項目 | 情報 |
---|---|
CAS登録番号 | 54-11-5 |
名称 | 3-(1-メチル-2-ピロリジニル)ピリジン (別名:ニコチン) |
物質ID | m-nite-54-11-5_v2 |
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項目 | 情報 |
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危険有害性項目 | 分類結果 | 絵表示 注意喚起語 |
危険有害性情報 (Hコード) |
注意書き (Pコード) |
分類根拠・問題点 | 分類実施年度 | 分類ガイダンス等 | |
---|---|---|---|---|---|---|---|---|
1 | 爆発物 | 区分に該当しない(分類対象外) |
- |
- | - | 分子内に爆発性に関連する原子団を含んでいないため、区分に該当しない。 | 令和2年度(2020年度) | ガイダンスVer.2.0 (GHS 6版, JIS Z7252:2019) |
2 | 可燃性ガス | 区分に該当しない(分類対象外) |
- |
- | - | GHSの定義における液体であり、区分に該当しない。 | 令和2年度(2020年度) | ガイダンスVer.2.0 (GHS 6版, JIS Z7252:2019) |
3 | エアゾール | 区分に該当しない(分類対象外) |
- |
- | - | エアゾール製品でないため、区分に該当しない。 | 令和2年度(2020年度) | ガイダンスVer.2.0 (GHS 6版, JIS Z7252:2019) |
4 | 酸化性ガス | 区分に該当しない(分類対象外) |
- |
- | - | GHSの定義における液体であり、区分に該当しない。 | 令和2年度(2020年度) | ガイダンスVer.2.0 (GHS 6版, JIS Z7252:2019) |
5 | 高圧ガス | 区分に該当しない(分類対象外) |
- |
- | - | GHSの定義における液体であり、区分に該当しない。 | 令和2年度(2020年度) | ガイダンスVer.2.0 (GHS 6版, JIS Z7252:2019) |
6 | 引火性液体 | 区分に該当しない |
- |
- | - | 引火点が101℃ (closed cup) (NFPA (14th, 2010)) という情報より、区分に該当しない。 | 令和2年度(2020年度) | ガイダンスVer.2.0 (GHS 6版, JIS Z7252:2019) |
7 | 可燃性固体 | 区分に該当しない(分類対象外) |
- |
- | - | GHSの定義における液体であり、区分に該当しない。 | 令和2年度(2020年度) | ガイダンスVer.2.0 (GHS 6版, JIS Z7252:2019) |
8 | 自己反応性化学品 | 区分に該当しない(分類対象外) |
- |
- | - | 分子内に爆発性、自己反応性に関連する原子団を含んでいないため、区分に該当しない。 | 令和2年度(2020年度) | ガイダンスVer.2.0 (GHS 6版, JIS Z7252:2019) |
9 | 自然発火性液体 | 区分に該当しない |
- |
- | - | 発火点が244℃ (NFPA (14th, 2010)) という情報より、常温で発火しないと考えられるため、区分に該当しない。 | 令和2年度(2020年度) | ガイダンスVer.2.0 (GHS 6版, JIS Z7252:2019) |
10 | 自然発火性固体 | 区分に該当しない(分類対象外) |
- |
- | - | GHSの定義における液体であり、区分に該当しない。 | 令和2年度(2020年度) | ガイダンスVer.2.0 (GHS 6版, JIS Z7252:2019) |
11 | 自己発熱性化学品 | 分類できない |
- |
- | - | 液体状の物質に適した試験法が確立していないため、分類できない。 | 令和2年度(2020年度) | ガイダンスVer.2.0 (GHS 6版, JIS Z7252:2019) |
12 | 水反応可燃性化学品 | 区分に該当しない(分類対象外) |
- |
- | - | 金属及び半金属 (B, Si, P, Ge, As, Se, Sn, Sb, Te, Bi, Po, At) を含んでいないため、区分に該当しない。 | 令和2年度(2020年度) | ガイダンスVer.2.0 (GHS 6版, JIS Z7252:2019) |
13 | 酸化性液体 | 区分に該当しない(分類対象外) |
- |
- | - | フッ素、酸素及び塩素を含まない有機化合物であり、区分に該当しない。 | 令和2年度(2020年度) | ガイダンスVer.2.0 (GHS 6版, JIS Z7252:2019) |
14 | 酸化性固体 | 区分に該当しない(分類対象外) |
- |
- | - | GHSの定義における液体であり、区分に該当しない。 | 令和2年度(2020年度) | ガイダンスVer.2.0 (GHS 6版, JIS Z7252:2019) |
15 | 有機過酸化物 | 区分に該当しない(分類対象外) |
- |
- | - | 分子内に-O-O-構造を有していない有機化合物であり、区分に該当しない。 | 令和2年度(2020年度) | ガイダンスVer.2.0 (GHS 6版, JIS Z7252:2019) |
16 | 金属腐食性化学品 | 分類できない |
- |
- | - | データがなく分類できない。 | 令和2年度(2020年度) | ガイダンスVer.2.0 (GHS 6版, JIS Z7252:2019) |
17 | 鈍性化爆発物 | 区分に該当しない(分類対象外) |
- |
- | - | 爆発性に関連する原子団を含まないため、区分に該当しない。 | 令和2年度(2020年度) | ガイダンスVer.2.0 (GHS 6版, JIS Z7252:2019) |
危険有害性項目 | 分類結果 | 絵表示 注意喚起語 |
危険有害性情報 (Hコード) |
注意書き (Pコード) |
分類根拠・問題点 | 分類実施年度 | 分類ガイダンス等 | |
---|---|---|---|---|---|---|---|---|
1 | 急性毒性(経口) | 区分1 |
危険 |
H300 | P301+P310 P264 P270 P321 P330 P405 P501 |
【分類根拠】 ヒトでの経口摂取による致死量は30~60 mg (CLH Report (2015))、50~60 mg (ACGIH (7th, 2001)) または約60 mg (MAK (DFG) (2014)) と概算されると記述があり、ヒトの経口致死量は1 mg/kgを下回ると判断されることから、区分1とした。 【根拠データ】 (1) ヒトの概算致死量: 30~60 mg (CLH Report (2015)) (2) ヒトの概算致死量: 50~60 mg (ACGIH (7th, 2001)) (3) ヒトの概算致死量: 約60 mg (MAK (DFG) (2014)) |
令和2年度(2020年度) | ガイダンスVer.2.0 (GHS 6版, JIS Z7252:2019) |
1 | 急性毒性(経皮) | 区分1 |
危険 |
H310 | P302+P352 P361+P364 P262 P264 P270 P280 P310 P321 P405 P501 |
【分類根拠】 (1)~(5) より、区分1とした。 【根拠データ】 (1) ウサギのLD50: 50 mg/kg (EU CLP CLH (2015)、MAK (DFG) (2014)、GESTIS (Access on June 2020)、HSDB (Access on June 2020)) (2) ウサギのLD50: 140 mg/kg (EU CLP CLH (2015)) (3) ラットのLD50: 140 mg/kg (CLH Report (2015)、MAK (DFG) (2014)、HSDB (Access on June 2020)) (4) ラットのLD50: 150 mg/kg (GESTIS (Access on June 2020)) (5) ラットのLD50: > 360 mg/kg (CLH Report (2015)) |
令和2年度(2020年度) | ガイダンスVer.2.0 (GHS 6版, JIS Z7252:2019) |
1 | 急性毒性(吸入:ガス) | 区分に該当しない |
- |
- | - | 【分類根拠】 GHSの定義における液体であり、区分に該当しない。 |
令和2年度(2020年度) | ガイダンスVer.2.0 (GHS 6版, JIS Z7252:2019) |
1 | 急性毒性(吸入:蒸気) | 分類できない |
- |
- | - | 【分類根拠】 データ不足のため分類できない。(1) のデータがあるが、タバコを20分間ばく露した試験結果から算出した値であるため、参考データとした。 なお、ばく露濃度が飽和蒸気圧濃度 (50 ppm) の90%よりも低いため、ミストがほとんど混在しないものとしてppmを単位とする基準値を適用した。 【参考データ】 (1) ラットのLC50 (4時間): > 0.114 mg/L (> 17 ppm) (EU CLP CLH (2015)) (2) 本物質の蒸気圧: 0.038 mmHg (25℃) (HSDB (Access on May 2020)) (飽和蒸気圧濃度換算値: 50 ppm) |
令和2年度(2020年度) | ガイダンスVer.2.0 (GHS 6版, JIS Z7252:2019) |
1 | 急性毒性(吸入:粉塵、ミスト) | 分類できない |
- |
- | - | 【分類根拠】 データ不足のため分類できない。 |
令和2年度(2020年度) | ガイダンスVer.2.0 (GHS 6版, JIS Z7252:2019) |
2 | 皮膚腐食性/刺激性 | 区分2 |
警告 |
H315 | P302+P352 P332+P313 P362+P364 P264 P280 P321 |
【分類根拠】 (1)~(3) より、区分2とした。新しいデータ (1)~(3) が得られたことから分類結果を変更した。 【根拠データ】 (1) 本物質は局所刺激性を有する (Patty (6th, 2012))。 (2) 本物質は皮膚刺激性を有する (GESTIS (Access on June 2020))。 (3) 本物質のウサギを用いOECD TG 402に準拠した急性経皮投与毒性試験において、軽度~重度の紅斑がみられ、腐食性はないが刺激性を有すると結論されている (REACH登録情報 (Access on September 2020))。 【参考データ等】 (4) 本物質を含むパッチ (禁煙補助薬) により、一部のボランティアに紅斑がみられたと報告されている (MAK (DFG) (2014))。 |
令和2年度(2020年度) | ガイダンスVer.2.0 (GHS 6版, JIS Z7252:2019) |
3 | 眼に対する重篤な損傷性/眼刺激性 | 区分1 |
危険 |
H318 | P305+P351+P338 P280 P310 |
【分類根拠】 (1)~(4) より、区分1とした。新しいデータ (1)~(4) が得られたことから分類結果を変更した。 【根拠データ】 (1) 本物質のOECD TG 405に準拠した眼刺激性試験において、結膜発赤及び浮腫、虹彩炎、角膜混濁がみられ、結膜の炎症及び角膜混濁は適用21日後まで持続し、腐食性物質と結論されている (REACH登録情報 (Access on September 2020))。 (2) 本物質は前眼部の炎症と縮瞳を引き起こす (Patty (6th, 2012))。 (3) 本物質との接触は眼の痛み、顕著な結膜炎、角膜の炎症及び部分的な混濁を引き起す (GESTIS (Access on June 2020))。 (4) OECD TG 492に準拠し、再生ヒト角膜上皮 (EpiOcular TM) を用いたin vitro眼刺激性試験において、平均細胞生存率は3.1%であり、区分1或いは2相当と推察された (REACH登録情報 (Access on September 2020))。 【参考データ等】 (5) OECD TG 437に準拠し、ウシ角膜を用いたin vitro眼損傷性試験 (BCOP) において、平均刺激性スコア (IVIS) は29.518であり、区分1は否定された (REACH登録情報 (Access on September 2020))。 |
令和2年度(2020年度) | ガイダンスVer.2.0 (GHS 6版, JIS Z7252:2019) |
4 | 呼吸器感作性 | 分類できない |
- |
- | - | 【分類根拠】 データ不足のため分類できない。 |
令和2年度(2020年度) | ガイダンスVer.2.0 (GHS 6版, JIS Z7252:2019) |
4 | 皮膚感作性 | 区分に該当しない |
- |
- | - | 【分類根拠】 (1) より、区分に該当しないとした。新しいデータが得られたことから分類結果を変更した。 【根拠データ】 (1) TG 429に準拠したマウス局所リンパ節試験 (LLNA) においてSI値は3を上回らず、陰性と判定された (REACH登録情報 (Access on September 2020))。 |
令和2年度(2020年度) | ガイダンスVer.2.0 (GHS 6版, JIS Z7252:2019) |
5 | 生殖細胞変異原性 | 区分2 |
警告 |
H341 | P308+P313 P201 P202 P280 P405 P501 |
【分類根拠】 (1)、(2) より、区分2とした。新たに得られたデータをもとに分類結果を変更した。 【根拠データ】 (1) in vivoでは、マウスの優性致死試験において陰性を示したが、マウスの骨髄細胞を用いた小核試験において陽性の報告がある (MAK (DFG) (2014)、Patty (6th, 2012))。 (2) in vitroでは、細菌の復帰突然変異試験において陰性の報告があるが、哺乳類培養細胞を用いる染色体異常試験及び姉妹染色分体交換試験において陽性、陰性の報告がある (同上)。 |
令和2年度(2020年度) | ガイダンスVer.2.0 (GHS 6版, JIS Z7252:2019) |
6 | 発がん性 | 分類できない |
- |
- | - | 【分類根拠】 データがなく分類できない。 |
令和2年度(2020年度) | ガイダンスVer.2.0 (GHS 6版, JIS Z7252:2019) |
7 | 生殖毒性 | 区分2、授乳に対するまたは授乳を介した影響に関する追加区分 |
警告 |
H361 H362 |
P308+P313 P201 P202 P260 P263 P264 P270 P280 P405 P501 |
【分類根拠】 (1)~(4) より、区分2とした。また、(5) より「授乳に対する又は授乳を介した影響」を追加した。なお、再検討した結果、旧分類から分類結果を変更した。 【根拠データ】 (1) ラットを用いた吸入ばく露による反復投与毒性・生殖発生毒性併合試験 (OECD TG 422) において、親動物毒性 (体重増加抑制、摂餌量減少、肝臓の肝細胞壊死、水腫様変性、ストレスによる副腎皮質肥大、胸腺萎縮及び子宮萎縮) がみられる用量で、生殖影響はみられていないが不規則な性周期、児動物の体重低値がみられている (REACH登録情報 (Access on October 2020))。 (2) 雌マウス、ラット及びウサギの器官形成期に皮下投与した試験において、母動物毒性 (体重増加抑制、摂餌量減少) がみられる用量でマウス、ラットでは胎児に未骨化がみられたがウサギでは胎児に影響がみられていない (Patty (6th, 2012))。 (3) 雌ラットの妊娠4~20日に6 mg/kg/dayを皮下投与した結果、母動物に体重増加抑制、児動物に体重減少び脳の未発達がみられた (ACGIH (7th, 2001))。 (4) 雌ラットの交配6週間前から妊娠期間中に6 mg/kg/dayを投与し、生後12時間で対照群の雌で交差飼育した新生児において、雄で副腎重量減少、雌で副腎重量増加、雄で出生児体重減少、胎児/腹減少、活動の低下がみられている (MAK (DFG) (2014))。 (5) ラットでの妊娠・授乳期間に投与した試験では、母乳の分泌が著しく減少したため、大部分の出生児が死亡した (Patty (6th, 2012))。 |
令和2年度(2020年度) | ガイダンスVer.2.0 (GHS 6版, JIS Z7252:2019) |
8 | 特定標的臓器毒性(単回暴露) | 区分1 (神経系、心血管系、消化管) |
危険 |
H370 | P308+P311 P260 P264 P270 P321 P405 P501 |
【分類根拠】 (1)~(6) より、区分1 (神経系、心血管系、消化管) とした。なお、標的臓器を再検討し、旧分類から分類結果を変更した。 【根拠データ】 (1) 急性ニコチン中毒の一種である緑色タバコ病の多数の症例が、タバコの葉を収穫中に労働者が吸収したニコチンへの皮膚ばく露後に報告された。この疾患はわずか数時間後に起こることがあり、短期間みられる。吐き気、嘔吐、脱力、めまい、血圧や心拍数の変化が特徴である (MAK (DFG) (2014))。 (2) 本物質78 mgの経皮パッチを12名の男性ボランティアの腕、胸及び背中に交互に24時間以内適用した結果、心拍数と収縮期血圧は4時間後に有意に増加した (MAK (DFG) (2014))。 (3) 致死的な職業性中毒は比較的まれである。しかし、嘔吐と下痢を主症状とする軽度の症例は、化学加工業者や殺虫剤散布業者では珍しくない。本物質の急性中毒で死亡した患者の剖検では、心臓右側の著明な拡張、軽度の肺水腫、出血性胃炎、大部分の内臓の急性受動性うっ血、脳浮腫、著明な腎充血が認められた (ACGIH (7th, 2001))。 (4) 本物質は心拍数と血圧に影響を与え、低用量では刺激作用が支配的である。さらに、消化管及び中枢神経系に作用する。毒性用量では、中枢刺激に続いて抑制、例えば呼吸の中枢抑制が起こる。約60 mgはヒトに致死的であり呼吸麻痺により数分後に死亡する (MAK (DFG) (2014))。 (5) 本物質は、多くのニューロンに存在するいわゆるニコチン受容体に結合する。そこで、用量に依存して、心血管系、中枢神経系及び消化管に異なる反応を誘導する。ニコチンは血液脳関門を容易に通過できる (MAK (DFG) (2014))。 (6) 本物質の職業ばく露のTLV-TWA 0.5 mg/m3が推奨される。この値は、吐き気、嘔吐、下痢、出血性胃炎等の消化管障害、血圧及び心拍数の増加等の心血管作用、頭痛、めまい、抑うつ、呼吸への影響、高血圧、発汗、流涎等の中枢神経系への有害作用の可能性を最小限に抑えることを目的としている (ACGIH (7th, 2001))。 |
令和2年度(2020年度) | ガイダンスVer.2.0 (GHS 6版, JIS Z7252:2019) |
9 | 特定標的臓器毒性(反復暴露) | 分類できない |
- |
- | - | 【分類根拠】 データ不足のため分類できない。 【参考データ等】 (1) ラットのエアロゾル鼻部吸入ばく露試験 (雄: 最大35日間、雌: 約70日間) では、10 μg/Lで肝細胞の壊死や水腫性変性がみられたとの報告が1件のみある (REACH登録情報 (Access on October 2020))。 (2) 本物質の慢性的な消費は中毒や依存をもたらす可能性がある (HSDB (Access on June 2020))。 (3) ウサギに致死量に近い用量を80日間投与したところ、網膜神経節細胞の変性に起因する散瞳と光に対する瞳孔の反応不良が生じたとの報告がある (HSDB (Access on June 2020))。 |
令和2年度(2020年度) | ガイダンスVer.2.0 (GHS 6版, JIS Z7252:2019) |
10 | 誤えん有害性 | 分類できない |
- |
- | - | 【分類根拠】 データ不足のため分類できない。 |
令和2年度(2020年度) | ガイダンスVer.2.0 (GHS 6版, JIS Z7252:2019) |
危険有害性項目 | 分類結果 | 絵表示 注意喚起語 |
危険有害性情報 (Hコード) |
注意書き (Pコード) |
分類根拠・問題点 | 分類実施年度 | 分類ガイダンス等 | |
---|---|---|---|---|---|---|---|---|
11 | 水生環境有害性 短期(急性) | 区分2 |
- |
H401 | P273 P501 |
甲殻類(オオミジンコ)48時間EC50 = 3 mg/L(REACH登録情報, 2020)であることから、区分2とした。新たな情報の使用により、旧分類から分類結果が変更となった。 | 令和2年度(2020年度) | ガイダンスVer.2.0 (GHS 6版, JIS Z7252:2019) |
11 | 水生環境有害性 長期(慢性) | 区分2 |
- |
H411 | P273 P391 P501 |
慢性毒性データを用いた場合、急速分解性がなく(BIOWIN)、藻類(イカダモ)の72時間NOEC = 3.2 mg/L(REACH登録情報, 2020)から、区分に該当しないとなる。 慢性毒性データが得られていない栄養段階に対して急性毒性データを用いた場合、急速分解性がなく(BIOWIN)、甲殻類(オオミジンコ)の48時間EC50 = 3 mg/L(REACH登録情報, 2020)から、区分2となる。 以上の結果を比較し、区分2とした。新たな情報の使用により、旧分類から分類結果が変更となった。 |
令和2年度(2020年度) | ガイダンスVer.2.0 (GHS 6版, JIS Z7252:2019) |
12 | オゾン層への有害性 | 分類できない |
- |
- | - | 当該物質はモントリオール議定書の附属書に列記されていないため。 | 令和2年度(2020年度) | ガイダンスVer.2.0 (GHS 6版, JIS Z7252:2019) |
|