項目 | 情報 |
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CAS登録番号 | 13840-56-7 |
名称 | ホウ酸のナトリウム塩 |
物質ID | R04-A-022-JNIOSH, MOE |
分類実施年度 | 令和4年度(2022年度) |
分類実施者 | 労働安全衛生総合研究所/環境省 |
新規/再分類 | 新規分類 |
他年度における分類結果 | |
Excelファイルのダウンロード | Excel file |
項目 | 情報 |
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分類に使用したガイダンス(外部リンク) | 政府向けGHS分類ガイダンス(令和3年度改訂版(Ver.2.1)) |
国連GHS文書(外部リンク) | 国連GHS文書 |
解説・用語集(Excelファイル) | 解説・用語集 |
厚生労働省モデルラベル(外部リンク) | |
厚生労働省モデルSDS(外部リンク) | |
OECD/eChemPortal(外部リンク) | eChemPortal |
危険有害性項目 | 分類結果 | 絵表示 注意喚起語 |
危険有害性情報 (Hコード) |
注意書き (Pコード) |
分類根拠・問題点 | |
---|---|---|---|---|---|---|
1 | 爆発物 | 区分に該当しない(分類対象外) |
- |
- | - | 爆発性に関連する原子団を含んでいない。 |
2 | 可燃性ガス | 区分に該当しない(分類対象外) |
- |
- | - | GHSの定義における固体である。 |
3 | エアゾール | 区分に該当しない(分類対象外) |
- |
- | - | エアゾール製品でない。 |
4 | 酸化性ガス | 区分に該当しない(分類対象外) |
- |
- | - | GHSの定義における固体である。 |
5 | 高圧ガス | 区分に該当しない(分類対象外) |
- |
- | - | GHSの定義における固体である。 |
6 | 引火性液体 | 区分に該当しない(分類対象外) |
- |
- | - | GHSの定義における固体である。 |
7 | 可燃性固体 | 分類できない |
- |
- | - | データがなく分類できない。 |
8 | 自己反応性化学品 | 区分に該当しない(分類対象外) |
- |
- | - | 分子内に爆発性、自己反応性に関連する原子団を含んでいない。 |
9 | 自然発火性液体 | 区分に該当しない(分類対象外) |
- |
- | - | GHSの定義における固体である。 |
10 | 自然発火性固体 | 分類できない |
- |
- | - | データがなく分類できない。 |
11 | 自己発熱性化学品 | 分類できない |
- |
- | - | データがなく分類できない。 |
12 | 水反応可燃性化学品 | 分類できない |
- |
- | - | 金属(Na)及び半金属(B)を含むが、データがなく分類できない。 |
13 | 酸化性液体 | 区分に該当しない(分類対象外) |
- |
- | - | GHSの定義における固体である。 |
14 | 酸化性固体 | 分類できない |
- |
- | - | ハロゲンを含まず、酸素を含む無機化合物であり、この酸素が炭素及び水素以外の元素(B)と結合しているが、データがなく分類できない。 |
15 | 有機過酸化物 | 区分に該当しない(分類対象外) |
- |
- | - | 無機化合物である。 |
16 | 金属腐食性化学品 | 分類できない |
- |
- | - | 固体状の物質に適した試験方法が確立していない。 |
17 | 鈍性化爆発物 | 区分に該当しない(分類対象外) |
- |
- | - | 爆発性に関連する原子団を含んでいない。 |
危険有害性項目 | 分類結果 | 絵表示 注意喚起語 |
危険有害性情報 (Hコード) |
注意書き (Pコード) |
分類根拠・問題点 | |
---|---|---|---|---|---|---|
1 | 急性毒性(経口) | 区分に該当しない |
- |
- | - | 【分類根拠】 (1)~(2)より、類縁物質の分類結果を用い、区分に該当しない。 【根拠データ】 (1)本物質はオルトホウ酸ナトリウムで、本物質を含むホウ酸塩類(水和物含む)は生理的pH及び酸性pH下では主に非解離型ホウ酸(B(OH)3)(CAS登録番号:10043-35-3)として、pH 10以上では主に陰イオン型のB(OH)4-として存在する(EU CLP CLH (2019)、AICIS IMAP (2017))。 (2)ホウ酸(CAS登録番号:10043-35-3)の本項は、区分に該当しないと判定している(2013年度GHS分類結果)。 |
1 | 急性毒性(経皮) | 区分に該当しない |
- |
- | - | 【分類根拠】 (1)~(2)より、類縁物質の分類結果を用い、区分に該当しない。 【根拠データ】 (1)本物質を含むホウ酸塩類(水和物含む)は生理的pH及び酸性pH下では主に非解離型ホウ酸(B(OH)3)として、pH 10以上では主に陰イオン型のB(OH)4-として存在する(EU CLP CLH (2019)、EU REACH SVHC (2010)、AICIS IMAP (2017))。 (2)ホウ酸(CAS登録番号:10043-35-3)の本項は、区分に該当しないと判定している(2013年度GHS分類結果)。 |
1 | 急性毒性(吸入:ガス) | 区分に該当しない(分類対象外) |
- |
- | - | 【分類根拠】 GHS定義における固体である、区分に該当しない。 |
1 | 急性毒性(吸入:蒸気) | 区分に該当しない |
- |
- | - | 【分類根拠】 (1)より、類縁物質の分類結果を用い、区分に該当しない。 【根拠データ】 (1)ホウ酸(CAS登録番号:10043-35-3)の本項は、区分に該当しないと判定している(2013年度GHS分類結果)。 |
1 | 急性毒性(吸入:粉塵、ミスト) | 分類できない |
- |
- | - | 【分類根拠】 データ不足のため分類できない。 【参考データ等】 (1)ホウ酸(CAS登録番号:10043-35-3)の本項は、分類できないと判定している(2013年度GHS分類結果)。 |
2 | 皮膚腐食性/刺激性 | 区分2 |
警告 |
H315 | P302+P352 P332+P313 P362+P364 P264 P280 P321 |
【分類根拠】 (1)、(2)より、ホウ酸の知見を用い、区分2とした。 【根拠データ】 (1)本物質はオルトホウ酸ナトリウムで、本物質を含むホウ酸塩類(水和物含む)は生理的pH及び酸性pH下では主に非解離型ホウ酸(B(OH)3)として、pH 10以上では主に陰イオン型のB(OH)4-として存在する(EU CLP CLH (2019)、AICIS IMAP (2017))。 (2)ホウ酸(CAS登録番号:10043-35-3)の本項は、区分2と判定している(2013年度GHS分類結果)。 |
3 | 眼に対する重篤な損傷性/眼刺激性 | 区分2 |
警告 |
H319 | P305+P351+P338 P337+P313 P264 P280 |
【分類根拠】 (1)、(2)より、ホウ酸の知見を用い、区分2とした。 【根拠データ】 (1)本物質はオルトホウ酸ナトリウムで、本物質を含むホウ酸塩類(水和物含む)は生理的pH及び酸性pH下では主に非解離型ホウ酸(B(OH)3)として、pH 10以上では主に陰イオン型のB(OH)4-として存在する(EU CLP CLH (2019)、AICIS IMAP (2017))。 (2)ホウ酸(CAS登録番号:10043-35-3)の本項は、区分2と判定している(2013年度GHS分類結果)。 |
4 | 呼吸器感作性 | 分類できない |
- |
- | - | 【分類根拠】 データ不足のため分類できない。 【参考データ等】 (1)本物質はオルトホウ酸ナトリウムで、本物質を含むホウ酸塩類(水和物含む)は生理的pH及び酸性pH下では主に非解離型ホウ酸(B(OH)3)として、pH 10以上では主に陰イオン型のB(OH)4-として存在する(EU CLP CLH (2019)、AICIS IMAP (2017))。 (2)ホウ酸(CAS登録番号:10043-35-3)の本項は、分類できないと判定している(2015年度GHS分類結果)。 |
4 | 皮膚感作性 | 分類できない |
- |
- | - | 【分類根拠】 データ不足のため分類できない。 【参考データ等】 (1)本物質はオルトホウ酸ナトリウムで、本物質を含むホウ酸塩類(水和物含む)は生理的pH及び酸性pH下では主に非解離型ホウ酸(B(OH)3)として、pH 10以上では主に陰イオン型のB(OH)4-として存在する(EU CLP CLH (2019)、AICIS IMAP (2017))。 (2)ホウ酸(CAS登録番号:10043-35-3)の本項は、分類できないと判定している(2015年度GHS分類結果)。 |
5 | 生殖細胞変異原性 | 分類できない |
- |
- | - | 【分類根拠】 データ不足のため分類できない。 【参考データ等】 (1)ホウ酸(CAS登録番号:10043-35-3)の本項目は分類できないと判定している(2013年度GHS分類結果)。 |
6 | 発がん性 | 分類できない |
- |
- | - | 【分類根拠】 データ不足のため分類できない。 【参考データ等】 (1)無機ホウ酸塩化合物の発がん性分類について、ACGIHではA4に分類されている(ACGIH TLVs and BEIs (2022))。 |
7 | 生殖毒性 | 区分1B |
危険 |
H360 | P308+P313 P201 P202 P280 P405 P501 |
【分類根拠】 本物質自体のデータはないが、(1)、(2)より、本物質の分解物について生殖毒性物質(区分1B)として分類されていることから、本物質も区分1Bとした。 【根拠データ】 (1)本物質はオルトホウ酸ナトリウムで、本物質を含むホウ酸塩類(水和物含む)は生理的pH及び酸性pH下では主に非解離型ホウ酸(B(OH)3)として、pH 10以上では主に陰イオン型のB(OH)4-として存在する(EU CLP CLH (2019)、AICIS IMAP (2017))。 (2)ホウ酸(CAS登録番号:10043-35-3)の本項は、区分1Bと判定している(2013年度GHS分類結果)。 【参考データ等】 (3)EU CLP分類では、ホウ酸とともに本物質もRepr. 1Bに分類されている(EU CLP CLH (2019))。 |
8 | 特定標的臓器毒性(単回暴露) | 区分1(中枢神経系)、区分3(気道刺激性) |
危険 警告 |
H370 H335 |
P308+P311 P260 P264 P270 P321 P405 P501 P304+P340 P403+P233 P261 P271 P312 |
【分類根拠】 本物質のデータはないが、(1)より類縁物質の分類結果を用い、区分1(中枢神経系)、区分3(気道刺激性)とした。なお、消化管への影響は刺激と考えられるため、標的臓器として採用していない。 【根拠データ】 (1)ホウ酸(CAS登録番号:10043-35-3)の本項は、区分1(中枢神経系、消化管)、区分3(気道刺激性)と判定している(2013年度GHS分類結果)。 |
9 | 特定標的臓器毒性(反復暴露) | 分類できない |
- |
- | - | 【分類根拠】 データ不足のため分類できない。 【参考データ等】 (1)ホウ酸(CAS登録番号:10043-35-3)の本項は、分類できないと判定している(2013年度GHS分類結果)。 |
10 | 誤えん有害性 | 分類できない |
- |
- | - | 【分類根拠】 データ不足のため分類できない。 |
危険有害性項目 | 分類結果 | 絵表示 注意喚起語 |
危険有害性情報 (Hコード) |
注意書き (Pコード) |
分類根拠・問題点 | |
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11 | 水生環境有害性 短期(急性) | 分類できない |
- |
- | - | データがなく分類できない。 |
11 | 水生環境有害性 長期(慢性) | 分類できない |
- |
- | - | データがなく分類できない。 |
12 | オゾン層への有害性 | 分類できない |
- |
- | - | 当該物質はモントリオール議定書の附属書に列記されていないため。 |
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