項目 | 情報 |
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CAS登録番号 | 106-02-5 |
名称 | 15-ペンタデカンオリド(別名オキサシクロヘキサデカン-2-オン) |
物質ID | m-nite-106-02-5_v2 |
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項目 | 情報 |
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危険有害性項目 | 分類結果 | 絵表示 注意喚起語 |
危険有害性情報 (Hコード) |
注意書き (Pコード) |
分類根拠・問題点 | 分類実施年度 | 分類ガイダンス等 | |
---|---|---|---|---|---|---|---|---|
1 | 爆発物 | 区分に該当しない(分類対象外) |
- |
- | - | 爆発性に関する原子団を含まない。 |
令和4年度(2022年度) | ガイダンスVer.2.1 (GHS 6版, JIS Z7252:2019) |
2 | 可燃性ガス | 区分に該当しない(分類対象外) |
- |
- | - | GHSの定義における固体である。 |
令和4年度(2022年度) | ガイダンスVer.2.1 (GHS 6版, JIS Z7252:2019) |
3 | エアゾール | 区分に該当しない(分類対象外) |
- |
- | - | エアゾール製品でない。 |
令和4年度(2022年度) | ガイダンスVer.2.1 (GHS 6版, JIS Z7252:2019) |
4 | 酸化性ガス | 区分に該当しない(分類対象外) |
- |
- | - | GHSの定義における固体である。 |
令和4年度(2022年度) | ガイダンスVer.2.1 (GHS 6版, JIS Z7252:2019) |
5 | 高圧ガス | 区分に該当しない(分類対象外) |
- |
- | - | GHSの定義における固体である。 |
令和4年度(2022年度) | ガイダンスVer.2.1 (GHS 6版, JIS Z7252:2019) |
6 | 引火性液体 | 区分に該当しない(分類対象外) |
- |
- | - | GHSの定義における固体である。 |
令和4年度(2022年度) | ガイダンスVer.2.1 (GHS 6版, JIS Z7252:2019) |
7 | 可燃性固体 | 分類できない |
- |
- | - | データがなく分類できない。なお、可燃性との情報(Lewis (2001))がある。 |
令和4年度(2022年度) | ガイダンスVer.2.1 (GHS 6版, JIS Z7252:2019) |
8 | 自己反応性化学品 | 区分に該当しない(分類対象外) |
- |
- | - | 分子内に爆発性、自己反応性に関連する原子団を含んでいない。 |
令和4年度(2022年度) | ガイダンスVer.2.1 (GHS 6版, JIS Z7252:2019) |
9 | 自然発火性液体 | 区分に該当しない(分類対象外) |
- |
- | - | GHSの定義における固体である。 |
令和4年度(2022年度) | ガイダンスVer.2.1 (GHS 6版, JIS Z7252:2019) |
10 | 自然発火性固体 | 分類できない |
- |
- | - | データがなく分類できない。 |
令和4年度(2022年度) | ガイダンスVer.2.1 (GHS 6版, JIS Z7252:2019) |
11 | 自己発熱性化学品 | 分類できない |
- |
- | - | 融点が140℃以下の固体状の物質に適した試験方法が確立していない。 |
令和4年度(2022年度) | ガイダンスVer.2.1 (GHS 6版, JIS Z7252:2019) |
12 | 水反応可燃性化学品 | 区分に該当しない(分類対象外) |
- |
- | - | 金属及び半金属(B, Si, P, Ge, As, Se, Sn, Sb, Te, Bi, Po, At)を含んでいない。 |
令和4年度(2022年度) | ガイダンスVer.2.1 (GHS 6版, JIS Z7252:2019) |
13 | 酸化性液体 | 区分に該当しない(分類対象外) |
- |
- | - | GHSの定義における固体である。 |
令和4年度(2022年度) | ガイダンスVer.2.1 (GHS 6版, JIS Z7252:2019) |
14 | 酸化性固体 | 区分に該当しない(分類対象外) |
- |
- | - | フッ素及び塩素を含まず、酸素を含む有機化合物であるが、この酸素が炭素以外の元素と化学結合していない。 |
令和4年度(2022年度) | ガイダンスVer.2.1 (GHS 6版, JIS Z7252:2019) |
15 | 有機過酸化物 | 区分に該当しない(分類対象外) |
- |
- | - | 分子内に-O-O-構造を有していない有機化合物である。 |
令和4年度(2022年度) | ガイダンスVer.2.1 (GHS 6版, JIS Z7252:2019) |
16 | 金属腐食性化学品 | 分類できない |
- |
- | - | 融点が55℃以下の物質ではあるが、データがなく分類できない。 |
令和4年度(2022年度) | ガイダンスVer.2.1 (GHS 6版, JIS Z7252:2019) |
17 | 鈍性化爆発物 | 区分に該当しない(分類対象外) |
- |
- | - | 爆発性に関する原子団を含まない。 |
令和4年度(2022年度) | ガイダンスVer.2.1 (GHS 6版, JIS Z7252:2019) |
危険有害性項目 | 分類結果 | 絵表示 注意喚起語 |
危険有害性情報 (Hコード) |
注意書き (Pコード) |
分類根拠・問題点 | 分類実施年度 | 分類ガイダンス等 | |
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1 | 急性毒性(経口) | 区分に該当しない |
- |
- | - | 【分類根拠】 (1)より、区分に該当しない。 【根拠データ】 (1)ラットのLD50:> 5,000 mg/kg(REACH登録情報 (Accessed Nov. 2022)) |
令和4年度(2022年度) | ガイダンスVer.2.1 (GHS 6版, JIS Z7252:2019) |
1 | 急性毒性(経皮) | 区分に該当しない |
- |
- | - | 【分類根拠】 (1)より、区分に該当しない。 【根拠データ】 (1)ウサギのLD50:> 5,000 mg/kg(REACH登録情報 (Accessed Nov. 2022)) |
令和4年度(2022年度) | ガイダンスVer.2.1 (GHS 6版, JIS Z7252:2019) |
1 | 急性毒性(吸入:ガス) | 区分に該当しない(分類対象外) |
- |
- | - | 【分類根拠】 GHSの定義における固体であり、区分に該当しない。 |
令和4年度(2022年度) | ガイダンスVer.2.1 (GHS 6版, JIS Z7252:2019) |
1 | 急性毒性(吸入:蒸気) | 分類できない |
- |
- | - | 【分類根拠】 データ不足のため分類できない。 |
令和4年度(2022年度) | ガイダンスVer.2.1 (GHS 6版, JIS Z7252:2019) |
1 | 急性毒性(吸入:粉塵、ミスト) | 分類できない |
- |
- | - | 【分類根拠】 データ不足のため分類できない。 |
令和4年度(2022年度) | ガイダンスVer.2.1 (GHS 6版, JIS Z7252:2019) |
2 | 皮膚腐食性/刺激性 | 区分に該当しない |
- |
- | - | 【分類根拠】 (1)、(2)より、区分に該当しない。なお、新たな知見に基づき、分類結果を変更した。 【根拠データ】 (1)本物質の2%溶液0.5 mL、及び10%溶液0.2 mLをそれぞれ被験者54人及び105人に9回反復経皮適用したヒト反復侵襲パッチテスト(HRIPT)では、皮膚刺激性の証拠はみられなかった(Food Chem. Toxicol., 49 (2011))。 (2)ウサギ(n=4)を用いた皮膚刺激性試験(OECD TG 404、GLP、半閉塞、4時間適用、14日間観察)において、全例で軽微~明瞭な紅斑がみられたが、14日目までに完全回復した(24/48/72h後のスコアの平均は紅斑:1.58、浮腫:0.08)との報告がある(REACH登録情報 (Accessed Oct. 2022)、Food Chem. Toxicol., 49 (2011))。 |
令和4年度(2022年度) | ガイダンスVer.2.1 (GHS 6版, JIS Z7252:2019) |
3 | 眼に対する重篤な損傷性/眼刺激性 | 分類できない |
- |
- | - | 【分類根拠】 データ不足のため分類できない。 |
令和4年度(2022年度) | ガイダンスVer.2.1 (GHS 6版, JIS Z7252:2019) |
4 | 呼吸器感作性 | 分類できない |
- |
- | - | 【分類根拠】 データ不足のため分類できない。 |
令和4年度(2022年度) | ガイダンスVer.2.1 (GHS 6版, JIS Z7252:2019) |
4 | 皮膚感作性 | 分類できない |
- |
- | - | 【分類根拠】 (1)~(5)より、ヒト及びモルモットでの陰性知見、マウスでの陽性知見が得られており、相反するため分類できない。 【根拠データ】 (1)114名に対するパッチテスト(10%溶液0.2mLを閉塞適用 (3回/週、3週間、計9回))において、皮膚感作性反応はみられなかったとの報告がある(REACH登録情報 (Accessed Oct. 2022))。 (2)50名に対するパッチテスト(20%溶液0.05mLを48時間閉塞適用 (最大3回/週、3週間、計8回))において、惹起終了24、48時間後に皮膚反応を評価したところ、感作性がみられたのは1名であったとの報告がある(REACH登録情報 (Accessed Oct. 2022))。 (3)モルモット(n=19)を用いたMaximisation試験(OECD TG 406、GLP、皮内投与:5%溶液)において、惹起終了24、48時間後の陽性率はともに0%(0/19例)であったとの報告がある(REACH登録情報 (Accessed Oct. 2022))。 (4)モルモット(n=20)を用いたMaximisation試験(OECD TG 406、GLP、皮内投与:10%溶液)において、惹起終了24、48時間後の陽性率はともに0%(0/20例)であったとの報告がある(REACH登録情報 (Accessed Oct. 2022))。 (5)マウス(n=4または5/群)を用いた局所リンパ節試験(LLNA)(OECD TG 429、GLP、適用濃度:10%、25%、50%)が同一用量で7試験実施されており、6試験は陽性(EC3値:8.2~34.8%、区分1Bに相当する結果)、1試験は陰性(刺激指数(SI値)<3、区分に該当しない範囲の結果)との報告がある(REACH登録情報 (Accessed Oct. 2022))。 |
令和4年度(2022年度) | ガイダンスVer.2.1 (GHS 6版, JIS Z7252:2019) |
5 | 生殖細胞変異原性 | 区分に該当しない |
- |
- | - | 【分類根拠】 (1)、(2)より、区分に該当しない。なお、新たな知見に基づき分類結果を見直した。 【根拠データ】 (1)In vivoでは、マウスの末梢血赤血球を用いた小核試験(単回腹腔内投与、1回目:100~1,600 mg/kg、2回目:350~1,400 mg/kg)で、陰性の報告がある(Canada CMP Screening Assessment (2019)、REACH登録情報 (Accessed Oct. 2022)、Food Chem. Toxicol. (2011))。 (2)In vitroでは、細菌を用いた複数の復帰突然変異試験で陰性の報告がある(REACH登録情報 (Accessed Oct. 2022)、安衛法変異原性試験結果(Accessed Oct. 2022)、Food Chem. Toxicol. (2011))。 |
令和4年度(2022年度) | ガイダンスVer.2.1 (GHS 6版, JIS Z7252:2019) |
6 | 発がん性 | 分類できない |
- |
- | - | 【分類根拠】 データ不足のため分類できない。 |
令和4年度(2022年度) | ガイダンスVer.2.1 (GHS 6版, JIS Z7252:2019) |
7 | 生殖毒性 | 分類できない |
- |
- | - | 【分類根拠】 データ不足のため分類できない。 【参考データ等】 (1)構造関連物質グループ(Macrocyclic lactones and ketones)8物質には生殖発生毒性試験データはないとの報告がある(Canada CMP Screening Assessment (2019))。 (2)(E)-oxacyclohexadec-12-en-2-one、(E)-oxacyclohexadec-13-en-2-one、 (Z)-oxacyclohexadec-(12)-en-2-one、(Z)-oxacyclohexadec-(13)-en-2-oneの混合物(EC番号:422-320-3、CAS登録番号:なし)について、ラットを用いた強制経口投与による一世代生殖毒性試験(OECD TG415、GLP、20~1,000 mg/kg/day)において、限度用量の1,000 mg/kg/dayまで、受胎能及び繁殖成績、出生児の発生及び生後発達への影響はみられなかったとの報告がある。REACH登録事業者はこの結果をREAD ACROSSにより本項分類に利用している(REACH登録情報 (Accessed Oct. 2022))。 |
令和4年度(2022年度) | ガイダンスVer.2.1 (GHS 6版, JIS Z7252:2019) |
8 | 特定標的臓器毒性(単回暴露) | 分類できない |
- |
- | - | 【分類根拠】 (1)、(2)より、経口及び経皮経路では区分に該当しない。ただし、他の経路ではデータ不足のため分類できない。 【根拠データ】 (1)ラットの単回経口投与試験では、5,000 mg/kgで死亡例は見られなかったとの報告がある(REACH登録情報 (Accessed Nov. 2022))。 (2)ウサギを用いた単回経皮投与試験では、5,000 mg/kgで皮膚に軽度の紅斑がみられたとの報告がある(REACH登録情報 (Accessed Nov. 2022))。 |
令和4年度(2022年度) | ガイダンスVer.2.1 (GHS 6版, JIS Z7252:2019) |
9 | 特定標的臓器毒性(反復暴露) | 分類できない |
- |
- | - | 【分類根拠】 データ不足のため分類できない。 |
令和4年度(2022年度) | ガイダンスVer.2.1 (GHS 6版, JIS Z7252:2019) |
10 | 誤えん有害性 | 分類できない |
- |
- | - | 【分類根拠】 データ不足のため分類できない。 |
令和4年度(2022年度) | ガイダンスVer.2.1 (GHS 6版, JIS Z7252:2019) |
危険有害性項目 | 分類結果 | 絵表示 注意喚起語 |
危険有害性情報 (Hコード) |
注意書き (Pコード) |
分類根拠・問題点 | 分類実施年度 | 分類ガイダンス等 | |
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11 | 水生環境有害性 短期(急性) | 区分に該当しない |
- |
- | - | 甲殻類(オオミジンコ)の48時間EC50 > 0.17 mg/L(REACH登録情報, 2022)(>水溶解度)であることから、区分に該当しないとした。新たな情報の使用により、旧分類から分類結果が変更となった。 | 令和4年度(2022年度) | ガイダンスVer.2.1 (GHS 6版, JIS Z7252:2019) |
11 | 水生環境有害性 長期(慢性) | 区分4 |
- |
H413 | P273 P501 |
信頼性のある慢性毒性データが得られていない。 急速分解性に関する十分なデータが得られておらず、急性毒性は区分に該当しないであるが、難水溶性であり(水溶解度 = 0.02 mg/L(20℃)(REACH登録情報, 2022))、生物蓄積性があると推定される(log Kow = 5.79(> 4.0、REACH登録情報, 2022))ことから、区分4とした。新たな情報の使用により、旧分類から分類結果が変更となった。 |
令和4年度(2022年度) | ガイダンスVer.2.1 (GHS 6版, JIS Z7252:2019) |
12 | オゾン層への有害性 | 分類できない |
- |
- | - | 当該物質はモントリオール議定書の附属書に列記されていないため。 | 令和4年度(2022年度) | ガイダンスVer.2.1 (GHS 6版, JIS Z7252:2019) |
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