製品安全

夏到来、エアコンや扇風機の火災にご注意ください

公表日

平成27年6月25日

本件の概要

報道発表資料

発表日:
平成27年6月25日(木)
タイトル:
夏到来、エアコンや扇風機の火災にご注意ください
発表者名:
独立行政法人製品評価技術基盤機構 製品安全センター
資料の概要:
 
 
 今年も既に全国的に真夏日となる日があるなか、エアコン及び扇風機を使用する機会が増える季節ですが、それに伴い火災事故も多く発生しています。
 NITE(ナイト)に通知された製品事故情報※1において、エアコン※2及び扇風機※3の火災を伴う事故は平成21年度~平成25年度の5年間に373件※4(エアコン272件、扇風機101件)ありました。
 
表 主な被害状況(単位:件)  
  死亡 重傷 軽傷 拡大被害※5 製品破損※6 合計
エアコン 3 1 7 181 80 272
扇風機 2 3 7 73 16 101
合計 5 4 14 254 96 373

 被害状況を見ると「死亡」「重傷」といった重篤な人的被害が9件、また、「拡大被害」において家屋が全焼した事例も報告されており、エアコン及び扇風機の使用時は火災への注意が必要です。

■ エアコン及び扇風機の主な火災事故事例
  • エアコンの電源コードや室外機・室内機の電源配線を、改造や不適切な修理、接続したため、 接触不良が生じて異常発熱し、発火した
    … エアコンは消費電力が大きいため、コード類の改造や不適切な修理、接続(ねじり接続 や延長コードとの接続等)を行うと、その場所で異常に発熱し、火災に至ります。
  • エアコン用洗浄液や結露水等の電気を通す液体がエアコンの機器内部に浸入・付着したため、 トラッキング現象が発生してショートし、発火した
    … エアコン内部には電源配線や電源基板等の電装部品があるため、洗浄液などの導電性の 液体が電装部品に付着すると、トラッキング現象が生じて異常発熱します。
  • 扇風機の長期使用に伴う経年劣化※7によって異常発熱、発火した
    … 製造から年数が経過した扇風機は、部品の絶縁劣化や接触不良、断線等が生じ、異常発 熱やショートを起こして周囲の可燃物に着火するおそれがあります。

■ エアコン及び扇風機の火災事故を未然に防止するため、取扱方法や事故の予兆に注意
これらの火災事故のなかには、正しい取扱方法を知り、事故の予兆に早めに気がつくことで未然に防止できるものが多くあります

[事故を防止するための主な注意事項]
  • 電源コード類は改造や不適切な修理、接続を行わない
  • エアコンの洗浄を行う際は、購入店またはメーカーの修理窓口に相談する
  • 製造から長期間経過した扇風機は、就寝時や人がいない場所では使用しない
  • 焦げくさい臭いや異音、異常な振動がある、動作が不安定になる、部分的に熱くなる等、平常時と違う様子がある場合は、使用を中止して電源コードを抜き、購入店またはメーカーの修理窓口に相談する

    これから本格的な夏を迎えるにあたって、エアコン及び扇風機の正しい取扱い方法や注意すべき事故の予兆を知っていただき、事故を未然に防止するため、今般、注意喚起を行うこととしました。
  1. (※1)消費生活用製品安全法に基づき報告された重大製品事故に加え、事故情報収集制度により収集された非重大製品事故(ヒヤリハット情報(被害なし)を含む)。
  2. (※2)ルームエアコン、室外機、室内機を含む。
  3. (※3)ファンの見えないものやサーキュレーターを含む。USB接続の扇風機は含まない。
  4. (※4)平成27年5月29日現在、重複、対象外情報を除いた事故発生件数。
  5. (※5)製品本体のみの被害にとどまらず、周囲の製品や建物などにも被害を及ぼすこと。
  6. (※6)被害状況別で、人的被害と同時に物的被害が発生している場合は、人的被害の最も重篤な分類でカウントし、物的被害には重複カウントしない。
  7. (※7)製造後長期間経過したり、長期間の使用によって性能が劣化したと考えられるもの。

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