適合性認定

技能試験

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技能試験 (Proficiency Testing)とは

同じサンプルについて、対象となる複数の試験所等において試験を実施し、試験所間の能力の比較を行うものです。

試験所等の認定のための審査においては、ISO 9000シリーズに代表されるようなマネジメントシステムの審査、実際に試験が内部の手順書に従って実施されているかの確認などを行います。更に、これらの審査を補完し、認定後の試験所の能力維持を確認するために、実施された試験結果を比較検討する技能試験が必要となります。

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技能試験の必要性

試験所等の認定に係る国際的な基準では、次のように技能試験の必要性が規定されています。

ISO/IEC 17025:2005 5.9.1項

試験所・校正機関は、請け負った試験・校正の有効性の監視のため品質管理手順をもつ。(中略)次の事項を含むのがよいが、これらに限定されない。

b) 試験所間比較又は技能試験プログラムへの参加

ISO/IEC 17011:2004 7.15.3項

認定機関は、利用できるものがあり適切である場合、その認定校正機関・試験所が技能試験又はその他の試験所間比較に参加することを奨励しなければならない。

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技能試験の形態

技能試験の手法は、試験品目の性質、用いる方法及び参加試験所の数によって変化します。代表的な事例を次に示します。

1. 試験分野 -同時参加スキーム (Simultaneous Participation Schemes)

参加試験所に対して同時に、一つの物質源から無作為に選び出した小分け試料(sub‐sample)を配布するものです。試験の完了後、それぞれの結果が調整機関に戻され、個々の試験所の実績及びグループ全体としての実績に関する指標を与えるため、付与された値と比較されます。

2. 校正分野 -逐次参加スキーム (Sequential Participation Schemes)

測定又は校正される試験品目が、ある参加試験所から次へと順次回付されるものです。しばしば、持回り試験とも呼ばれています。

  • 逐次参加スキームの例(矢印はサンプルの配布を示します。)

3. 技能試験についての規格(参考)

JIS Q 17043:2011 適合性評価-技能試験に対する一般要求事項
(ISO/IEC 17043:2010 Conformity assessment-General requirements for proficiency testing)

お問い合わせ

独立行政法人製品評価技術基盤機構 認定センター
TEL:03-3481-1946  FAX:03-3481-1937
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