項目 | 情報 |
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CAS登録番号 | 71561-11-0 |
名称 | 2-[4-(2,4-ジクロロベンゾイル)-1,3-ジメチル-5-ピラゾリルオキシ]アセトフェノン(別名:ピラゾキシフェン) |
物質ID | R02-B-119-MHLW |
分類実施年度 | 令和2年度(2020年度) |
分類実施者 | 厚生労働省 |
新規/再分類 | 再分類・見直し |
他年度における分類結果 | 2006年度(平成18年度) |
Excelファイルのダウンロード | Excel file |
項目 | 情報 |
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分類に使用したガイダンス(外部リンク) | 政府向けGHS分類ガイダンス(令和元年度改訂版(Ver.2.0)) |
国連GHS文書(外部リンク) | 国連GHS文書 |
解説・用語集(Excelファイル) | 解説・用語集 |
厚生労働省モデルラベル(外部リンク) | 職場のあんぜんサイトへ |
厚生労働省モデルSDS(外部リンク) | 職場のあんぜんサイトへ |
OECD/eChemPortal(外部リンク) | eChemPortal |
危険有害性項目 | 分類結果 | 絵表示 注意喚起語 |
危険有害性情報 (Hコード) |
注意書き (Pコード) |
分類根拠・問題点 | |
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1 | 爆発物 | 区分に該当しない(分類対象外) |
- |
- | - | 分子内に爆発性に関連する原子団を含んでいないため、区分に該当しない。 |
2 | 可燃性ガス | 区分に該当しない(分類対象外) |
- |
- | - | GHSの定義における固体であり、区分に該当しない。 |
3 | エアゾール | 区分に該当しない(分類対象外) |
- |
- | - | エアゾール製品でないため、区分に該当しない。 |
4 | 酸化性ガス | 区分に該当しない(分類対象外) |
- |
- | - | GHSの定義における固体であり、区分に該当しない。 |
5 | 高圧ガス | 区分に該当しない(分類対象外) |
- |
- | - | GHSの定義における固体であり、区分に該当しない。 |
6 | 引火性液体 | 区分に該当しない(分類対象外) |
- |
- | - | GHSの定義における固体であり、区分に該当しない。 |
7 | 可燃性固体 | 分類できない |
- |
- | - | データがなく分類できない。 |
8 | 自己反応性化学品 | 区分に該当しない(分類対象外) |
- |
- | - | 分子内に爆発性、自己反応性に関連する原子団を含んでいないため、区分に該当しない。 |
9 | 自然発火性液体 | 区分に該当しない(分類対象外) |
- |
- | - | GHSの定義における固体であり、区分に該当しない。 |
10 | 自然発火性固体 | 分類できない |
- |
- | - | データがなく分類できない。 |
11 | 自己発熱性化学品 | 分類できない |
- |
- | - | 融点が140℃以下の固体状の物質に適した試験方法が確立していないため、分類できない。 |
12 | 水反応可燃性化学品 | 区分に該当しない(分類対象外) |
- |
- | - | 金属及び半金属 (B, Si, P, Ge, As, Se, Sn, Sb, Te, Bi, Po, At) を含んでいないため、区分に該当しない。 |
13 | 酸化性液体 | 区分に該当しない(分類対象外) |
- |
- | - | GHSの定義における固体であり、区分に該当しない。 |
14 | 酸化性固体 | 区分に該当しない(分類対象外) |
- |
- | - | フッ素を含まず、酸素及び塩素を含む有機化合物であるが、この酸素及び塩素が炭素及び水素以外の元素と結合していないため、区分に該当しない。 |
15 | 有機過酸化物 | 区分に該当しない(分類対象外) |
- |
- | - | 分子内に-O-O-構造を有していない有機化合物であり、区分に該当しない。 |
16 | 金属腐食性化学品 | 分類できない |
- |
- | - | 固体状の物質に適した試験方法が確立していないため、分類できない。 |
17 | 鈍性化爆発物 | 区分に該当しない(分類対象外) |
- |
- | - | 爆発性に関連する原子団を含まないため、区分に該当しない。 |
危険有害性項目 | 分類結果 | 絵表示 注意喚起語 |
危険有害性情報 (Hコード) |
注意書き (Pコード) |
分類根拠・問題点 | |
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1 | 急性毒性(経口) | 区分4 |
警告 |
H302 | P301+P312 P264 P270 P330 P501 |
【分類根拠】 (1) より、区分4とした。 【根拠データ】 (1) ラットのLD50: 雌: 1,644 mg/kg、雄: 1,690 mg/kg (農薬工業会「日本農薬学会誌」第13巻第1号 (1988)) |
1 | 急性毒性(経皮) | 区分に該当しない |
- |
- | - | 【分類根拠】 (1) より、区分に該当しないとした。 【根拠データ】 (1) ラットのLD50: > 5,000 mg/kg (農薬工業会「日本農薬学会誌」第13巻第1号 (1988)) |
1 | 急性毒性(吸入:ガス) | 区分に該当しない |
- |
- | - | 【分類根拠】 GHSの定義における固体であり、区分に該当しない。 |
1 | 急性毒性(吸入:蒸気) | 分類できない |
- |
- | - | 【分類根拠】 データ不足のため分類できない。 |
1 | 急性毒性(吸入:粉塵、ミスト) | 分類できない |
- |
- | - | 【分類根拠】 データ不足のため分類できない。(1) の情報があるが、ばく露時間が不明のため分類できない。 なお、ばく露濃度が飽和蒸気圧濃度 (7.8E-006 mg/L) よりも高いため、粉じんとしてmg/Lを単位とする基準値を適用した。 【参考データ等】 (1) ラットのLC50 (ばく露時間不明): > 0.28 mg/L (農薬工業会「日本農薬学会誌」第13巻第1号 (1988)) (2) 本物質の蒸気圧: 3.6E-007 mmHg (25℃) (農薬工業会「日本農薬学会誌」第13巻第1号 (1988)) (飽和蒸気圧濃度換算値: 7.8E-006 mg/L) |
2 | 皮膚腐食性/刺激性 | 区分に該当しない |
- |
- | - | 【分類根拠】 (1) より、区分に該当しないとした。 【根拠データ】 (1) ウサギを用いた皮膚刺激性試験で、刺激性は認められなかった (農薬工業会「日本農薬学会誌」第13巻第1号 (1988))。 |
3 | 眼に対する重篤な損傷性/眼刺激性 | 分類できない |
- |
- | - | 【分類根拠】 (1) の記載はあるが、分類できない。旧分類のデータが確認できず、スコア等詳細が不明のため、分類結果を変更した。 【参考データ等】 (1) ウサギを用いた眼刺激性試験で、角膜及び虹彩には変化は認められず、結膜の軽度の発赤、浮腫、分泌物が認められたが、適用48時間後には消失した (農薬工業会「日本農薬学会誌」第13巻第1号 (1988))。 |
4 | 呼吸器感作性 | 分類できない |
- |
- | - | 【分類根拠】 データ不足のため分類できない。 |
4 | 皮膚感作性 | 分類できない |
- |
- | - | 【分類根拠】 データ不足のため分類できない。旧分類の根拠となったデータが確認できないため、分類結果を変更した。 |
5 | 生殖細胞変異原性 | 分類できない |
- |
- | - | 【分類根拠】 データ不足のため分類できない。旧分類で使用した農薬登録申請資料が入手不可能であるため、新たに収集した情報をもとに分類結果を変更した。 【根拠データ】 (1) in vitroでは、細菌を用いた復帰突然変異試験において陰性の結果が得られている (農薬工業会「日本農薬学会誌」第13巻第1号 (1988))。 |
6 | 発がん性 | 区分に該当しない |
- |
- | - | 【分類根拠】 国内外の分類機関による既存分類はない。利用可能なヒトを対象とした報告はない。(1) より区分に該当しないとした。 【根拠データ】 (1) 雌雄のラット及びマウスに本物質をラットは104週間、マウスは104~106週間混餌投与した発がん性試験では、両種とも投与に関連した腫瘍性病変は認められなかった (農薬工業会「日本農薬学会誌」第13巻第1号 (1988))。 |
7 | 生殖毒性 | 区分に該当しない |
- |
- | - | 【分類根拠】 (1)、(2) より、区分に該当しないとした。 【根拠データ】 (1) ラットを用いた混餌投与による2世代繁殖試験において、親動物毒性としてF2世代の雄で肝細胞腫大がみられたが、繁殖能に影響は認められず、児動物の発育にも影響は認められていない (農薬工業会「日本農薬学会誌」第13巻第1号 (1988))。 (2) 雌ラットの妊娠6~15日に強制経口投与した催奇形性試験において、母動物毒性 (体重増加抑制) がみられる用量において、胎児体重減少、化骨度の低下が認められたが、催奇形性は認められていない (農薬工業会「日本農薬学会誌」第13巻第1号 (1988))。 |
8 | 特定標的臓器毒性(単回暴露) | 分類できない |
- |
- | - | 【分類根拠】 データ不足のため分類できない。なお、旧分類で使用した情報源は現在入手不可能であり、新たな情報源からも本物質に関する情報が得られないため、旧分類から分類結果を変更した。 |
9 | 特定標的臓器毒性(反復暴露) | 区分1 (肝臓) |
危険 |
H372 | P260 P264 P270 P314 P501 |
【分類根拠】 (1) より、区分1 (肝臓) とした。旧分類の根拠データは現在入手できず確認を行えないため入手可能な情報に基づき検討を行った結果、旧分類から分類結果を変更した。 【根拠データ】 (1) ラットを用いた慢性毒性/発がん性試験の結果、30 ppm (1.5 mg/kg/day、区分1の範囲) 以上の雌で胆管増生及び胆管線維化が、300 ppm (15 mg/kg/day、区分2の範囲) 以上の雄で 白血球数の減少、LDH低下、雌でクレアチニンの低下が、1,000 ppm (50 mg/kg/day、区分2の範囲) の雌雄で眼の白濁 (粉末飼料中の検体の付着に起因する角膜炎)、摂餌量及び飲水量の減少傾向、体重増加抑制、血小板数の減少、AST低下がみられた (農薬工業会「日本農薬学会誌」第13巻第1号 (1988))。 【参考データ等】 (2) マウスを用いた4週間混餌投与試験の結果、1,250 ppm (187.5 mg/kg/day (90日換算: 58 mg/kg/day、区分2の範囲)) 以上の雌雄で小葉中心性肝細胞腫大及び脂肪化が、3,000 ppm (450 mg/kg/day (90日換算: 140 mg/kg/day、区分2超)) の雌雄で肝臓及び脾臓重量増加または増加傾向、雄で腎尿細管上皮腫大がみられた (農薬工業会「日本農薬学会誌」第13巻第1号 (1988))。 (3) ラットを用いた4週間混餌投与試験の結果、250 ppm (12.5 mg/kg/day (90日換算: 3.9 mg/kg/day、区分1の範囲)) 以上の雌雄で肝臓重量増加、雌で体重増加抑制が、1,250 ppm (62.5 mg/kg/day (90日換算: 19.4 mg/kg/day、区分2の範囲)) の雌雄で総グロブリンの低下、A/G比の上昇が、雄で体重増加抑制、総白血球数の低下、雌で総タンパクの低下、BUNの低下がみられた (農薬工業会「日本農薬学会誌」第13巻第1号 (1988))。 (4) マウスを用いた慢性毒性/発がん性試験の結果、30 ppm (4.5 mg/kg/day、区分1の範囲)以上 の雌雄で肝臓の暗色調化、前胃粘膜上皮角化亢進、雄で肝相対重量の増加、小葉中心性肝細胞腫大が、300 ppm (45 mg/kg/day、区分2の範囲) 以上の雌雄で体重増加抑制、尿pH低下、雌でウロビリノーゲン陽性個体の増加、肝臓絶対及び相対重量増加、小葉中心性肝細胞腫大が、3,000 ppm (450 mg/kg/day、区分2超) の雌雄で摂餌量及び飲水量の低下、雄でウロビリノーゲン陽性個体の増加、ALP及びASTの上昇、雌で総コレステロール及び糖の低下、BUNの上昇がみられた (農薬工業会「日本農薬学会誌」第13巻第1号 (1988))。 |
10 | 誤えん有害性 | 分類できない |
- |
- | - | 【分類根拠】 データ不足のため分類できない。 |
危険有害性項目 | 分類結果 | 絵表示 注意喚起語 |
危険有害性情報 (Hコード) |
注意書き (Pコード) |
分類根拠・問題点 | |
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11 | 水生環境有害性 短期(急性) | - |
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11 | 水生環境有害性 長期(慢性) | - |
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12 | オゾン層への有害性 | - |
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