項目 | 情報 |
---|---|
CAS登録番号 | 7396-58-9 |
名称 | ジデカ-1-イル(メチル)アミン |
物質ID | m-nite-7396-58-9_v2 |
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項目 | 情報 |
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危険有害性項目 | 分類結果 | 絵表示 注意喚起語 |
危険有害性情報 (Hコード) |
注意書き (Pコード) |
分類根拠・問題点 | 分類実施年度 | 分類ガイダンス等 | |
---|---|---|---|---|---|---|---|---|
1 | 爆発物 | 区分に該当しない(分類対象外) |
- |
- | - | 爆発性に関する原子団を含んでいない。 |
令和4年度(2022年度) | ガイダンスVer.2.1 (GHS 6版, JIS Z7252:2019) |
2 | 可燃性ガス | 区分に該当しない(分類対象外) |
- |
- | - | GHSの定義における液体である。 |
令和4年度(2022年度) | ガイダンスVer.2.1 (GHS 6版, JIS Z7252:2019) |
3 | エアゾール | 区分に該当しない(分類対象外) |
- |
- | - | エアゾール製品でない。 |
令和4年度(2022年度) | ガイダンスVer.2.1 (GHS 6版, JIS Z7252:2019) |
4 | 酸化性ガス | 区分に該当しない(分類対象外) |
- |
- | - | GHSの定義における液体である。 |
令和4年度(2022年度) | ガイダンスVer.2.1 (GHS 6版, JIS Z7252:2019) |
5 | 高圧ガス | 区分に該当しない(分類対象外) |
- |
- | - | GHSの定義における液体である。 |
令和4年度(2022年度) | ガイダンスVer.2.1 (GHS 6版, JIS Z7252:2019) |
6 | 引火性液体 | 分類できない |
- |
- | - | データがなく分類できない。 |
令和4年度(2022年度) | ガイダンスVer.2.1 (GHS 6版, JIS Z7252:2019) |
7 | 可燃性固体 | 区分に該当しない(分類対象外) |
- |
- | - | GHSの定義における液体である。 |
令和4年度(2022年度) | ガイダンスVer.2.1 (GHS 6版, JIS Z7252:2019) |
8 | 自己反応性化学品 | 区分に該当しない(分類対象外) |
- |
- | - | 分子内に爆発性、自己反応性に関連する原子団を含んでいない。 |
令和4年度(2022年度) | ガイダンスVer.2.1 (GHS 6版, JIS Z7252:2019) |
9 | 自然発火性液体 | 分類できない |
- |
- | - | データがなく分類できない。なお、加熱して熱分解を起こすと、刺激性の煙や蒸気が発生する(SAX(2000))との情報がある。 |
令和4年度(2022年度) | ガイダンスVer.2.1 (GHS 6版, JIS Z7252:2019) |
10 | 自然発火性固体 | 区分に該当しない(分類対象外) |
- |
- | - | GHSの定義における液体である。 |
令和4年度(2022年度) | ガイダンスVer.2.1 (GHS 6版, JIS Z7252:2019) |
11 | 自己発熱性化学品 | 分類できない |
- |
- | - | 液体状の物質に適した試験方法が確立していない。 |
令和4年度(2022年度) | ガイダンスVer.2.1 (GHS 6版, JIS Z7252:2019) |
12 | 水反応可燃性化学品 | 区分に該当しない(分類対象外) |
- |
- | - | 金属及び半金属(B, Si, P, Ge, As, Se, Sn, Sb, Te, Bi, Po, At)を含んでいない。 |
令和4年度(2022年度) | ガイダンスVer.2.1 (GHS 6版, JIS Z7252:2019) |
13 | 酸化性液体 | 区分に該当しない(分類対象外) |
- |
- | - | 酸素、フッ素及び塩素を含まない有機化合物である。 |
令和4年度(2022年度) | ガイダンスVer.2.1 (GHS 6版, JIS Z7252:2019) |
14 | 酸化性固体 | 区分に該当しない(分類対象外) |
- |
- | - | GHSの定義における液体である。 |
令和4年度(2022年度) | ガイダンスVer.2.1 (GHS 6版, JIS Z7252:2019) |
15 | 有機過酸化物 | 区分に該当しない(分類対象外) |
- |
- | - | 分子内に-O-O-構造を有していない有機化合物である。 |
令和4年度(2022年度) | ガイダンスVer.2.1 (GHS 6版, JIS Z7252:2019) |
16 | 金属腐食性化学品 | 分類できない |
- |
- | - | データがなく分類できない。 |
令和4年度(2022年度) | ガイダンスVer.2.1 (GHS 6版, JIS Z7252:2019) |
17 | 鈍性化爆発物 | 区分に該当しない(分類対象外) |
- |
- | - | 爆発性に関する原子団を含んでいない。 |
令和4年度(2022年度) | ガイダンスVer.2.1 (GHS 6版, JIS Z7252:2019) |
危険有害性項目 | 分類結果 | 絵表示 注意喚起語 |
危険有害性情報 (Hコード) |
注意書き (Pコード) |
分類根拠・問題点 | 分類実施年度 | 分類ガイダンス等 | |
---|---|---|---|---|---|---|---|---|
1 | 急性毒性(経口) | 区分4 |
警告 |
H302 | P301+P312 P264 P270 P330 P501 |
【分類根拠】 (1)より、区分4とした。なお、新たな知見に基づき分類結果を変更した。 【根拠データ】 (1)ラット(雌)のLD50:300~2,000 mg/kgの間(OECD TG 423、GLP)(REACH登録情報 (Accessed Nov. 2022)) |
令和4年度(2022年度) | ガイダンスVer.2.1 (GHS 6版, JIS Z7252:2019) |
1 | 急性毒性(経皮) | 分類できない |
- |
- | - | 【分類根拠】 データ不足のため分類できない。 |
令和4年度(2022年度) | ガイダンスVer.2.1 (GHS 6版, JIS Z7252:2019) |
1 | 急性毒性(吸入:ガス) | 区分に該当しない(分類対象外) |
- |
- | - | 【分類根拠】 GHSの定義における液体であり、区分に該当しない。 |
令和4年度(2022年度) | ガイダンスVer.2.1 (GHS 6版, JIS Z7252:2019) |
1 | 急性毒性(吸入:蒸気) | 分類できない |
- |
- | - | 【分類根拠】 データ不足のため分類できない。 |
令和4年度(2022年度) | ガイダンスVer.2.1 (GHS 6版, JIS Z7252:2019) |
1 | 急性毒性(吸入:粉塵、ミスト) | 分類できない |
- |
- | - | 【分類根拠】 データ不足のため分類できない。 |
令和4年度(2022年度) | ガイダンスVer.2.1 (GHS 6版, JIS Z7252:2019) |
2 | 皮膚腐食性/刺激性 | 区分2 |
警告 |
H315 | P302+P352 P332+P313 P362+P364 P264 P280 P321 |
【分類根拠】 (1)、(2)より、区分2とした。なお、新たな知見に基づき、分類結果を変更した。 【根拠データ】 (1)ウサギ(n=6)を用いた皮膚刺激性試験(OECD TG 404、GLP、半閉塞、4時間適用、14日観察)において、明瞭な皮膚刺激性影響がみられ、影響は14日間持続したが、腐食性影響はみられなかった(紅斑・痂皮スコア:2/2/2/2/2/2、浮腫スコア:2.3/2/1/2/2.3/2.3)との報告がある(REACH登録情報 (Accessed Oct. 2022))。 (2)ウサギ(n=3)を用いた皮膚刺激性試験(OECD TG 404相当、GLP、半閉塞、4時間適用、21日観察)において、明瞭な皮膚刺激性影響がみられ、影響は21日間持続したが、腐食性影響はみられなかった(紅斑・痂皮スコア:2.7/2.7/2、浮腫スコア:3/2.3/2.3)との報告がある(REACH登録情報 (Accessed Oct. 2022))。 【参考データ等】 (3)EpiSkinを用いたin vitro 皮膚腐食性試験(OECD TG 431、GLP)において、T=3分 細胞生存率R=129.5%、T=60分 細胞生存率R=98.4%、T=240分 細胞生存率R=82.9%(非腐食性に相当する結果)との報告がある(REACH登録情報 (Accessed Oct. 2022))。 (4)In vitro 皮膚刺激性試験(OECD TG 439、GLP)において、細胞生存率R=112.1%(区分に該当しない範囲の結果)との報告がある(REACH登録情報 (Accessed Oct. 2022))。 |
令和4年度(2022年度) | ガイダンスVer.2.1 (GHS 6版, JIS Z7252:2019) |
3 | 眼に対する重篤な損傷性/眼刺激性 | 分類できない |
- |
- | - | 【分類根拠】 データ不足のため分類できない。 |
令和4年度(2022年度) | ガイダンスVer.2.1 (GHS 6版, JIS Z7252:2019) |
4 | 呼吸器感作性 | 分類できない |
- |
- | - | 【分類根拠】 データ不足のため分類できない。 |
令和4年度(2022年度) | ガイダンスVer.2.1 (GHS 6版, JIS Z7252:2019) |
4 | 皮膚感作性 | 分類できない |
- |
- | - | 【分類根拠】 データ不足のため分類できない。なお、(1)の知見でみられた皮膚反応が刺激性反応か感作性反応かを峻別することが困難であるため、分類には用いなかった。 【参考データ等】 (1)モルモット(n=20)を用いたMaximisation試験(OECD TG 406、GLP、皮内投与:5%溶液)において、検体投与群では惹起終了24又は48時間後に17/20例(85%)で何らかの皮膚反応がみられたが、陰性対照群(0.1%溶液で惹起)でも同様の皮膚反応が6/10例(60%)にみられたとの報告がある(REACH登録情報 (Accessed Oct. 2022))。 |
令和4年度(2022年度) | ガイダンスVer.2.1 (GHS 6版, JIS Z7252:2019) |
5 | 生殖細胞変異原性 | 分類できない |
- |
- | - | 【分類根拠】 データ不足のため分類できない。 【参考データ等】 (1)In vitroでは、細菌復帰突然変異試験(OECD TG471、GLP)で陰性、チャイニーズハムスター肺由来細胞(CHL)を用いた染色体異常試験(OECD TG473、GLP)で陰性の報告があった(REACH登録情報 (Accessed 2022)、厚労省 既存点検結果 (2013))。 |
令和4年度(2022年度) | ガイダンスVer.2.1 (GHS 6版, JIS Z7252:2019) |
6 | 発がん性 | 分類できない |
- |
- | - | 【分類根拠】 データ不足のため分類できない。 |
令和4年度(2022年度) | ガイダンスVer.2.1 (GHS 6版, JIS Z7252:2019) |
7 | 生殖毒性 | 分類できない |
- |
- | - | 【分類根拠】 (1)より、生殖発生毒性の懸念が低いと考えられるが、発生への影響に関する情報がなく、データ不足のため分類できない。 【根拠データ】 (1)ラットを用いた強制経口投与による反復投与毒性・生殖発生スクリーニング併合試験(OECD TG422、GLP)において、高用量(100 mg/kg/day)群では雌雄親動物が全例死亡又は瀕死と殺したため交配に至らなかったが、全例が生存した中用量(30 mg/kg/day)群では、親動物に全身毒性として体重増加抑制及び流涎(雌雄)、ヘモグロビン減少など血液影響(雄のみ)がみられたが、受胎能に影響はなく、児動物の出生及び生後4日までの成長に有害影響はみられなかったとの報告がある(厚労省 既存点検結果 (2013))。 |
令和4年度(2022年度) | ガイダンスVer.2.1 (GHS 6版, JIS Z7252:2019) |
8 | 特定標的臓器毒性(単回暴露) | 区分2(神経系) |
警告 |
H371 | P308+P311 P260 P264 P270 P405 P501 |
【分類根拠】 (1)より、区分2(神経系)とした。なお、新たな知見に基づき分類結果を変更した。 【根拠データ】 (1)ラット(雌)を用いた単回経口投与試験(OECD TG 423、GLP)において、2,000 mg/kg(区分2の範囲)で神経系症状(低活動性、立毛、振戦、接触に対する過敏反応など)がみられた後、全例(3/3例)が死亡ないし瀕死剖検されたとの報告がある(REACH登録情報 (Accessed Nov. 2022))。 |
令和4年度(2022年度) | ガイダンスVer.2.1 (GHS 6版, JIS Z7252:2019) |
9 | 特定標的臓器毒性(反復暴露) | 区分2(神経系) |
警告 |
H373 | P260 P314 P501 |
【分類根拠】 (1)、(2)より、区分2(神経系)とした。なお、新たな知見に基づき分類結果を変更した。 【根拠データ】 (1)ラットを用いた強制経口投与による反復投与毒性/生殖発生スクリーニング併合試験(OECD TG 422、GLP)において、30 mg/kg/day(90日換算:14~17 mg/kg/day、区分2の範囲)以上で流涎、体重増加抑制、雄に血液影響(ヘモグロビン・ヘマトクリット値、MCV及びMCHCの低値)、100 mg/kg/day(90日換算:47~56 mg/kg/day、区分2の範囲)で神経系及び全身症状(自発運動の減少、よろめき歩行、過敏、痙攣、削痩等)がみられた後、全例が投与6~12日に死亡又は瀕死期剖検されたとの報告がある(厚労省 既存点検結果 (2013))。 (2)ラットを用いた14日間反復経口投与試験において、250 mg/kg/day(区分に該当しない範囲)以上で神経系及び全身症状(自発運動の減少、よろめき歩行、過敏、痙攣、削痩、軟便、下痢等)がみられた後、全例(雌雄各5/5例)が投与10日までに死亡ないし瀕死と殺されたとの報告がある(厚労省 既存点検結果 (2013))。 |
令和4年度(2022年度) | ガイダンスVer.2.1 (GHS 6版, JIS Z7252:2019) |
10 | 誤えん有害性 | 分類できない |
- |
- | - | 【分類根拠】 データ不足のため分類できない。 |
令和4年度(2022年度) | ガイダンスVer.2.1 (GHS 6版, JIS Z7252:2019) |
危険有害性項目 | 分類結果 | 絵表示 注意喚起語 |
危険有害性情報 (Hコード) |
注意書き (Pコード) |
分類根拠・問題点 | 分類実施年度 | 分類ガイダンス等 | |
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11 | 水生環境有害性 短期(急性) | 区分1 |
警告 |
H400 | P273 P391 P501 |
甲殻類(オオミジンコ)48時間EC50 = 0.024 mg/L(REACH登録情報, 2022)であることから、区分1とした。新たな情報の使用により、旧分類から分類結果が変更となった。 | 令和4年度(2022年度) | ガイダンスVer.2.1 (GHS 6版, JIS Z7252:2019) |
11 | 水生環境有害性 長期(慢性) | 区分1 |
警告 |
H410 | P273 P391 P501 |
信頼性のある慢性毒性データが得られていない。急速分解性に関する十分なデータが得られておらず、急性毒性区分1であることから、区分1とした。新たな情報の使用により、旧分類から分類結果が変更となった。 | 令和4年度(2022年度) | ガイダンスVer.2.1 (GHS 6版, JIS Z7252:2019) |
12 | オゾン層への有害性 | 分類できない |
- |
- | - | 当該物質はモントリオール議定書の附属書に列記されていないため。 | 令和4年度(2022年度) | ガイダンスVer.2.1 (GHS 6版, JIS Z7252:2019) |
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