項目 | 情報 |
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CAS登録番号 | 1314-56-3 |
名称 | 五酸化りん |
物質ID | R04-B-012-JNIOSH, MOE |
分類実施年度 | 令和4年度(2022年度) |
分類実施者 | 労働安全衛生総合研究所/環境省 |
新規/再分類 | 再分類・見直し |
他年度における分類結果 | 2008年度(平成20年度) |
Excelファイルのダウンロード | Excel file |
項目 | 情報 |
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分類に使用したガイダンス(外部リンク) | 政府向けGHS分類ガイダンス(令和3年度改訂版(Ver.2.1)) |
国連GHS文書(外部リンク) | 国連GHS文書 |
解説・用語集(Excelファイル) | 解説・用語集 |
厚生労働省モデルラベル(外部リンク) | 職場のあんぜんサイトへ |
厚生労働省モデルSDS(外部リンク) | 職場のあんぜんサイトへ |
OECD/eChemPortal(外部リンク) | eChemPortal |
危険有害性項目 | 分類結果 | 絵表示 注意喚起語 |
危険有害性情報 (Hコード) |
注意書き (Pコード) |
分類根拠・問題点 | |
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1 | 爆発物 | 区分に該当しない(分類対象外) |
- |
- | - | 爆発性に関連する原子団を含んでいない。 |
2 | 可燃性ガス | 区分に該当しない(分類対象外) |
- |
- | - | GHSの定義における固体である。 |
3 | エアゾール | 区分に該当しない(分類対象外) |
- |
- | - | エアゾール製品でない。 |
4 | 酸化性ガス | 区分に該当しない(分類対象外) |
- |
- | - | GHSの定義における固体である。 |
5 | 高圧ガス | 区分に該当しない(分類対象外) |
- |
- | - | GHSの定義における固体である。 |
6 | 引火性液体 | 区分に該当しない(分類対象外) |
- |
- | - | GHSの定義における固体である。 |
7 | 可燃性固体 | 区分に該当しない |
- |
- | - | 不燃性(ICSC (1997))との情報により、区分に該当しない。 |
8 | 自己反応性化学品 | 区分に該当しない(分類対象外) |
- |
- | - | 分子内に爆発性、自己反応性に関連する原子団を含んでいない。 |
9 | 自然発火性液体 | 区分に該当しない(分類対象外) |
- |
- | - | GHSの定義における固体である。 |
10 | 自然発火性固体 | 区分に該当しない |
- |
- | - | 不燃性(ICSC (1997))との情報により、区分に該当しない。 |
11 | 自己発熱性化学品 | 区分に該当しない |
- |
- | - | 不燃性(ICSC (1997))との情報により、区分に該当しない。 |
12 | 水反応可燃性化学品 | 区分に該当しない |
- |
- | - | 半金属(P)を含み、水と 激しく反応しリン酸を生じる(ICSC (1997))が、可燃性ガスは生じない。 |
13 | 酸化性液体 | 区分に該当しない(分類対象外) |
- |
- | - | GHSの定義における固体である。 |
14 | 酸化性固体 | 分類できない |
- |
- | - | 酸素を含む無機化合物であるが、データがなく分類できない。なお、他の物質の燃焼を助長するとの情報(ICSC (1997)) がある。 |
15 | 有機過酸化物 | 区分に該当しない(分類対象外) |
- |
- | - | 無機化合物である。 |
16 | 金属腐食性化学品 | 分類できない |
- |
- | - | 固体状の物質に適した試験方法が確立していない。なお、水の存在下で、多くの金属を侵すとの情報(ICSC (1997))がある。 |
17 | 鈍性化爆発物 | 区分に該当しない(分類対象外) |
- |
- | - | 爆発性に関連する原子団を含んでいない。 |
危険有害性項目 | 分類結果 | 絵表示 注意喚起語 |
危険有害性情報 (Hコード) |
注意書き (Pコード) |
分類根拠・問題点 | |
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1 | 急性毒性(経口) | 分類できない |
- |
- | - | 【分類根拠】 データ不足のため分類できない。 |
1 | 急性毒性(経皮) | 分類できない |
- |
- | - | 【分類根拠】 データ不足のため分類できない。 |
1 | 急性毒性(吸入:ガス) | 区分に該当しない(分類対象外) |
- |
- | - | 【分類根拠】 GHSの定義における固体であり、区分に該当しない。 |
1 | 急性毒性(吸入:蒸気) | 分類できない |
- |
- | - | 【分類根拠】 データ不足のため分類できない。 |
1 | 急性毒性(吸入:粉塵、ミスト) | 分類できない |
- |
- | - | 【分類根拠】 データ不足のため分類できない。なお、旧分類の根拠とされたIUCLID (2000)の試験データは入手可能なList 2情報源からは確認できなかった。 |
2 | 皮膚腐食性/刺激性 | 区分1 |
危険 |
H314 | P301+P330+P331 P303+P361+P353 P305+P351+P338 P304+P340 P260 P264 P280 P310 P321 P363 P405 P501 |
【分類根拠】 (1)、(2)より、区分1とした。 【根拠データ】 (1)本物質は皮膚及び眼に腐食性及び刺激性を示す(Patty (6th, 2012))。 (2)本物質は腐食性を有する(HSDB in PubChem (Accessed Aug. 2022))。 【参考データ等】 (3)EUではSkin Corr. 1Aに分類されている(CLP分類結果 (Accessed Aug. 2022))。 |
3 | 眼に対する重篤な損傷性/眼刺激性 | 区分1 |
危険 |
H318 | P305+P351+P338 P280 P310 |
【分類根拠】 (1)、(2)より、区分1とした。 【根拠データ】 (1)皮膚腐食性/刺激性で区分1である。 (2)本物質は皮膚及び眼に腐食性及び刺激性を示す(Patty (6th, 2012))。 |
4 | 呼吸器感作性 | 分類できない |
- |
- | - | 【分類根拠】 データ不足のため分類できない。 |
4 | 皮膚感作性 | 分類できない |
- |
- | - | 【分類根拠】 データ不足のため分類できない。 |
5 | 生殖細胞変異原性 | 分類できない |
- |
- | - | 【分類根拠】 データ不足のため分類できない。 【参考データ等】 (1)In vitroでは、チャイニーズハムスター肺由来細胞を用いた遺伝子突然変異試験(OECD TG473、GLP)で陰性(S9+/-)の結果がある(REACH登録情報 (Accessed Aug. 2022))。 |
6 | 発がん性 | 分類できない |
- |
- | - | 【分類根拠】 データ不足のため分類できない。 |
7 | 生殖毒性 | 分類できない |
- |
- | - | 【分類根拠】 データ不足のため分類できない。 |
8 | 特定標的臓器毒性(単回暴露) | 分類できない |
- |
- | - | 【分類根拠】 データ不足のため分類できない。 |
9 | 特定標的臓器毒性(反復暴露) | 分類できない |
- |
- | - | 【分類根拠】 データ不足のため分類できない。 【参考データ等】 (1)約0.17 ± 0.12mg/m3の本物質ばく露レベルの作業状況下で8時間/日、約200日/年(計40年以上従事)で作業した約20人には、本物質ダストに関連する肺疾患はみられなかった。また、約70人の作業者について肺機能検査が毎年実施されたが、リン粉塵に関する肺機能の変化は観察されなかったとの報告がある(REACH登録情報 (Accessed Aug. 2022))。 |
10 | 誤えん有害性 | 分類できない |
- |
- | - | 【分類根拠】 データ不足のため分類できない。 |
危険有害性項目 | 分類結果 | 絵表示 注意喚起語 |
危険有害性情報 (Hコード) |
注意書き (Pコード) |
分類根拠・問題点 | |
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11 | 水生環境有害性 短期(急性) | 区分3 |
- |
H402 | P273 P501 |
魚類(ゼブラフィッシュ)96時間LC50 = 42 mg/L(pH調整なし、REACH登録情報, 2022)であることから、区分3とした。新たな情報の使用により、旧分類から分類結果が変更となった。 |
11 | 水生環境有害性 長期(慢性) | 区分に該当しない |
- |
- | - | 慢性毒性データを用いた場合、藻類(デスモデスムス属)の72時間NOErC = 25 mg/L(REACH登録情報, 2022)から区分に該当しないとなる。 慢性毒性データが得られていない栄養段階(甲殻類、魚類)に対して急性毒性データを用いた場合、急速分解性に関する十分なデータが得られておらず、甲殻類(オオミジンコ)の48時間EC50 > 100 mg/L、魚類(ゼブラフィッシュ)の96時間LC50 > 100 mg/L(いずれもpH調整あり、REACH登録情報, 2022)から区分に該当しないとなる。 以上の結果から、区分に該当しないとした。新たな情報の使用により、旧分類から分類結果が変更となった。 |
12 | オゾン層への有害性 | 分類できない |
- |
- | - | 当該物質はモントリオール議定書の附属書に列記されていないため。 |
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