製品安全

エアコン及び扇風機による事故の防止について(注意喚起)

NITE(ナイト:独立行政法人製品評価技術基盤機構、理事長:安井 至)は、別添のとおり、「エアコン及び扇風機による事故の防止について」の記者説明会を行いました。

公表日

平成26年6月26日

本件の概要

報道発表資料

発表日:
平成26年6月26日(木)
タイトル:
エアコン及び扇風機による事故の防止について(注意喚起)
発表者名:
製品安全センター
資料の概要:
NITE(ナイト)に通知された製品事故情報(※1)において、エアコン(※2)及び扇風機(※3)による事故が、平成20年度から24年度までの5年間に合計657件(※4)ありました。
被害状況別にみると、死亡事故5件、重傷事故4件、軽傷事故36件、拡大被害273件、製品破損(※6)335件等となっています。
また、これらの事故のうち火災と判断されたものは122件(18.6%)ですが、エアコン及び扇風機による事故のほとんどが発熱、発煙、発火等を伴っており、住宅が全焼するほか、「死亡」「重傷」といった重篤な人的被害に至る場合もあり、注意が必要です。
エアコンによる事故357件について、事故の発生状況を現象別に分析すると、次のような事故が多く発生しています。
  • 電源コードの継ぎ足しなど、不適切な接続によって異常発熱が生じて発火した。
  • 洗浄液や結露水等の液体が電源基板等に付着し、トラッキング現象が発生して発 火した。
  • また、扇風機による事故310件について、事故の発生状況を現象別に分析すると、 製品の長期使用に伴う経年劣化による事故が多く発生しています。
  • 長期使用により、コンデンサーの絶縁性が劣化し、ショートが生じたため異常発熱 し、スパークが発生して周囲のホコリ等に着火し、発火した。
  • 長期使用により、首振り部分の内部配線に繰り返し屈曲ストレスが加わり、芯線  が断線したため、スパークが発生して周囲のホコリ等に着火して、発火した。

エアコン及び扇風機による事故については、使用者の誤使用や不注意等の使い方に関わる事故だけでなく、製造不良や製品の長期使用に伴う部品の経年劣化等、製品に起因する事故であっても、使用の際の点検や注意によって未然に防げる事故が多くあります。今年度も既に全国的に猛暑日となる日があるなか、これから夏に向けてエアコン及び扇風機を使用する機会が増加する時期に際して、使用の際の点検や注意、経年劣化を含めた事故の予兆に早めに気づく等、事故を未然に防止していただくために、注意喚起を行うこととしました。

(※1)
消費生活用製品安全法に基づき報告された重大製品事故に加え、事故情報収集制度により収集された非重大製品事故やヒヤリハット情報(被害なし)を含む。
(※2)
ルームエアコン、室外機、室内機を含む。
(※3)
ファンの見えないものやサーキュレーターを含む。USB 接続の扇風機は含まない。
(※4)
平成26 年4 月30 日現在、重複、対象外を除いた件数で、事故発生日に基づき集計。
(※5)
製品本体のみの被害にとどまらず、周囲の製品や建物などにも被害を及ぼすこと。
(※6)
被害状況別で、人的被害と同時に物的被害が発生
事故情報データーベースへ

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お問い合わせ

独立行政法人製品評価技術基盤機構 製品安全センター  リスク評価広報課
TEL:06-6612-2066  FAX:06-6612-1617
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