日台製品安全協力覚書の締結について

NITE製品安全センター
 

平成28年11月30日、公益財団法人交流協会（日本）と亜東関係協会（台湾）との間において、「公益財団法人交流協会と亜東関係協会との間の製品安全分野における交流及び協力の強化に関する協力覚書」（略称「日台製品安全協力覚書」）の署名が行われました。

　本覚書は双方が、製品安全分野における安全の確保及びリスクの低減を図るため、製品安全における協力関係を強化するよう努力することとし、交流協会は経済産業省及びNITE、東亜関係協会は経済部標準検験局（BSMI）に対し、それぞれ協力を要請することが明記されています。
　当該締結により、NITEとBSMIは以下の（１）～（３）の取組を行ってまいります。

1. （１）実務者による定期会合を、年一回程度、開催。
2. （２）消費生活用製品の安全確保に資する技術に関する情報、双方の法令の運用や製品の標準化に関する情報、双方で流通している製品の重大事故やリスク評価、事故原因究明に関する情報等の共有を行う。
3. （３）双方が同意した場合には、実務者のための研修プログラムを策定し、同プログラムの実施を行う。

　以上の取組によって、製品安全の実務者間の交流が進み、リコール情報やリスク評価、製品事故の究明に関する情報等が共有され、製品安全の技術が高度化し、日台それぞれの市場を流通する製品だけでなく、日台間で輸出入される製品の安全性の向上が期待されます。

覚書の内容等は、公益財団法人交流協会のWebサイトをご参照ください。
https://www.koryu.or.jp/taipei/ez3_contents.nsf/v04/05BBA9193A5F63174925807B002CD75C

 

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