項目 | 情報 |
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CAS登録番号 | 68424-85-1 |
名称 | アルキル(C=12~16)(ベンジル)(ジメチル)アンモニウム=クロリド |
物質ID | R02-A-095-METI |
分類実施年度 | 令和2年度(2020年度) |
分類実施者 | 経済産業省 |
新規/再分類 | 新規分類 |
他年度における分類結果 | |
Excelファイルのダウンロード | Excel file |
項目 | 情報 |
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分類に使用したガイダンス(外部リンク) | 政府向けGHS分類ガイダンス(令和元年度改訂版(Ver.2.0)) |
国連GHS文書(外部リンク) | 国連GHS文書 |
解説・用語集(Excelファイル) | 解説・用語集 |
厚生労働省モデルラベル(外部リンク) | |
厚生労働省モデルSDS(外部リンク) | |
OECD/eChemPortal(外部リンク) | eChemPortal |
危険有害性項目 | 分類結果 | 絵表示 注意喚起語 |
危険有害性情報 (Hコード) |
注意書き (Pコード) |
分類根拠・問題点 | |
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1 | 爆発物 | 区分に該当しない(分類対象外) |
- |
- | - | 爆発性に関連する原子団を含んでいない。 |
2 | 可燃性ガス | 区分に該当しない(分類対象外) |
- |
- | - | GHSの定義における固体である。 |
3 | エアゾール | 区分に該当しない(分類対象外) |
- |
- | - | エアゾール製品でない。 |
4 | 酸化性ガス | 区分に該当しない(分類対象外) |
- |
- | - | GHSの定義における固体である。 |
5 | 高圧ガス | 区分に該当しない(分類対象外) |
- |
- | - | GHSの定義における固体である。 |
6 | 引火性液体 | 区分に該当しない(分類対象外) |
- |
- | - | GHSの定義における固体である。 |
7 | 可燃性固体 | 分類できない |
- |
- | - | データがなく分類できない。ただし、可燃性(MOLBASE Encyclopedia(Accessed Dec. 2020))との情報がある。 |
8 | 自己反応性化学品 | 区分に該当しない(分類対象外) |
- |
- | - | 分子内に爆発性、自己反応性に関連する原子団を含んでいない。 |
9 | 自然発火性液体 | 区分に該当しない(分類対象外) |
- |
- | - | GHSの定義における固体である。 |
10 | 自然発火性固体 | 分類できない |
- |
- | - | データがなく分類できない。 |
11 | 自己発熱性化学品 | 分類できない |
- |
- | - | 融点が140℃以下の固体状の物質に適した試験方法が確立していない。 |
12 | 水反応可燃性化学品 | 区分に該当しない(分類対象外) |
- |
- | - | 金属及び半金属(B,Si,P,Ge,As,Se,Sn,Sb,Te,Bi,Po,At)を含んでいない。 |
13 | 酸化性液体 | 区分に該当しない(分類対象外) |
- |
- | - | GHSの定義における固体である。 |
14 | 酸化性固体 | 区分に該当しない(分類対象外) |
- |
- | - | フッ素及び酸素を含まず、塩素を含む有機化合物であり、この塩素が炭素及び水素以外の元素 (N) と結合しているが、その結合はイオン結合であって酸化性に寄与しないと考えられるため、区分に該当しない。 |
15 | 有機過酸化物 | 区分に該当しない(分類対象外) |
- |
- | - | 分子内に-O-O-構造を有していない有機化合物である。 |
16 | 金属腐食性化学品 | 分類できない |
- |
- | - | 固体状の物質に適した試験方法が確立していない。 |
17 | 鈍性化爆発物 | 区分に該当しない(分類対象外) |
- |
- | - | 爆発性に関連する原子団を含んでいない。 |
危険有害性項目 | 分類結果 | 絵表示 注意喚起語 |
危険有害性情報 (Hコード) |
注意書き (Pコード) |
分類根拠・問題点 | |
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1 | 急性毒性(経口) | 区分3 |
危険 |
H301 | P301+P310 P264 P270 P321 P330 P405 P501 |
【分類根拠】 (1)より、区分3とした。 【根拠データ】 (1)ラットのLD50:約 304.5 mg/kg(雄:約 510.9 mg/kg、雌:約 280.8 mg/kg)(EPA Pesticides RED (2006)) |
1 | 急性毒性(経皮) | 区分3 |
危険 |
H311 | P302+P352 P361+P364 P280 P312 P321 P405 P501 |
【分類根拠】 (1)、(2)より、区分3とした。 【根拠データ】 (1)ラットのLD50:約 930 mg/kg(雄:約 1100 mg/kg、雌:約 704 mg/kg)(EPA Pesticides RED (2006)) (2)ラットのLD50:約 2,848 mg/kg(AICIS (旧NICNAS IMAP)(2015)) |
1 | 急性毒性(吸入:ガス) | 区分に該当しない |
- |
- | - | 【分類根拠】 GHSの定義における固体であり、区分に該当しない。 |
1 | 急性毒性(吸入:蒸気) | 分類できない |
- |
- | - | 【分類根拠】 データ不足のため分類できない。 |
1 | 急性毒性(吸入:粉塵、ミスト) | 区分2 |
危険 |
H330 | P304+P340 P403+P233 P260 P271 P284 P310 P320 P405 P501 |
【分類根拠】 (1)より、区分2とした。 【根拠データ】 (1)ラットのLC50(4時間):0.054~0.51 mg/Lの間(EPA Pesticides RED (2006)) |
2 | 皮膚腐食性/刺激性 | 区分1 |
危険 |
H314 | P301+P330+P331 P303+P361+P353 P305+P351+P338 P304+P340 P260 P264 P280 P310 P321 P363 P405 P501 |
【分類根拠】 (1)、(2)より、区分1とした。 【根拠データ】 (1)ウサギを用いた皮膚刺激性試験において、腐食性がみられた(EPA Pesticides RED (2006)、Regul. Toxicol. Pharmacol., 116 (2020))。 (2)ウサギ(n=6)を用いた皮膚刺激性試験(閉塞、24時間適用、72時間観察)において、有傷、無傷皮膚に本物質を適用した結果、重度の紅斑及び浮腫がみられ、皮膚一次刺激指数(PDII)は6.29と算出されたとの報告がある(REACH登録情報 (Accessed Dec. 2020)、Regul. Toxicol. Pharmacol., 116 (2020))。 |
3 | 眼に対する重篤な損傷性/眼刺激性 | 区分1 |
危険 |
H318 | P305+P351+P338 P280 P310 |
【分類根拠】 (1)より、区分1とした。 【根拠データ】 (1)皮膚腐食性/刺激性で区分1である。 |
4 | 呼吸器感作性 | 分類できない |
- |
- | - | 【分類根拠】 データ不足のため分類できない。 |
4 | 皮膚感作性 | 区分に該当しない |
- |
- | - | 【分類根拠】 (1)より、区分に該当しない。 【根拠データ】 (1)本物質は皮膚感作性物質ではない(EPA Pesticides RED (2006)、Regul. Toxicol. Pharmacol., 116 (2020))。 |
5 | 生殖細胞変異原性 | 区分に該当しない |
- |
- | - | 【分類根拠】 (1)~(4)より区分に該当しない。 【根拠データ】 (1)マウスの骨髄細胞を用いた染色体異常試験(単回強制経口投与、純度80%)において陰性の報告がある(Regul. Toxicol. Pharmacol., 116 (2020))。 (2)細菌復帰突然変異試験(OECD TG 471、純度49.2%)において陰性との報告がある(Regul. Toxicol. Pharmacol., 116 (2020))。 (3)ほ乳類培養細胞を用いた遺伝子突然変異(純度80%)において陰性との報告がある(Regul. Toxicol. Pharmacol., 116 (2020))。 (4)ヒトリンパ球を用いた染色体異常試験(OECD TG 473、純度49.2%)において陰性との報告がある(Regul. Toxicol. Pharmacol., 116 (2020))。 【参考データ等】 (5)本物質の変異原性のデータベースは十分と考えられ、それに基づけば本物質は変異原性も遺伝毒性も有さないと考えられる(EPA Pesticides RED (2006))。 |
6 | 発がん性 | 区分に該当しない |
- |
- | - | 【分類根拠】 (1)~(3)より、区分に該当しない。 【根拠データ】 (1)国内外の分類機関による既存分類結果としては、EPAでNL(Not Likely To Be Carcinogenic To Humans)に分類されている(EPA Annual Cancer Report (2019):1999年分類)。 (2)本物質(C12-C16 ADBAC)の高純度品(純度81%)及び低純度品(純度50%)を被験物質としたラットの2年間混餌投与による発がん性試験(OECD TG 453)において、体重及び摂餌量の低下がみられる最高用量まで発がん性の証拠は認められなかった(Regul. Toxicol. Pharmacol. (2020))。 (3)本物質高純度品(純度81%)を被験物質としたマウスの78週間混餌投与による発がん性試験において、体重低下がみられる最高用量まで発がん性の証拠は認められなかった(Regul. Toxicol. Pharmacol. (2020))。 【参考データ等】 (4)ラット及びマウスの試験に基づいて、本物質は発がん性はないと判断された(EPA Pesticides RED (2006))。 |
7 | 生殖毒性 | 区分に該当しない |
- |
- | - | 【分類根拠】 (1)~(5)より、区分に該当しない。 【根拠データ】 (1)ラットを用いた混餌投与による二世代生殖毒性試験(交配10週間前からF2離乳まで)において、親動物に繁殖能に対する影響は認められず、F1及びF2児動物には体重低値のみがみられたとの報告がある(Regul. Toxicol. Pharmacol. 166 (2020) )。 (2)ラットを用いた混餌投与による二世代生殖毒性試験(OECD TG 416、F0の交配10週間前からF2離乳まで)において、親動物に一般毒性影響(体重増加抑制、摂餌量減少、肝臓重量低下、盲腸・結直腸の拡張)がみられる用量で、F1及びF2児動物に脾臓重量減少、体重低値、体重増加抑制、盲腸の拡張(F2のみ)のみがみられたとの報告がある(Regul. Toxicol. Pharmacol. 166 (2020) )。 (3)ラットを用いた強制経口投与による発生毒性試験(妊娠6~15日)において、発生毒性はみられなかったとの報告がある(Regul. Toxicol. Pharmacol. 166 (2020) )。 (4)ウサギを用いた強制経口投与による発生毒性試験(妊娠6~18日)において、発生毒性はみられなかったとの報告がある(Regul. Toxicol. Pharmacol. 166 (2020) )。 (5)ウサギを用いた強制経口投与による発生毒性試験(OECD TG 414、妊娠6~28日)において、発生毒性はみられなかったとの報告がある(Regul. Toxicol. Pharmacol. 166 (2020) )。 |
8 | 特定標的臓器毒性(単回暴露) | 分類できない |
- |
- | - | 【分類根拠】 データ不足のため分類できない。 |
9 | 特定標的臓器毒性(反復暴露) | 分類できない |
- |
- | - | 【分類根拠】 (1)~(4)より、経口経路では区分に該当しない。ただし、他経路での分類に十分な情報がなく、データ不足のため分類できない。 【根拠データ】 (1)ラットを用いた混餌投与による13週間経口投与試験(OECD TG408)において、5,000 ppm(166 mg/kg/day(雄)、188 mg/kg/day(雌)、区分該当しない範囲)で肝臓影響(絶対相対重量減少)(雄)、白血球数・リンパ球・単球の減少(雌)がみられたとの報告がある(Regul. Toxicol. Pharmacol., 116 (2020))。 (2)ラットを用いた混餌投与による13週間経口投与試験において、1,000 ppm(62 mg/kg/day(雄)、77 mg/kg/day(雌)、区分2の範囲)で摂餌量・体重減少傾向が、4,000 ppm(200 mg/kg/day(雄)、200 mg/kg/day(雌)、区分該当しない範囲)で消化管のうっ血・浮腫、脳・肺の出血がみられたとの報告がある(Regul. Toxicol. Pharmacol., 116 (2020))。 (3)マウスを用いた混餌投与による13週間経口投与試験において、1,000 ppm(174 mg/kg/day(雄)、210 mg/kg/day(雌)、区分該当しない範囲)で体重低値がみられたとの報告がある(Regul. Toxicol. Pharmacol., 116 (2020))。 (4)マウスを用いた混餌投与による78週間経口投与試験において、1,500 ppm(229 mg/kg/day(雄)、289 mg/kg/day(雌)、区分該当しない範囲)で体重・体重増加量の減少がみられたとの報告がある(Regul. Toxicol. Pharmacol., 116 (2020))。 【参考データ等】 (5)ラットを用いた13週間経皮投与試験において、2 mg/kg/day(区分1の範囲)で軽度の角化亢進がみられたとの報告がある(Regul. Toxicol. Pharmacol., 116 (2020))。 (6)モルモットを用いた21日間経皮投与試験において、40 mg/kg/day(90日換算:9.33 mg/kg/day、区分1の範囲)で体重・摂餌量の軽度減少がみられたとの報告がある(Regul. Toxicol. Pharmacol., 116 (2020))。 |
10 | 誤えん有害性 | 分類できない |
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- | - | 【分類根拠】 データ不足のため分類できない。 |
危険有害性項目 | 分類結果 | 絵表示 注意喚起語 |
危険有害性情報 (Hコード) |
注意書き (Pコード) |
分類根拠・問題点 | |
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11 | 水生環境有害性 短期(急性) | - |
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11 | 水生環境有害性 長期(慢性) | - |
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12 | オゾン層への有害性 | - |
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