NITE統合版 政府によるGHS分類結果

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一般情報
項目 情報
CAS登録番号 82633-79-2
名称 2-メチル-5,6-ジヒドロ-4H-シクロペンタ[d]イソチアゾール-3-オン
物質ID m-nite-82633-79-2_v1
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関連情報
項目 情報
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物理化学的危険性
危険有害性項目 分類結果 絵表示
注意喚起語
危険有害性情報
(Hコード)
注意書き
(Pコード)
分類根拠・問題点 分類実施年度 分類ガイダンス等
1 爆発物 区分に該当しない(分類対象外)
-
-
- - 爆発性に関わる原子団を含んでいない。 平成20年度(2008年度) ガイダンス(H20.9.5版)(GHS 2版)
2 可燃性ガス 区分に該当しない(分類対象外)
-
-
- - GHSの定義における固体である。 平成20年度(2008年度) ガイダンス(H20.9.5版)(GHS 2版)
3 エアゾール 区分に該当しない(分類対象外)
-
-
- - エアゾール製品でない。 平成20年度(2008年度) ガイダンス(H20.9.5版)(GHS 2版)
4 酸化性ガス 区分に該当しない(分類対象外)
-
-
- - GHSの定義における固体である。 平成20年度(2008年度) ガイダンス(H20.9.5版)(GHS 2版)
5 高圧ガス 区分に該当しない(分類対象外)
-
-
- - GHSの定義における固体である。 平成20年度(2008年度) ガイダンス(H20.9.5版)(GHS 2版)
6 引火性液体 区分に該当しない(分類対象外)
-
-
- - GHSの定義における固体である。 平成20年度(2008年度) ガイダンス(H20.9.5版)(GHS 2版)
7 可燃性固体 分類できない
-
-
- - データなし。なお、不燃性(not flammable(NICNAS(1996))の記載がある。 平成20年度(2008年度) ガイダンス(H20.9.5版)(GHS 2版)
8 自己反応性化学品 区分に該当しない(分類対象外)
-
-
- - 爆発性に関わる原子団、あるいは自己反応性に関連する原子団を含んでいない。 平成20年度(2008年度) ガイダンス(H20.9.5版)(GHS 2版)
9 自然発火性液体 区分に該当しない(分類対象外)
-
-
- - GHSの定義における固体である。 平成20年度(2008年度) ガイダンス(H20.9.5版)(GHS 2版)
10 自然発火性固体 分類できない
-
-
- - データなし。 平成20年度(2008年度) ガイダンス(H20.9.5版)(GHS 2版)
11 自己発熱性化学品 分類できない
-
-
- - データなし。なお、不燃性(not flammable(NICNAS(1996))の記載がある。 平成20年度(2008年度) ガイダンス(H20.9.5版)(GHS 2版)
12 水反応可燃性化学品 区分に該当しない(分類対象外)
-
-
- - 金属又は半金属(B, Si, P, Ge, As, Se, Sn, Sb, Te, Bi, Po, At)を含んでいない。 平成20年度(2008年度) ガイダンス(H20.9.5版)(GHS 2版)
13 酸化性液体 区分に該当しない(分類対象外)
-
-
- - GHSの定義における固体である。 平成20年度(2008年度) ガイダンス(H20.9.5版)(GHS 2版)
14 酸化性固体 区分に該当しない(分類対象外)
-
-
- - フッ素または塩素を含まず、酸素を含む有機化合物であるが、この酸素が炭素以外の元素と化学結合していない。 平成20年度(2008年度) ガイダンス(H20.9.5版)(GHS 2版)
15 有機過酸化物 区分に該当しない(分類対象外)
-
-
- - -O-O-構造を有していない有機化合物である。 平成20年度(2008年度) ガイダンス(H20.9.5版)(GHS 2版)
16 金属腐食性化学品 分類できない
-
-
- - 固体状物質に適した試験方法が確立していない。 平成20年度(2008年度) ガイダンス(H20.9.5版)(GHS 2版)
17 鈍性化爆発物 -
-
-
- - - - -

健康に対する有害性
危険有害性項目 分類結果 絵表示
注意喚起語
危険有害性情報
(Hコード)
注意書き
(Pコード)
分類根拠・問題点 分類実施年度 分類ガイダンス等
1 急性毒性(経口) 区分3


危険
H301 P301+P310
P264
P270
P321
P330
P405
P501
ラットを用いた試験(directive 92/69/EEC(1)Test B.1 NICNAS(1996))において、LD50値 224mg/kg(雄)、168 mg/kg(雌)(NICNAS(1996))のデータより区分3とした。なお、EU分類にはT;R25とある。 平成20年度(2008年度) ガイダンス(H20.9.5版)(GHS 2版)
1 急性毒性(経皮) 分類できない
-
-
- - 雄ラットを用いた試験において、1000 mg/kgまでの用量において死亡例は見られなかった(NICNAS(1996))と記載があることから区分4または区分外に該当するが、他にデータがなくデータ不足により分類できないとした。 平成20年度(2008年度) ガイダンス(H20.9.5版)(GHS 2版)
1 急性毒性(吸入:ガス) 区分に該当しない(分類対象外)
-
-
- - GHSの定義における固体である。 平成20年度(2008年度) ガイダンス(H20.9.5版)(GHS 2版)
1 急性毒性(吸入:蒸気) 分類できない
-
-
- - データなし。 平成20年度(2008年度) ガイダンス(H20.9.5版)(GHS 2版)
1 急性毒性(吸入:粉塵、ミスト) 分類できない
-
-
- - データなし。 平成20年度(2008年度) ガイダンス(H20.9.5版)(GHS 2版)
2 皮膚腐食性/刺激性 区分に該当しない
-
-
- - ウサギを用いた試験(directive 92/69/EEC(1)Test B.4(NICNAS(1996))で軽度の紅斑と浮腫が見られ、24、48および72時間における評価で、紅斑と浮腫の平均スコア値が1.5未満であった(NICNAS(1996))。紅斑と浮腫の平均スコア値が1.5未満は区分外に分類される。なお、ラットを用いた9日間の反復毒性(経皮)試験で強い刺激性と壊死が見られたとの報告がある(NICNAS(1996)。 平成20年度(2008年度) ガイダンス(H20.9.5版)(GHS 2版)
3 眼に対する重篤な損傷性/眼刺激性 区分1


危険
H318 P305+P351+P338
P280
P310
ウサギの眼に適用した試験(directive 92/69/EEC(1)Test B.5 NICNAS(1996))の結果、滴下後1時間で重度の発赤(Draize score: 3)および結膜浮腫(Draize score: 4)が起こり、軽度の目やに(Draize score: 1)、そして中程度の瞼の紅斑が見られ、結果として「非常に重度の刺激性(extremely severe irritant)」と報告されていることより区分1とした。また、EU分類にはXi; R41とある。 平成20年度(2008年度) ガイダンス(H20.9.5版)(GHS 2版)
4 呼吸器感作性 分類できない
-
-
- - データなし。 平成20年度(2008年度) ガイダンス(H20.9.5版)(GHS 2版)
4 皮膚感作性 区分1


警告
H317 P302+P352
P333+P313
P362+P364
P261
P272
P280
P321
P501
モルモットを用いた試験(directive 92/69/EEC(1)Test B6 NICNAS(1996))で強い感作性があるとの報告(20匹中18匹(0.3 %, 24時間後)、20匹中9匹(0.3 %, 48時間後)、20匹中20匹(1 %, 24時間後)、20匹中20匹(1 %, 48時間後))およびEUがR43としていることから区分1とした。 平成20年度(2008年度) ガイダンス(H20.9.5版)(GHS 2版)
5 生殖細胞変異原性 区分に該当しない
-
-
- - マウスの骨髄細胞を用いた小核試験(体細胞in vivo変異原性試験)(directive 92/69/EEC(1)Test B.12 NICNAS(1996))の陰性結果から区分外とした。なお、体細胞in vivo遺伝毒性試験:ラットの肝臓を用いる不定期DNA合成(UDS)試験)においても陰性の報告がある(NICNAS(1996))。また、in vitro変異原性試験:微生物を用いた遺伝子突然変異試験(directive 92/69/EEC(1)Test B.14)、ほ乳類培養細胞を用いる遺伝子突然変異試験Non-Bacteriological in vitro test(directive 92/69/EEC(1)Test B. 10))の結果も陰性である(NICNAS(1996))。 平成20年度(2008年度) ガイダンス(H20.9.5版)(GHS 2版)
6 発がん性 分類できない
-
-
- - データなし。 平成20年度(2008年度) ガイダンス(H20.9.5版)(GHS 2版)
7 生殖毒性 分類できない
-
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- - データなし。 平成20年度(2008年度) ガイダンス(H20.9.5版)(GHS 2版)
8 特定標的臓器毒性(単回暴露) 分類できない
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- - ラットの単回経口投与試験(directive 92/69/EEC(1)Test B.1)により、50 mg/kgの濃度において雄には影響が見られず、雌において軽度の毒性が見られ、その毒性症状は観察後4日目まで続いたとある。100 mg/kgの濃度においては1匹の雌ラットにおいて重度の毒性症状が見られ、500mg/kgで全ての動物で重度の毒性症状を示したことが報告されている(NICNAS(1996))。一般症状、血液・生化学的な変化、病理学的所見がなくデータ不足で分類できないとした。 平成20年度(2008年度) ガイダンス(H20.9.5版)(GHS 2版)
9 特定標的臓器毒性(反復暴露) 分類できない
-
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- - ラットを用いた混餌による28日間の経口投与試験(directive 92/69/EEC(1)Test B.7 NICNAS(1996))において、最高用量1000 ppm(90日換算:16.7mg/kg、ガイダンスの区分2に相当)で雄の精巣重量の増加が見られた以外に投与による影響は見られなかったとあるが、他にデータがなくデータ不足により分類できないとした。 平成20年度(2008年度) ガイダンス(H20.9.5版)(GHS 2版)
10 誤えん有害性 分類できない
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- - データなし。 平成20年度(2008年度) ガイダンス(H20.9.5版)(GHS 2版)

環境に対する有害性
危険有害性項目 分類結果 絵表示
注意喚起語
危険有害性情報
(Hコード)
注意書き
(Pコード)
分類根拠・問題点 分類実施年度 分類ガイダンス等
11 水生環境有害性 短期(急性) 区分1


警告
H400 P273
P391
P501
藻類(Pseudokirchneriella subcapitata)の72時間EC50=0.55mg/L(NICNAS, 1996)から区分1とした。 平成20年度(2008年度) ガイダンス(H20.9.5版)(GHS 2版)
11 水生環境有害性 長期(慢性) 区分1


警告
H410 P273
P391
P501
急性毒性区分1であり、信頼できる急速分解性データが得られていないことから、急速分解性がないと判断して区分1とした。 平成20年度(2008年度) ガイダンス(H20.9.5版)(GHS 2版)
12 オゾン層への有害性 -
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分類結果の利用に関する注意事項:
  • 政府によるGHS分類結果は、事業者がラベルやSDSを作成する際の参考として公表しています。同じ内容を日本国内向けのラベルやSDSに記載しなければならないという義務はありません。
  • 本分類結果は、GHSに基づくラベルやSDSを作成する際に自由に引用又は複写していただけます。ただし、本分類結果の引用又は複写により作成されたラベルやSDSに対する責任は、ラベルやSDSの作成者にあることにご留意ください。
  • 本GHS分類は、分類ガイダンス等に記載された情報源と分類・判定の指針に基づき行っています。他の文献や試験結果等を根拠として使用すること、また、ラベルやSDSに本分類結果と異なる内容を記載することを妨げるものではありません。
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