NITE統合版 政府によるGHS分類結果

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一般情報
 
項目 情報
CAS登録番号 89784-60-1
名称 ピラクロホス
物質ID m-nite-89784-60-1_v1
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関連情報
項目 情報
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物理化学的危険性
危険有害性項目 分類結果 絵表示
注意喚起語
危険有害性情報
(Hコード)
注意書き
(Pコード)
分類根拠・問題点 分類実施年度 分類ガイダンス等
1 爆発物 分類できない
-
-
- - 分子内に爆発性に関連する原子団として隣接した窒素原子を有する。酸素収支の計算値は-168.5で-200より高いが、データがないために分類できない。 平成18年度(2006年度) マニュアル(H18.2.10版)(GHS 初版)
2 可燃性ガス 区分に該当しない(分類対象外)
-
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- - GHSの定義による液体である。 平成18年度(2006年度) マニュアル(H18.2.10版)(GHS 初版)
3 エアゾール 区分に該当しない(分類対象外)
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- - エアゾール製品ではない。 平成18年度(2006年度) マニュアル(H18.2.10版)(GHS 初版)
4 酸化性ガス 区分に該当しない(分類対象外)
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-
- - GHSの定義による液体である。 平成18年度(2006年度) マニュアル(H18.2.10版)(GHS 初版)
5 高圧ガス 区分に該当しない(分類対象外)
-
-
- - GHSの定義による液体である。 平成18年度(2006年度) マニュアル(H18.2.10版)(GHS 初版)
6 引火性液体 分類できない
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- - データなし。 平成18年度(2006年度) マニュアル(H18.2.10版)(GHS 初版)
7 可燃性固体 区分に該当しない(分類対象外)
-
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- - GHSの定義による液体である。 平成18年度(2006年度) マニュアル(H18.2.10版)(GHS 初版)
8 自己反応性化学品 分類できない
-
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- - 分子内に爆発性に関連する原子団、あるいは自己反応性に関連する原子団として隣接した窒素原子およびP-O結合を含むが、データがないために分類できない。 平成18年度(2006年度) マニュアル(H18.2.10版)(GHS 初版)
9 自然発火性液体 分類できない
-
-
- - データなし。 平成18年度(2006年度) マニュアル(H18.2.10版)(GHS 初版)
10 自然発火性固体 区分に該当しない(分類対象外)
-
-
- - GHSの定義による液体である。 平成18年度(2006年度) マニュアル(H18.2.10版)(GHS 初版)
11 自己発熱性化学品 分類できない
-
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- - 液体状の物質に適した試験方法が確立していない。 平成18年度(2006年度) マニュアル(H18.2.10版)(GHS 初版)
12 水反応可燃性化学品 分類できない
-
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- - データなし。 平成18年度(2006年度) マニュアル(H18.2.10版)(GHS 初版)
13 酸化性液体 分類できない
-
-
- - データなし。 平成18年度(2006年度) マニュアル(H18.2.10版)(GHS 初版)
14 酸化性固体 区分に該当しない(分類対象外)
-
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- - GHSの定義による液体である。 平成18年度(2006年度) マニュアル(H18.2.10版)(GHS 初版)
15 有機過酸化物 区分に該当しない(分類対象外)
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- - 分子内に-O-O-構造を有していない有機化合物。 平成18年度(2006年度) マニュアル(H18.2.10版)(GHS 初版)
16 金属腐食性化学品 分類できない
-
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- - データなし。 平成18年度(2006年度) マニュアル(H18.2.10版)(GHS 初版)
17 鈍性化爆発物 -
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-
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健康に対する有害性
危険有害性項目 分類結果 絵表示
注意喚起語
危険有害性情報
(Hコード)
注意書き
(Pコード)
分類根拠・問題点 分類実施年度 分類ガイダンス等
1 急性毒性(経口) 区分3


危険
H301 P301+P310
P264
P270
P321
P330
P405
P501
ラットLD50=237 mg/kg(農薬登録申請資料)に基づき、区分3とした。 平成18年度(2006年度) マニュアル(H18.2.10版)(GHS 初版)
1 急性毒性(経皮) 区分に該当しない
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- - ラットLD50>2000 mg/kgであり、2000 mg/kg以下では死亡が認められていない(農薬登録申請資料)ことに基づき、区分外とした。 平成18年度(2006年度) マニュアル(H18.2.10版)(GHS 初版)
1 急性毒性(吸入:ガス) 区分に該当しない(分類対象外)
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- - GHSの定義による液体である。 平成18年度(2006年度) マニュアル(H18.2.10版)(GHS 初版)
1 急性毒性(吸入:蒸気) 分類できない
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- - データなし。 平成18年度(2006年度) マニュアル(H18.2.10版)(GHS 初版)
1 急性毒性(吸入:粉塵、ミスト) 区分4


警告
H332 P304+P340
P261
P271
P312
ラット4時間暴露のLC50=1.46 mg/L(農薬登録申請資料)に基づき、区分4とした。 平成18年度(2006年度) マニュアル(H18.2.10版)(GHS 初版)
2 皮膚腐食性/刺激性 区分に該当しない
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- - ウサギを用いた皮膚刺激性試験で、刺激性変化が認められなかったとの記載(農薬登録申請資料)に基づき、区分外とした。 平成18年度(2006年度) マニュアル(H18.2.10版)(GHS 初版)
3 眼に対する重篤な損傷性/眼刺激性 区分に該当しない
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- - ウサギを用いた眼刺激性試験で、刺激性変化が認められなかったとの記載(農薬登録申請資料)に基づき、区分外とした。 平成18年度(2006年度) マニュアル(H18.2.10版)(GHS 初版)
4 呼吸器感作性 分類できない
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- - データなし。 平成18年度(2006年度) マニュアル(H18.2.10版)(GHS 初版)
4 皮膚感作性 区分に該当しない
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- - モルモットを用いた皮膚感作性試験で、感作性を認めなかったとの記載(農薬登録申請資料)に基づき、区分外とした。 平成18年度(2006年度) マニュアル(H18.2.10版)(GHS 初版)
5 生殖細胞変異原性 区分に該当しない
-
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- - ヒト経世代疫学、経世代変異原性試験、生殖細胞in vivo変異原性試験結果が無く、体細胞in vivo変異原性試験(マウス小核試験)において陰性との記載(農薬登録申請資料(未提出))に基づき、区分外とした。 平成18年度(2006年度) マニュアル(H18.2.10版)(GHS 初版)
6 発がん性 区分に該当しない
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- - ラットおよびマウスの試験において、いずれも投与に関連した腫瘍の発生がなかったとの記載(農薬登録申請資料)に基づき、区分外とした。 平成18年度(2006年度) マニュアル(H18.2.10版)(GHS 初版)
7 生殖毒性 区分に該当しない
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- - ラットを用いた2世代繁殖性試験ならびにラットおよびウサギを用いた妊娠中投与試験で、生殖機能、生殖能力および児の発生に対する悪影響が認められなかったとの記載(農薬登録申請資料)に基づき、区分外とした。 平成18年度(2006年度) マニュアル(H18.2.10版)(GHS 初版)
8 特定標的臓器毒性(単回暴露) 区分1(神経系)


危険
H370 P308+P311
P260
P264
P270
P321
P405
P501
ラットおよびマウスを用いた経口投与試験、ならびにラットを用いた吸入試験で、区分1のガイダンス値範囲内の暴露量(経口:137-231 mg/kg、吸入:0.51-0.66 mg/L)で自発運動減少、歩行異常、下痢、流涎、振顫、流涙、眼球突出、呼吸困難などの症状が認められたとの記載(農薬登録申請資料)に基づき、区分1(神経系)とした。 平成18年度(2006年度) マニュアル(H18.2.10版)(GHS 初版)
9 特定標的臓器毒性(反復暴露) 分類できない
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- - ラット、マウスおよびイヌを用いた3ヶ月間混餌経口投与試験で、血漿・血球・脳コリンエステラーゼ活性の抑制、ならびに赤血球、ヘモグロビン濃度およびヘマトクリット値の低下が区分1のガイダンス値範囲(0.55 mg/kg以上)の暴露で認められたが、それに伴う症状はみられなかったとの記載(農薬登録申請資料)があるが、他の投与量でのデータがないので分類できない。 平成18年度(2006年度) マニュアル(H18.2.10版)(GHS 初版)
10 誤えん有害性 分類できない
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- - データなし。 平成18年度(2006年度) マニュアル(H18.2.10版)(GHS 初版)

環境に対する有害性
危険有害性項目 分類結果 絵表示
注意喚起語
危険有害性情報
(Hコード)
注意書き
(Pコード)
分類根拠・問題点 分類実施年度 分類ガイダンス等
11 水生環境有害性 短期(急性) 区分1


警告
H400 P273
P391
P501
甲殻類(オオミジンコ)の48時間EC50=0.0032mg/L(農薬登録申請資料、1992)から、区分1とした。 平成18年度(2006年度) マニュアル(H18.2.10版)(GHS 初版)
11 水生環境有害性 長期(慢性) 区分1


警告
H410 P273
P391
P501
急性毒性が区分1、生物蓄積性が低いと推定されるものの(log Kow=3.79(農薬登録申請資料))、急速分解性が不明であるため、区分1とした。 平成18年度(2006年度) マニュアル(H18.2.10版)(GHS 初版)
12 オゾン層への有害性 -
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分類結果の利用に関する注意事項:
  • 政府によるGHS分類結果は、事業者がラベルやSDSを作成する際の参考として公表しています。同じ内容を日本国内向けのラベルやSDSに記載しなければならないという義務はありません。
  • 本分類結果は、GHSに基づくラベルやSDSを作成する際に自由に引用又は複写していただけます。ただし、本分類結果の引用又は複写により作成されたラベルやSDSに対する責任は、ラベルやSDSの作成者にあることにご留意ください。
  • 本GHS分類は、分類ガイダンス等に記載された情報源と分類・判定の指針に基づき行っています。他の文献や試験結果等を根拠として使用すること、また、ラベルやSDSに本分類結果と異なる内容を記載することを妨げるものではありません。
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