製品安全

夏に多発!扇風機の経年劣化やエアコンの電源コードのねじり接続で火災のおそれ~使用前に扇風機の動作やエアコンの電源コードを必ず確認しましょう~

公表日

平成29年5月25日

本件の概要

報道発表資料

発表日:
平成29年5月25日(木)
タイトル:
夏に多発!扇風機の経年劣化やエアコンの電源コードのねじり接続で火災のおそれ
~使用前に扇風機の動作やエアコンの電源コードを必ず確認しましょう~   
発表者名:
独立行政法人製品評価技術基盤機構 製品安全センター
資料の概要:
 
 これから扇風機※1及びエアコン※2を使う機会が増えてきますが、毎年、6月~8月は、古い扇風機の部品劣化や、エアコンの電源コードの不適切な接続などによる事故が多く発生しています。使用を開始する前に、扇風機やエアコンに異常がないか確認し、事故を未然に防ぎましょう。また、扇風機の事故は3割以上※3が学校や病院等の一般家庭以外の場所で発生しています。公共の場などで共用品として使用する場合等においても注意が必要です。
 NITE(ナイト)に通知された製品事故情報において、扇風機やエアコンの事故が平成23年度~平成27年度の5年間に合計570件※4(扇風機272件、エアコン298件)あります。事故の被害状況をみると、死亡8件、重傷6件などとなっています。平成27年度においては81件(扇風機18件、エアコン63件)の事故が報告され、70件(86%)が火災に至っています。

■扇風機の事故事例と注意事項
●学校に設置されていた扇風機から出火し、扇風機及び周辺を焼損する火災が発生した。約45年の長期使用により、扇風機の内部配線が繰り返し折り曲げられ、本体台座部分で断線し、スパークが発生し、発火したと考えられる。(平成27年8月新潟県)
●異音がしたため確認すると、扇風機及び周辺を焼損する火災が発生していた。約38年の長期使用により、モーターの部品が劣化してスパークが発生し、扇風機と周辺を焼損したと考えられる。(平成25年10月佐賀県)
コンデンサーやモーターコイル等の電気部品や扇風機の首振り部分は、長期の使用により劣化していきます。動きが悪い・動かなくなった、モーターから異音がする、モーターケースが発熱する、焦げ臭いような異臭がする等の症状が出た場合は使用を中止してください。なお、古い扇風機は部品の劣化が火災の原因になっていますので、買い替えをお勧めいたします。

■エアコンの事故事例と注意事項
●エアコンの電源を入れたまま外出中、エアコンが焼損し周辺を汚損する火災が発生した。施工事業者がエアコンの電源コードを、途中で別のコードと「ねじり接続※5」しており、接続部分が接触不良で異常発熱し、エアコン及び周辺を焼損したと考えられる。
(平成27年7月東京都)
電源コードの「ねじり接続」等の改造や、テーブルタップなどを用いた延長接続は絶対にしないでください。本人が行っていなくても、施工業者等が行っている場合もあります。使用を開始する際はご確認ください。
●家人不在時にエアコンから発火し周辺を焼損した。エアコン洗浄時に内部のモーターに洗浄液が付着したためトラッキング現象が発生し、発火に至ったと考えられる。(平成27年7月愛知県)
エアコン洗浄の際には、ファンモーターなどの電気部品に洗浄液がかからないよう十分にご注意ください。ご不明な点がある場合は、製造事業者などの専門知識を有する事業者にご相談ください。
  • (※1) ファンの見えないものやサーキュレーターを含む。USB接続の扇風機は含まない。
  • (※2) ルームエアコン(室外機、室内機)に加え、コンプレッサーを使用する冷温風機も含む。
  • (※3) 事故発生場所が判明しているものに限る。
  • (※4) 消費生活用製品安全法に基づき報告された重大製品事故に加え、事故情報収集制度により収集された非重大製品事故(ヒヤリハット情報(被害なし)を含む)。
  • (※5) 接続器具等を使用せずに、電源コードの芯線をねじり合わせることで別のコードと芯線同士をつなぐ方法。
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