製品安全

【製安プレスリリース】春に自転車の事故が多く発生しています ~正しい乗り方と乗車前確認・定期点検で事故を防ぎましょう~

公表日

平成29年3月23日

本件の概要

報道発表資料

発表日:
平成29年3月23日(木)
タイトル:
春に自転車の事故が多く発生しています
~正しい乗り方と乗車前確認・定期点検で事故を防ぎましょう~   
発表者名:
独立行政法人製品評価技術基盤機構 製品安全センター
資料の概要:
 
 自転車※1で通勤、通学を始める人も多いこれからの季節、使用する機会が増えるとともに、自転車による事故が多く発生しています。
 NITE(ナイト)が収集した自転車に関係する製品事故件数※2は平成23年度から平成27年度までの5年間に合計405件ありました。このうち約8割(316件)は、前歯の折損や手足の骨折などの重傷※3(151件)やすり傷などの軽傷※3(165件)を伴っています。被害者を年代別にみると、10歳代が最も多く、次いで30歳代・40歳代となっており、重軽傷事故の約半数(154件)は使用を開始してから1年未満に発生している状況です。なお、405件の中には電動アシスト自転車のバッテリー火災が13件含まれています。
 自転車は、誤った乗り方や部品組み付けの不具合が走行中の転倒事故につながりやすく、事故が発生するとけがをする割合の高い製品です。今一度、自転車の正しい乗り方や乗車前の確認項目などの気をつけるポイントを確認して、事故を未然に防ぎましょう。
 
■主な事故事例と注意事項
  • ●自転車で通学途中、前輪に異物を挟み込み前輪がロックしたため、バランスを崩して前方に転倒し、前歯を折った。(平成27年6月、長野県、10歳代・男性、重傷)
    ハンドルに買い物袋や傘などをぶら下げて自転車に乗らないでください。買い物袋や傘が前輪に巻き込まれると、前輪がロックするおそれがあります。
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  • ●通信販売で購入した自転車(スポーツ車)の前輪を固定する際に、クイックレリーズ(クイックリリース)レバーを使用せず、調整ナットの締め付けのみで行ったため、走行中に固定が緩み前輪が脱落して転倒し、右肩にけがを負った。
    (平成27年4月、大阪府、30歳代・男性、軽傷)
  • 自転車のペダル締め付けが不十分であったため、走行中に右ペダルがクランクから外れバランスを崩して転倒し、鎖骨を折った。
    (平成26年9月、岡山県、30歳代・男性、重傷)
    乗車前には必ず、車輪やペダルが正しく取り付けられているか、緩みやがたつきがないか確認してください。
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  • ●使用者が、自転車(変速機なし)のチェーンが著しくたるんだ状態で立ちこぎ走行をしたため、チェーンが外れバランスを崩して転倒し、左手指を切断した。
    (平成26年7月、東京都、30歳代・男性、重傷)
    自転車に乗車する前に、チェーンにたるみがないか確認してください。たるんだまま乗車すると、走行中にチェーンが外れ、バランスを崩して転倒するおそれがあります。
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  • ●使用者が、前ホークが変形した状態で自転車に乗り続けたため、走行中に前ホークが折れ、バランスを崩して転倒し、軽傷を負った。
    (平成26年7月、広島県、10歳代・男性、軽傷)
    自転車で電柱やブロック塀などに前方からぶつかった場合は、そのまま乗車せず、購入した販売店などで異常がないか点検を受けてください。また、定期的に、自転車整備士(自転車技士、自転車安全整備士)に点検をしてもらいましょう。
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  • <<製品毎の気をつけたいポイント(説明資料より抜粋)>>
  • 自転車の気をつけるポイント[PDF:246KB]
  • (※1)一般用自転車(シティ車及びスポーツ車)、子ども用自転車、折り畳み自転車、電動アシスト自転車を含む。
  • (※2)平成29年2月28日現在、重複、対象外情報を除いた製品事故発生件数。
  • (※3)本資料では、「治療に要する期間が30 日以上の負傷」を「重傷」と定義し、「治療に要する期間が30 日未満の負傷」を「軽傷」と定義する。
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独立行政法人製品評価技術基盤機構 製品安全センター  リスク評価広報課
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