項目 | 情報 |
---|---|
CAS登録番号 | 90-41-5 |
名称 | 2‐フェニルアニリン |
物質ID | m-nite-90-41-5_v1 |
Excelファイルのダウンロード | Excel file |
項目 | 情報 |
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危険有害性項目 | 分類結果 | 絵表示 注意喚起語 |
危険有害性情報 (Hコード) |
注意書き (Pコード) |
分類根拠・問題点 | 分類実施年度 | 分類ガイダンス等 | |
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1 | 爆発物 | 区分に該当しない(分類対象外) |
- |
- | - | 爆発性に関わる原子団を含んでいない。 | 平成20年度(2008年度) | ガイダンス(H20.9.5版)(GHS 2版) |
2 | 可燃性ガス | 区分に該当しない(分類対象外) |
- |
- | - | GHSの定義による固体である。 | 平成20年度(2008年度) | ガイダンス(H20.9.5版)(GHS 2版) |
3 | エアゾール | 区分に該当しない(分類対象外) |
- |
- | - | エアゾール製品でない。 | 平成20年度(2008年度) | ガイダンス(H20.9.5版)(GHS 2版) |
4 | 酸化性ガス | 区分に該当しない(分類対象外) |
- |
- | - | GHSの定義による固体である。 | 平成20年度(2008年度) | ガイダンス(H20.9.5版)(GHS 2版) |
5 | 高圧ガス | 区分に該当しない(分類対象外) |
- |
- | - | GHSの定義による固体である。 | 平成20年度(2008年度) | ガイダンス(H20.9.5版)(GHS 2版) |
6 | 引火性液体 | 区分に該当しない(分類対象外) |
- |
- | - | GHSの定義による固体である。 | 平成20年度(2008年度) | ガイダンス(H20.9.5版)(GHS 2版) |
7 | 可燃性固体 | 分類できない |
- |
- | - | データなし。 | 平成20年度(2008年度) | ガイダンス(H20.9.5版)(GHS 2版) |
8 | 自己反応性化学品 | 区分に該当しない(分類対象外) |
- |
- | - | 爆発性及び自己反応性に関連する原子団を含んでいない。 | 平成20年度(2008年度) | ガイダンス(H20.9.5版)(GHS 2版) |
9 | 自然発火性液体 | 区分に該当しない(分類対象外) |
- |
- | - | GHSの定義による固体である。 | 平成20年度(2008年度) | ガイダンス(H20.9.5版)(GHS 2版) |
10 | 自然発火性固体 | 区分に該当しない |
- |
- | - | 発火点が450℃(Chapman Ver. 16:1(2008))であり、70℃超である。 | 平成20年度(2008年度) | ガイダンス(H20.9.5版)(GHS 2版) |
11 | 自己発熱性化学品 | 分類できない |
- |
- | - | データなし。 | 平成20年度(2008年度) | ガイダンス(H20.9.5版)(GHS 2版) |
12 | 水反応可燃性化学品 | 区分に該当しない(分類対象外) |
- |
- | - | 金属又は半金属(B, Si, P, Ge, As, Se, Sn, Sb, Te, Bi, Po, At)を含んでいない。 | 平成20年度(2008年度) | ガイダンス(H20.9.5版)(GHS 2版) |
13 | 酸化性液体 | 区分に該当しない(分類対象外) |
- |
- | - | GHSの定義による固体である。 | 平成20年度(2008年度) | ガイダンス(H20.9.5版)(GHS 2版) |
14 | 酸化性固体 | 区分に該当しない(分類対象外) |
- |
- | - | 酸素、フッ素又は塩素を含まない。 | 平成20年度(2008年度) | ガイダンス(H20.9.5版)(GHS 2版) |
15 | 有機過酸化物 | 区分に該当しない(分類対象外) |
- |
- | - | -O-O-構造を含まない有機化合物である。 | 平成20年度(2008年度) | ガイダンス(H20.9.5版)(GHS 2版) |
16 | 金属腐食性化学品 | 分類できない |
- |
- | - | データなし。 | 平成20年度(2008年度) | ガイダンス(H20.9.5版)(GHS 2版) |
17 | 鈍性化爆発物 | - |
- |
- | - | - | - | - |
危険有害性項目 | 分類結果 | 絵表示 注意喚起語 |
危険有害性情報 (Hコード) |
注意書き (Pコード) |
分類根拠・問題点 | 分類実施年度 | 分類ガイダンス等 | |
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1 | 急性毒性(経口) | 区分に該当しない |
- |
- | - | ラットLD50 = 2340 mg/kg(NTP TR233(1982))により、分類JISによる区分外とした(国連GHSの区分5に該当)。なお、1群4匹の(雄2匹雌2匹)のラットを用い1, 10, 100, 1000および10000 mg/kgの用量に亘り実施された単回投与試験において、1000 mg/kg以下では試験物質による死亡の発生はなかった(NTP TR233(1982))。 | 平成20年度(2008年度) | ガイダンス(H20.9.5版)(GHS 2版) |
1 | 急性毒性(経皮) | 分類できない |
- |
- | - | データなし。 | 平成20年度(2008年度) | ガイダンス(H20.9.5版)(GHS 2版) |
1 | 急性毒性(吸入:ガス) | 区分に該当しない(分類対象外) |
- |
- | - | GHSの定義による固体である。 | 平成20年度(2008年度) | ガイダンス(H20.9.5版)(GHS 2版) |
1 | 急性毒性(吸入:蒸気) | 分類できない |
- |
- | - | データなし。 | 平成20年度(2008年度) | ガイダンス(H20.9.5版)(GHS 2版) |
1 | 急性毒性(吸入:粉塵、ミスト) | 分類できない |
- |
- | - | データなし。 | 平成20年度(2008年度) | ガイダンス(H20.9.5版)(GHS 2版) |
2 | 皮膚腐食性/刺激性 | 分類できない |
- |
- | - | データなし。 | 平成20年度(2008年度) | ガイダンス(H20.9.5版)(GHS 2版) |
3 | 眼に対する重篤な損傷性/眼刺激性 | 分類できない |
- |
- | - | データなし。 | 平成20年度(2008年度) | ガイダンス(H20.9.5版)(GHS 2版) |
4 | 呼吸器感作性 | 分類できない |
- |
- | - | データなし。 | 平成20年度(2008年度) | ガイダンス(H20.9.5版)(GHS 2版) |
4 | 皮膚感作性 | 分類できない |
- |
- | - | データなし。 | 平成20年度(2008年度) | ガイダンス(H20.9.5版)(GHS 2版) |
5 | 生殖細胞変異原性 | 分類できない |
- |
- | - | 体細胞in vivo遺伝毒性試験のSCE試験で陰性だが(HSDB, 2004)、in vitro変異原性試験のAmes試験(NTP DB(Access on Nov. 2008))ならびに染色体異常試験では陽性であった(RTECS(2006)。in vivo変異原性試験のデータがなく、データ不足で分類できない。なお、in vitro染色体異常試験の陽性は、細胞毒性に起因したものと推察されている(Environ Mol Mutagen., 43, 36-44, 2004) | 平成20年度(2008年度) | ガイダンス(H20.9.5版)(GHS 2版) |
6 | 発がん性 | 区分2 |
警告 |
H351 | P308+P313 P201 P202 P280 P405 P501 |
2-フェニルアニリン塩酸塩を用いたラット及びマウスの2年間混餌投与試験において、ラットでは試験終了時に雌雄とも僅かな体重増加抑制が認められたが、生存率は対照群と変わらず、試験物質投与に結びつけられる腫瘍発生頻度の増加も見られなかった(NTP TR233(1982))。しかし、マウスの場合は体重変化は対照群とほとんど差がなかったが、高用量群で雄の生存率が有意に低下し、血管肉腫の発生頻度の用量依存的な増加が雌雄共認められた(NTP TR233(1982))。以上のマウスでの試験結果に加え、EU分類におけるカテゴリー3;; R40に基づき区分2とした。 | 平成20年度(2008年度) | ガイダンス(H20.9.5版)(GHS 2版) |
7 | 生殖毒性 | 分類できない |
- |
- | - | データなし。 | 平成20年度(2008年度) | ガイダンス(H20.9.5版)(GHS 2版) |
8 | 特定標的臓器毒性(単回暴露) | 区分3(麻酔作用) |
警告 |
H336 | P304+P340 P403+P233 P261 P271 P312 P405 P501 |
ラットおよびマウスに経口投与後、高用量群の死亡例では過剰興奮に続く虚脱、浅呼吸が観察されたが、中・低用量群の生存ラットで投与後24時間以内に嗜眠が認められた(NTP TR233(1982))こと、また別のラットを用いた試験で経口投与後の症状として昏睡が記載されている(RTECS(2006))ことから区分3(麻酔作用)とした。 | 平成20年度(2008年度) | ガイダンス(H20.9.5版)(GHS 2版) |
9 | 特定標的臓器毒性(反復暴露) | 区分2(造血系) |
警告 |
H373 | P260 P314 P501 |
ラットに14日間の経口投与により10000 ppm(90日補正:77.8 mg/kg/day)以上で脾臓の肥大を示し、3000 ppm(90日補正:23.3 mg/kg/day)以上で腸間膜リンパ節の肥大と腎髄質の出血が認められ、マウスに1000~30000 ppm(90日補正:23.3~700 mg/kg/day)を14日間の経口投与した場合にもリンパ節の肥大と腎髄質の出血が全ての投与動物で発生している。ラットおよびマウスに13週間経口投与した試験ではヘモグロビン、赤血球数、ヘマトクリットの用量依存的な減少と白血球数の増加が観察され、病理組織学的には脾臓のヘモジデリン沈着、うっ血、髄外造血が3000 ppm(150 mg/kg/day)以上の雄および1000 ppm(50 mg/kg/day)以上の雌で観察された。一方、14日間の経口投与で見られた腎臓への影響は、13週間投与のマウスでは観察されず、ラットの場合もガイダンス値範囲を超えた最高用量の30000 ppm(1500 mg/kg/day)で尿細管変性、乳頭壊死、間質線維化などが認められ、ばく露期間が延びるとむしろ影響が減弱したことから、腎臓の所見は分類に採用しなかった。以上の結果を総合して、貧血を示唆する血液指標の変化、脾臓の病理組織学的変化、さらに13週間投与の10000 ppm(500 mg/kg/day)以上で見られた骨髄の赤芽球過形成も勘案して区分2(造血系)とした。 |
平成20年度(2008年度) | ガイダンス(H20.9.5版)(GHS 2版) |
10 | 誤えん有害性 | 分類できない |
- |
- | - | データなし。 | 平成20年度(2008年度) | ガイダンス(H20.9.5版)(GHS 2版) |
危険有害性項目 | 分類結果 | 絵表示 注意喚起語 |
危険有害性情報 (Hコード) |
注意書き (Pコード) |
分類根拠・問題点 | 分類実施年度 | 分類ガイダンス等 | |
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11 | 水生環境有害性 短期(急性) | 分類できない |
- |
- | - | データなし。 | 平成20年度(2008年度) | ガイダンス(H20.9.5版)(GHS 2版) |
11 | 水生環境有害性 長期(慢性) | 分類できない |
- |
- | - | データなし。 | 平成20年度(2008年度) | ガイダンス(H20.9.5版)(GHS 2版) |
12 | オゾン層への有害性 | - |
- |
- | - | - | - | - |
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