項目 | 情報 |
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CAS登録番号 | 90-43-7 |
名称 | ビフェニル-2-オール(別名: o-フェニルフェノール) |
物質ID | R03-C-024-MHLW |
分類実施年度 | 令和3年度(2021年度) |
分類実施者 | 厚生労働省 |
新規/再分類 | 再分類・見直し |
他年度における分類結果 | 2008年度(平成20年度) |
Excelファイルのダウンロード | Excel file |
項目 | 情報 |
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分類に使用したガイダンス(外部リンク) | 政府向けGHS分類ガイダンス(令和元年度改訂版(Ver.2.0)) |
国連GHS文書(外部リンク) | 国連GHS文書 |
解説・用語集(Excelファイル) | 解説・用語集 |
厚生労働省モデルラベル(外部リンク) | 職場のあんぜんサイトへ |
厚生労働省モデルSDS(外部リンク) | 職場のあんぜんサイトへ |
OECD/eChemPortal(外部リンク) | eChemPortal |
危険有害性項目 | 分類結果 | 絵表示 注意喚起語 |
危険有害性情報 (Hコード) |
注意書き (Pコード) |
分類根拠・問題点 | |
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1 | 爆発物 | - |
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2 | 可燃性ガス | - |
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3 | エアゾール | - |
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4 | 酸化性ガス | - |
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5 | 高圧ガス | - |
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6 | 引火性液体 | - |
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7 | 可燃性固体 | - |
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8 | 自己反応性化学品 | - |
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9 | 自然発火性液体 | - |
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10 | 自然発火性固体 | - |
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11 | 自己発熱性化学品 | - |
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12 | 水反応可燃性化学品 | - |
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13 | 酸化性液体 | - |
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14 | 酸化性固体 | - |
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- | - | - |
15 | 有機過酸化物 | - |
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- | - | - |
16 | 金属腐食性化学品 | - |
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17 | 鈍性化爆発物 | - |
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危険有害性項目 | 分類結果 | 絵表示 注意喚起語 |
危険有害性情報 (Hコード) |
注意書き (Pコード) |
分類根拠・問題点 | |
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1 | 急性毒性(経口) | - |
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1 | 急性毒性(経皮) | - |
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1 | 急性毒性(吸入:ガス) | - |
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1 | 急性毒性(吸入:蒸気) | - |
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1 | 急性毒性(吸入:粉塵、ミスト) | - |
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2 | 皮膚腐食性/刺激性 | - |
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3 | 眼に対する重篤な損傷性/眼刺激性 | - |
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4 | 呼吸器感作性 | - |
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4 | 皮膚感作性 | - |
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5 | 生殖細胞変異原性 | - |
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6 | 発がん性 | 区分1B |
危険 |
H350 | P308+P313 P201 P202 P280 P405 P501 |
【分類根拠】 (1)、(2)より、2種の動物種で陽性であることから区分1Bとした。旧分類からDFGの分類が追加されたため、発がん性項目のみ見直した(2021年)。 【根拠データ】 (1)ラットを用いた2年間混餌投与による慢性毒性/がん原性併合試験(OECD TG 453、GLP)において、4,000 ppm以上で雄に膀胱腫瘍(乳頭腫及び移行上皮がん)のわずかな増加、8,000 ppmで雄に膀胱の乳頭腫及び/又は移行上皮がんの各発生頻度の増加がみられたとの報告がある(EFSA (2008)、AICIS IMAP (2015)、REACH登録情報 (Accessed Oct. 2021))。 (2)マウスを用いた2年間混餌投与による慢性毒性/がん原性併合試験(OECD TG 453、GLP)において、500 mg/kg/day以上で雄に肝細胞腺腫、肝細胞がん、肝芽腫の発生頻度増加がみられたとの報告がある(EFSA (2008)、AICIS IMAP (2015)、REACH登録情報 (Accessed Oct. 2021))。 (3)国外の評価機関による既存分類結果として、EPAで2006年にラットの膀胱腫瘍とマウスの肝腫瘍を根拠とし200 mg/kg/day以上でL(EPA Pesticides (2006))に分類している。なお、200 mg/kg/day以下では、膀胱腫瘍の機序が非線形的であることに基づき、NL(EPA Pesticide (2006))に分類している。 【参考データ等】 (4)その他、国外の評価機関による既存分類結果として、DFGでは2015年にCategory 4(List of MAK and BAT values 2020 (Accessed Oct. 2021))に、IARCではグループ3(IARC 73 (1999))に分類している。 (5)EFSAは、(3)でみられた腫瘍について、マウスの肝臓腫瘍は用いた系統での自然発生頻度が高いこと、膀胱腫瘍は一般的にヒトへの外挿性がないと判断されていることから、投与による影響が不明確であると報告した(EFSA (2008))。 (6)DFGは(4)のデータ及びヒトとラットでは下部尿路上皮に対する化学物質感受性が異なることから、ラットの膀胱腫瘍はヒトには当てはまらないと報告した。ただし、(3)における肝臓腫瘍については、本物質がPPARαアゴニスト作用と酵素誘導作用の証拠や細胞増殖作用があることから、非遺伝毒性作用機序によるの可能性も否定できないため、Category 4と結論した(DFG MAK (2015))。 (7)オーストラリアは、本物質と本物質のNa塩(SOPP、CAS番号 132-27-4)はpH依存的な平衡関係にあり、体内で相互変換性を有すること、本物質の代謝物(フェニルヒドロキノン(PHQ)とフェニルベンゾキノン(PBQ))のin vitro及びin vivo遺伝毒性、腫瘍プロモーター活性を考慮して、両者の発がん性分類が同じであると判断し、同国法規における発がん性分類(Category 2)を行った(AICIS IMAP (2015))。 (8)カナダは、本物質は本物質のNa塩であるSOPPによる発がん性機序が当てはまり、DNA損傷並びに膀胱上皮における化学物質誘発性の細胞毒性作用が考えられると報告している(Canada CMP Screening Assessment (2020))。 (9)国外の評価機関による既存分類結果として、本物質のNa塩であるSOPPについてIARCではグループ2Bに分類している(IARC 73 (1999))。 |
7 | 生殖毒性 | - |
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8 | 特定標的臓器毒性(単回暴露) | - |
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9 | 特定標的臓器毒性(反復暴露) | - |
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10 | 誤えん有害性 | - |
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危険有害性項目 | 分類結果 | 絵表示 注意喚起語 |
危険有害性情報 (Hコード) |
注意書き (Pコード) |
分類根拠・問題点 | |
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11 | 水生環境有害性 短期(急性) | - |
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11 | 水生環境有害性 長期(慢性) | - |
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12 | オゾン層への有害性 | - |
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