項目 | 情報 |
---|---|
CAS登録番号 | 131-52-2 |
名称 | ペンタクロルフェノールソーダ |
物質ID | m-nite-131-52-2_v1 |
Excelファイルのダウンロード | Excel file |
項目 | 情報 |
---|---|
分類ガイダンス等(外部リンク) | ガイダンス一覧へ |
国連GHS文書(外部リンク) | 国連GHS文書へ |
FAQ(よくある問い合わせ) | よくある問い合わせへ |
情報源のリスト(Excelファイル) | 情報源のリストへ |
用語のリスト(Excelファイル) | 用語のリストへ |
厚生労働省モデルラベル(外部リンク) | 職場のあんぜんサイトへ |
厚生労働省モデルSDS(外部リンク) | 職場のあんぜんサイトへ |
OECD/eChemPortal(外部リンク) | eChemPortalへ |
危険有害性項目 | 分類結果 | 絵表示 注意喚起語 |
危険有害性情報 (Hコード) |
注意書き (Pコード) |
分類根拠・問題点 | 分類実施年度 | 分類ガイダンス等 | |
---|---|---|---|---|---|---|---|---|
1 | 爆発物 | 区分に該当しない(分類対象外) |
- |
- | - | 爆発性に関連する原子団を含んでいない。 | 平成18年度(2006年度) | マニュアル(H18.2.10版)(GHS 初版) |
2 | 可燃性ガス | 区分に該当しない(分類対象外) |
- |
- | - | GHSの定義における固体。 | 平成18年度(2006年度) | マニュアル(H18.2.10版)(GHS 初版) |
3 | エアゾール | 区分に該当しない(分類対象外) |
- |
- | - | エアゾール製品でない。 | 平成18年度(2006年度) | マニュアル(H18.2.10版)(GHS 初版) |
4 | 酸化性ガス | 区分に該当しない(分類対象外) |
- |
- | - | GHSの定義における固体。 | 平成18年度(2006年度) | マニュアル(H18.2.10版)(GHS 初版) |
5 | 高圧ガス | 区分に該当しない(分類対象外) |
- |
- | - | GHSの定義における固体。 | 平成18年度(2006年度) | マニュアル(H18.2.10版)(GHS 初版) |
6 | 引火性液体 | 区分に該当しない(分類対象外) |
- |
- | - | GHSの定義における固体。 | 平成18年度(2006年度) | マニュアル(H18.2.10版)(GHS 初版) |
7 | 可燃性固体 | 区分に該当しない |
- |
- | - | 不燃性(ICSC(J), 1997)。 | 平成18年度(2006年度) | マニュアル(H18.2.10版)(GHS 初版) |
8 | 自己反応性化学品 | 区分に該当しない(分類対象外) |
- |
- | - | 爆発性に関連する原子団、あるいは自己反応性に関連する原子団を含んでいない。 | 平成18年度(2006年度) | マニュアル(H18.2.10版)(GHS 初版) |
9 | 自然発火性液体 | 区分に該当しない(分類対象外) |
- |
- | - | GHSの定義における固体。 | 平成18年度(2006年度) | マニュアル(H18.2.10版)(GHS 初版) |
10 | 自然発火性固体 | 区分に該当しない |
- |
- | - | 不燃性(ICSC(J), 1997)。 | 平成18年度(2006年度) | マニュアル(H18.2.10版)(GHS 初版) |
11 | 自己発熱性化学品 | 区分に該当しない |
- |
- | - | 不燃性(ICSC(J), 1997)。 | 平成18年度(2006年度) | マニュアル(H18.2.10版)(GHS 初版) |
12 | 水反応可燃性化学品 | 区分に該当しない |
- |
- | - | 水に対して安定。(水溶解度の数値が得られている。) | 平成18年度(2006年度) | マニュアル(H18.2.10版)(GHS 初版) |
13 | 酸化性液体 | 区分に該当しない(分類対象外) |
- |
- | - | GHSの定義における固体。 | 平成18年度(2006年度) | マニュアル(H18.2.10版)(GHS 初版) |
14 | 酸化性固体 | 区分に該当しない |
- |
- | - | 物質固有の国連番号(2567)によりUNRTDGが6.1、IIに分類されており、酸化性を示す5.1が付されていないため、区分外とした。 | 平成18年度(2006年度) | マニュアル(H18.2.10版)(GHS 初版) |
15 | 有機過酸化物 | 区分に該当しない(分類対象外) |
- |
- | - | 分子内に-O-O-構造を含まない有機化合物。 | 平成18年度(2006年度) | マニュアル(H18.2.10版)(GHS 初版) |
16 | 金属腐食性化学品 | 分類できない |
- |
- | - | 固体状の物質に適した試験方法が確立していない。 | 平成18年度(2006年度) | マニュアル(H18.2.10版)(GHS 初版) |
17 | 鈍性化爆発物 | - |
- |
- | - | - | - | - |
危険有害性項目 | 分類結果 | 絵表示 注意喚起語 |
危険有害性情報 (Hコード) |
注意書き (Pコード) |
分類根拠・問題点 | 分類実施年度 | 分類ガイダンス等 | |
---|---|---|---|---|---|---|---|---|
1 | 急性毒性(経口) | 区分3 |
危険 |
H301 | P301+P310 P264 P270 P321 P330 P405 P501 |
ラットを用いた経口投与試験のLD50値71mg/kg(EHC 71, 1987)に基づき、区分3とした。 | 平成18年度(2006年度) | マニュアル(H18.2.10版)(GHS 初版) |
1 | 急性毒性(経皮) | 区分2 |
危険 |
H310 | P302+P352 P361+P364 P262 P264 P270 P280 P310 P321 P405 P501 |
ラットを用いた経皮投与試験のLD50値104mg/kg(EHC 71, 1987)に基づき、区分2とした。 | 平成18年度(2006年度) | マニュアル(H18.2.10版)(GHS 初版) |
1 | 急性毒性(吸入:ガス) | 区分に該当しない(分類対象外) |
- |
- | - | GHSの定義における固体。 | 平成18年度(2006年度) | マニュアル(H18.2.10版)(GHS 初版) |
1 | 急性毒性(吸入:蒸気) | 区分に該当しない(分類対象外) |
- |
- | - | 本物質は蒸気圧が極めて低く(25℃で0.0000000036Pa)、蒸気暴露は困難と考えられ、分類対象外とした。 | 平成18年度(2006年度) | マニュアル(H18.2.10版)(GHS 初版) |
1 | 急性毒性(吸入:粉塵、ミスト) | 区分2 |
危険 |
H330 | P304+P340 P403+P233 P260 P271 P284 P310 P320 P405 P501 |
ラットを用いた吸入投与試験のLC50値0.147mg/L/4H(0.294mg/L/2H)(EHC 71, 1987)に基づき、区分2とした。 | 平成18年度(2006年度) | マニュアル(H18.2.10版)(GHS 初版) |
2 | 皮膚腐食性/刺激性 | 区分2 |
警告 |
H315 | P302+P352 P332+P313 P362+P364 P264 P280 P321 |
ヒトの皮膚を刺激する、発赤、痛みとの記述(ICSC(J), 1997; HSDB, 2003; SITTIG, 4th, 2002)、およびEU-Annex I(Accessed in Sept. 2006)でR36/37/38(眼、呼吸器及び皮膚を刺激する)に分類されていることから、皮膚刺激性があると考え、区分2とした。 | 平成18年度(2006年度) | マニュアル(H18.2.10版)(GHS 初版) |
3 | 眼に対する重篤な損傷性/眼刺激性 | 区分2A |
警告 |
H319 | P305+P351+P338 P337+P313 P264 P280 |
政府による分類では以下の理由により「区分2A-2B」であるが、NITEにおいて区分2Aとした。 ヒトの眼を刺激する、発赤、痛みとの記述(ICSC(J), 1997; HSDB, 2003; SITTIG, 4th, 2002)、およびEU-Annex I(Accessed in Sept. 2006)でR36/37/38(眼、呼吸器及び皮膚を刺激する)に分類されていることから、眼刺激性があると考え、区分2A-2Bとした。なお、細区分は困難である。 |
平成18年度(2006年度) | マニュアル(H18.2.10版)(GHS 初版) |
4 | 呼吸器感作性 | 分類できない |
- |
- | - | データなし。 | 平成18年度(2006年度) | マニュアル(H18.2.10版)(GHS 初版) |
4 | 皮膚感作性 | 分類できない |
- |
- | - | データなし。 | 平成18年度(2006年度) | マニュアル(H18.2.10版)(GHS 初版) |
5 | 生殖細胞変異原性 | 区分に該当しない |
- |
- | - | 本物質のデータはないが、ペンタクロロフェノール(CAS No.87-86-5)の知見に基づくと(EHC 71, 1987)、不十分な検討ながら、優性致死試験陰性、マウススポット試験で影響がみられたものの有意差なし、Ames試験陰性で区分外となることから、ナトリウム塩である本物質についても区分外とした。 | 平成18年度(2006年度) | マニュアル(H18.2.10版)(GHS 初版) |
6 | 発がん性 | 区分2 |
警告 |
H351 | P308+P313 P201 P202 P280 P405 P501 |
EU-Annex I(Accessed in Sept. 2006)において発がん性カテゴリー3; R40(ヒトに対し発がん性の懸念を引き起こすが、証拠が限られている)に分類されていることから、区分2とした。 | 平成18年度(2006年度) | マニュアル(H18.2.10版)(GHS 初版) |
7 | 生殖毒性 | 区分2 |
警告 |
H361 | P308+P313 P201 P202 P280 P405 P501 |
妊娠8-19日の雌ラットへの経口混餌投与試験で、母体毒性を示す用量で胚吸収、胎児死亡、催奇形性がみられた(EHC 71, 1987)ことから、区分2とした。なお、本試験では催奇形性がみられたが、ペンタクロロフェノール(CAS No.87-86-5)の知見(EHC 71, 1987; HSG 19, 1989)では胚胎児毒性は認められるものの催奇形性はないとしている。 | 平成18年度(2006年度) | マニュアル(H18.2.10版)(GHS 初版) |
8 | 特定標的臓器毒性(単回暴露) | 区分2(肺、心血管系、中枢神経系、肝臓、腎臓) |
警告 |
H371 | P308+P311 P260 P264 P270 P405 P501 |
Priority 2文書のICSC(J)(1997)、SITTIG(4th, 2002)にヒトの肺、心血管系、中枢神経系、肝臓、腎臓に影響を与えるとの記述があり、区分2(肺、心血管系、中枢神経系、肝臓、腎臓)とした。なお、EHC 71(1987)にはペンタクロロフェノール(CAS No.87-86-5)の知見として、これらの臓器への影響の記述がある。 | 平成18年度(2006年度) | マニュアル(H18.2.10版)(GHS 初版) |
9 | 特定標的臓器毒性(反復暴露) | 区分1(皮膚、肝臓、腎臓)、区分2(中枢神経系) |
危険 警告 |
H372 H373 |
P260 P264 P270 P314 P501 |
Priority 1文書のEHC 71(1987)にヒトの皮膚(塩素ざ瘡)、肝臓、腎臓への影響の記載があり、区分1(皮膚、肝臓、腎臓)とした。また、Priority 2文書のICSC(J)(1997)ではこれらの臓器の他に中枢神経系にも影響があるとしており、区分2(中枢神経系)とした。 | 平成18年度(2006年度) | マニュアル(H18.2.10版)(GHS 初版) |
10 | 誤えん有害性 | 分類できない |
- |
- | - | データなし。 | 平成18年度(2006年度) | マニュアル(H18.2.10版)(GHS 初版) |
危険有害性項目 | 分類結果 | 絵表示 注意喚起語 |
危険有害性情報 (Hコード) |
注意書き (Pコード) |
分類根拠・問題点 | 分類実施年度 | 分類ガイダンス等 | |
---|---|---|---|---|---|---|---|---|
11 | 水生環境有害性 短期(急性) | 区分1 |
警告 |
H400 | P273 P391 P501 |
魚類(コイ)の96時間LC50=0.01mg/L(EHC71、1987)から、区分1とした。 | 平成18年度(2006年度) | マニュアル(H18.2.10版)(GHS 初版) |
11 | 水生環境有害性 長期(慢性) | 区分1 |
警告 |
H410 | P273 P391 P501 |
急性毒性が区分1、生物蓄積性が低いと推定されるものの(log Kow=2.05(PHYSPROP Database、2005))、急速分解性がないと推定される(BIOWIN)ことから、区分1とした。 | 平成18年度(2006年度) | マニュアル(H18.2.10版)(GHS 初版) |
12 | オゾン層への有害性 | - |
- |
- | - | - | - | - |
|