項目 | 情報 |
---|---|
CAS登録番号 | 51594-55-9 |
名称 | (R)-1-クロロ-2,3-エポキシプロパン |
物質ID | m-nite-51594-55-9_v2 |
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項目 | 情報 |
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危険有害性項目 | 分類結果 | 絵表示 注意喚起語 |
危険有害性情報 (Hコード) |
注意書き (Pコード) |
分類根拠・問題点 | 分類実施年度 | 分類ガイダンス等 | |
---|---|---|---|---|---|---|---|---|
1 | 爆発物 | 区分に該当しない(分類対象外) |
- |
- | - | 爆発性に関する原子団を含まない。 | 平成19年度(2007年度) | マニュアル(H18.2.10 版)/技術上の指針(H17.12.6版)(GHS 初版) |
2 | 可燃性ガス | 区分に該当しない(分類対象外) |
- |
- | - | GHSの定義における液体である。 | 平成19年度(2007年度) | マニュアル(H18.2.10 版)/技術上の指針(H17.12.6版)(GHS 初版) |
3 | エアゾール | 区分に該当しない(分類対象外) |
- |
- | - | エアゾール製品でない。 | 平成19年度(2007年度) | マニュアル(H18.2.10 版)/技術上の指針(H17.12.6版)(GHS 初版) |
4 | 酸化性ガス | 区分に該当しない(分類対象外) |
- |
- | - | GHSの定義における液体である。 | 平成19年度(2007年度) | マニュアル(H18.2.10 版)/技術上の指針(H17.12.6版)(GHS 初版) |
5 | 高圧ガス | 区分に該当しない(分類対象外) |
- |
- | - | GHSの定義における液体である。 | 平成19年度(2007年度) | マニュアル(H18.2.10 版)/技術上の指針(H17.12.6版)(GHS 初版) |
6 | 引火性液体 | 区分3 |
警告 |
H226 | P303+P361+P353 P370+P378 P403+P235 P210 P233 P240 P241 P242 P243 P280 P501 |
①ICSCによる引火点は33℃(密閉式)であることから「区分3」に該当する(RS体)。②UN 2023、クラス3(副次)(RS体)。 | 平成19年度(2007年度) | マニュアル(H18.2.10 版)/技術上の指針(H17.12.6版)(GHS 初版) |
7 | 可燃性固体 | 区分に該当しない(分類対象外) |
- |
- | - | GHSの定義における液体である。 | 平成19年度(2007年度) | マニュアル(H18.2.10 版)/技術上の指針(H17.12.6版)(GHS 初版) |
8 | 自己反応性化学品 | 区分に該当しない |
- |
- | - | UN 2023、クラス・区分6.1容器等級II(RS体) | 平成19年度(2007年度) | マニュアル(H18.2.10 版)/技術上の指針(H17.12.6版)(GHS 初版) |
9 | 自然発火性液体 | 区分に該当しない |
- |
- | - | 発火点385℃(NITE・CHRIP)との情報があり、常温では発火しない(RS体)。 | 平成19年度(2007年度) | マニュアル(H18.2.10 版)/技術上の指針(H17.12.6版)(GHS 初版) |
10 | 自然発火性固体 | 区分に該当しない(分類対象外) |
- |
- | - | GHSの定義における液体である。 | 平成19年度(2007年度) | マニュアル(H18.2.10 版)/技術上の指針(H17.12.6版)(GHS 初版) |
11 | 自己発熱性化学品 | 分類できない |
- |
- | - | データなし。 | 平成19年度(2007年度) | マニュアル(H18.2.10 版)/技術上の指針(H17.12.6版)(GHS 初版) |
12 | 水反応可燃性化学品 | 区分に該当しない(分類対象外) |
- |
- | - | 金属または半金属(B, Si, P, Ge, As, Se, Sn, Sb, Te, Bi, Po, At)を含まない。 | 平成19年度(2007年度) | マニュアル(H18.2.10 版)/技術上の指針(H17.12.6版)(GHS 初版) |
13 | 酸化性液体 | 区分に該当しない(分類対象外) |
- |
- | - | フッ素を含まず、塩素および酸素を含む有機化合物であるが、この塩素および酸素が炭素、水素以外の元素と化学結合していない。 | 平成19年度(2007年度) | マニュアル(H18.2.10 版)/技術上の指針(H17.12.6版)(GHS 初版) |
14 | 酸化性固体 | 区分に該当しない(分類対象外) |
- |
- | - | GHSの定義における液体である。 | 平成19年度(2007年度) | マニュアル(H18.2.10 版)/技術上の指針(H17.12.6版)(GHS 初版) |
15 | 有機過酸化物 | 区分に該当しない(分類対象外) |
- |
- | - | -O-O-構造を含まない有機化合物である。 | 平成19年度(2007年度) | マニュアル(H18.2.10 版)/技術上の指針(H17.12.6版)(GHS 初版) |
16 | 金属腐食性化学品 | 分類できない |
- |
- | - | データ不足で分類できない(EUのリスク警句ではR34(やけどを引き起こす)としている) | 平成19年度(2007年度) | マニュアル(H18.2.10 版)/技術上の指針(H17.12.6版)(GHS 初版) |
17 | 鈍性化爆発物 | - |
- |
- | - | - | - | - |
危険有害性項目 | 分類結果 | 絵表示 注意喚起語 |
危険有害性情報 (Hコード) |
注意書き (Pコード) |
分類根拠・問題点 | 分類実施年度 | 分類ガイダンス等 | |
---|---|---|---|---|---|---|---|---|
1 | 急性毒性(経口) | 区分3 |
危険 |
H301 | P301+P310 P264 P270 P321 P330 P405 P501 |
R体でのデータは無いが、エピクロロヒドリン(CAS No. 106-89-8)では、ラットによる経口投与試験でのLD50=90mg/kg(環境省リスク評価第1巻(2002))であり、区分3とした。 | 平成19年度(2007年度) | マニュアル(H18.2.10 版)/技術上の指針(H17.12.6版)(GHS 初版) |
1 | 急性毒性(経皮) | 区分3 |
危険 |
H311 | P302+P352 P361+P364 P280 P312 P321 P405 P501 |
R体でのデータは無いが、エピクロロヒドリン(CAS No. 106-89-8)では、ラットによる経皮投与試験でのLD50=754mg/kg(EHC 33(1984))であり、区分3とした。 | 平成19年度(2007年度) | マニュアル(H18.2.10 版)/技術上の指針(H17.12.6版)(GHS 初版) |
1 | 急性毒性(吸入:ガス) | 分類できない |
- |
- | - | データなし。なお、エピクロロヒドリン(CAS No. 106-89-8)は、GHSの定義による液体である。 | 平成19年度(2007年度) | マニュアル(H18.2.10 版)/技術上の指針(H17.12.6版)(GHS 初版) |
1 | 急性毒性(吸入:蒸気) | 区分2 |
危険 |
H330 | P304+P340 P403+P233 P260 P271 P284 P310 P320 P405 P501 |
R体でのデータは無いが、エピクロロヒドリン(CAS No. 106-89-8)では、ラットによる吸入暴露でのLC50=0.95mg/L(4時間)=250ppm(環境省リスク評価第1巻(2002))から、区分2とした。 | 平成19年度(2007年度) | マニュアル(H18.2.10 版)/技術上の指針(H17.12.6版)(GHS 初版) |
1 | 急性毒性(吸入:粉塵、ミスト) | 分類できない |
- |
- | - | データなし。 | 平成19年度(2007年度) | マニュアル(H18.2.10 版)/技術上の指針(H17.12.6版)(GHS 初版) |
2 | 皮膚腐食性/刺激性 | 区分1 |
危険 |
H314 | P301+P330+P331 P303+P361+P353 P305+P351+P338 P304+P340 P260 P264 P280 P310 P321 P363 P405 P501 |
R体でのデータは無いが、エピクロロヒドリン(CAS No. 106-89-8)ではウサギによる皮膚刺激性試験において、腐食性を有する(CERI-NITE有害性評価書(2004))ことから、区分1とした。 | 平成19年度(2007年度) | マニュアル(H18.2.10 版)/技術上の指針(H17.12.6版)(GHS 初版) |
3 | 眼に対する重篤な損傷性/眼刺激性 | 区分1 |
危険 |
H318 | P305+P351+P338 P280 P310 |
R体でのデータは無いが、エピクロロヒドリン(CAS No. 106-89-8)ではウサギによる眼刺激性試験において、腐食性を示した(CERI-NITE有害性評価書(2004))。また、皮膚腐食性に分類されていることから、区分1とした。 | 平成19年度(2007年度) | マニュアル(H18.2.10 版)/技術上の指針(H17.12.6版)(GHS 初版) |
4 | 呼吸器感作性 | 区分1 |
危険 |
H334 | P304+P340 P342+P311 P261 P284 P501 |
R体でのデータはないが、エピクロロヒドリン(CAS No. 106-89-8)はヒトへの健康影響のデータ(環境省リスク評価第1巻(2002))の記述「慢性の喘息性気管支炎も認められている」との記述から、「呼吸器感作性がある」と考えられるため、区分1とした。 | 平成19年度(2007年度) | マニュアル(H18.2.10 版)/技術上の指針(H17.12.6版)(GHS 初版) |
4 | 皮膚感作性 | 区分1 |
警告 |
H317 | P302+P352 P333+P313 P362+P364 P261 P272 P280 P321 P501 |
R体でのデータはないが、エピクロロヒドリン(CAS No. 106-89-8)はモルモットを用いた皮膚感作性試験で陽性であることから(CERI-NITE有害性評価書(2004)、ACGIH(2001)、環境省リスク評価第1巻(2002)、EHC 33(1984))、区分1とした。 | 平成19年度(2007年度) | マニュアル(H18.2.10 版)/技術上の指針(H17.12.6版)(GHS 初版) |
5 | 生殖細胞変異原性 | 区分2 |
警告 |
H341 | P308+P313 P201 P202 P280 P405 P501 |
マウス骨髄において、染色体異常ならびに姉妹染色分体交換が見られていることから(RTECS Access on Nov. 2007)、区分2とした。なお、in vitro復帰突然変異試験も陽性である(RTECS Access on Nov. 2007)。 | 平成19年度(2007年度) | マニュアル(H18.2.10 版)/技術上の指針(H17.12.6版)(GHS 初版) |
6 | 発がん性 | 分類できない |
- |
- | - | EUがCarc. Cat. 2に分類しているが、根拠データが確認できないため、分類できないとした。なお、本物質ではないが、エピクロロヒドリン(CAS No. 106-89-8)は、NTPがR、IARCがグループ2Aに分類している(US-NTP(2005)、IARC 71(1999))(GHS区分1B相当)。 | 平成19年度(2007年度) | マニュアル(H18.2.10 版)/技術上の指針(H17.12.6版)(GHS 初版) |
7 | 生殖毒性 | 区分2 |
警告 |
H361 | P308+P313 P201 P202 P280 P405 P501 |
本物質のデータは無いが、エピクロロヒドリン(CAS No. 106-89-8)では、親動物への影響は明確ではないが、経口投与によりオスラットの生殖能に影響が見られ、不妊症状、受精卵、着床数の減少が見られたことから(CERI-NITE有害性評価書(2004))、区分2とした。 | 平成19年度(2007年度) | マニュアル(H18.2.10 版)/技術上の指針(H17.12.6版)(GHS 初版) |
8 | 特定標的臓器毒性(単回暴露) | 区分1(腎臓)、区分2(肝臓、消化器系)、区分3(気道刺激性) |
危険 警告 |
H370 H371 H335 |
P308+P311 P260 P264 P270 P321 P405 P501 P304+P340 P403+P233 P261 P271 P312 |
本物質のデータは無いが、エピクロロヒドリン(CAS No. 106-89-8)では、経口投与での動物試験により、腎不全、肝臓の脂肪変性、胃腸管の壊死、気道への刺激性が見られている(CERI-NITE有害性評価書(2004))。腎臓への影響は区分1、肝臓と胃腸管への影響は区分2のガイダンス値に相当する用量でみられた。異常の結果から、区分1(腎臓)、区分2(肝臓、消化器系)、区分3(気道刺激性)とした。 | 平成19年度(2007年度) | マニュアル(H18.2.10 版)/技術上の指針(H17.12.6版)(GHS 初版) |
9 | 特定標的臓器毒性(反復暴露) | 区分1(消化器系、呼吸器、腎臓、肝臓) |
危険 |
H372 | P260 P264 P270 P314 P501 |
本物質のデータは無いが、エピクロロヒドリン(CAS No. 106-89-8)では、経口投与での動物試験により、消化器系に炎症や変性、粘膜過形成、腎臓尿細管の変性が見られた。吸入暴露での試験では、呼吸器の炎症、変性、肺のうっ血と水腫、肝臓のうっ血と壊死、腎臓の尿細管萎縮が見られた(CERI-NITE有害性評価書(2004))。これらの影響は区分1に相当する用量で見られたことから、区分1(消化器系、呼吸器、腎臓、肝臓)とした。 | 平成19年度(2007年度) | マニュアル(H18.2.10 版)/技術上の指針(H17.12.6版)(GHS 初版) |
10 | 誤えん有害性 | 分類できない |
- |
- | - | データなし。 | 平成19年度(2007年度) | マニュアル(H18.2.10 版)/技術上の指針(H17.12.6版)(GHS 初版) |
危険有害性項目 | 分類結果 | 絵表示 注意喚起語 |
危険有害性情報 (Hコード) |
注意書き (Pコード) |
分類根拠・問題点 | 分類実施年度 | 分類ガイダンス等 | |
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11 | 水生環境有害性 短期(急性) | 分類できない |
- |
- | - | データがなく分類できない。 | 令和3年度(2021年度) | ガイダンスVer.2.0 (GHS 6版, JIS Z7252:2019) |
11 | 水生環境有害性 長期(慢性) | 分類できない |
- |
- | - | データがなく分類できない。 | 令和3年度(2021年度) | ガイダンスVer.2.0 (GHS 6版, JIS Z7252:2019) |
12 | オゾン層への有害性 | 分類できない |
- |
- | - | 当該物質はモントリオール議定書の附属書に列記されていないため。 | 令和3年度(2021年度) | ガイダンスVer.2.0 (GHS 6版, JIS Z7252:2019) |
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