政府によるGHS分類結果

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一般情報
項目 情報
CAS登録番号 69-72-7
名称 サリチル酸
物質ID R03-C-015-MHLW
分類実施年度 令和3年度(2021年度)
分類実施者 厚生労働省
新規/再分類 再分類・見直し
他年度における分類結果 2011年度(平成23年度)  
Excelファイルのダウンロード Excel file

関連情報
項目 情報
分類に使用したガイダンス(外部リンク) 政府向けGHS分類ガイダンス(令和元年度改訂版(Ver.2.0))
国連GHS文書(外部リンク) 国連GHS文書
解説・用語集(Excelファイル) 解説・用語集
厚生労働省モデルラベル(外部リンク) 職場のあんぜんサイトへ
厚生労働省モデルSDS(外部リンク) 職場のあんぜんサイトへ
OECD/eChemPortal(外部リンク) eChemPortal

物理化学的危険性
危険有害性項目 分類結果 絵表示
注意喚起語
危険有害性情報
(Hコード)
注意書き
(Pコード)
分類根拠・問題点
1 爆発物 -
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2 可燃性ガス -
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3 エアゾール -
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4 酸化性ガス -
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5 高圧ガス -
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6 引火性液体 -
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- - -
7 可燃性固体 -
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8 自己反応性化学品 -
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- - -
9 自然発火性液体 -
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10 自然発火性固体 -
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11 自己発熱性化学品 -
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12 水反応可燃性化学品 -
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13 酸化性液体 -
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14 酸化性固体 -
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15 有機過酸化物 -
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16 金属腐食性化学品 -
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- - -
17 鈍性化爆発物 -
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- - -

健康に対する有害性
危険有害性項目 分類結果 絵表示
注意喚起語
危険有害性情報
(Hコード)
注意書き
(Pコード)
分類根拠・問題点
1 急性毒性(経口) -
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- - -
1 急性毒性(経皮) -
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- - -
1 急性毒性(吸入:ガス) -
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1 急性毒性(吸入:蒸気) -
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- - -
1 急性毒性(吸入:粉塵、ミスト) -
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2 皮膚腐食性/刺激性 -
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- - -
3 眼に対する重篤な損傷性/眼刺激性 区分1


危険
H318 P305+P351+P338
P280
P310
【分類根拠】
(1)より、区分1とした。新たな情報源を利用し分類結果を変更した。ECHA RACでGHS区分1相当の知見が得られたため、旧分類から眼損傷性/刺激性項目のみ見直した(2021年)。

【根拠データ】
(1)ウサギ(n = 3)を用いた眼刺激性試験(21日間観察)では、角膜と結膜に顕著な刺激影響がみられ、Draize の判定スコアによる角膜及び結膜炎の平均スコアはそれぞれ50.1(フルスコア:80)及び10.3(同:20)で影響は21日間の観察期間内には完全回復しなかったとの報告がある(ECHA RAC Opinion (2016)、CLH Report (2014)、SCCS (2019)、REACH登録情報 (Accessed Oct. 2021))。

【参考データ等】
(2)ウサギ(n = 6)を用いた眼刺激性試験(72時間観察)では、本物質は24時間後に重度の刺激性を生じた(眼刺激性平均スコア:51.5/110)。48時間後には軽減した(同スコア:40.3/110)が、72時間後にも影響はみられたとの報告がある(同スコア:38.7/110)(ECHA RAC Opinion (2016)、CLH Report (2014)、REACH登録情報 (Accessed Oct. 2021))。
(3)ウシ角膜を用いたin vitro眼刺激性試験(BCOP法)において、混濁度は本物質の0.1%、1%及び10%濃度でそれぞれ7.2%、70.4%及び98.7%を示し、重度と判断されたとの報告がある(ECHA RAC Opinion (2016)、CLH Report (2014)、SCCS (2019)、REACH登録情報 (Accessed Oct. 2021))。
4 呼吸器感作性 -
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4 皮膚感作性 -
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5 生殖細胞変異原性 -
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6 発がん性 -
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7 生殖毒性 -
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8 特定標的臓器毒性(単回暴露) -
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9 特定標的臓器毒性(反復暴露) -
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10 誤えん有害性 -
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環境に対する有害性
危険有害性項目 分類結果 絵表示
注意喚起語
危険有害性情報
(Hコード)
注意書き
(Pコード)
分類根拠・問題点
11 水生環境有害性 短期(急性) -
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11 水生環境有害性 長期(慢性) -
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12 オゾン層への有害性 -
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分類結果の利用に関する注意事項:
  • 政府によるGHS分類結果は、事業者がラベルやSDSを作成する際の参考として公表しています。同じ内容を日本国内向けのラベルやSDSに記載しなければならないという義務はありません。
  • 本分類結果は、GHSに基づくラベルやSDSを作成する際に自由に引用又は複写していただけます。ただし、本分類結果の引用又は複写により作成されたラベルやSDSに対する責任は、ラベルやSDSの作成者にあることにご留意ください。
  • 本GHS分類は、分類ガイダンス等に記載された情報源と分類・判定の指針に基づき行っています。他の文献や試験結果等を根拠として使用すること、また、ラベルやSDSに本分類結果と異なる内容を記載することを妨げるものではありません。
  • 「危険有害性情報」欄及び「注意書き」欄のコードにマウスカーソルを重ねると、対応する文言が表示されます。Excel fileでは、コード及び文言が記載されています。
  • 「分類結果」欄の空欄又は「- 」(ハイフン)は、その年度に当該危険有害性項目の分類が実施されなかったことを意味します。
  • 「分類結果」欄の「※」はJISの改正に伴い、区分がつかなかったもの(「区分に該当しない(分類対象外を含む)」あるいは「分類できない」、もしくはそのいずれも該当する場合)に表示するものです。詳細については分類根拠を参照してください。

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