項目 | 情報 |
---|---|
CAS登録番号 | 7446-70-0 |
名称 | 塩化アルミニウム |
物質ID | m-nite-7446-70-0_v1 |
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項目 | 情報 |
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危険有害性項目 | 分類結果 | 絵表示 注意喚起語 |
危険有害性情報 (Hコード) |
注意書き (Pコード) |
分類根拠・問題点 | 分類実施年度 | 分類ガイダンス等 | |
---|---|---|---|---|---|---|---|---|
1 | 爆発物 | 区分に該当しない(分類対象外) |
- |
- | - | 爆発性に関わる原子団を含んでいない。 | 平成20年度(2008年度) | ガイダンス(H20.9.5版)(GHS 2版) |
2 | 可燃性ガス | 区分に該当しない(分類対象外) |
- |
- | - | GHS定義における固体である。 | 平成20年度(2008年度) | ガイダンス(H20.9.5版)(GHS 2版) |
3 | エアゾール | 区分に該当しない(分類対象外) |
- |
- | - | エアゾール製品でない。 | 平成20年度(2008年度) | ガイダンス(H20.9.5版)(GHS 2版) |
4 | 酸化性ガス | 区分に該当しない(分類対象外) |
- |
- | - | GHS定義における固体である。 | 平成20年度(2008年度) | ガイダンス(H20.9.5版)(GHS 2版) |
5 | 高圧ガス | 区分に該当しない(分類対象外) |
- |
- | - | GHS定義における固体である。 | 平成20年度(2008年度) | ガイダンス(H20.9.5版)(GHS 2版) |
6 | 引火性液体 | 区分に該当しない(分類対象外) |
- |
- | - | GHS定義における固体である。 | 平成20年度(2008年度) | ガイダンス(H20.9.5版)(GHS 2版) |
7 | 可燃性固体 | 区分に該当しない |
- |
- | - | 不燃性固体(ATSDR(2008); ホンメル(1996); ICSC(2005))である。 | 平成20年度(2008年度) | ガイダンス(H20.9.5版)(GHS 2版) |
8 | 自己反応性化学品 | 区分に該当しない(分類対象外) |
- |
- | - | 爆発性に関わる原子団、あるいは自己反応性に関連する原子団を含んでいない。 | 平成20年度(2008年度) | ガイダンス(H20.9.5版)(GHS 2版) |
9 | 自然発火性液体 | 区分に該当しない(分類対象外) |
- |
- | - | GHS定義における固体である。 | 平成20年度(2008年度) | ガイダンス(H20.9.5版)(GHS 2版) |
10 | 自然発火性固体 | 区分に該当しない |
- |
- | - | 不燃性(ATSDR(2008); ホンメル(1996); ICSC(2005))である。 | 平成20年度(2008年度) | ガイダンス(H20.9.5版)(GHS 2版) |
11 | 自己発熱性化学品 | 区分に該当しない |
- |
- | - | 不燃性(ATSDR(2008); ホンメル(1996); ICSC(2005))である。 | 平成20年度(2008年度) | ガイダンス(H20.9.5版)(GHS 2版) |
12 | 水反応可燃性化学品 | 区分に該当しない |
- |
- | - | 水溶解度が45.1g/100g H2O(25℃)(Lide(88th, 2008))で、水に対して安定である。 | 平成20年度(2008年度) | ガイダンス(H20.9.5版)(GHS 2版) |
13 | 酸化性液体 | 区分に該当しない(分類対象外) |
- |
- | - | GHS定義における固体である。 | 平成20年度(2008年度) | ガイダンス(H20.9.5版)(GHS 2版) |
14 | 酸化性固体 | 分類できない |
- |
- | - | データなし。 | 平成20年度(2008年度) | ガイダンス(H20.9.5版)(GHS 2版) |
15 | 有機過酸化物 | 区分に該当しない(分類対象外) |
- |
- | - | 無機物である。 | 平成20年度(2008年度) | ガイダンス(H20.9.5版)(GHS 2版) |
16 | 金属腐食性化学品 | 分類できない |
- |
- | - | 固体状の物質に適した試験方法が確立していない。 | 平成20年度(2008年度) | ガイダンス(H20.9.5版)(GHS 2版) |
17 | 鈍性化爆発物 | - |
- |
- | - | - | - | - |
危険有害性項目 | 分類結果 | 絵表示 注意喚起語 |
危険有害性情報 (Hコード) |
注意書き (Pコード) |
分類根拠・問題点 | 分類実施年度 | 分類ガイダンス等 | |
---|---|---|---|---|---|---|---|---|
1 | 急性毒性(経口) | 区分4 |
警告 |
H302 | P301+P312 P264 P270 P330 P501 |
ラットのLD50値は370mg/kg bw(ATSDR(2008))、1100mg/kg bw(JECFA(series24 : 2007))、3700mg/kg bw(JECFA(series24 : 2007))のうち区分4に該当するデータが最も多いことから区分4とした。 | 平成20年度(2008年度) | ガイダンス(H20.9.5版)(GHS 2版) |
1 | 急性毒性(経皮) | 分類できない |
- |
- | - | データなし。 | 平成20年度(2008年度) | ガイダンス(H20.9.5版)(GHS 2版) |
1 | 急性毒性(吸入:ガス) | 区分に該当しない(分類対象外) |
- |
- | - | GHS定義における固体である。 | 平成20年度(2008年度) | ガイダンス(H20.9.5版)(GHS 2版) |
1 | 急性毒性(吸入:蒸気) | 分類できない |
- |
- | - | データなし。 | 平成20年度(2008年度) | ガイダンス(H20.9.5版)(GHS 2版) |
1 | 急性毒性(吸入:粉塵、ミスト) | 分類できない |
- |
- | - | データなし。 | 平成20年度(2008年度) | ガイダンス(H20.9.5版)(GHS 2版) |
2 | 皮膚腐食性/刺激性 | 区分1 |
危険 |
H314 | P301+P330+P331 P303+P361+P353 P305+P351+P338 P304+P340 P260 P264 P280 P310 P321 P363 P405 P501 |
ウサギの試験(open irritation test)で severe(RTECS(2008))、マウスの試験(open irritation test)で severe(RTECS(2008))、ヒトの試験でcorrosive(IUCLID(2000))およびmoderate(IUCLID(2000))の情報より区分1とした。なお、ヒトにおいては被検物質を3日間以上適用した場合、弱い刺激性が観察された(HSDB(2005))、塩化アルミニウム含有薬剤を用いた多汗症の治療で汗疹を悪化させた(HSDB(2005))ことなどが報告されている。また、EU分類はC;R34である。 | 平成20年度(2008年度) | ガイダンス(H20.9.5版)(GHS 2版) |
3 | 眼に対する重篤な損傷性/眼刺激性 | 区分1 |
危険 |
H318 | P305+P351+P338 P280 P310 |
ヒトの試験でhighly corrosive(IUCLID(2000))の結果、ヒトにおいて角膜熱傷の事例(HSDB(2005))があること、皮膚刺激性/腐食性が区分1であることから区分1とした。 | 平成20年度(2008年度) | ガイダンス(H20.9.5版)(GHS 2版) |
4 | 呼吸器感作性 | 分類できない |
- |
- | - | データなし。 | 平成20年度(2008年度) | ガイダンス(H20.9.5版)(GHS 2版) |
4 | 皮膚感作性 | 区分に該当しない |
- |
- | - | モルモットのBuehler testでnot sensitizing(IUCLID(2000)), モルモットのMaximization testでnot sensitizing(IUCLID(2000)), ヒトのMaximization testでnot sensitizing(IUCLID(2000))、ヒトのパッチ試験でnot sensitizing(IUCLID(2000))の情報に基づき区分外とした。なお、塩化アルミニウム含む制汗剤で痒みを伴う皮膚炎を悪化させた患者が塩化アルミニウムのパッチテストで陽性を示した(EHC No.194(1997))、アルミニウムの過敏症予防のため幼児期にアルミニウム結合ワクチンを注射された子供が塩化アルミニウムのパッチテストで陽性を示した(EHC No.194(1997))などのデータがあるが塩化アルミニウムとの関連が明確ではない。 | 平成20年度(2008年度) | ガイダンス(H20.9.5版)(GHS 2版) |
5 | 生殖細胞変異原性 | 区分2 |
警告 |
H341 | P308+P313 P201 P202 P280 P405 P501 |
マウスの腹腔内投与による骨髄細胞小核試験(体細胞を用いる in vivo 変異原性試験)の陽性結果(ATSDR (2008))に基づいて区分2とした。なお、in vitro 試験では、ヒト末梢血リンパ球を用いた染色体異常試験及び小核試験で陽性(ATSDR (2008))、エームス試験及びマウスリンフォーマアッセイで陰性の結果(ATSDR (2008))が得られている。 | 平成20年度(2008年度) | ガイダンス(H20.9.5版)(GHS 2版) |
6 | 発がん性 | 分類できない |
- |
- | - | データなし。 | 平成20年度(2008年度) | ガイダンス(H20.9.5版)(GHS 2版) |
7 | 生殖毒性 | 区分2 |
警告 |
H361 | P308+P313 P201 P202 P280 P405 P501 |
ラットの飲水による(19.3mg/kg/day)3世代試験(JECFA(series 24 : 2007))およびラットの混餌による発生毒性試験(妊娠6-19日:91mg/kg/day)で、影響は認められなかった(IUCLID(2000))との情報があるが、マウスの強制経口試験(妊娠7-16日:41mg Al/kg/day(202mg AlCl3/kg/day))で、親の毒性は不明であるが胚吸収の増加が観察された(ATSDR(2008))こと、ラットの混餌投与試験(妊娠1-20日:272mg Al/kg/day(1343mg AlCl3/kg/day))で、親の毒性は不明であるが、仔に立ち直り反射、握り反射の有意な障害が認められた(ATSDR(2008))こと、ラットの強制経口投与(妊娠15日:900, 1800mg/kg)試験で、親の毒性の記述はないが、仔の耳介展開、開眼の時期、学習・取得などに有意な影響が認められ、妊娠前期の被検物質のばく露は生殖及び仔の行動に影響すると記載されている(IUCLID(2000))ことから、区分2とした。 | 平成20年度(2008年度) | ガイダンス(H20.9.5版)(GHS 2版) |
8 | 特定標的臓器毒性(単回暴露) | 分類できない |
- |
- | - | ウサギ及びマウスの経皮毒性試験の報告(RTECS(2008))があるが、適用部位の刺激性、炎症の記述のみで、その他の毒性症状についての具体的な記載がないことから、データ不足で分類できない。 | 平成20年度(2008年度) | ガイダンス(H20.9.5版)(GHS 2版) |
9 | 特定標的臓器毒性(反復暴露) | 区分2(神経系) |
警告 |
H373 | P260 P314 P501 |
ラットの60日間の強制経口投与試験でガイダンス値の区分外に相当する320mg Al/kg bw(90日換算値:213mg/kg/day)の用量で、嗅球の神経細胞、視床下部神経細胞、大脳基底核線状体中のアセチルコリンエステラーゼ活性の減少(CaPSAR(2000))など神経系への影響が推定され、ラットを用いた180日間の飲水投与試験のガイダンスの区分2に該当する 12mg Al/day per rat(59mg AlCl3/day per rat)の用量で自発運動の低下、自発的課題の忌避、学習障害などが認められ(CaPSAR(2000)、ラットを用いた3ヶ月間の飲水投与試験でガイダンスの区分2に該当する43.1mg/kg/day の用量で回転刺激後に誘発される眼振試験で障害を示す(ASDR(2008))ことより区分2(神経系)とした。なお、ラットを用た21日間の強制経口試験において、赤血球、ヘマトクリット、血清中の鉄含量の有意な減少、血小板の増加とヘモグロビンの減少が認められることからアルミニウムのばく露で生じる正球性貧血が示唆されるとの記載(IUCLID(2000))があるが、本試験のばく露量は494mg/kg/day(90日換算値:115mg/kg/day)であり、ガイダンス値の区分外であった。 |
平成20年度(2008年度) | ガイダンス(H20.9.5版)(GHS 2版) |
10 | 誤えん有害性 | 分類できない |
- |
- | - | データなし。 | 平成20年度(2008年度) | ガイダンス(H20.9.5版)(GHS 2版) |
危険有害性項目 | 分類結果 | 絵表示 注意喚起語 |
危険有害性情報 (Hコード) |
注意書き (Pコード) |
分類根拠・問題点 | 分類実施年度 | 分類ガイダンス等 | |
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11 | 水生環境有害性 短期(急性) | 区分1 |
警告 |
H400 | P273 P391 P501 |
魚類(大西洋サケ)での96h-LC50=0.37 mg/L(EHC 194 1997)であることから、区分1とした。 | 平成20年度(2008年度) | ガイダンス(H20.9.5版)(GHS 2版) |
11 | 水生環境有害性 長期(慢性) | 区分1 |
警告 |
H410 | P273 P391 P501 |
急性毒性区分1であり、無機物であり急速分解性が無いと判断されることから、区分1とした。 | 平成20年度(2008年度) | ガイダンス(H20.9.5版)(GHS 2版) |
12 | オゾン層への有害性 | - |
- |
- | - | - | - | - |
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