NITE統合版 政府によるGHS分類結果

English



一般情報
 
項目 情報
CAS登録番号 57520-17-9
名称 1,1’-(アンモニウムジイルジオクタン-8,1-ジイル)ジグアニジニウム=トリアセタート(別名:イミノクタジン酢酸塩)
物質ID m-nite-57520-17-9_v2
Excelファイルのダウンロード Excel file

関連情報
項目 情報
分類ガイダンス等(外部リンク) ガイダンス一覧へ
国連GHS文書(外部リンク) 国連GHS文書へ
FAQ(よくある問い合わせ) よくある問い合わせへ
情報源のリスト(Excelファイル) 情報源のリストへ
用語のリスト(Excelファイル) 用語のリストへ
厚生労働省モデルラベル(外部リンク)  
厚生労働省モデルSDS(外部リンク)  
OECD/eChemPortal(外部リンク) eChemPortalへ

物理化学的危険性
危険有害性項目 分類結果 絵表示
注意喚起語
危険有害性情報
(Hコード)
注意書き
(Pコード)
分類根拠・問題点 分類実施年度 分類ガイダンス等
1 爆発物 区分に該当しない(分類対象外)
-
-
- - 爆発性に関連する原子団を含んでいない。 令和2年度(2020年度) ガイダンスVer.2.0 (GHS 6版, JIS Z7252:2019)
2 可燃性ガス 区分に該当しない(分類対象外)
-
-
- - GHSの定義における固体である。 令和2年度(2020年度) ガイダンスVer.2.0 (GHS 6版, JIS Z7252:2019)
3 エアゾール 区分に該当しない(分類対象外)
-
-
- - エアゾール製品でない。 令和2年度(2020年度) ガイダンスVer.2.0 (GHS 6版, JIS Z7252:2019)
4 酸化性ガス 区分に該当しない(分類対象外)
-
-
- - GHSの定義における固体である。 令和2年度(2020年度) ガイダンスVer.2.0 (GHS 6版, JIS Z7252:2019)
5 高圧ガス 区分に該当しない(分類対象外)
-
-
- - GHSの定義における固体である。 令和2年度(2020年度) ガイダンスVer.2.0 (GHS 6版, JIS Z7252:2019)
6 引火性液体 区分に該当しない(分類対象外)
-
-
- - GHSの定義における固体である。 令和2年度(2020年度) ガイダンスVer.2.0 (GHS 6版, JIS Z7252:2019)
7 可燃性固体 分類できない
-
-
- - データがなく分類できない。 令和2年度(2020年度) ガイダンスVer.2.0 (GHS 6版, JIS Z7252:2019)
8 自己反応性化学品 区分に該当しない(分類対象外)
-
-
- - 分子内に爆発性、自己反応性に関連する原子団を含んでいない。 令和2年度(2020年度) ガイダンスVer.2.0 (GHS 6版, JIS Z7252:2019)
9 自然発火性液体 区分に該当しない(分類対象外)
-
-
- - GHSの定義における固体である。 令和2年度(2020年度) ガイダンスVer.2.0 (GHS 6版, JIS Z7252:2019)
10 自然発火性固体 分類できない
-
-
- - データがなく分類できない。 令和2年度(2020年度) ガイダンスVer.2.0 (GHS 6版, JIS Z7252:2019)
11 自己発熱性化学品 分類できない
-
-
- - データがなく分類できない。 令和2年度(2020年度) ガイダンスVer.2.0 (GHS 6版, JIS Z7252:2019)
12 水反応可燃性化学品 区分に該当しない(分類対象外)
-
-
- - 金属及び半金属(B,Si,P,Ge,As,Se,Sn,Sb,Te,Bi,Po,At)を含んでいない。 令和2年度(2020年度) ガイダンスVer.2.0 (GHS 6版, JIS Z7252:2019)
13 酸化性液体 区分に該当しない(分類対象外)
-
-
- - GHSの定義における固体である。 令和2年度(2020年度) ガイダンスVer.2.0 (GHS 6版, JIS Z7252:2019)
14 酸化性固体 区分に該当しない(分類対象外)
-
-
- - フッ素及び塩素を含まず、酸素を含む有機化合物であり、この酸素が炭素及び水素以外の元素 (N) とイオン結合しているが、これは酸化性に寄与しない。 令和2年度(2020年度) ガイダンスVer.2.0 (GHS 6版, JIS Z7252:2019)
15 有機過酸化物 区分に該当しない(分類対象外)
-
-
- - 分子内に-O-O-構造を有していない有機化合物である。 令和2年度(2020年度) ガイダンスVer.2.0 (GHS 6版, JIS Z7252:2019)
16 金属腐食性化学品 分類できない
-
-
- - 固体状の物質に適した試験方法が確立していないため、分類できない。 令和2年度(2020年度) ガイダンスVer.2.0 (GHS 6版, JIS Z7252:2019)
17 鈍性化爆発物 区分に該当しない(分類対象外)
-
-
- - 爆発性に関連する原子団を含んでいない。 令和2年度(2020年度) ガイダンスVer.2.0 (GHS 6版, JIS Z7252:2019)

健康に対する有害性
危険有害性項目 分類結果 絵表示
注意喚起語
危険有害性情報
(Hコード)
注意書き
(Pコード)
分類根拠・問題点 分類実施年度 分類ガイダンス等
1 急性毒性(経口) 区分3


危険
H301 P301+P310
P264
P270
P321
P330
P405
P501
【分類根拠】
(1)~(4)より、区分3~区分4上限付近のLD50値が得られており、有害性の高い区分を採用し、区分3とした。

【根拠データ】
(1)ラット(雄)のLD50:220 mg/kg(食安委 農薬評価書 (2019))
(2)ラット(雌)のLD50:187 mg/kg(食安委 農薬評価書 (2019))
(3)ラット(雄)のLD50:326 mg/kg(食安委 農薬評価書 (2019))
(4)ラット(雌)のLD50:300 mg/kg(食安委 農薬評価書 (2019))
令和2年度(2020年度) ガイダンスVer.2.0 (GHS 6版, JIS Z7252:2019)
1 急性毒性(経皮) 区分4


警告
H312 P302+P352
P362+P364
P280
P312
P321
P501
【分類根拠】
(1)~(4)より、区分4とした。

【根拠データ】
(1)ラット(雄)のLD50:> 1,500 mg/kg(食安委 農薬評価書 (2019))
(2)ラット(雌)のLD50:1,400 mg/kg(食安委 農薬評価書 (2019))
(3)ラットのLD50:> 826 mg/kg(食安委 農薬評価書 (2019))
(4)ラットのLD50:> 826 mg/kg(食安委 農薬評価書 (2019))
令和2年度(2020年度) ガイダンスVer.2.0 (GHS 6版, JIS Z7252:2019)
1 急性毒性(吸入:ガス) 区分に該当しない
-
-
- - 【分類根拠】
GHSの定義における固体であり、区分に該当しない。
令和2年度(2020年度) ガイダンスVer.2.0 (GHS 6版, JIS Z7252:2019)
1 急性毒性(吸入:蒸気) 分類できない
-
-
- - 【分類根拠】
データ不足のため分類できない。

令和2年度(2020年度) ガイダンスVer.2.0 (GHS 6版, JIS Z7252:2019)
1 急性毒性(吸入:粉塵、ミスト) 区分1


危険
H330 P304+P340
P403+P233
P260
P271
P284
P310
P320
P405
P501
【分類根拠】
(1)より、区分1とした。

【根拠データ】
(1)ラットのLC50(4時間):0.028 mg/L(ミスト)(食安委 農薬評価書 (2019))
令和2年度(2020年度) ガイダンスVer.2.0 (GHS 6版, JIS Z7252:2019)
2 皮膚腐食性/刺激性 分類できない
-
-
- - 【分類根拠】
データ不足のため分類できない。なお、(1)の知見は製剤の成分が不明のため、分類に用いなかった。

【参考データ等】
(1)ウサギを用いた皮膚刺激性試験において、本物質25%製剤を適用したところ、中程度の刺激性がみられたとの報告がある(食安委 農薬評価書 (2019))。
令和2年度(2020年度) ガイダンスVer.2.0 (GHS 6版, JIS Z7252:2019)
3 眼に対する重篤な損傷性/眼刺激性 分類できない
-
-
- - 【分類根拠】
データ不足のため分類できない。なお、(1)の知見は製剤の成分が不明のため、分類に用いなかった。
【参考データ等】
(1)ウサギを用いた眼刺激性試験において、本物質25%製剤を適用したところ、投与1日後から角膜混濁、虹彩充血、結膜発赤等がみられ、眼粘膜に対して可逆性の重度の刺激性がみられた(食安委 農薬評価書 (2019))。
令和2年度(2020年度) ガイダンスVer.2.0 (GHS 6版, JIS Z7252:2019)
4 呼吸器感作性 分類できない
-
-
- - 【分類根拠】
データ不足のため分類できない。
令和2年度(2020年度) ガイダンスVer.2.0 (GHS 6版, JIS Z7252:2019)
4 皮膚感作性 区分に該当しない
-
-
- - 【分類根拠】
(1)より、ガイダンスに従い、区分に該当しない。

【根拠データ】
(1)モルモットを用いたMaximisation試験において、結果は陰性であった(食安委 農薬評価書 (2019))。
令和2年度(2020年度) ガイダンスVer.2.0 (GHS 6版, JIS Z7252:2019)
5 生殖細胞変異原性 区分に該当しない
-
-
- - 【分類根拠】
(1)~(4)から、区分に該当しない。

【分類根拠】
(1)ラットを用いた複数の優性致死試験(経口投与)で、陰性の結果が得られている(食安委 農薬評価書 (2019) 、農薬工業会 (1998))。
(2)マウスの骨髄細胞を用いた小核試験で、陰性の結果が得られている(食安委 農薬評価書 (2019) 、農薬工業会 (1998))。
(3)細菌を用いたDNA修復試験、細菌復帰突然変異試験で、陰性の結果が得られている(食安委 農薬評価書 (2019) 、農薬工業会 (1998))。
(4)哺乳類培養細胞を用いた染色体異常試験で、CHO細胞では弱陽性(S9+)及び陰性(S9-)の結果が得られているが、CHL細胞では陰性の結果が得られている(食安委 農薬評価書 (2019) 、農薬工業会 (1998))。
令和2年度(2020年度) ガイダンスVer.2.0 (GHS 6版, JIS Z7252:2019)
6 発がん性 区分2


警告
H351 P308+P313
P201
P202
P280
P405
P501
【分類根拠】
(1)、(2)より、ラット及びマウスの試験で腫瘍発生増加の報告があり、(3)の食安委評価結果も踏まえ、区分2とした。

【根拠データ】
(1)ラットの2年間慢性毒性・発がん性併合試験では、最高用量の300 ppm投与群で単核細胞白血病(雄)及び副腎褐色細胞腫発生率の有意な増加が認められた(食安委 農薬評価書 (2019))。
(2)マウスを用いた2年間発がん性試験では、最高用量の300 ppmで腎上皮性腫瘍の発生率増加が雄にのみ認められた(食安委 農薬評価書 (2019))。
(3)発がん性試験において、ラットの雌雄で副腎褐色細胞腫、雄で単核細胞性白血病の発生頻度増加が、マウスの雌雄で腎上皮性腫瘍の発生が認められた(食安委 農薬評価書 (2019))。
令和2年度(2020年度) ガイダンスVer.2.0 (GHS 6版, JIS Z7252:2019)
7 生殖毒性 区分1B


危険
H360 P308+P313
P201
P202
P280
P405
P501
【分類根拠】
(1)~(4)より、区分1Bとした。

【根拠データ】
(1)ラットを用いた混餌投与による二世代生殖毒性試験において、100 ppmで親動物に一般毒性影響(精管の上皮細胞変性/再生(雄)、遠位尿細管の細胞肥大(雌)等)、受胎率低下(P及びF1雌)がみられたとの報告がある。なお、受胎率低下は雄ラットに認められた精子肉芽腫に起因する精液減少によるものと考えられている(食安委 農薬評価書 (2019))。
(2)ラットを用いた混餌投与による二世代生殖毒性試験において、200 ppmで親動物に精管の精液うっ滞、管腔拡張、精巣上体及び精管の黄色結節、脾絶対及び比重量増加等(P及びF1雄)、体重増加抑制、摂餌量減少等(P及びF1雌)、受胎率低下及び産児数減少(P及びF1雌)がみられたとの報告がある(食安委 農薬評価書 (2019)、農薬工業会 (1998))。
(3)ラットを用いた強制経口投与による発生毒性試験において、催奇形性は認められなかったとの報告がある(食安委 農薬評価書 (2019)、農薬工業会 (1998))。
(4)ウサギを用いた強制経口投与による発生毒性試験において、催奇形性は認められなかったとの報告がある(食安委 農薬評価書 (2019)、農薬工業会 (1998))。
令和2年度(2020年度) ガイダンスVer.2.0 (GHS 6版, JIS Z7252:2019)
8 特定標的臓器毒性(単回暴露) 区分1(呼吸器)、区分3(麻酔作用)



危険
警告
H370
H336
P308+P311
P260
P264
P270
P321
P405
P501
P304+P340
P403+P233
P261
P271
P312
【分類根拠】
(1)~(3)より区分3(麻酔作用)、(3)より区分1(呼吸器)とした。

【根拠データ】
(1)ラットを用いた単回経口投与試験において、181 mg/kg~244 mg/kg群(区分1の範囲)で雄又は雌に鎮静、自発運動低下、立毛、流涎がみられたとの報告がある(食安委 農薬評価書 (2019))。
(2)マウスを用いた単回経口投与試験において、死亡例の生じない雄200 mg/kg及び雌288 mg/kg(区分1の範囲)で自発運動低下、歩行失調、立毛、呼吸数減少、歩行困難、間欠性痙攣がみられたとの報告がある(食安委 農薬評価書 (2019))。
(3)ラットを用いた単回吸入(ミスト)ばく露試験(4時間)において、0.028 mg/L(区分1の範囲)で呼吸パターンの異常(雑音、ラ音、頻回呼吸)、異常姿勢(猫背姿勢)、嗜眠がみられたとの報告がある(食安委 農薬評価書 (2019))。
令和2年度(2020年度) ガイダンスVer.2.0 (GHS 6版, JIS Z7252:2019)
9 特定標的臓器毒性(反復暴露) 区分1(腎臓、生殖器(男性)、肝臓)


危険
H372 P260
P264
P270
P314
P501
【分類根拠】
(1)~(5)より、区分1の範囲から肝臓、腎臓、生殖器(男性)への影響がみられており、区分1(腎臓、生殖器(男性)、肝臓)とした。

【根拠データ】
(1)イヌを用いた混餌投与による90日間経口投与試験において、25 ppm(1.01 mg/kg/day(雄)、0.9 mg/kg/day(雌)、区分1の範囲)で腎臓影響(比重量増加及び尿細管上皮の変性/再生)が、100 ppm(3.14 mg/kg/day(雄)、2.89 mg/kg/day(雌)、区分1の範囲)で精巣(絶対及び比重量減少、精巣萎縮)が、250 ppm(8.34 mg/kg/day(雄)、6.9 mg/kg/day(雌)、区分1の範囲)で肝臓(肝細胞空胞化、ALT増加(雌))、BUN増加(雌)がみられたとの報告がある(食安委 農薬評価書 (2019))。
(2)上記(1)の追試確認として実施された2つのイヌを用いた混餌投与による90日間経口投与試験においも、より低用量の5 ppm~10ppm(0.19~0.38 mg/kg/day、区分1の範囲)から精巣(精細管の萎縮、精子低形成ないし無精子症)或いは腎臓(尿細管の変性/再生)に影響がみられたとの報告がある(食安委 農薬評価書 (2019))。
(3)イヌを用いた混餌投与による1年間慢性毒性試験において、10 ppm(0.41 mg/kg/day(雄)、0.4 mg/kg/day(雌)、区分1の範囲)で雄に精細管萎縮が、25 ppm(1.01 mg/kg/day(雄)、1.03 mg/kg/day(雌)、区分1の範囲)で雌に近位尿細管上皮の変性/再生がみられたとの報告がある(食安委 農薬評価書 (2019))。
(4)ラットを用いた混餌投与による2年間慢性毒性/発がん性併合試験において、非腫瘍性病変として100 ppm以上(3.56 mg/kg/day(雄)、4.41 mg/kg/day(雌)、区分1の範囲)で精巣(精管精子肉芽腫)が、300 ppm以上(11.3 mg/kg/day(雄)、14.2 mg/kg/day(雌)、区分2の範囲)で精巣間細胞過形成、血液(RBC・Hb・Ht減少、WBC増加(雌のみ))、肝臓(塊状肝細胞過形成(雄のみ))、腎臓(びまん性近位尿細管上皮変性、びまん性遠位尿細管上皮腫大、尿細管上皮単一細胞壊死、尿細管のう胞化、間質線維増生など)への影響がみられたとの報告がある(食安委 農薬評価書 (2019))。
(5)マウスを用いた混餌投与による2年間発がん性試験において、非腫瘍性病変として100 ppm以上(8.55 mg/kg/day(雄)、7.94 mg/kg/day(雌)、区分1の範囲)で腎臓近位尿細管上皮腫大が、300 ppm以上(26 mg/kg/day(雄)、29.5 mg/kg/day(雌)、区分2の範囲)で血液(Hb・Ht減少)、肝臓(小葉周辺性及びびまん性肝細胞肥大、ALP増加)、腎臓(腎尿細管拡張、のう胞形成、尿円柱、石灰沈着、間質線維化、BUN増加(雌))への影響等がみられたとの報告がある(食安委 農薬評価書 (2019))。

【参考データ等】
(6)ラットを用いた混餌投与による90日間経口投与試験において、240 ppm以上(17.5 mg/kg/day(雄)、19 mg/kg/day(雌)、区分2の範囲)で肝臓(肝細胞変性・壊死)、腎臓(比重量増加、糸球体線維化及び基底膜肥厚、間質結合織増殖、尿細管蛋白円柱及び上皮変性)及び雄にWBC減少が、320 ppm(25.4 mg/kg/day(雄)、26.7 mg/kg/day(雌)、区分2の範囲)で雌にHb減少、血漿ChE 及びTP 減少がみられたとの報告がある(食安委 農薬評価書 (2019))。
(7)マウスを用いた混餌投与による90日間経口投与試験において、240 ppm以上(29.6 mg/kg/day(雄)、32.5 mg/kg/day(雌)、区分2の範囲)で肝臓(肝細胞変性・壊死)、腎臓(絶対及び比重量増加、慢性糸球体腎炎)及び雌にHb減少が、320 ppm(41.4 mg/kg/day(雄)、42.6 mg/kg/day(雌)、区分2の範囲)でHt減少がみられたとの報告がある(食安委 農薬評価書 (2019))。
令和2年度(2020年度) ガイダンスVer.2.0 (GHS 6版, JIS Z7252:2019)
10 誤えん有害性 分類できない
-
-
- - 【分類根拠】
データ不足のため分類できない。
令和2年度(2020年度) ガイダンスVer.2.0 (GHS 6版, JIS Z7252:2019)

環境に対する有害性
危険有害性項目 分類結果 絵表示
注意喚起語
危険有害性情報
(Hコード)
注意書き
(Pコード)
分類根拠・問題点 分類実施年度 分類ガイダンス等
11 水生環境有害性 短期(急性) 区分1


警告
H400 P273
P391
P501
藻類(ムレミカヅキモ)72時間ErC50 = 0.005 mg/L (農薬抄録, 2018、水産動植物の被害防止に係る農薬登録保留基準の設定に関する資料, 2008)であることから、区分1とした。 令和3年度(2021年度) ガイダンスVer.2.0 (GHS 6版, JIS Z7252:2019)
11 水生環境有害性 長期(慢性) 区分1


警告
H410 P273
P391
P501
信頼性のある慢性毒性データが得られていない。急速分解性がなく(28日間のBOD分解度:平均6% (METI既存点検結果, 2003))、急性毒性は区分1であることから、区分1とした。 令和3年度(2021年度) ガイダンスVer.2.0 (GHS 6版, JIS Z7252:2019)
12 オゾン層への有害性 分類できない
-
-
- - 当該物質はモントリオール議定書の附属書に列記されていないため。 令和3年度(2021年度) ガイダンスVer.2.0 (GHS 6版, JIS Z7252:2019)


分類結果の利用に関する注意事項:
  • 政府によるGHS分類結果は、事業者がラベルやSDSを作成する際の参考として公表しています。同じ内容を日本国内向けのラベルやSDSに記載しなければならないという義務はありません。
  • 本分類結果は、GHSに基づくラベルやSDSを作成する際に自由に引用又は複写していただけます。ただし、本分類結果の引用又は複写により作成されたラベルやSDSに対する責任は、ラベルやSDSの作成者にあることにご留意ください。
  • 本GHS分類は、分類ガイダンス等に記載された情報源と分類・判定の指針に基づき行っています。他の文献や試験結果等を根拠として使用すること、また、ラベルやSDSに本分類結果と異なる内容を記載することを妨げるものではありません。
  • 「危険有害性情報」欄及び「注意書き」欄のコードにマウスカーソルを重ねると、対応する文言が表示されます。Excel fileでは、コード及び文言が記載されています。
  • 「分類結果」欄の空欄又は「- 」(ハイフン)は、その年度に当該危険有害性項目の分類が実施されなかったことを意味します。

GHS関連情報トップページに戻る