項目 | 情報 |
---|---|
CAS登録番号 | 674-82-8 |
名称 | 4-メチリデンオキセタン-2-オン |
物質ID | m-nite-674-82-8_v1 |
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項目 | 情報 |
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危険有害性項目 | 分類結果 | 絵表示 注意喚起語 |
危険有害性情報 (Hコード) |
注意書き (Pコード) |
分類根拠・問題点 | 分類実施年度 | 分類ガイダンス等 | |
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1 | 爆発物 | 区分に該当しない(分類対象外) |
- |
- | - | 爆発性に関わる原子団を含まない。 | 平成20年度(2008年度) | ガイダンス(H20.9.5版)(GHS 2版) |
2 | 可燃性ガス | 区分に該当しない(分類対象外) |
- |
- | - | 液体である。 | 平成20年度(2008年度) | ガイダンス(H20.9.5版)(GHS 2版) |
3 | エアゾール | 区分に該当しない(分類対象外) |
- |
- | - | エアゾール製品でない。 | 平成20年度(2008年度) | ガイダンス(H20.9.5版)(GHS 2版) |
4 | 酸化性ガス | 区分に該当しない(分類対象外) |
- |
- | - | 液体である。 | 平成20年度(2008年度) | ガイダンス(H20.9.5版)(GHS 2版) |
5 | 高圧ガス | 区分に該当しない(分類対象外) |
- |
- | - | 液体である。 | 平成20年度(2008年度) | ガイダンス(H20.9.5版)(GHS 2版) |
6 | 引火性液体 | 区分3 |
警告 |
H226 | P303+P361+P353 P370+P378 P403+P235 P210 P233 P240 P241 P242 P243 P280 P501 |
IUCLID(2000)による引火点は33℃(密閉式)であり、区分3に該当する。 | 平成20年度(2008年度) | ガイダンス(H20.9.5版)(GHS 2版) |
7 | 可燃性固体 | 区分に該当しない(分類対象外) |
- |
- | - | 液体である。 | 平成20年度(2008年度) | ガイダンス(H20.9.5版)(GHS 2版) |
8 | 自己反応性化学品 | 区分に該当しない |
- |
- | - | 分子内に不飽和結合を含むが、国連危険物輸送勧告のクラス・区分6.1(副次危険3)で容器等級I、国連番号2521(ICSC, 1998)に基づき区分外とした。 | 平成20年度(2008年度) | ガイダンス(H20.9.5版)(GHS 2版) |
9 | 自然発火性液体 | 区分に該当しない |
- |
- | - | 常温の空気と接触しても自然発火しない(発火点275℃(ICSC,1998))。 | 平成20年度(2008年度) | ガイダンス(H20.9.5版)(GHS 2版) |
10 | 自然発火性固体 | 区分に該当しない(分類対象外) |
- |
- | - | 液体である。 | 平成20年度(2008年度) | ガイダンス(H20.9.5版)(GHS 2版) |
11 | 自己発熱性化学品 | 分類できない |
- |
- | - | 液体状の物質に適した試験方法が確立していない。 | 平成20年度(2008年度) | ガイダンス(H20.9.5版)(GHS 2版) |
12 | 水反応可燃性化学品 | 区分に該当しない(分類対象外) |
- |
- | - | 金属または半金属(B, Si, P, Ge, As, Se, Sn, Sb, Te, Bi, Po, At)を含まない。 | 平成20年度(2008年度) | ガイダンス(H20.9.5版)(GHS 2版) |
13 | 酸化性液体 | 区分に該当しない(分類対象外) |
- |
- | - | フッ素および塩素を含まず、酸素を含む有機化合物であるが、この酸素が炭素以外の元素と化学結合していない。 | 平成20年度(2008年度) | ガイダンス(H20.9.5版)(GHS 2版) |
14 | 酸化性固体 | 区分に該当しない(分類対象外) |
- |
- | - | 液体である。 | 平成20年度(2008年度) | ガイダンス(H20.9.5版)(GHS 2版) |
15 | 有機過酸化物 | 区分に該当しない(分類対象外) |
- |
- | - | 分子内に-O-O-構造を含まない有機化合物。 | 平成20年度(2008年度) | ガイダンス(H20.9.5版)(GHS 2版) |
16 | 金属腐食性化学品 | 分類できない |
- |
- | - | データがなく分類できない。 | 平成20年度(2008年度) | ガイダンス(H20.9.5版)(GHS 2版) |
17 | 鈍性化爆発物 | - |
- |
- | - | - | - | - |
危険有害性項目 | 分類結果 | 絵表示 注意喚起語 |
危険有害性情報 (Hコード) |
注意書き (Pコード) |
分類根拠・問題点 | 分類実施年度 | 分類ガイダンス等 | |
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1 | 急性毒性(経口) | 区分4 |
警告 |
H302 | P301+P312 P264 P270 P330 P501 |
ラットを用いた経口投与試験のLD50値 540 mg/kg、613 mg/kg(IUCLID(2000))より、区分4とした。 | 平成20年度(2008年度) | ガイダンス(H20.9.5版)(GHS 2版) |
1 | 急性毒性(経皮) | 区分に該当しない |
- |
- | - | ウサギを用いた経皮投与試験のLD50値は3,096 mg/kg、6,730 mg/kg(IUCLID(2000))との記述があり、低値3,098 mg/kgは国連GHS急性毒性区分5に該当するが、国内では不採用区分につき、区分外とした。 | 平成20年度(2008年度) | ガイダンス(H20.9.5版)(GHS 2版) |
1 | 急性毒性(吸入:ガス) | 区分に該当しない(分類対象外) |
- |
- | - | GHS定義上の液体であるため、ガスでの吸入は想定されず、分類対象外とした。 | 平成20年度(2008年度) | ガイダンス(H20.9.5版)(GHS 2版) |
1 | 急性毒性(吸入:蒸気) | 区分2 |
危険 |
H330 | P304+P340 P403+P233 P260 P271 P284 P310 P320 P405 P501 |
IUCLID(2000)にラットを用いた4時間吸入暴露試験のLC50値が0.311-0.686 mg/L(90.4-199 ppm)、0.94 mg/L(274 ppm)、0.82 mg/L(238 ppm)(IUCLID(2000))等の記述と、ラットを用いた1時間吸入暴露試験のLC50値が551 ppmの記述がある。本物質の飽和蒸気圧濃度9,860 ppm(20℃)から、気体基準を適用すると、1時間暴露の4時間換算LC50値は275 ppmである。これらのデータは区分1または区分2の範囲内であるが、区分2に該当するデータが多いことから、区分2とした。 なお、EU分類はXn; R20(EU-Annex I)である。 |
平成20年度(2008年度) | ガイダンス(H20.9.5版)(GHS 2版) |
1 | 急性毒性(吸入:粉塵、ミスト) | 分類できない |
- |
- | - | データがないので分類できない。 | 平成20年度(2008年度) | ガイダンス(H20.9.5版)(GHS 2版) |
2 | 皮膚腐食性/刺激性 | 区分2 |
警告 |
H315 | P302+P352 P332+P313 P362+P364 P264 P280 P321 |
ウサギを用いた試験で「4.9 Draize units」(IUCLID(2000))の記述があり、引用文献(Ind. Hyg. Found. Am. Chem. Toxicol. Ser. Bull. 6(1967))を調査したところ「moderate irritation」に該当することから、区分2とした。 なお、RTECS(2006)にウサギを用いた24時間Draize試験で「moderate」と、ウサギを用いた試験で「mild」の記述がある。また、ヒトへの影響として、「corrosive、severeな眼、皮膚の熱傷」(HSDB(2003))の記述がある。 |
平成20年度(2008年度) | ガイダンス(H20.9.5版)(GHS 2版) |
3 | 眼に対する重篤な損傷性/眼刺激性 | 区分1 |
危険 |
H318 | P305+P351+P338 P280 P310 |
ウサギを用いた試験で「結膜、虹彩、角膜のDraizeスコアは24 時間後:20/20, 5/10, 70/80、48 時間後:20/20, 5/10, 70/80、72時間後:20/20, 5/10, 60/80」(IUCLID(2000))の記述より、処置後24、48、72時間のAOIが95/110、95/110、85/110と推定されることから、区分1とした。 なお、HSDB(2003)にヒトへの影響として、「corrosive、severeな眼、皮膚の熱傷」の記述がある。 |
平成20年度(2008年度) | ガイダンス(H20.9.5版)(GHS 2版) |
4 | 呼吸器感作性 | 分類できない |
- |
- | - | データがないので分類できない。 | 平成20年度(2008年度) | ガイダンス(H20.9.5版)(GHS 2版) |
4 | 皮膚感作性 | 分類できない |
- |
- | - | データがないので分類できない。 | 平成20年度(2008年度) | ガイダンス(H20.9.5版)(GHS 2版) |
5 | 生殖細胞変異原性 | 分類できない |
- |
- | - | in vivo試験データがないので分類できない。 なお、ネズミチフス菌を用いたAmes試験で「陽性」(IUCLID(2000))の記述がある。 |
平成20年度(2008年度) | ガイダンス(H20.9.5版)(GHS 2版) |
6 | 発がん性 | 分類できない |
- |
- | - | 雄マウスを用いた経皮投与試験、雌マウスを用いた別の経皮投与試験で、それぞれ「試験期間中、腫瘍はみられなかった」(IUCLID(2000))旨の記述があるが、雌雄ラットを用いた試験データがなく、主要な国際的評価機関による評価もなされていないため、分類できない。 | 平成20年度(2008年度) | ガイダンス(H20.9.5版)(GHS 2版) |
7 | 生殖毒性 | 分類できない |
- |
- | - | HSDB(2003)に「動物実験とヒトへの暴露で胎児毒性はみられなかった」旨の記述があるが、データ不足のため分類できない。 | 平成20年度(2008年度) | ガイダンス(H20.9.5版)(GHS 2版) |
8 | 特定標的臓器毒性(単回暴露) | 区分2(呼吸器系) |
警告 |
H371 | P308+P311 P260 P264 P270 P405 P501 |
ラットを用いた4時間吸入暴露試験で、「粘膜への刺激による肺機能障害」(IUCLID(2000))の記述があり、ガイダンス値から判断すると区分1相当であるが、List2の情報源であって、判定基準1b3)を満たさないため、本ガイダンスにしたがって、区分2(呼吸器系)とした。 なお、ヒトへの急性症状として、「肺水腫、気管支痙攣、気管支肺炎の可能性がある」(HSDB(2003))旨の記述がある。 |
平成20年度(2008年度) | ガイダンス(H20.9.5版)(GHS 2版) |
9 | 特定標的臓器毒性(反復暴露) | 分類できない |
- |
- | - | データがないので分類できない。 | 平成20年度(2008年度) | ガイダンス(H20.9.5版)(GHS 2版) |
10 | 誤えん有害性 | 分類できない |
- |
- | - | 本物質は粘性率0.88 mPa・s(温度不明)、密度1.0897 g/cm3(HSDB(2003))より、動粘性率は0.95 mm2/sであり、40℃における動粘性率は20.5 mm2/s以下と推測されるが、炭化水素でないため、分類できない。 | 平成20年度(2008年度) | ガイダンス(H20.9.5版)(GHS 2版) |
危険有害性項目 | 分類結果 | 絵表示 注意喚起語 |
危険有害性情報 (Hコード) |
注意書き (Pコード) |
分類根拠・問題点 | 分類実施年度 | 分類ガイダンス等 | |
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11 | 水生環境有害性 短期(急性) | 区分2 |
- |
H401 | P273 P501 |
甲殻類(オオミジンコ)の48時間EC50 = 2.6 mg/L(環境庁生態影響試験, 1998)から区分2とした。 | 平成20年度(2008年度) | ガイダンス(H20.9.5版)(GHS 2版) |
11 | 水生環境有害性 長期(慢性) | 区分に該当しない |
- |
- | - | 急性毒性区分2であるが、急速分解性がある(良分解性:4週間の標準法でBODによる分解度:99%(既存点検, 1989))が、生物蓄積性が無いと推定される(log Kow = -0.39((PHYSPROP Database, 2008))ことから、区分外とした。 | 平成20年度(2008年度) | ガイダンス(H20.9.5版)(GHS 2版) |
12 | オゾン層への有害性 | - |
- |
- | - | - | - | - |
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