項目 | 情報 |
---|---|
CAS登録番号 | 97-39-2 |
名称 | ジ-オルト-トリルグアニジン |
物質ID | m-nite-97-39-2_v1 |
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項目 | 情報 |
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危険有害性項目 | 分類結果 | 絵表示 注意喚起語 |
危険有害性情報 (Hコード) |
注意書き (Pコード) |
分類根拠・問題点 | 分類実施年度 | 分類ガイダンス等 | |
---|---|---|---|---|---|---|---|---|
1 | 爆発物 | 区分に該当しない(分類対象外) |
- |
- | - | 爆発性に関わる原子団を含んでいない。 | 平成22年度(2010年度) | ガイダンス(H22.7版) (GHS 3版, JIS Z 7252:2009) |
2 | 可燃性ガス | 区分に該当しない(分類対象外) |
- |
- | - | GHSの定義における固体である。 | 平成22年度(2010年度) | ガイダンス(H22.7版) (GHS 3版, JIS Z 7252:2009) |
3 | エアゾール | 区分に該当しない(分類対象外) |
- |
- | - | エアゾール製品でない。 | 平成22年度(2010年度) | ガイダンス(H22.7版) (GHS 3版, JIS Z 7252:2009) |
4 | 酸化性ガス | 区分に該当しない(分類対象外) |
- |
- | - | GHSの定義における固体である。 | 平成22年度(2010年度) | ガイダンス(H22.7版) (GHS 3版, JIS Z 7252:2009) |
5 | 高圧ガス | 区分に該当しない(分類対象外) |
- |
- | - | GHSの定義における固体である。 | 平成22年度(2010年度) | ガイダンス(H22.7版) (GHS 3版, JIS Z 7252:2009) |
6 | 引火性液体 | 区分に該当しない(分類対象外) |
- |
- | - | GHSの定義における固体である。 | 平成22年度(2010年度) | ガイダンス(H22.7版) (GHS 3版, JIS Z 7252:2009) |
7 | 可燃性固体 | 分類できない |
- |
- | - | データなし。 | 平成22年度(2010年度) | ガイダンス(H22.7版) (GHS 3版, JIS Z 7252:2009) |
8 | 自己反応性化学品 | 区分に該当しない(分類対象外) |
- |
- | - | 爆発性に関わる原子団を含んでいない、かつ自己反応性に関わる原子団を含んでいない。 | 平成22年度(2010年度) | ガイダンス(H22.7版) (GHS 3版, JIS Z 7252:2009) |
9 | 自然発火性液体 | 区分に該当しない(分類対象外) |
- |
- | - | GHSの定義における固体である。 | 平成22年度(2010年度) | ガイダンス(H22.7版) (GHS 3版, JIS Z 7252:2009) |
10 | 自然発火性固体 | 分類できない |
- |
- | - | データなし。 | 平成22年度(2010年度) | ガイダンス(H22.7版) (GHS 3版, JIS Z 7252:2009) |
11 | 自己発熱性化学品 | 分類できない |
- |
- | - | データなし。 | 平成22年度(2010年度) | ガイダンス(H22.7版) (GHS 3版, JIS Z 7252:2009) |
12 | 水反応可燃性化学品 | 区分に該当しない(分類対象外) |
- |
- | - | 金属および半金属(B, Si, P, Ge, As, Se, Sn, Sb, Te, Bi, Po, At)を含んでいない。 | 平成22年度(2010年度) | ガイダンス(H22.7版) (GHS 3版, JIS Z 7252:2009) |
13 | 酸化性液体 | 区分に該当しない(分類対象外) |
- |
- | - | GHSの定義における固体である。 | 平成22年度(2010年度) | ガイダンス(H22.7版) (GHS 3版, JIS Z 7252:2009) |
14 | 酸化性固体 | 区分に該当しない(分類対象外) |
- |
- | - | 酸素、フッ素および塩素を含んでいない有機化合物である。 | 平成22年度(2010年度) | ガイダンス(H22.7版) (GHS 3版, JIS Z 7252:2009) |
15 | 有機過酸化物 | 区分に該当しない(分類対象外) |
- |
- | - | -O-O-構造を有していない有機化合物である。 | 平成22年度(2010年度) | ガイダンス(H22.7版) (GHS 3版, JIS Z 7252:2009) |
16 | 金属腐食性化学品 | 分類できない |
- |
- | - | 固体状の物質に適した試験方法が確立していない。 | 平成22年度(2010年度) | ガイダンス(H22.7版) (GHS 3版, JIS Z 7252:2009) |
17 | 鈍性化爆発物 | - |
- |
- | - | - | - | - |
危険有害性項目 | 分類結果 | 絵表示 注意喚起語 |
危険有害性情報 (Hコード) |
注意書き (Pコード) |
分類根拠・問題点 | 分類実施年度 | 分類ガイダンス等 | |
---|---|---|---|---|---|---|---|---|
1 | 急性毒性(経口) | 区分3 |
危険 |
H301 | P301+P310 P264 P270 P321 P330 P405 P501 |
ラットLD50値は雄が85.3mg/kg、雌が56.0mg/kg(OECD TG401、GLP準拠)(厚労省報告(2003))であるとの報告に基づき、区分3とした。 | 平成22年度(2010年度) | ガイダンス(H22.7版) (GHS 3版, JIS Z 7252:2009) |
1 | 急性毒性(経皮) | 分類できない |
- |
- | - | データなし。 | 平成22年度(2010年度) | ガイダンス(H22.7版) (GHS 3版, JIS Z 7252:2009) |
1 | 急性毒性(吸入:ガス) | 区分に該当しない(分類対象外) |
- |
- | - | GHSの定義における固体である。 | 平成22年度(2010年度) | ガイダンス(H22.7版) (GHS 3版, JIS Z 7252:2009) |
1 | 急性毒性(吸入:蒸気) | 分類できない |
- |
- | - | データなし。 | 平成22年度(2010年度) | ガイダンス(H22.7版) (GHS 3版, JIS Z 7252:2009) |
1 | 急性毒性(吸入:粉塵、ミスト) | 分類できない |
- |
- | - | データなし。 | 平成22年度(2010年度) | ガイダンス(H22.7版) (GHS 3版, JIS Z 7252:2009) |
2 | 皮膚腐食性/刺激性 | 区分に該当しない |
- |
- | - | ウサギを用いたドレイズテスト(12匹、24時間)において刺激性なしとの報告がある(SIDS(2007))ことに基づき、区分外とした。 | 平成22年度(2010年度) | ガイダンス(H22.7版) (GHS 3版, JIS Z 7252:2009) |
3 | 眼に対する重篤な損傷性/眼刺激性 | 区分2A |
警告 |
H319 | P305+P351+P338 P337+P313 P264 P280 |
ウサギを用いたドレイズテスト(6匹、24時間)において、24時間の塗布後に角膜への軽度傷害(3/6匹)、軽度の虹彩炎(4/6匹)、軽度から中等度の結膜炎(6/6匹)が発生し、7日経過後も軽度の結膜炎が残っていた(3/6匹)との報告がある(SIDS(2007))ことに基づき、区分2Aとした。 | 平成22年度(2010年度) | ガイダンス(H22.7版) (GHS 3版, JIS Z 7252:2009) |
4 | 呼吸器感作性 | 分類できない |
- |
- | - | データなし。 | 平成22年度(2010年度) | ガイダンス(H22.7版) (GHS 3版, JIS Z 7252:2009) |
4 | 皮膚感作性 | 分類できない |
- |
- | - | データ不足。なお、3件のヒトのパッチテストで、すべて感作性なし(not sensitizing)との報告されているが、いずれの報告も、ばく露の過程などが不明瞭で、SIDSでは評価するには不十分な情報であるとしている(SIDS(2007))。 | 平成22年度(2010年度) | ガイダンス(H22.7版) (GHS 3版, JIS Z 7252:2009) |
5 | 生殖細胞変異原性 | 区分に該当しない |
- |
- | - | マウスの経口による小核試験(体細胞in vivo変異原性試験)(OECD TG474、GLP準拠)における陰性結果(SIDS(2007))に基づき区分外とした。なお、in vitroの試験については、染色体異常試験において陽性(厚労省報告(Access on Dec. 2010);ほ乳類培養細胞を用いる染色体異常試験)、エームス試験において陰性の結果(厚労省報告(Access on Dec. 2010)、SIDS(2007))が報告されている。 |
平成22年度(2010年度) | ガイダンス(H22.7版) (GHS 3版, JIS Z 7252:2009) |
6 | 発がん性 | 分類できない |
- |
- | - | データなし。 | 平成22年度(2010年度) | ガイダンス(H22.7版) (GHS 3版, JIS Z 7252:2009) |
7 | 生殖毒性 | 区分2 |
警告 |
H361 | P308+P313 P201 P202 P280 P405 P501 |
雌雄ラットの交配前14日より、雄では交配期間を含む35日間、雌では交配期間、妊娠期間を経て哺育3日まで経口投与による簡易生殖毒性試験において、死亡および流涎、散瞳、自発運動の低下などの中毒症状が認められた用量で、出産児数、新生児数および出生率の低値ならびに外表異常出現率の高値、新生児の生後4日の生存率に低値が認められた(厚労省報告(2003))。また、雌ラットの妊娠6~19日まで経口投与した発生毒性試験では、母動物の体重および摂餌量が有意な低値を示した用量で、胚・胎児の死亡数および胚・胎児の死亡率の有意な増加、外表異常の用量依存的な増加、および尾椎の欠損、癒合または位置異常などの骨格異常の用量依存的な増加が認められた(厚労省報告(2004))。以上の結果は、親動物での一般毒性が発現する用量における仔の発生に対する悪影響を示しており、区分2とした。 | 平成22年度(2010年度) | ガイダンス(H22.7版) (GHS 3版, JIS Z 7252:2009) |
8 | 特定標的臓器毒性(単回暴露) | 区分1(中枢神経系) |
危険 |
H370 | P308+P311 P260 P264 P270 P321 P405 P501 |
ラットの急性経口毒性試験(OECD TG401、GLP準拠)において、60 mg/kg群以上で投与後30~45分に死亡例が発生し、死亡例および30 mg/kg以上の生存例では、散瞳、自発運動の低下、緩徐呼吸または振戦などの症状がみられたが、生存例では投与翌日には症状はすべて消失した(厚労省報告(2003))。また、ラットに103 - 216 mg/kg bwを経口投与した別の急性毒性試験では死亡は21時間以内に発生し、活動抑制、振戦、痙攣が観察され、生存例では観察期間内に症状が消失した(SIDS(2007))。以上の毒性症状の経過から標的臓器は中枢神経系とみられ、ガイダンス値範囲区分1の用量で影響が認められていることから、区分1(中枢神経系)とした。なお、上記の各試験において生存例では病理学的変化は認められていない。 | 平成22年度(2010年度) | ガイダンス(H22.7版) (GHS 3版, JIS Z 7252:2009) |
9 | 特定標的臓器毒性(反復暴露) | 区分2(中枢神経系) |
警告 |
H373 | P260 P314 P501 |
ラットの経口による簡易生殖毒性試験(8、20、50mg/kg/day、90日換算:約 4、10、25mg/kg/day)において、50 mg/kg(90日換算:約 25mg/kg)群の雌雄では、投与初期の投与後に散瞳、間代性痙攣および振戦など被験物質の中枢神経系への影響を示唆する変化が高頻度にみられ、雌雄各2例が投与7日までに死亡したとの報告(厚労省報告(2003))があること、およびラットの28日間反復経口投与毒性試験(0、7.5、15、30、60 mg/kg、90日換算:2.5、5、10、20 mg/kg)において60 mg/kg(90日換算:20 mg/kg)群の雌雄に振戦、自発運動の低下、緩徐呼吸、瞳孔反射の低下、覚醒状態の低下および視覚反応の低下が認められたとの報告(厚労省報告(2003))に基づいて、区分2(中枢神経系)とした。 | 平成22年度(2010年度) | ガイダンス(H22.7版) (GHS 3版, JIS Z 7252:2009) |
10 | 誤えん有害性 | 分類できない |
- |
- | - | データなし。 | 平成22年度(2010年度) | ガイダンス(H22.7版) (GHS 3版, JIS Z 7252:2009) |
危険有害性項目 | 分類結果 | 絵表示 注意喚起語 |
危険有害性情報 (Hコード) |
注意書き (Pコード) |
分類根拠・問題点 | 分類実施年度 | 分類ガイダンス等 | |
---|---|---|---|---|---|---|---|---|
11 | 水生環境有害性 短期(急性) | 区分2 |
- |
H401 | P273 P501 |
甲殻類(オオミジンコ)の48時間EC50 = 7.2 mg/L(環境省生態影響試験, 2002)から区分2とした。 | 平成22年度(2010年度) | ガイダンス(H22.7版) (GHS 3版, JIS Z 7252:2009) |
11 | 水生環境有害性 長期(慢性) | 区分に該当しない |
- |
- | - | 急性毒性区分2であり、急速分解性がない(難分解、BODによる分解度:0-1%(既存点検, 2002))が、長期データが> 1 mg/L(甲殻類(オオミジンコ)の21日間NOEC = 2.8 mg/L(環境省生態影響試験, 2002))ことから区分外とした。 | 平成22年度(2010年度) | ガイダンス(H22.7版) (GHS 3版, JIS Z 7252:2009) |
12 | オゾン層への有害性 | 分類できない |
- |
- | - | 当該物質はモントリオール議定書の附属書に列記されていないため。 | 平成22年度(2010年度) | ガイダンス(H22.7版) (GHS 3版, JIS Z 7252:2009) |
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