NITE統合版 政府によるGHS分類結果

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一般情報
 
項目 情報
CAS登録番号
名称 硫酸パラジメチルアミノフェニルジアゾニウム
物質ID m-nite-nocas-0021_v1
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関連情報
項目 情報
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物理化学的危険性
危険有害性項目 分類結果 絵表示
注意喚起語
危険有害性情報
(Hコード)
注意書き
(Pコード)
分類根拠・問題点 分類実施年度 分類ガイダンス等
1 爆発物 分類できない
-
-
- - 爆発性に関連する原子団(隣接した窒素原子)を含んでいるが、データがなく、分類できない。

【注】本物質はCAS番号がなく、情報が全く見つからなかった。本物質のナトリウム塩である硫酸パラジメチルアミノフェニルジアゾニウムナトリウム(ID No.1376、CAS No.140-56-7)も参照のこと。
平成18年度(2006年度) マニュアル(H18.2.10版)(GHS 初版)
2 可燃性ガス 区分に該当しない(分類対象外)
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- - GHSの定義における固体。 平成18年度(2006年度) マニュアル(H18.2.10版)(GHS 初版)
3 エアゾール 区分に該当しない(分類対象外)
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- - エアゾール製品でない。 平成18年度(2006年度) マニュアル(H18.2.10版)(GHS 初版)
4 酸化性ガス 区分に該当しない(分類対象外)
-
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- - GHSの定義における固体。 平成18年度(2006年度) マニュアル(H18.2.10版)(GHS 初版)
5 高圧ガス 区分に該当しない(分類対象外)
-
-
- - GHSの定義における固体。 平成18年度(2006年度) マニュアル(H18.2.10版)(GHS 初版)
6 引火性液体 区分に該当しない(分類対象外)
-
-
- - GHSの定義における固体。 平成18年度(2006年度) マニュアル(H18.2.10版)(GHS 初版)
7 可燃性固体 分類できない
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- - データなし。 平成18年度(2006年度) マニュアル(H18.2.10版)(GHS 初版)
8 自己反応性化学品 分類できない
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- - 爆発性に関連する原子団(隣接した窒素原子)を含んでいるが、自己反応性に関連する原子団は含んでいない。データがなく、分類できない。 平成18年度(2006年度) マニュアル(H18.2.10版)(GHS 初版)
9 自然発火性液体 区分に該当しない(分類対象外)
-
-
- - GHSの定義における固体。 平成18年度(2006年度) マニュアル(H18.2.10版)(GHS 初版)
10 自然発火性固体 分類できない
-
-
- - データなし。 平成18年度(2006年度) マニュアル(H18.2.10版)(GHS 初版)
11 自己発熱性化学品 分類できない
-
-
- - データなし。 平成18年度(2006年度) マニュアル(H18.2.10版)(GHS 初版)
12 水反応可燃性化学品 区分に該当しない(分類対象外)
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- - 金属または半金属(B, Si, P, Ge, As ,Se, Sn, Sb, Te, Bi, Po, At)を含んでいない。 平成18年度(2006年度) マニュアル(H18.2.10版)(GHS 初版)
13 酸化性液体 区分に該当しない(分類対象外)
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- - GHSの定義における固体。 平成18年度(2006年度) マニュアル(H18.2.10版)(GHS 初版)
14 酸化性固体 分類できない
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- - データなし。 平成18年度(2006年度) マニュアル(H18.2.10版)(GHS 初版)
15 有機過酸化物 区分に該当しない(分類対象外)
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- - 分子内に-O-O-構造を含まない有機化合物。 平成18年度(2006年度) マニュアル(H18.2.10版)(GHS 初版)
16 金属腐食性化学品 分類できない
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- - 固体状の物質に適した試験方法が確立していない。 平成18年度(2006年度) マニュアル(H18.2.10版)(GHS 初版)
17 鈍性化爆発物 -
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健康に対する有害性
危険有害性項目 分類結果 絵表示
注意喚起語
危険有害性情報
(Hコード)
注意書き
(Pコード)
分類根拠・問題点 分類実施年度 分類ガイダンス等
1 急性毒性(経口) 分類できない
-
-
- - データなし。

【注】本物質のCAS No.はなく、Priority 1及び2で健康有害性情報は得られなかった。なお、必要に応じ本物質のナトリウム塩である硫酸パラジメチルアミノフェニルジアゾニウムナトリウムの知見を利用した。硫酸パラジメチルアミノフェニルジアゾニウムナトリウム(ID1376, CAS 140-56-7)を参照のこと。
平成18年度(2006年度) マニュアル(H18.2.10版)(GHS 初版)
1 急性毒性(経皮) 分類できない
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- - データなし。 平成18年度(2006年度) マニュアル(H18.2.10版)(GHS 初版)
1 急性毒性(吸入:ガス) 区分に該当しない(分類対象外)
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- - GHSの定義における固体。 平成18年度(2006年度) マニュアル(H18.2.10版)(GHS 初版)
1 急性毒性(吸入:蒸気) 分類できない
-
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- - データなし。 平成18年度(2006年度) マニュアル(H18.2.10版)(GHS 初版)
1 急性毒性(吸入:粉塵、ミスト) 分類できない
-
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- - データなし。 平成18年度(2006年度) マニュアル(H18.2.10版)(GHS 初版)
2 皮膚腐食性/刺激性 分類できない
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- - データなし。 平成18年度(2006年度) マニュアル(H18.2.10版)(GHS 初版)
3 眼に対する重篤な損傷性/眼刺激性 分類できない
-
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- - データなし。 平成18年度(2006年度) マニュアル(H18.2.10版)(GHS 初版)
4 呼吸器感作性 分類できない
-
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- - データなし。 平成18年度(2006年度) マニュアル(H18.2.10版)(GHS 初版)
4 皮膚感作性 分類できない
-
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- - データなし。 平成18年度(2006年度) マニュアル(H18.2.10版)(GHS 初版)
5 生殖細胞変異原性 分類できない
-
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- - 本物質のデータはないが、硫酸パラジメチルアミノフェニルジアゾニウムナトリウム(ID1376, CAS 140-56-7)ではin vivoデータがなく、in vitro変異原性試験ではAmes陽性(RTECS, 2003; NTP DB, 2006)、MLA陽性(NTP DB, 2006)、CHL細胞染色体異常陽性(HSDB, 2003; RTECS, 2003)、CHO細胞染色体異常陰性(NTP DB, 2006)であり、Amesの反応は強いものの他の陽性反応は強いものではなくNTPのCHO染色体異常試験は陰性であるため、区分2とするに十分な知見があるとは判断されず指針に従い分類できないとされいることから、本物質についても同様に分類できないとした。 平成18年度(2006年度) マニュアル(H18.2.10版)(GHS 初版)
6 発がん性 区分に該当しない
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- - 本物質のデータはないが、硫酸パラジメチルアミノフェニルジアゾニウムナトリウム(ID1376, CAS 140-56-7)はIARC(Supple. 7, 1987)においてGroup 3(ヒト発がん性に分類できない物質)に分類され区分外とされていることから、本物質についても同様に区分外とした。 平成18年度(2006年度) マニュアル(H18.2.10版)(GHS 初版)
7 生殖毒性 分類できない
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- - 本物質のデータはないが、硫酸パラジメチルアミノフェニルジアゾニウムナトリウム(ID1376, CAS 140-56-7)では雌ラットを用いた催奇形性試験で胎児死亡、筋骨格への影響(RTECS, 2003)との報告があるもののデータ不足のため分類できないとされていることから、本物質についても同様に分類できないとした。 平成18年度(2006年度) マニュアル(H18.2.10版)(GHS 初版)
8 特定標的臓器毒性(単回暴露) 区分1(腎臓)


危険
H370 P308+P311
P260
P264
P270
P321
P405
P501
本物質のデータはないが、硫酸パラジメチルアミノフェニルジアゾニウムナトリウム(ID1376, CAS 140-56-7)ではラット急性経口投与において区分1のガイダンス用量で腎尿細管損傷(HSDB, 2003)がみられ区分1(腎臓)とされていることから、本物質についても同様に区分1(腎臓)とした。 平成18年度(2006年度) マニュアル(H18.2.10版)(GHS 初版)
9 特定標的臓器毒性(反復暴露) 区分2(腎臓)


警告
H373 P260
P314
P501
本物質のデータはないが、硫酸パラジメチルアミノフェニルジアゾニウムナトリウム(ID1376, CAS 140-56-7)ではラット12ヶ月混餌投与において0.10%(=1000ppm, 50mg/kg/day相当)で腎症(HSDB, 2003)がみられ、区分2のガイダンス値に相当するため区分2(腎臓)とされていることから、本物質についても同様に区分2(腎臓)とした。 平成18年度(2006年度) マニュアル(H18.2.10版)(GHS 初版)
10 誤えん有害性 分類できない
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- - データなし。 平成18年度(2006年度) マニュアル(H18.2.10版)(GHS 初版)

環境に対する有害性
危険有害性項目 分類結果 絵表示
注意喚起語
危険有害性情報
(Hコード)
注意書き
(Pコード)
分類根拠・問題点 分類実施年度 分類ガイダンス等
11 水生環境有害性 短期(急性) 分類できない
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- - データがなく分類できない。 平成18年度(2006年度) マニュアル(H18.2.10版)(GHS 初版)
11 水生環境有害性 長期(慢性) 分類できない
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- - データがなく分類できない。 平成18年度(2006年度) マニュアル(H18.2.10版)(GHS 初版)
12 オゾン層への有害性 -
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分類結果の利用に関する注意事項:
  • 政府によるGHS分類結果は、事業者がラベルやSDSを作成する際の参考として公表しています。同じ内容を日本国内向けのラベルやSDSに記載しなければならないという義務はありません。
  • 本分類結果は、GHSに基づくラベルやSDSを作成する際に自由に引用又は複写していただけます。ただし、本分類結果の引用又は複写により作成されたラベルやSDSに対する責任は、ラベルやSDSの作成者にあることにご留意ください。
  • 本GHS分類は、分類ガイダンス等に記載された情報源と分類・判定の指針に基づき行っています。他の文献や試験結果等を根拠として使用すること、また、ラベルやSDSに本分類結果と異なる内容を記載することを妨げるものではありません。
  • 「危険有害性情報」欄及び「注意書き」欄のコードにマウスカーソルを重ねると、対応する文言が表示されます。Excel fileでは、コード及び文言が記載されています。
  • 「分類結果」欄の空欄又は「- 」(ハイフン)は、その年度に当該危険有害性項目の分類が実施されなかったことを意味します。

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