項目 | 情報 |
---|---|
CAS登録番号 | 25321-22-6 |
名称 | ジクロロベンゼン |
物質ID | m-nite-25321-22-6_v1 |
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項目 | 情報 |
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危険有害性項目 | 分類結果 | 絵表示 注意喚起語 |
危険有害性情報 (Hコード) |
注意書き (Pコード) |
分類根拠・問題点 | 分類実施年度 | 分類ガイダンス等 | |
---|---|---|---|---|---|---|---|---|
1 | 爆発物 | 区分に該当しない(分類対象外) |
- |
- | - | 爆発性に関連する原子団を含んでいない。 |
令和4年度(2022年度) | ガイダンスVer.2.1 (GHS 6版, JIS Z7252:2019) |
2 | 可燃性ガス | 区分に該当しない(分類対象外) |
- |
- | - | GHS定義における液体または固体である。 |
令和4年度(2022年度) | ガイダンスVer.2.1 (GHS 6版, JIS Z7252:2019) |
3 | エアゾール | 区分に該当しない(分類対象外) |
- |
- | - | エアゾール製品でない。 |
令和4年度(2022年度) | ガイダンスVer.2.1 (GHS 6版, JIS Z7252:2019) |
4 | 酸化性ガス | 区分に該当しない(分類対象外) |
- |
- | - | GHS定義における液体または固体である。 |
令和4年度(2022年度) | ガイダンスVer.2.1 (GHS 6版, JIS Z7252:2019) |
5 | 高圧ガス | 区分に該当しない(分類対象外) |
- |
- | - | GHS定義における液体または固体である。 |
令和4年度(2022年度) | ガイダンスVer.2.1 (GHS 6版, JIS Z7252:2019) |
6 | 引火性液体 | 分類できない |
- |
- | - | 物理化学的性状が不明なため分類できない。なお、液体の場合、3つの異性体の引火点70(1, 2-体),63(1,3-体、1,4-体)℃(Closed cup)(GESTIS Accessed Nov. (2022))により区分4、固体の場合、区分に該当しない(分類対象外)となる。 |
令和4年度(2022年度) | ガイダンスVer.2.1 (GHS 6版, JIS Z7252:2019) |
7 | 可燃性固体 | 分類できない |
- |
- | - | 物理化学的性状が不明なため分類できない。なお、いずれの異性体も可燃性との情報(GESTIS Accessed Nov. (2022))がある。液体の場合、区分に該当しない(分類対象外)となる。 |
令和4年度(2022年度) | ガイダンスVer.2.1 (GHS 6版, JIS Z7252:2019) |
8 | 自己反応性化学品 | 区分に該当しない(分類対象外) |
- |
- | - | 分子内に爆発性、自己反応性に関連する原子団を含んでいない。 |
令和4年度(2022年度) | ガイダンスVer.2.1 (GHS 6版, JIS Z7252:2019) |
9 | 自然発火性液体 | 分類できない |
- |
- | - | 物理化学的性状が不明なため分類できない。なお、液体の場合、区分に該当しない(分類対象外)となる。 |
令和4年度(2022年度) | ガイダンスVer.2.1 (GHS 6版, JIS Z7252:2019) |
10 | 自然発火性固体 | 分類できない |
- |
- | - | 物理化学的性状が不明なため分類できない。なお、固体の場合、区分に該当しない(分類対象外)となる。 |
令和4年度(2022年度) | ガイダンスVer.2.1 (GHS 6版, JIS Z7252:2019) |
11 | 自己発熱性化学品 | 分類できない |
- |
- | - | 液体および融点が140℃以下の固体状の物質に適した試験方法が確立していない。 |
令和4年度(2022年度) | ガイダンスVer.2.1 (GHS 6版, JIS Z7252:2019) |
12 | 水反応可燃性化学品 | 区分に該当しない(分類対象外) |
- |
- | - | 金属及び半金属(B,Si,P,Ge,As,Se,Sn,Sb,Te,Bi,Po,At)を含んでいない。 |
令和4年度(2022年度) | ガイダンスVer.2.1 (GHS 6版, JIS Z7252:2019) |
13 | 酸化性液体 | 区分に該当しない(分類対象外) |
- |
- | - | 酸素とフッ素を含まず、塩素を含む有機物質であるが、この塩素が炭素及び水素以外の元素と結合していないため、液体と固体のいずれにおいても区分に該当しない(分類対象外)。 |
令和4年度(2022年度) | ガイダンスVer.2.1 (GHS 6版, JIS Z7252:2019) |
14 | 酸化性固体 | 区分に該当しない(分類対象外) |
- |
- | - | 酸素とフッ素を含まず、塩素を含む有機物質であるが、この塩素が炭素及び水素以外の元素と結合していないため、液体と固体のいずれにおいても区分に該当しない(分類対象外)。 |
令和4年度(2022年度) | ガイダンスVer.2.1 (GHS 6版, JIS Z7252:2019) |
15 | 有機過酸化物 | 区分に該当しない(分類対象外) |
- |
- | - | 分子内に-O-O-構造を有していない有機化合物である。 |
令和4年度(2022年度) | ガイダンスVer.2.1 (GHS 6版, JIS Z7252:2019) |
16 | 金属腐食性化学品 | 分類できない |
- |
- | - | 融点が55℃以下の固体状の物質であるが、データがなく分類できない。 |
令和4年度(2022年度) | ガイダンスVer.2.1 (GHS 6版, JIS Z7252:2019) |
17 | 鈍性化爆発物 | 区分に該当しない(分類対象外) |
- |
- | - | 爆発性に関連する原子団を含んでいない。 |
令和4年度(2022年度) | ガイダンスVer.2.1 (GHS 6版, JIS Z7252:2019) |
危険有害性項目 | 分類結果 | 絵表示 注意喚起語 |
危険有害性情報 (Hコード) |
注意書き (Pコード) |
分類根拠・問題点 | 分類実施年度 | 分類ガイダンス等 | |
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1 | 急性毒性(経口) | 分類できない |
- |
- | - | ※:本物質はo-ジクロロベンゼン(CAS登録番号:95-50-1)、m-ジクロロベンゼン(CAS登録番号:541-73-1)、p-ジクロロベンゼン(CAS登録番号:106-46-7)の各異性体を任意の割合で含む。 【分類根拠】 本物質は混合物であり、その混合比率が不明のためATEを算出できず、分類できないとした。ただし、本物質の成分、組成比及び毒性に係る情報が得られる場合、JIS Z7252を参照し区分を判定する必要がある。 【参考データ等】 (1)o-ジクロロベンゼン(CAS登録番号:95-50-1)及びm-ジクロロベンゼン(CAS登録番号:541-73-1)の本項は、区分4と判定している(2015年度GHS分類結果)。 (2)p-ジクロロベンゼン(CAS登録番号:106-46-7)の本項は、区分に該当しないと判定している(2015年度GHS分類結果)。 |
令和4年度(2022年度) | ガイダンスVer.2.1 (GHS 6版, JIS Z7252:2019) |
1 | 急性毒性(経皮) | 分類できない |
- |
- | - | 【分類根拠】 本物質は混合物であり、その混合比率が不明のためATEを算出できず、分類できないとした。ただし、本物質の成分、組成比及び毒性に係る情報が得られる場合、JIS Z7252を参照し区分を判定する必要がある。 【参考データ等】 (1)o-ジクロロベンゼン(CAS登録番号:95-50-1)の本項は、分類できないと判定している(2015年度GHS分類結果)。 (2)m-ジクロロベンゼン(CAS登録番号:541-73-1)及びp-ジクロロベンゼン(CAS登録番号:106-46-7)の本項は、区分に該当しないと判定している(2015年度GHS分類結果)。 |
令和4年度(2022年度) | ガイダンスVer.2.1 (GHS 6版, JIS Z7252:2019) |
1 | 急性毒性(吸入:ガス) | 区分に該当しない(分類対象外) |
- |
- | - | 【分類根拠】 本物質(混合物)についてのデータはないが、(1)の各異性体の外観(常温・常圧における三態)より、ガスには該当しないと考えられる。 【参考データ等】 (1)o-ジクロロベンゼン(CAS登録番号:95-50-1)及びm-ジクロロベンゼン(CAS登録番号:541-73-1)はGHSの定義における液体、p-ジクロロベンゼン(CAS登録番号:106-46-7)は固体である(2015年度GHS分類)。 |
令和4年度(2022年度) | ガイダンスVer.2.1 (GHS 6版, JIS Z7252:2019) |
1 | 急性毒性(吸入:蒸気) | 分類できない |
- |
- | - | 【分類根拠】 本物質は混合物であり、その混合比率が不明のためATEを算出できず、分類できないとした。ただし、本物質の成分、組成比及び毒性に係る情報が得られる場合、JIS Z7252を参照し区分を判定する必要がある。 【参考データ等】 (1)o-ジクロロベンゼン(CAS登録番号:95-50-1)の本項は区分4、m-ジクロロベンゼン(CAS登録番号:541-73-1)の本項は、区分3と判定している(2015年度GHS分類結果)。 (2)p-ジクロロベンゼン(CAS登録番号:106-46-7)の本項は、区分に該当しない(分類対象外)と判定している(2015年度GHS分類結果)。 |
令和4年度(2022年度) | ガイダンスVer.2.1 (GHS 6版, JIS Z7252:2019) |
1 | 急性毒性(吸入:粉塵、ミスト) | 分類できない |
- |
- | - | 【分類根拠】 本物質は混合物であり、その混合比率が不明のためATEを算出できず、分類できないとした。ただし、本物質の成分、組成比及び毒性に係る情報が得られる場合、JIS Z7252を参照し区分を判定する必要がある。 【参考データ等】 (1)o-ジクロロベンゼン(CAS登録番号:95-50-1)の本項は、分類できないと判定している(2015年度GHS分類結果)。 (2)m-ジクロロベンゼン(CAS登録番号:541-73-1)及びp-ジクロロベンゼン(CAS登録番号:106-46-7)の本項は、区分に該当しないと判定している(2015年度GHS分類結果)。 |
令和4年度(2022年度) | ガイダンスVer.2.1 (GHS 6版, JIS Z7252:2019) |
2 | 皮膚腐食性/刺激性 | 分類できない |
- |
- | - | 【分類根拠】 本物質は混合物であり、その混合比率が不明のため分類できない。なお、o-ジクロロベンゼン又はm-ジクロロベンゼンを10%以上含む場合は区分2となる。ただし、本物質の成分、組成比及び毒性に係る情報が得られる場合、JIS Z7252を参照し区分を判定する必要がある。 【参考データ等】 (1)o-ジクロロベンゼン(CAS登録番号:95-50-1)及びm-ジクロロベンゼン(CAS登録番号:541-73-1)の本項は、区分2と判定している(2015年度GHS分類結果)。 (2)p-ジクロロベンゼン(CAS登録番号:106-46-1)の本項は、区分に該当しないと判定している(2015年度GHS分類結果)。 |
令和4年度(2022年度) | ガイダンスVer.2.1 (GHS 6版, JIS Z7252:2019) |
3 | 眼に対する重篤な損傷性/眼刺激性 | 区分2 |
警告 |
H319 | P305+P351+P338 P337+P313 P264 P280 |
【分類根拠】 (1)~(3)の各異性体の分類結果に基づき、区分2とした。ただし、本物質の成分、組成比及び毒性に係る情報が得られる場合、JIS Z7252を参照し区分を判定する必要がある。 【参考データ等】 (1)m-ジクロロベンゼン(CAS登録番号:541-73-1)の本項は、区分2Aと判定している(2015年度GHS分類結果)。 (2)o-ジクロロベンゼン(CAS登録番号:95-50-1)の本項は、区分2Bと判定している(2015年度GHS分類結果)。 (3)p-ジクロロベンゼン(CAS登録番号:106-46-1)の本項は、区分2と判定している(2015年度GHS分類結果)。 |
令和4年度(2022年度) | ガイダンスVer.2.1 (GHS 6版, JIS Z7252:2019) |
4 | 呼吸器感作性 | 分類できない |
- |
- | - | 【分類根拠】 データ不足のため分類できない。ただし、本物質の成分、組成比及び毒性に係る情報が得られる場合、JIS Z7252を参照し区分を判定する必要がある。 【参考データ等】 (1)o-ジクロロベンゼン(CAS登録番号:95-50-1)、m-ジクロロベンゼン(CAS登録番号:541-73-1)、p-ジクロロベンゼン(CAS登録番号:106-46-7)の本項は、いずれも分類できないと判定している(2015年度GHS分類結果)。 |
令和4年度(2022年度) | ガイダンスVer.2.1 (GHS 6版, JIS Z7252:2019) |
4 | 皮膚感作性 | 分類できない |
- |
- | - | 【分類根拠】 本物質は混合物であり、その混合比率が不明のため分類できない。なお、p-ジクロロベンゼンを1.0%以上含む場合は少なくとも区分1となる。ただし、本物質の成分、組成比及び毒性に係る情報が得られる場合、JIS Z7252を参照し区分を判定する必要がある。 【参考データ等】 (1)p-ジクロロベンゼン(CAS登録番号:106-46-1)の本項は、区分1と判定している(2015年度GHS分類結果)。 (2)o-ジクロロベンゼン(CAS登録番号:95-50-1)及びm-ジクロロベンゼン(CAS登録番号:541-73-1)の本項は、分類できないと判定している(2015年度GHS分類結果)。 |
令和4年度(2022年度) | ガイダンスVer.2.1 (GHS 6版, JIS Z7252:2019) |
5 | 生殖細胞変異原性 | 分類できない |
- |
- | - | 【分類根拠】 データ不足のため分類できない。ただし、本物質の成分、組成比及び毒性に係る情報が得られる場合、JIS Z7252を参照し区分を判定する必要がある。 【参考データ等】 (1)o-ジクロロベンゼン(CAS登録番号:95-50-1)、m-ジクロロベンゼン(CAS登録番号:541-73-1)、p-ジクロロベンゼン(CAS登録番号:106-46-7)の本項は、いずれも分類できないと判定している(2015年度GHS分類結果)。 |
令和4年度(2022年度) | ガイダンスVer.2.1 (GHS 6版, JIS Z7252:2019) |
6 | 発がん性 | 分類できない |
- |
- | - | 【分類根拠】 本物質のデータはなく分類できないが、(1)~(3)よりp-ジクロロベンゼンを0.1%以上含む場合は少なくとも区分1Bに該当する。ただし、本物質の成分、組成比及び毒性に係る情報が得られる場合、JIS Z7252を参照し区分を判定する必要がある。 【参考データ等】 (1)p-ジクロロベンゼン(CAS登録番号:106-46-7)について、ラット及びマウスを用いた強制経口投与による2年間発がん性試験において、ラットでは尿細管上皮細胞がんの頻度増加が雄に、マウスでは肝細胞腺腫、肝細胞がんの頻度増加が雌雄にそれぞれ認められた (IARC 73 (1999)、ACGIH (7th, 2001))。 (2)p-ジクロロベンゼン(CAS登録番号:106-46-7)について、ラット、又はマウスに本物質蒸気を2年間吸入ばく露した試験では、マウスの試験で肝細胞がん、組織球性肉腫の頻度増加が雄に、肝細胞がん、肝細胞腺腫、及び肺の細気管支/肺胞上皮がんの頻度増加が雌にみられたことが報告されている (厚労省委託がん原性試験結果 (Access on August 2015))。 (3)パラ-ジクロルベンゼンは厚生労働省化学物質による健康障害防止指針(がん原性指針)の対象物質である。(令和2年2月7日付け健康障害を防止するための指針公示第 27号) (4)既存分類結果としては、IARCがグループ2Bに (IARC 73 (1999))、ACGIHがA3に (ACGIH (7th, 2001))、日本産業衛生学会が第2群Bに (産衛学会許容濃度の勧告 (2015))、NTPがRに (NTP RoC (13th, 2014))、EUが Carc. 2 に (EU-RAR (2004))、それぞれ分類している。 |
令和4年度(2022年度) | ガイダンスVer.2.1 (GHS 6版, JIS Z7252:2019) |
7 | 生殖毒性 | 分類できない |
- |
- | - | 【分類根拠】 本物質は混合物であり、その混合比率が不明のため分類できない。なお、p-ジクロロベンゼンを3%以上含む場合は少なくとも区分2となる。ただし、成分、組成比及び毒性に係る情報が得られる場合、JIS Z7252を参照し区分を判定する必要がある。 【参考データ等】 (1)p-ジクロロベンゼン(CAS登録番号:106-46-1)の本項は区分2と判定している(2015年度GHS分類)。 (2)o-ジクロロベンゼン(CAS登録番号:95-50-1)、m-ジクロロベンゼン(CAS登録番号:541-73-1)は分類できないと判定している(2015年度GHS分類)。 |
令和4年度(2022年度) | ガイダンスVer.2.1 (GHS 6版, JIS Z7252:2019) |
8 | 特定標的臓器毒性(単回暴露) | 区分1(肝臓)、区分3(気道刺激性) |
危険 警告 |
H370 H335 |
P308+P311 P260 P264 P270 P321 P405 P501 P304+P340 P403+P233 P261 P271 P312 |
【分類根拠】 (1)~(3)の各異性体の分類結果に基づき、区分1(肝臓)、区分3(気道刺激性)とした。なお、o-ジクロロベンゼンを1%以上含む場合は少なくとも区分1(腎臓)、p-ジクロロベンゼンを1%以上含む場合は少なくとも区分1(中枢神経系、血液系)が追加される。ただし、本物質の成分及び組成比及び毒性に係る情報が得られる場合、JIS Z7252を参照し区分を判定する必要がある。 【根拠データ】 (1)o-ジクロロベンゼン(CAS登録番号:95-50-1)は、ヒト及び実験動物データに基づき、区分1(肝臓、腎臓)、区分3(気道刺激性、麻酔作用)と判定している(2015年度GHS分類結果)。 (2)m-ジクロロベンゼン(CAS登録番号:541-73-1)は、実験動物データに基づき、区分1(肝臓)、区分3(気道刺激性、麻酔作用)と判定している(2015年度GHS分類結果)。 (3)p-ジクロロベンゼン(CAS登録番号:106-46-1)は、ヒト及び実験動物データに基づき、区分1(中枢神経系、血液系、肝臓)、区分3(気道刺激性)と判定している(2015年度GHS分類結果)。 |
令和4年度(2022年度) | ガイダンスVer.2.1 (GHS 6版, JIS Z7252:2019) |
9 | 特定標的臓器毒性(反復暴露) | 区分2(肝臓) |
警告 |
H373 | P260 P314 P501 |
【分類根拠】 (1)~(3)の各異性体の分類結果に基づき、区分12(肝臓)とした。なお、o-ジクロロベンゼンを1%以上含む場合は区分1(肝臓、神経系、呼吸器、血液系)、p-ジクロロベンゼンを1%以上含む場合は区分1(肝臓、神経系、血液系)等となる。ただし、本物質の成分、組成比及び毒性に係る情報が得られる場合、JIS Z7252:を参照し区分を判定する必要がある。 【根拠データ】 (1)o-ジクロロベンゼン(CAS登録番号:95-50-1)は、ヒトのデータに基づき、区分1(神経系、肝臓、呼吸器、血液系)と判定している(2015年度GHS分類結果)。 (2)m-ジクロロベンゼン(CAS登録番号:541-73-1)は、実験動物データに基づき、区分2(肝臓)と判定している(2015年度GHS分類結果)。 (3)p-ジクロロベンゼン(CAS登録番号:106-46-1)は、主にヒトのデータに基づき、区分1(神経系、肝臓、血液系)、主に実験動物データに基づき区分2(呼吸器、腎臓)と判定している(2015年度GHS分類結果)。 |
令和4年度(2022年度) | ガイダンスVer.2.1 (GHS 6版, JIS Z7252:2019) |
10 | 誤えん有害性 | 分類できない |
- |
- | - | 【分類根拠】 データ不足のため分類できない。ただし、本物質の成分、組成比及び毒性に係る情報が得られる場合、JIS Z7252を参照し区分を判定する必要がある。 【参考データ等】 (1)o-ジクロロベンゼン(CAS登録番号:95-50-1)、m-ジクロロベンゼン(CAS登録番号:541-73-1)、p-ジクロロベンゼン(CAS登録番号:106-46-1)の本項は、いずれも分類できないと判定している(2015年度GHS分類結果)。 |
令和4年度(2022年度) | ガイダンスVer.2.1 (GHS 6版, JIS Z7252:2019) |
危険有害性項目 | 分類結果 | 絵表示 注意喚起語 |
危険有害性情報 (Hコード) |
注意書き (Pコード) |
分類根拠・問題点 | 分類実施年度 | 分類ガイダンス等 | |
---|---|---|---|---|---|---|---|---|
11 | 水生環境有害性 短期(急性) | 分類できない |
- |
- | - | データがなく分類できない。 | 令和4年度(2022年度) | ガイダンスVer.2.1 (GHS 6版, JIS Z7252:2019) |
11 | 水生環境有害性 長期(慢性) | 分類できない |
- |
- | - | データがなく分類できない。 | 令和4年度(2022年度) | ガイダンスVer.2.1 (GHS 6版, JIS Z7252:2019) |
12 | オゾン層への有害性 | 分類できない |
- |
- | - | 当該物質はモントリオール議定書の附属書に列記されていないため。 | 令和4年度(2022年度) | ガイダンスVer.2.1 (GHS 6版, JIS Z7252:2019) |
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