NITE統合版 政府によるGHS分類結果

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一般情報
 
項目 情報
CAS登録番号 917-61-3
名称 シアン酸ナトリウム
物質ID m-nite-917-61-3_v1
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関連情報
項目 情報
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物理化学的危険性
危険有害性項目 分類結果 絵表示
注意喚起語
危険有害性情報
(Hコード)
注意書き
(Pコード)
分類根拠・問題点 分類実施年度 分類ガイダンス等
1 爆発物 区分に該当しない(分類対象外)
-
-
- - 爆発性に関連する原子団を含んでいない。 平成18年度(2006年度) マニュアル(H18.2.10版)(GHS 初版)
2 可燃性ガス 区分に該当しない(分類対象外)
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- - GHSの定義における固体。 平成18年度(2006年度) マニュアル(H18.2.10版)(GHS 初版)
3 エアゾール 区分に該当しない(分類対象外)
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- - エアゾール製品でない。 平成18年度(2006年度) マニュアル(H18.2.10版)(GHS 初版)
4 酸化性ガス 区分に該当しない(分類対象外)
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- - GHSの定義における固体。 平成18年度(2006年度) マニュアル(H18.2.10版)(GHS 初版)
5 高圧ガス 区分に該当しない(分類対象外)
-
-
- - GHSの定義における固体。 平成18年度(2006年度) マニュアル(H18.2.10版)(GHS 初版)
6 引火性液体 区分に該当しない(分類対象外)
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-
- - GHSの定義における固体。 平成18年度(2006年度) マニュアル(H18.2.10版)(GHS 初版)
7 可燃性固体 区分に該当しない
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- - 不燃性(BGIA, GESTIS-database on hazardous substance, Accessed in June. 2006)。 平成18年度(2006年度) マニュアル(H18.2.10版)(GHS 初版)
8 自己反応性化学品 区分に該当しない
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-
- - 爆発性に関連する原子団は含んでおらず、自己反応性に関連する原子団(不飽和結合)を含んでいるが、農薬として使用されていることから、自己反応性はないと考えられ、区分外とした。 平成18年度(2006年度) マニュアル(H18.2.10版)(GHS 初版)
9 自然発火性液体 区分に該当しない(分類対象外)
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- - GHSの定義における固体。 平成18年度(2006年度) マニュアル(H18.2.10版)(GHS 初版)
10 自然発火性固体 区分に該当しない
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- - 不燃性(BGIA, GESTIS-database on hazardous substance, Accessed in June. 2006)。 平成18年度(2006年度) マニュアル(H18.2.10版)(GHS 初版)
11 自己発熱性化学品 区分に該当しない
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- - 不燃性(BGIA, GESTIS-database on hazardous substance, Accessed in June. 2006)。 平成18年度(2006年度) マニュアル(H18.2.10版)(GHS 初版)
12 水反応可燃性化学品 区分に該当しない
-
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- - 水に対して安定。(水溶解度の数値が得られている。) 平成18年度(2006年度) マニュアル(H18.2.10版)(GHS 初版)
13 酸化性液体 区分に該当しない(分類対象外)
-
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- - GHSの定義における固体。 平成18年度(2006年度) マニュアル(H18.2.10版)(GHS 初版)
14 酸化性固体 分類できない
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- - データなし。 平成18年度(2006年度) マニュアル(H18.2.10版)(GHS 初版)
15 有機過酸化物 区分に該当しない(分類対象外)
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- - 無機化合物。 平成18年度(2006年度) マニュアル(H18.2.10版)(GHS 初版)
16 金属腐食性化学品 分類できない
-
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- - 固体状の物質に適した試験方法が確立していない。 平成18年度(2006年度) マニュアル(H18.2.10版)(GHS 初版)
17 鈍性化爆発物 -
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健康に対する有害性
危険有害性項目 分類結果 絵表示
注意喚起語
危険有害性情報
(Hコード)
注意書き
(Pコード)
分類根拠・問題点 分類実施年度 分類ガイダンス等
1 急性毒性(経口) 区分4


警告
H302 P301+P312
P264
P270
P330
P501
ラットのLD50=1500mg/kg(RTECS, 2006)および1206.1mg/kg(製剤)(農薬時報別冊17号、1994)のうち、低い値の1206.1mg/kgに従って、区分4とした。 平成18年度(2006年度) マニュアル(H18.2.10版)(GHS 初版)
1 急性毒性(経皮) 分類できない
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- - 製剤のラットのLD50>2000mg/kg(農薬時報別冊17号、1994)に従って、分類できない(区分5あるいは区分外)とした。政府による分類では「分類できない[但し、区分5または区分に該当しない]」という条件付きである。 平成18年度(2006年度) マニュアル(H18.2.10版)(GHS 初版)
1 急性毒性(吸入:ガス) 区分に該当しない(分類対象外)
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- - GHSの定義における固体。 平成18年度(2006年度) マニュアル(H18.2.10版)(GHS 初版)
1 急性毒性(吸入:蒸気) 区分に該当しない(分類対象外)
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- - 本物質は蒸気圧が極めて低く(20℃で0.00001Pa未満)、蒸気暴露は困難と考えられ、分類対象外とした。 平成18年度(2006年度) マニュアル(H18.2.10版)(GHS 初版)
1 急性毒性(吸入:粉塵、ミスト) 分類できない
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- - データ不足のため分類できない。 平成18年度(2006年度) マニュアル(H18.2.10版)(GHS 初版)
2 皮膚腐食性/刺激性 区分に該当しない
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- - 農薬時報別冊17号(1994)のウサギの皮膚一次刺激性試験において、試料1.0g(本物質として0.5g)を4時間暴露した結果、1時間後に軽度の紅斑が全例でみられたが24時間には消失したことから、区分外とした。 平成18年度(2006年度) マニュアル(H18.2.10版)(GHS 初版)
3 眼に対する重篤な損傷性/眼刺激性 区分2A


警告
H319 P305+P351+P338
P337+P313
P264
P280
農薬時報別冊17号(1994)のウサギの眼一次刺激性試験において、本物質0.1gを結膜嚢内投与した結果、軽度~中等度の角膜混濁、結膜発赤などがみられたが、非洗眼群では14日後までに、洗眼群では10日後までに症状が消失したことから、区分2Aとした。 平成18年度(2006年度) マニュアル(H18.2.10版)(GHS 初版)
4 呼吸器感作性 分類できない
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- - データなし。 平成18年度(2006年度) マニュアル(H18.2.10版)(GHS 初版)
4 皮膚感作性 区分に該当しない
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- - 農薬時報別冊17号(1994)のモルモットの皮膚感作性試験(Buehler法)において陰性であったことから、区分外とした。 平成18年度(2006年度) マニュアル(H18.2.10版)(GHS 初版)
5 生殖細胞変異原性 分類できない
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- - 農薬時報別冊17号(1994)のマウスの小核試験において陰性であったことから、区分外とした。なお、農薬時報別冊17号(1994)のin vitro変異原性試験では、Ames試験で陰性、染色体異常試験で陽性であった。 平成18年度(2006年度) マニュアル(H18.2.10版)(GHS 初版)
6 発がん性 分類できない
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- - データなし。 平成18年度(2006年度) マニュアル(H18.2.10版)(GHS 初版)
7 生殖毒性 分類できない
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- - 農薬時報別冊17号(1994)のウサギおよびラットの催奇形性試験において本物質の催奇形性作用は認められなかったが、生殖能への影響に関するデータが見つからず、データ不足のため分類できない。 平成18年度(2006年度) マニュアル(H18.2.10版)(GHS 初版)
8 特定標的臓器毒性(単回暴露) 区分1(中枢神経系)


危険
H370 P308+P311
P260
P264
P270
P321
P405
P501
農薬時報別冊17号(1994)のマウスの一般薬理試験において100mg/kgの経口投与で痙攣誘発作用が認められたことから、ガイダンス値との比較により区分1(中枢神経系)とした。 平成18年度(2006年度) マニュアル(H18.2.10版)(GHS 初版)
9 特定標的臓器毒性(反復暴露) 区分2(神経系)


警告
H373 P260
P314
P501
Priority 2文書のRTECS(2006)にヒトの反復暴露で視神経への影響(視野の変化)がみられたとの記載がある。また、暴露期間が14日未満(3~10日)であるが、マウス、モルモットで末梢神経系、中枢神経系への影響(弛緩性麻痺、傾眠)がみられたとの報告がある(RTECS, 2006)。以上から、区分2(神経系)とした。 平成18年度(2006年度) マニュアル(H18.2.10版)(GHS 初版)
10 誤えん有害性 分類できない
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- - データなし。 平成18年度(2006年度) マニュアル(H18.2.10版)(GHS 初版)

環境に対する有害性
危険有害性項目 分類結果 絵表示
注意喚起語
危険有害性情報
(Hコード)
注意書き
(Pコード)
分類根拠・問題点 分類実施年度 分類ガイダンス等
11 水生環境有害性 短期(急性) 分類できない
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- - データがなく分類できない。 平成18年度(2006年度) マニュアル(H18.2.10版)(GHS 初版)
11 水生環境有害性 長期(慢性) 分類できない
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- - データがなく分類できない。 平成18年度(2006年度) マニュアル(H18.2.10版)(GHS 初版)
12 オゾン層への有害性 -
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分類結果の利用に関する注意事項:
  • 政府によるGHS分類結果は、事業者がラベルやSDSを作成する際の参考として公表しています。同じ内容を日本国内向けのラベルやSDSに記載しなければならないという義務はありません。
  • 本分類結果は、GHSに基づくラベルやSDSを作成する際に自由に引用又は複写していただけます。ただし、本分類結果の引用又は複写により作成されたラベルやSDSに対する責任は、ラベルやSDSの作成者にあることにご留意ください。
  • 本GHS分類は、分類ガイダンス等に記載された情報源と分類・判定の指針に基づき行っています。他の文献や試験結果等を根拠として使用すること、また、ラベルやSDSに本分類結果と異なる内容を記載することを妨げるものではありません。
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