NITE統合版 政府によるGHS分類結果

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一般情報
 
項目 情報
CAS登録番号 112281-77-3
名称 (RS)‐2‐(2,4‐ジクロロフェニル)‐3‐(1H‐1,2,4‐トリアゾール‐1‐イル)プロピル=1,1,2,2‐テトラフルオロエチル=エーテル(別名テトラコナゾール)
物質ID m-nite-112281-77-3_v1
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関連情報
項目 情報
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物理化学的危険性
危険有害性項目 分類結果 絵表示
注意喚起語
危険有害性情報
(Hコード)
注意書き
(Pコード)
分類根拠・問題点 分類実施年度 分類ガイダンス等
1 爆発物 区分に該当しない(分類対象外)
-
-
- - 爆発性に関わる原子団を含んでいない。 平成20年度(2008年度) ガイダンス(H20.9.5版)(GHS 2版)
2 可燃性ガス 区分に該当しない(分類対象外)
-
-
- - GHSの定義における液体である。 平成20年度(2008年度) ガイダンス(H20.9.5版)(GHS 2版)
3 エアゾール 区分に該当しない(分類対象外)
-
-
- - エアゾール製品ではない。 平成20年度(2008年度) ガイダンス(H20.9.5版)(GHS 2版)
4 酸化性ガス 区分に該当しない(分類対象外)
-
-
- - GHSの定義における液体である。 平成20年度(2008年度) ガイダンス(H20.9.5版)(GHS 2版)
5 高圧ガス 区分に該当しない(分類対象外)
-
-
- - GHSの定義における液体である。 平成20年度(2008年度) ガイダンス(H20.9.5版)(GHS 2版)
6 引火性液体 分類できない
-
-
- - データなし。 平成20年度(2008年度) ガイダンス(H20.9.5版)(GHS 2版)
7 可燃性固体 区分に該当しない(分類対象外)
-
-
- - GHSの定義における液体である。 平成20年度(2008年度) ガイダンス(H20.9.5版)(GHS 2版)
8 自己反応性化学品 区分に該当しない(分類対象外)
-
-
- - 分子内に爆発性に関連する原子団、あるいは自己反応性に関連する原子団を含んでいない。 平成20年度(2008年度) ガイダンス(H20.9.5版)(GHS 2版)
9 自然発火性液体 分類できない
-
-
- - データなし。 平成20年度(2008年度) ガイダンス(H20.9.5版)(GHS 2版)
10 自然発火性固体 区分に該当しない(分類対象外)
-
-
- - GHSの定義における液体である。 平成20年度(2008年度) ガイダンス(H20.9.5版)(GHS 2版)
11 自己発熱性化学品 分類できない
-
-
- - 液体状の物質に適した試験方法が確立していない。 平成20年度(2008年度) ガイダンス(H20.9.5版)(GHS 2版)
12 水反応可燃性化学品 区分に該当しない(分類対象外)
-
-
- - 金属又は半金属(B, Si, P, Ge, As, Se, Sn, Sb, Te, Bi, Po, At)を含んでいない。 平成20年度(2008年度) ガイダンス(H20.9.5版)(GHS 2版)
13 酸化性液体 区分に該当しない(分類対象外)
-
-
- - 酸素及びハロゲン原子を含むが、これらは炭素又は水素原子以外には結合していない。 平成20年度(2008年度) ガイダンス(H20.9.5版)(GHS 2版)
14 酸化性固体 区分に該当しない(分類対象外)
-
-
- - GHSの定義における液体である。 平成20年度(2008年度) ガイダンス(H20.9.5版)(GHS 2版)
15 有機過酸化物 区分に該当しない(分類対象外)
-
-
- - 分子内に-O-O-構造を有していない。 平成20年度(2008年度) ガイダンス(H20.9.5版)(GHS 2版)
16 金属腐食性化学品 分類できない
-
-
- - データなし。 平成20年度(2008年度) ガイダンス(H20.9.5版)(GHS 2版)
17 鈍性化爆発物 -
-
-
- - - - -

健康に対する有害性
危険有害性項目 分類結果 絵表示
注意喚起語
危険有害性情報
(Hコード)
注意書き
(Pコード)
分類根拠・問題点 分類実施年度 分類ガイダンス等
1 急性毒性(経口) 区分4


警告
H302 P301+P312
P264
P270
P330
P501
ラットLD50値が雄で1030mg/kg、雌で1248mg/kg(HSDB(2009))に基づき、JIS分類基準の区分4(国連分類基準の区分4)とした。 平成20年度(2008年度) ガイダンス(H20.9.5版)(GHS 2版)
1 急性毒性(経皮) 分類できない
-
-
- - データなし。 平成20年度(2008年度) ガイダンス(H20.9.5版)(GHS 2版)
1 急性毒性(吸入:ガス) 区分に該当しない(分類対象外)
-
-
- - GHSの定義における液体である。 平成20年度(2008年度) ガイダンス(H20.9.5版)(GHS 2版)
1 急性毒性(吸入:蒸気) 分類できない
-
-
- - データなし。 平成20年度(2008年度) ガイダンス(H20.9.5版)(GHS 2版)
1 急性毒性(吸入:粉塵、ミスト) 分類できない
-
-
- - データなし。 平成20年度(2008年度) ガイダンス(H20.9.5版)(GHS 2版)
2 皮膚腐食性/刺激性 分類できない
-
-
- - データなし。 平成20年度(2008年度) ガイダンス(H20.9.5版)(GHS 2版)
3 眼に対する重篤な損傷性/眼刺激性 分類できない
-
-
- - データなし。 平成20年度(2008年度) ガイダンス(H20.9.5版)(GHS 2版)
4 呼吸器感作性 分類できない
-
-
- - データなし。 平成20年度(2008年度) ガイダンス(H20.9.5版)(GHS 2版)
4 皮膚感作性 分類できない
-
-
- - データなし。 平成20年度(2008年度) ガイダンス(H20.9.5版)(GHS 2版)
5 生殖細胞変異原性 区分に該当しない
-
-
- - 体細胞を用いるin vivo変異原性試験(マウスの骨髄細胞を用いる小核試験)で陰性(HSDB(2009))の報告に基づく。in vitro試験であるエームズテスト、及び染色体異常試験でも陰性の報告(HSDB(2009))もある。 平成20年度(2008年度) ガイダンス(H20.9.5版)(GHS 2版)
6 発がん性 区分2


警告
H351 P308+P313
P201
P202
P280
P405
P501
ラットを用いた104週の混餌投与試験において高投与群に肝臓腎臓重量の増加、小葉中心肝細胞肥大、胆管造成等が認められたが、腫瘍発生はなかった。マウスを用いた80週間の混餌投与試験において高、中投与群で肝臓に良性、悪性の腫瘍の増加、更に肝細胞肥大、肉芽腫様炎症が肝臓に、胆管の過形成、腎臓の尿細管の萎縮を伴う皮質の重度の瘢痕化が見られた(いずれもHSDB(2009))との報告に基づいて区分2とした。 平成20年度(2008年度) ガイダンス(H20.9.5版)(GHS 2版)
7 生殖毒性 区分2


警告
H361 P308+P313
P201
P202
P280
P405
P501
ラットを用いた混餌投与による2世代試験において高投与群ではF0雄、F1A雄雌で体重増加の抑制、F0、F1雄めすで肝臓重量の増加、F1,F0で同腹仔数の減少、F0、F1、F1Aの仔獣の授乳期間中の平均体重の減少が見られた。妊娠ラットを用いた器官形成期に強制経口投与した試験において、母獣の体重増加の抑制、摂餌量の減少が見られた。胎児の生存に影響はなかった。高投与群の胎児に尿管水瘤、14番目の肋骨の出現率の増加が認められた。妊娠ウサギを用いて器官形成期に混餌投与した試験において、母獣の体重、摂餌量、胎児の発生に影響は見られなかった(いずれもHSDB(2000))。以上の報告より生殖毒性が疑われ区分2とした。 平成20年度(2008年度) ガイダンス(H20.9.5版)(GHS 2版)
8 特定標的臓器毒性(単回暴露) 分類できない
-
-
- - データなし。 平成20年度(2008年度) ガイダンス(H20.9.5版)(GHS 2版)
9 特定標的臓器毒性(反復暴露) 区分1(肝臓)


危険
H372 P260
P264
P270
P314
P501
ラットを用いた4週間の経口投与試験において、200mg/kg投与群で血液生化学検査で異常が、肝臓重量の増加が見られた。ラットを用いた4週間の混餌投与試験において160ppm以上の投与群で小葉中心、中間域肝細胞の腫大、2500ppm投与群で小葉中心、中間域肝細胞の空胞化が見られた。ラットを用いた13週間の混餌投与試験において360ppm雄雌、60ppm(ガイダンス区分1内)雌で肝臓重量の増加、小葉中心肝細胞の肥大が見られた。マウスを用いた13週間の混餌投与試験において25ppm投与以上の群で小葉中心肝細胞肥大の重症度、出現率の増加、625ppm投与群の雌に肝細胞中間域の空胞化が見られた。625ppm投与群の雄雌、125ppm投与群の雌に肝臓に単細胞壊死が顕著であり、壊死が見られた。625、125ppm投与群の雄雌で肝細胞に単細胞変性が見られた。ウサギを用いた21日間の経皮投与試験においては投与部位の刺激性による変化のみが見られた。イヌを用いた12ヶ月の混餌投与試験において360ppm投与群に肝細胞の肥大、腎臓皮質尿細管の肥大が見られた(いずれも(HSDB (2009))。以上の報告よりList2の報告のみではあるが、ラットとマウスの試験で区分1のガイダンス値内の濃度で肝臓に異常が出ているため区分1(肝臓)とした。 平成20年度(2008年度) ガイダンス(H20.9.5版)(GHS 2版)
10 誤えん有害性 分類できない
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- - データなし。 平成20年度(2008年度) ガイダンス(H20.9.5版)(GHS 2版)

環境に対する有害性
危険有害性項目 分類結果 絵表示
注意喚起語
危険有害性情報
(Hコード)
注意書き
(Pコード)
分類根拠・問題点 分類実施年度 分類ガイダンス等
11 水生環境有害性 短期(急性) 分類できない
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- - データなし。 平成20年度(2008年度) ガイダンス(H20.9.5版)(GHS 2版)
11 水生環境有害性 長期(慢性) 分類できない
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- - データなし。 平成20年度(2008年度) ガイダンス(H20.9.5版)(GHS 2版)
12 オゾン層への有害性 -
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分類結果の利用に関する注意事項:
  • 政府によるGHS分類結果は、事業者がラベルやSDSを作成する際の参考として公表しています。同じ内容を日本国内向けのラベルやSDSに記載しなければならないという義務はありません。
  • 本分類結果は、GHSに基づくラベルやSDSを作成する際に自由に引用又は複写していただけます。ただし、本分類結果の引用又は複写により作成されたラベルやSDSに対する責任は、ラベルやSDSの作成者にあることにご留意ください。
  • 本GHS分類は、分類ガイダンス等に記載された情報源と分類・判定の指針に基づき行っています。他の文献や試験結果等を根拠として使用すること、また、ラベルやSDSに本分類結果と異なる内容を記載することを妨げるものではありません。
  • 「危険有害性情報」欄及び「注意書き」欄のコードにマウスカーソルを重ねると、対応する文言が表示されます。Excel fileでは、コード及び文言が記載されています。
  • 「分類結果」欄の空欄又は「- 」(ハイフン)は、その年度に当該危険有害性項目の分類が実施されなかったことを意味します。

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