製品安全

夏もやっぱり火の用心!
~アウトドア調理時のNG行動~

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本件の概要

発表日:
令和5年7月27日(木曜日)
発表資料:
夏もやっぱり火の用心!
~アウトドア調理時のNG行動~
映像資料:
カートリッジガスこんろ「3.風防で囲むことの危険」
【せいあんちゃんねる】「まちがい探し~BBQ編~」
資料の概要:
 いよいよ夏本番。本格的なアウトドアシーズンを迎えるにあたり、安全にキャンプやバーベキューを楽しんでいただくため、独立行政法人製品評価技術基盤機構[NITE(ナイト)、理事長:長谷川 史彦、 本所:東京都渋谷区西原]はアウトドア調理時の火の扱いに関しての注意喚起を行います。
カートリッジガスこんろの周りをブロックで囲んだことでボンベが過熱されて漏れたガスに引火する様子
 近年、青空の下で開放的な時間を楽しめることからアウトドアレジャーがブームとなっています。株式会社矢野経済研究所によると、国内のアウトドア用品・施設・レンタル市場規模は2025年度には約3700億円に達するという予測も出ております。
 そんなアウトドアレジャーの楽しみのひとつが、キャンプ飯やバーベキューなどのアウトドア調理です。しかし、アウトドア調理時にガス製品※1や炭、着火剤などを誤った使い方をしてしまうと、一瞬のうちに発火や破裂などの大きな事故につながるおそれがあり、注意が必要です。
 特に「ガストーチ」や「カートリッジガスこんろ」などのガスを燃料とする製品では、毎年多くの事故が発生しており、NITEに通知された製品事故情報※2では、2017年度から2022年度の間に合計154件ありました。事故事象の多くは『漏れたガスに引火した』ケースと『過熱されたガスカートリッジが破裂した』ケースの2つで、やけど等の被害が発生しています。
 
 アウトドア調理時の火の扱いで気を付けるポイントを確認し、安全に楽しく夏を楽しみましょう。

●ガス製品の使用前に気を付けること
 ○製品とガスカートリッジの接続部に劣化や汚れがないか、正しく接続できているか確認する。
 ○点火前に異音や異臭がしないかをチェックし、ガス漏れしていないことを確認する。
●ガス製品の使用中に気を付けること
 ○こんろ全体を覆うような大きな鍋や鉄板など放射熱の大きな調理器具は使用しない。
 ○ガスカートリッジが過熱されるような、誤った使い方をしない。
●炭の使用時に気を付けること
 〇カートリッジガスこんろを使って炭の火おこしをしない。
   〇ガストーチを使用する際は、大きく傾けて使用しない。
   〇一度火を点けたら、着火剤の継ぎ足しをしない。
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発表資料

映像資料

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お問い合わせ

独立行政法人製品評価技術基盤機構 製品安全センター  製品安全広報課
TEL:06-6612-2066  FAX:06-6612-1617
住所:〒559-0034 大阪市住之江区南港北1-22-16 地図