項目 | 情報 |
---|---|
CAS登録番号 | 39807-15-3 |
名称 | 5-ターシャリ-ブチル-3-[2,4-ジクロロ-5-(プロパ-2-イン-1-イルオキシ)フェニル]-1,3,4-オキサジアゾール-2(3H)-オン(別名:オキサジアリギル) |
物質ID | m-nite-39807-15-3_v2 |
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項目 | 情報 |
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危険有害性項目 | 分類結果 | 絵表示 注意喚起語 |
危険有害性情報 (Hコード) |
注意書き (Pコード) |
分類根拠・問題点 | 分類実施年度 | 分類ガイダンス等 | |
---|---|---|---|---|---|---|---|---|
1 | 爆発物 | 分類できない |
- |
- | - | 爆発性に関連する原子団 (アセチレン類) を含むが、データがなく分類できない。 | 令和2年度(2020年度) | ガイダンスVer.2.0 (GHS 6版, JIS Z7252:2019) |
2 | 可燃性ガス | 区分に該当しない(分類対象外) |
- |
- | - | GHSの定義における固体である。 | 令和2年度(2020年度) | ガイダンスVer.2.0 (GHS 6版, JIS Z7252:2019) |
3 | エアゾール | 区分に該当しない(分類対象外) |
- |
- | - | エアゾール製品でない。 | 令和2年度(2020年度) | ガイダンスVer.2.0 (GHS 6版, JIS Z7252:2019) |
4 | 酸化性ガス | 区分に該当しない(分類対象外) |
- |
- | - | GHSの定義における固体である。 | 令和2年度(2020年度) | ガイダンスVer.2.0 (GHS 6版, JIS Z7252:2019) |
5 | 高圧ガス | 区分に該当しない(分類対象外) |
- |
- | - | GHSの定義における固体である。 | 令和2年度(2020年度) | ガイダンスVer.2.0 (GHS 6版, JIS Z7252:2019) |
6 | 引火性液体 | 区分に該当しない(分類対象外) |
- |
- | - | GHSの定義における固体である。 | 令和2年度(2020年度) | ガイダンスVer.2.0 (GHS 6版, JIS Z7252:2019) |
7 | 可燃性固体 | 分類できない |
- |
- | - | データがなく分類できない。 | 令和2年度(2020年度) | ガイダンスVer.2.0 (GHS 6版, JIS Z7252:2019) |
8 | 自己反応性化学品 | 分類できない |
- |
- | - | 爆発性に関連する原子団 (アセチレン類) を含むが、データがなく分類できない。 | 令和2年度(2020年度) | ガイダンスVer.2.0 (GHS 6版, JIS Z7252:2019) |
9 | 自然発火性液体 | 区分に該当しない(分類対象外) |
- |
- | - | GHSの定義における固体である。 | 令和2年度(2020年度) | ガイダンスVer.2.0 (GHS 6版, JIS Z7252:2019) |
10 | 自然発火性固体 | 分類できない |
- |
- | - | データがなく分類できない。 | 令和2年度(2020年度) | ガイダンスVer.2.0 (GHS 6版, JIS Z7252:2019) |
11 | 自己発熱性化学品 | 分類できない |
- |
- | - | 融点が140℃以下の固体状の物質に適した試験方法が確立していない。 | 令和2年度(2020年度) | ガイダンスVer.2.0 (GHS 6版, JIS Z7252:2019) |
12 | 水反応可燃性化学品 | 区分に該当しない(分類対象外) |
- |
- | - | 金属及び半金属(B,Si,P,Ge,As,Se,Sn,Sb,Te,Bi,Po,At)を含んでいない。 | 令和2年度(2020年度) | ガイダンスVer.2.0 (GHS 6版, JIS Z7252:2019) |
13 | 酸化性液体 | 区分に該当しない(分類対象外) |
- |
- | - | GHSの定義における固体である。 | 令和2年度(2020年度) | ガイダンスVer.2.0 (GHS 6版, JIS Z7252:2019) |
14 | 酸化性固体 | 区分に該当しない(分類対象外) |
- |
- | - | フッ素を含まず、塩素及び酸素を含む有機化合物であるが、この塩素及び酸素が炭素、水素以外の元素と化学結合していない。 | 令和2年度(2020年度) | ガイダンスVer.2.0 (GHS 6版, JIS Z7252:2019) |
15 | 有機過酸化物 | 区分に該当しない(分類対象外) |
- |
- | - | 分子内に-O-O-構造を有していない有機化合物である。 | 令和2年度(2020年度) | ガイダンスVer.2.0 (GHS 6版, JIS Z7252:2019) |
16 | 金属腐食性化学品 | 分類できない |
- |
- | - | 固体状の物質に適した試験方法が確立していない。 | 令和2年度(2020年度) | ガイダンスVer.2.0 (GHS 6版, JIS Z7252:2019) |
17 | 鈍性化爆発物 | 分類できない |
- |
- | - | 爆発性に関連する原子団 (アセチレン類) を含むが、データがなく分類できない。 | 令和2年度(2020年度) | ガイダンスVer.2.0 (GHS 6版, JIS Z7252:2019) |
危険有害性項目 | 分類結果 | 絵表示 注意喚起語 |
危険有害性情報 (Hコード) |
注意書き (Pコード) |
分類根拠・問題点 | 分類実施年度 | 分類ガイダンス等 | |
---|---|---|---|---|---|---|---|---|
1 | 急性毒性(経口) | 区分に該当しない |
- |
- | - | 【分類根拠】 (1)より、区分に該当しない。 【根拠データ】 (1)ラットのLD50:> 5,000 mg/kg(GLP)(食安委 農薬評価書 (2007)) |
令和2年度(2020年度) | ガイダンスVer.2.0 (GHS 6版, JIS Z7252:2019) |
1 | 急性毒性(経皮) | 区分に該当しない |
- |
- | - | 【分類根拠】 (1)より、区分に該当しない。 【根拠データ】 (1)ラットのLD50:> 2,000 mg/kg(GLP)(食安委 農薬評価書 (2007)) |
令和2年度(2020年度) | ガイダンスVer.2.0 (GHS 6版, JIS Z7252:2019) |
1 | 急性毒性(吸入:ガス) | 区分に該当しない |
- |
- | - | 【分類根拠】 GHSの定義における固体であり、区分に該当しない。 |
令和2年度(2020年度) | ガイダンスVer.2.0 (GHS 6版, JIS Z7252:2019) |
1 | 急性毒性(吸入:蒸気) | 分類できない |
- |
- | - | 【分類根拠】 データ不足のため分類できない。 |
令和2年度(2020年度) | ガイダンスVer.2.0 (GHS 6版, JIS Z7252:2019) |
1 | 急性毒性(吸入:粉塵、ミスト) | 区分に該当しない |
- |
- | - | 【分類根拠】 (1)より、区分に該当しない。 【根拠データ】 (1)ラットのLC50(4時間):> 5.16 mg/L(GLP)(食安委 農薬評価書 (2007)、農薬抄録 (2008)) |
令和2年度(2020年度) | ガイダンスVer.2.0 (GHS 6版, JIS Z7252:2019) |
2 | 皮膚腐食性/刺激性 | 区分に該当しない |
- |
- | - | 【分類根拠】 (1)より、区分に該当しない。 【根拠データ】 (1)ウサギ(n=6)を用いた皮膚刺激性試験(GLP、4時間適用、72時間観察)において、全例で皮膚刺激性反応はみられなかった(紅斑・痂皮スコア:0/0/0/0/0/0、浮腫スコア:0/0/0/0/0/0)との報告がある(食安委 農薬評価書 (2007)、農薬抄録 (2008))。 |
令和2年度(2020年度) | ガイダンスVer.2.0 (GHS 6版, JIS Z7252:2019) |
3 | 眼に対する重篤な損傷性/眼刺激性 | 区分に該当しない |
- |
- | - | 【分類根拠】 (1)より、区分に該当しない。 【根拠データ】 (1)ウサギ(n=6)を用いた眼刺激性試験(GLP、15日観察)において、全例で24、48時間後に軽度の結膜炎がみられたが、5例は72時間以内に、1例は15日以内に回復したとの報告がある(食安委 農薬評価書 (2007)、農薬抄録 (2008))。 |
令和2年度(2020年度) | ガイダンスVer.2.0 (GHS 6版, JIS Z7252:2019) |
4 | 呼吸器感作性 | 分類できない |
- |
- | - | 【分類根拠】 データ不足のため分類できない。 |
令和2年度(2020年度) | ガイダンスVer.2.0 (GHS 6版, JIS Z7252:2019) |
4 | 皮膚感作性 | 区分1B |
警告 |
H317 | P302+P352 P333+P313 P362+P364 P261 P272 P280 P321 P501 |
【分類根拠】 (1)、(2)より、区分1Bとした。 【根拠データ】 (1)モルモット(n=20)を用いたMaximisation試験(GLP、皮内投与:5%溶液)において、1回目の惹起による感作率は40%(8/20例)、2回目の惹起による感作率は25%(5/20例)であったとの報告がある(食安委 農薬評価書 (2007)、農薬抄録 (2008))。 (2)食品安全委員会は(1)に基づき、軽度の感作性が認められたとしている(食安委 農薬評価書 (2007))。 |
令和2年度(2020年度) | ガイダンスVer.2.0 (GHS 6版, JIS Z7252:2019) |
5 | 生殖細胞変異原性 | 区分に該当しない |
- |
- | - | 【分類根拠】 (1)~(4)より、区分に該当しない。 【根拠データ】 (1)マウスの骨髄を用いた小核試験(経口投与、GLP)において、陰性との報告がある(食安委 農薬評価書 (2007)、農薬抄録 (2008))。 (2)In vivoとin vitroを組合わせたマウス初代培養肝細胞を用いた不定期DNA合成(UDS)試験(GLP)において、陰性の報告がある(食安委 農薬評価書 (2007)、農薬抄録 (2008))。 (3)細菌復帰突然変異試験(GLP)において、陰性との報告がある(食安委 農薬評価書 (2007)、農薬抄録 (2008))。 (4)マウスリンフォーマ細胞を用いた遺伝子突然変異試験(GLP)において、陰性との報告がある(食安委 農薬評価書 (2007)、農薬抄録 (2008))。 |
令和2年度(2020年度) | ガイダンスVer.2.0 (GHS 6版, JIS Z7252:2019) |
6 | 発がん性 | 区分2 |
警告 |
H351 | P308+P313 P201 P202 P280 P405 P501 |
【分類根拠】 国内外の分類機関による既存分類結果はない。(1)~(2)より、区分2とした。 【根拠データ】 (1)ラットを用いた2年間混餌投与による慢性毒性/発がん性併合試験(OECD TG 451、GLP)では、発がん性の証拠は認められなかった(食安委 農薬評価書 (2007)、農薬抄録 (2008))。 (2)マウスを用いた18ヵ月間混餌投与による発がん性試験(OECD TG 453、GLP)において、最高投与群(2,000 ppm)で雄に肝細胞腺腫(主に肝細胞腺腫)増加が認められた(食安委 農薬評価書 (2007)、農薬抄録 (2008))。 【参考データ等】 (3)マウスの肝臓腫瘍のメカニズムを検討するために肝毒性試験及び肝細胞初代培養における酸化ストレス試験が実施された。その結果、フェノバルビタール と比較すると弱いものの酵素誘導活性が認められたことや、肝細胞の酸化ストレス亢進がないものと考えられたことに加え、遺伝毒性試験の結果より本物質に遺伝毒性はないものと判断されたことから、本物質の肝臓に対する発がん性は遺伝毒性メカニズムではないと考えられた(食安委 農薬評価書 (2007))。 |
令和2年度(2020年度) | ガイダンスVer.2.0 (GHS 6版, JIS Z7252:2019) |
7 | 生殖毒性 | 区分2 |
警告 |
H361 | P308+P313 P201 P202 P280 P405 P501 |
【分類根拠】 (1)より、区分2とした。 【根拠データ】 (1)ラットを用いた混餌投与による二世代生殖毒性試験(GLP)において、150 ppmで親動物に全胚吸収(2例)、全出生児死亡(1例)(F1雌)がみられたとの報告がある(食安委 農薬評価書 (2007)、農薬抄録 (2008))。 【参考データ等】 (2)ラットを用いた強制経口投与による発生毒性試験(GLP、妊娠6~15日)において、320 mg/kg/dayで親動物に体重増加抑制、児動物に低体重、矮小児、胎児の蒼白化及び骨化遅延の発現頻度の上昇がみられたが、催奇形性は認められなかったとの報告がある(食安委 農薬評価書 (2007)、農薬抄録 (2008))。 (3)ウサギを用いた強制経口投与による発生毒性試験において、催奇形性は認められなかったとの報告がある(食安委 農薬評価書 (2007)、農薬抄録 (2008))。 (4)EU CLPではRepr. 2に分類されている。 |
令和2年度(2020年度) | ガイダンスVer.2.0 (GHS 6版, JIS Z7252:2019) |
8 | 特定標的臓器毒性(単回暴露) | 区分に該当しない |
- |
- | - | 【分類根拠】 (1)~(5)より、区分に該当しない。 【根拠データ】 (1)ラットを用いた単回経口投与試験(GLP)において、5,000 mg/kg(区分に該当しない範囲)で死亡例はなく、症状発現はみられなかったとの報告がある(食安委 農薬評価書 (2007)、農薬抄録 (2008))。 (2)マウスを用いた単回経口投与試験(GLP)において、5,000 mg/kg(区分に該当しない範囲)で死亡例はなく、症状発現はみられなかったとの報告がある(食安委 農薬評価書 (2007)、農薬抄録 (2008))。 (3)ラットを用いた単回経口投与による急性神経毒性試験(GLP)において、神経毒性はみられなかったとの報告がある(食安委 農薬評価書 (2007)、農薬抄録 (2008))。 (4)ラットを用いた単回経皮投与試験(GLP)において、2,000 mg/kg(区分2の範囲)で死亡例はなく、症状発現はみられなかったとの報告がある(食安委 農薬評価書 (2007)、農薬抄録 (2008))。 (5)ラットを用いた単回吸入(粉塵)ばく露試験(4時間、GLP)において、5.16 mg/L(区分に該当しない範囲)で死亡例はなく、特異的な影響はみられなかったとの報告がある(食安委 農薬評価書 (2007)、農薬抄録 (2008))。 |
令和2年度(2020年度) | ガイダンスVer.2.0 (GHS 6版, JIS Z7252:2019) |
9 | 特定標的臓器毒性(反復暴露) | 区分1(肝臓) |
危険 |
H372 | P260 P264 P270 P314 P501 |
【分類根拠】 (1)~(5)より、標的臓器は肝臓と考えられ、区分1の用量範囲で影響がみられることから区分1(肝臓)とした。 【根拠データ】 (1)ラットを用いた混餌投与による90日間反復経口投与試験(GLP)において、200 ppm以上(13.5 mg/kg/day(雄)、15.5 mg/kg/day(雌)、区分2の範囲)で血清T4の増加がみられ、6,000 ppm以上(412 mg/kg/day(雄)、474 mg/kg/day(雌)、区分に該当しない範囲)でT.Chol、TP及びAlbの増加・ TSH増加・ 肝及び腎比重量増加・肝肥大及び暗色化、腎暗色化・小葉中心性肝細胞肥大、T3の増加(雄)がみられたとの報告がある(食安委 農薬評価書(2007)、農薬抄録 (2008))。 (2)マウスを用いた混餌投与による90日間反復経口投与試験(GLP)において、200 ppm以上(29.1 mg/kg/day(雄)、37.0 mg/kg/day(雌)、区分2の範囲)で小葉中心性肝細胞肥大(雄)がみられ、2,000 ppm以上(290 mg/kg/day(雄)、363 mg/kg/day(雌)、区分に該当しない範囲)で肝比重量増加、肝細胞内、毛細胆管、類洞、類洞内のマクロファージに褐色色素沈着(雄)、小葉中心性肝細胞肥大(雌)がみられたとの報告がある(食安委 農薬評価書(2007)、農薬抄録 (2008))。 (3)イヌを用いた混餌投与による1年間慢性毒性試験(GLP)において、3 mg/kg/day以上(区分1の範囲)で肝臓影響(ALT増加・肝毛細胆管内及びクッパー細胞色素沈着、肝小葉中心性色素沈着、肝マクロファージ色素貧食)がみられ、10 mg/kg/day(区分1の範囲)で肝臓影響(肝マクロファージ色素沈着を伴う小葉間線維症・ALP及びAST増加)と胆嚢影響(胆嚢中暗色粘性物質/膿様物質・胆嚢内石灰沈着)がみられたとの報告がある(食安委 農薬評価書(2007)、農薬抄録 (2008))。 (4)ラットを用いた混餌投与による2年間慢性毒性/がん原性併合試験(GLP)において、50 ppm以上(2.1 mg/kg/day(雄)、2.5 mg/kg/day(雌)、区分1の範囲)で肝細胞色素沈着(雄)がみられ、500 ppm以上(21.5 mg/kg/day(雄)、25.0 mg/kg/day(雌)、区分2の範囲)で血液影響(Ht、Hb、MCH、MCV及びMCHC減少)、肝臓影響(比重量増加、小葉中心性肝細胞肥大(雄))、腎臓影響(比重量増加・尿細管褐色色素沈着)がみられたとの報告がある(食安委 農薬評価書(2007)、農薬抄録 (2008))。 (5)マウスを用いた混餌投与による18ヵ月間慢性毒性/がん原性併合試験(GLP)において、200 ppm以上(24.3 mg/kg/day(雄)、30.8 mg/kg/day(雌)、区分2の範囲)で肝臓影響(比重量増加・肝クッパー細胞色素沈着)がみられたとの報告がある(食安委 農薬評価書(2007)、農薬抄録 (2008))。 |
令和2年度(2020年度) | ガイダンスVer.2.0 (GHS 6版, JIS Z7252:2019) |
10 | 誤えん有害性 | 分類できない |
- |
- | - | 【分類根拠】 データ不足のため分類できない。 |
令和2年度(2020年度) | ガイダンスVer.2.0 (GHS 6版, JIS Z7252:2019) |
危険有害性項目 | 分類結果 | 絵表示 注意喚起語 |
危険有害性情報 (Hコード) |
注意書き (Pコード) |
分類根拠・問題点 | 分類実施年度 | 分類ガイダンス等 | |
---|---|---|---|---|---|---|---|---|
11 | 水生環境有害性 短期(急性) | 区分1 |
警告 |
H400 | P273 P391 P501 |
藻類(ムレミカヅキモ)72時間ErC50 = 0.0073 mg/L(水産動植物の被害防止に係る農薬登録保留基準の設定に関する資料, 2013)であることから、区分1とした。 | 令和3年度(2021年度) | ガイダンスVer.2.0 (GHS 6版, JIS Z7252:2019) |
11 | 水生環境有害性 長期(慢性) | 区分1 |
警告 |
H410 | P273 P391 P501 |
慢性毒性データを用いた場合、急速分解性がなく(BIOWIN)、藻類(ムレミカヅキモ)の72時間NOErC = 0.000613 mg/L(水産動植物の被害防止に係る農薬登録保留基準の設定に関する資料, 2013)から、区分1となる。 慢性毒性データが得られていない栄養段階(甲殻類、魚類)に対して急性毒性データを用いた場合、急速分解性がなく、甲殻類(オオミジンコ)の48時間EC50 > 0.351 mg/L、魚類(コイ)の96時間LC50>0.89 mg/L(いずれも限度試験, 水産動植物の被害防止に係る農薬登録保留基準の設定に関する資料, 2013)であり、生物蓄積性が低いと推定される(logKow= 3.94(農薬抄録, 2008))ことから、区分に該当しないとなる。 以上の結果を比較し、区分1とした。 |
令和3年度(2021年度) | ガイダンスVer.2.0 (GHS 6版, JIS Z7252:2019) |
12 | オゾン層への有害性 | 分類できない |
- |
- | - | 当該物質はモントリオール議定書の附属書に列記されていないため。 | 令和3年度(2021年度) | ガイダンスVer.2.0 (GHS 6版, JIS Z7252:2019) |
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