータと判断した。 | 平成26年度(2014年度) | ガイダンスVer.1.0 (GHS 4版, JIS Z7252:2014) |
4 | 呼吸器感作性 | 分類できない |
- |
- | - | データ不足のため分類できない。 | 平成26年度(2014年度) | ガイダンスVer.1.0 (GHS 4版, JIS Z7252:2014) |
4 | 皮膚感作性 | 分類できない |
- |
- | - | データ不足のため分類できない。 | 平成26年度(2014年度) | ガイダンスVer.1.0 (GHS 4版, JIS Z7252:2014) |
5 | 生殖細胞変異原性 | 分類できない |
- |
- | - | データ不足のため分類できない。 | 平成26年度(2014年度) | ガイダンスVer.1.0 (GHS 4版, JIS Z7252:2014) |
6 | 発がん性 | 分類できない |
- |
- | - | データ不足のため分類できない。 | 平成26年度(2014年度) | ガイダンスVer.1.0 (GHS 4版, JIS Z7252:2014) |
7 | 生殖毒性 | 分類できない |
- |
- | - | データ不足のため分類できない。 | 平成26年度(2014年度) | ガイダンスVer.1.0 (GHS 4版, JIS Z7252:2014) |
8 | 特定標的臓器毒性(単回暴露) | 区分1 (呼吸器) |
危険 |
H370 | P308+P311 P260 P264 P270 P321 P405 P501 |
本物質は気道刺激性があり (ACGIH (7th, 2001))、また、肺水腫誘発物質である (ACGIH (7th, 2001)、HSDB (Access on September 2014))。ヒトにおいては、吸入経路で強い毒性があり、ばく露により、胸痛、咳・痰、青みがかった皮膚の変色、喘鳴、呼吸困難を伴い、肺水腫の重篤な症状を引き起こす。肺水腫は数時間程度の遅発性があり、その後急速に悪化し、死亡に至る(HSDB (Access on September 2014))。 実験動物でもヒトと同様に作用し、肺水腫を引き起こす。ラットの0.24 ppm、4時間ばく露で、血清中AST、ALTの増加、条件反射の変化 (詳細不明)、肺水腫、0.25 ppmで、呼吸困難、過呼吸、肺の充血、0.3 ppmで呼吸数増加がみられている (ACGIH (7th, 2001))。 以上より、標的臓器は肺と判断され、動物実験では、区分1のガイダンス値の範囲の用量で認められていることから、区分1 (呼吸器) とした。 |
平成26年度(2014年度) | ガイダンスVer.1.0 (GHS 4版, JIS Z7252:2014) |
9 | 特定標的臓器毒性(反復暴露) | 区分1 (呼吸器) |
危険 |
H372 | P260 P264 P270 P314 P501 |
ACGIH (7th, 2001) には、ラットに本物質 (ガス) を 0.1 ppm の濃度で10日間吸入ばく露 (6時間/日、5日/週) した2回の試験で、ばく露中を含めて影響なしとする記述がある一方で、ばく露により軽度の呼吸障害及び不穏 (落ち着きのない動作) を生じ、一部の例にはチアノーゼ、湿性ラッセル音がみられたとの記述がある。いずれの試験も、剖検による病理学的異常はみられていない。これら以外に本物質反復ばく露が明らかな有害性知見はない。しかし、本物質は吸入経路による急性毒性が強く (HSDB (Access on September 2014))、また、内容の詳細は不明であるものの、本物質は動物と ヒトで同様の作用を示し、肺水腫を含む肺への急性影響により死亡例が生じる (ACGIH (7th, 2001)) との記述もあり、反復ばく露においても、「呼吸器」が標的臓器となるものと考えられる。冒頭のラット10日間吸入ばく露試験は2週間ばく露に相当する試験であり、分類に利用可能なデータとしての投与期間 (14日間 (2週間) 以上) の最低要件を満たしていると考えると、ガイダンス値区分への換算値は0.015 ppm となり、区分1の下限値濃度から呼吸器障害がみられ、区分1範囲内 (≦ 50 ppm) のより高濃度では明瞭な呼吸器影響が出現することが十分に想定される。よって、区分1 (呼吸器) に分類した。 なお、旧分類はList 3の情報源 (RTECS) に収載されたラット19週間間欠反復吸入ばく露試験結果を根拠として区分1 (中枢神経系) に分類されたが、今回の調査ではList 1 (ACGIH)、List 2 (HSDB)、List 3 (GESTIS、ICSC) の情報源範囲内で当該試験を確認することはできなかった。 |
平成26年度(2014年度) | ガイダンスVer.1.0 (GHS 4版, JIS Z7252:2014) |
10 | 誤えん有害性 | 区分に該当しない(分類対象外) |
- |
- | - | GHSの定義におけるガスである。 | 平成26年度(2014年度) | ガイダンスVer.1.0 (GHS 4版, JIS Z7252:2014) |
危険有害性項目 | 分類結果 | 絵表示 注意喚起語 |
危険有害性情報 (Hコード) |
注意書き (Pコード) |
分類根拠・問題点 | 分類実施年度 | 分類ガイダンス等 | |
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11 | 水生環境有害性 短期(急性) | 分類できない |
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- | - | データがなく分類できない。 | 平成18年度(2006年度) | マニュアル(H18.2.10版)(GHS 初版) |
11 | 水生環境有害性 長期(慢性) | 分類できない |
- |
- | - | データがなく分類できない。 | 平成18年度(2006年度) | マニュアル(H18.2.10版)(GHS 初版) |
12 | オゾン層への有害性 | - |
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