項目 | 情報 |
---|---|
CAS登録番号 | 95-68-1 |
名称 | 2,4-ジメチルアニリン |
物質ID | m-nite-95-68-1_v1 |
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項目 | 情報 |
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危険有害性項目 | 分類結果 | 絵表示 注意喚起語 |
危険有害性情報 (Hコード) |
注意書き (Pコード) |
分類根拠・問題点 | 分類実施年度 | 分類ガイダンス等 | |
---|---|---|---|---|---|---|---|---|
1 | 爆発物 | 区分に該当しない(分類対象外) |
- |
- | - | 爆発性に関わる原子団を含まない。 | 平成20年度(2008年度) | ガイダンス(H20.9.5版)(GHS 2版) |
2 | 可燃性ガス | 区分に該当しない(分類対象外) |
- |
- | - | 液体である。 | 平成20年度(2008年度) | ガイダンス(H20.9.5版)(GHS 2版) |
3 | エアゾール | 区分に該当しない(分類対象外) |
- |
- | - | エアゾール製品でない。 | 平成20年度(2008年度) | ガイダンス(H20.9.5版)(GHS 2版) |
4 | 酸化性ガス | 区分に該当しない(分類対象外) |
- |
- | - | 液体である。 | 平成20年度(2008年度) | ガイダンス(H20.9.5版)(GHS 2版) |
5 | 高圧ガス | 区分に該当しない(分類対象外) |
- |
- | - | 液体である。 | 平成20年度(2008年度) | ガイダンス(H20.9.5版)(GHS 2版) |
6 | 引火性液体 | 区分4 |
警告 |
H227 | P370+P378 P210 P280 P403 P501 |
ICSC(2007)による引火点は90℃であり、区分4に該当する。 | 平成20年度(2008年度) | ガイダンス(H20.9.5版)(GHS 2版) |
7 | 可燃性固体 | 区分に該当しない(分類対象外) |
- |
- | - | 液体である。 | 平成20年度(2008年度) | ガイダンス(H20.9.5版)(GHS 2版) |
8 | 自己反応性化学品 | 区分に該当しない(分類対象外) |
- |
- | - | 爆発性、あるいは自己反応性に関わる原子団を含まない。 | 平成20年度(2008年度) | ガイダンス(H20.9.5版)(GHS 2版) |
9 | 自然発火性液体 | 区分に該当しない |
- |
- | - | 国連危険物輸送勧告がクラス6.1で容器等級がII、国連番号が1711(ICSC, 2007)なので区分外とした。 | 平成20年度(2008年度) | ガイダンス(H20.9.5版)(GHS 2版) |
10 | 自然発火性固体 | 区分に該当しない(分類対象外) |
- |
- | - | 液体である。 | 平成20年度(2008年度) | ガイダンス(H20.9.5版)(GHS 2版) |
11 | 自己発熱性化学品 | 分類できない |
- |
- | - | 液体状の物質に適した試験方法が確立していない。 | 平成20年度(2008年度) | ガイダンス(H20.9.5版)(GHS 2版) |
12 | 水反応可燃性化学品 | 区分に該当しない(分類対象外) |
- |
- | - | 金属または半金属(B, Si, P, Ge, As, Se, Sn, Sb, Te, Bi, Po, At)を含まない。 | 平成20年度(2008年度) | ガイダンス(H20.9.5版)(GHS 2版) |
13 | 酸化性液体 | 区分に該当しない(分類対象外) |
- |
- | - | 酸素、フッ素または塩素を含まない有機化合物である。 | 平成20年度(2008年度) | ガイダンス(H20.9.5版)(GHS 2版) |
14 | 酸化性固体 | 区分に該当しない(分類対象外) |
- |
- | - | 液体である。 | 平成20年度(2008年度) | ガイダンス(H20.9.5版)(GHS 2版) |
15 | 有機過酸化物 | 区分に該当しない(分類対象外) |
- |
- | - | 分子内に-O-O-構造を含まない有機化合物。 | 平成20年度(2008年度) | ガイダンス(H20.9.5版)(GHS 2版) |
16 | 金属腐食性化学品 | 分類できない |
- |
- | - | データがなく分類できない。 | 平成20年度(2008年度) | ガイダンス(H20.9.5版)(GHS 2版) |
17 | 鈍性化爆発物 | - |
- |
- | - | - | - | - |
危険有害性項目 | 分類結果 | 絵表示 注意喚起語 |
危険有害性情報 (Hコード) |
注意書き (Pコード) |
分類根拠・問題点 | 分類実施年度 | 分類ガイダンス等 | |
---|---|---|---|---|---|---|---|---|
1 | 急性毒性(経口) | 区分4 |
警告 |
H302 | P301+P312 P264 P270 P330 P501 |
ラットを用いた経口投与試験のLD50値 470 mg/kg(DFGOT vol.19(1998)、ACGIH(7th, 2001))から区分4とした。 | 平成20年度(2008年度) | ガイダンス(H20.9.5版)(GHS 2版) |
1 | 急性毒性(経皮) | 区分に該当しない |
- |
- | - | ウサギを用いた経皮投与試験のLD50値3,300 mg/kg(DFGOT vol.19(1998))との記述がある。このLD50値は国連GHS急性毒性(経皮)区分5に相当すると思われるが、国内では不採用区分につき、区分外とした。 | 平成20年度(2008年度) | ガイダンス(H20.9.5版)(GHS 2版) |
1 | 急性毒性(吸入:ガス) | 区分に該当しない(分類対象外) |
- |
- | - | GHS定義上の液体であるため、ガスでの吸入は想定されず、分類対象外とした。 | 平成20年度(2008年度) | ガイダンス(H20.9.5版)(GHS 2版) |
1 | 急性毒性(吸入:蒸気) | 分類できない |
- |
- | - | データがないので分類できない。 | 平成20年度(2008年度) | ガイダンス(H20.9.5版)(GHS 2版) |
1 | 急性毒性(吸入:粉塵、ミスト) | 区分4 |
警告 |
H332 | P304+P340 P261 P271 P312 |
本物質の飽和蒸気圧濃度(25℃)は175 ppm(0.867 mg/L)である。ラットを用いた4時間吸入暴露試験のLC50値1.53 mg/L(DFGOT vol.19(1998))は飽和蒸気圧濃度より大きいため、ミスト基準を適用し、区分4とした。 | 平成20年度(2008年度) | ガイダンス(H20.9.5版)(GHS 2版) |
2 | 皮膚腐食性/刺激性 | 区分に該当しない |
- |
- | - | OECD TG準拠の皮膚刺激性試験で「not irritating」(DFGOT vol.19(1998))の旨、記述されている。また、BUA 161(Summary, 1994)には、「skin : weak irritation」と、記述されている。以上より、国連GHS皮膚刺激性区分3に相当すると思われるが、国内では不採用区分につき、区分外とした。 なお、環境省リスク評価書第6巻(2008)には、ヒトへの影響の項に「皮膚を刺激し、・・・皮膚に付くと発赤」との記述がある。また、引用文献のICSC(2007)には、EFFECTS OF SHORT-TERM EXPOSUREの項に「mildly irritating」と、記述されている。 |
平成20年度(2008年度) | ガイダンス(H20.9.5版)(GHS 2版) |
3 | 眼に対する重篤な損傷性/眼刺激性 | 区分2 |
警告 |
H319 | P305+P351+P338 P337+P313 P264 P280 |
OECD TG準拠の眼刺激性試験で「irritating」(DFGOT vol.19(1998))の旨、記述されている。また、BUA 161(Summary, 1994)には、「eye : irritant」と、記述されている。以上より、程度が不明なので細区分せず区分2とした。 なお、環境省リスク評価書第6巻(2008)には、ヒトへの影響の項に「眼を刺激し、・・・眼に入ると発赤、痛み」との記述がある。また、引用文献のICSC(2007)には、EFFECTS OF SHORT-TERM EXPOSUREの項に「irritating」と、記述されている。 |
平成20年度(2008年度) | ガイダンス(H20.9.5版)(GHS 2版) |
4 | 呼吸器感作性 | 分類できない |
- |
- | - | データがないので分類できない。 | 平成20年度(2008年度) | ガイダンス(H20.9.5版)(GHS 2版) |
4 | 皮膚感作性 | 分類できない |
- |
- | - | データがないので分類できない。 | 平成20年度(2008年度) | ガイダンス(H20.9.5版)(GHS 2版) |
5 | 生殖細胞変異原性 | 分類できない |
- |
- | - | in vitro変異原性試験(ネズミチフス菌を用いたAmes試験)で「陽性」(NTP DB(Access on October 2008))との記述があるが、in vivo試験のデータがないので、分類できない。 | 平成20年度(2008年度) | ガイダンス(H20.9.5版)(GHS 2版) |
6 | 発がん性 | 区分に該当しない |
- |
- | - | IARCでグループ3(IARC Suppl. 7(1987))との記述があるので、ガイダンスに従い区分外とした。 ただし、ドイツDFGではカテゴリー2(DFGOT vol.19(1998))に分類されている。 |
平成20年度(2008年度) | ガイダンス(H20.9.5版)(GHS 2版) |
7 | 生殖毒性 | 分類できない |
- |
- | - | データがないので分類できない。 | 平成20年度(2008年度) | ガイダンス(H20.9.5版)(GHS 2版) |
8 | 特定標的臓器毒性(単回暴露) | 区分1(血液系) |
危険 |
H370 | P308+P311 P260 P264 P270 P321 P405 P501 |
動物については、ラットを用いた4時間吸入暴露試験において、「過呼吸がみられた」(DFGOT vol.19(1998))旨の記述と、ラットの致死量を求める経口投与試験において、「投与約1時間半後にメトヘモグロビンが産生された」(DFGOT vol.19(1998))旨の記述がある。これらの症状は全て区分1のガイダンス値の範囲内でみられた。本物質のヒトについてのデータはないが、DFGOT vol.19(1998)には、「異性体である2,6-xylidineがヒトにメトヘモグロビン血症を引き起こした」との報告が記述されている。以上より、区分1(血液系)とした。 なお、ICSC(2007)には、「高濃度暴露すると、意識低下を引き起こすことがある。高濃度に暴露すると、メトヘモグロビンを生成することがある。これらの影響は遅れて現れることがある。医学的な経過観察が必要である」旨の記述があるが、投与量などの詳細については不明である。 |
平成20年度(2008年度) | ガイダンス(H20.9.5版)(GHS 2版) |
9 | 特定標的臓器毒性(反復暴露) | 区分1(血液系、肝臓) |
危険 |
H372 | P260 P264 P270 P314 P501 |
区分1のガイダンス値の範囲内で、「ラットの雄で肝臓の絶対及び相対重量の増加、腎臓の尿細管上皮硝子滴の増加、血色素量の減少、血小板数の増加、活性化部分トロンボプラスチン時間の延長、雌で総コレステロール量の増加、雌雄で小葉中心部の肝細胞肥大」(環境省リスク評価書第6巻(2008))が見られた旨記述されており、区分2のガイダンス値の範囲内で、「ラットの雌で肝臓の絶対及び相対重量の増加、腎臓相対重量の増加、血色素量の減少、プロトロンビン時間の短縮等を認めた」(環境省リスク評価書第6巻(2008))旨記述されている。肝臓への影響については、ACGIH(7th, 2001)にも、区分2のガイダンス値の範囲内で、「ラットの雄で肝細胞壊死、胆管過形成がみられた」旨の記述があるため、採用する。腎臓の尿細管上皮硝子滴の増加は、雄ラットのみにみられた症状なので採用しない。以上より、区分1(血液系、肝臓)とした。 | 平成20年度(2008年度) | ガイダンス(H20.9.5版)(GHS 2版) |
10 | 誤えん有害性 | 分類できない |
- |
- | - | データがないので分類できない。 | 平成20年度(2008年度) | ガイダンス(H20.9.5版)(GHS 2版) |
危険有害性項目 | 分類結果 | 絵表示 注意喚起語 |
危険有害性情報 (Hコード) |
注意書き (Pコード) |
分類根拠・問題点 | 分類実施年度 | 分類ガイダンス等 | |
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11 | 水生環境有害性 短期(急性) | 区分2 |
- |
H401 | P273 P501 |
甲殻類(オオミジンコ)の48時間EC50 = 9.9mg/L(AQUIRE, 2008)から区分2とした。 | 平成20年度(2008年度) | ガイダンス(H20.9.5版)(GHS 2版) |
11 | 水生環境有害性 長期(慢性) | 区分2 |
- |
H411 | P273 P391 P501 |
急性毒性区分2であり、急速分解性がない(難分解性、BODによる分解度:0%(既存点検, 1978))ことから区分2とした。 | 平成20年度(2008年度) | ガイダンス(H20.9.5版)(GHS 2版) |
12 | オゾン層への有害性 | - |
- |
- | - | - | - | - |
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