ヒトGatewayTMエントリークローン
※GatewayTM はThermo Fisher Scientific社の商標です
ヒトGatewayTMエントリークローンについて
NBRCでは、新エネルギー・産業技術総合開発機構(NEDO)『タンパク 質機能解析・活用プロジェクト』で完全長ヒトcDNAクローンから作製されたヒトGatewayTMエントリークローンの分譲を行っています(令和4年1月より、NBRCから分譲は行っておりません。)。
ヒトGatewayTMエントリークローンは、完全長ヒトcDNAからPCRにより取得したヒトのORF領域のみをGatewayTMエントリーベクター にクローニングしたクローンです。GatewayTMエントリークローンのインサートDNAは、GatewayTMクローニングテクノロジーにより種々のデスティネーションベクター(発現ベクター)へ簡単に移入することができます。
2010年6月現在、約4万3千クローンのヒトGatewayTMエントリークローンが、社団法人バイオ産業情報化 コンソーシアム(JBIC)からNBRCに寄託され、「生物遺伝資源分譲依頼書(DNA)及び生物遺伝資源の分譲と利用に関する同意書」のみでご利用いただけます(令和4年1月より、NBRCから分譲は行っておりません。)。
これらのヒトGatewayTMエントリークローンを用いたプロジェクトの成果は、Nature Methods等で発表され、クローンの詳細情報やタンパク質発現情報等がヒト遺伝子アノテーション統合データベース (H-InvDB)やHuman Gene and Protein Database (HGPD)から公開されています。
References
- 1.Goshima, N. et al, Human protein factory for converting the transcriptome into an in vitro-expressed proteome., Nature Methods, 5, 1011 - 1017 (2008) [PubMed: 19054851]
- 2.Maruyama, Y. et al, Human Gene and Protein Database (HGPD): a novel database presenting a large quantity of experiment-based results in human proteomics., Nucleic Acids Res, 37, D762-6 (2009) [PubMed: 19073703]
クローン情報について
クローンマップやベクター配列など、更に詳しい情報は、「ヒトGatewayTMエントリークローンに関する情報のページ」をご参照ください。
iPS細胞研究に利用されたクローンについて
Glis1を含むクローンのリストは、「iPS細胞研究で使用されたヒトGatewayTMエントリークローンのページ」をご参照ください。
最終更新日
2022年1月4日
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