項目 | 情報 |
---|---|
CAS登録番号 | 112-75-4 |
名称 | N,N-ジメチルテトラデカン-1-イルアミン |
物質ID | m-nite-112-75-4_v1 |
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項目 | 情報 |
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危険有害性項目 | 分類結果 | 絵表示 注意喚起語 |
危険有害性情報 (Hコード) |
注意書き (Pコード) |
分類根拠・問題点 | 分類実施年度 | 分類ガイダンス等 | |
---|---|---|---|---|---|---|---|---|
1 | 爆発物 | 区分に該当しない(分類対象外) |
- |
- | - | 爆発性に関連する原子団を含んでいない。 | 令和2年度(2020年度) | ガイダンスVer.2.0 (GHS 6版, JIS Z7252:2019) |
2 | 可燃性ガス | 区分に該当しない(分類対象外) |
- |
- | - | GHSの定義における液体である。 | 令和2年度(2020年度) | ガイダンスVer.2.0 (GHS 6版, JIS Z7252:2019) |
3 | エアゾール | 区分に該当しない(分類対象外) |
- |
- | - | エアゾール製品でない。 | 令和2年度(2020年度) | ガイダンスVer.2.0 (GHS 6版, JIS Z7252:2019) |
4 | 酸化性ガス | 区分に該当しない(分類対象外) |
- |
- | - | GHSの定義における液体である。 | 令和2年度(2020年度) | ガイダンスVer.2.0 (GHS 6版, JIS Z7252:2019) |
5 | 高圧ガス | 区分に該当しない(分類対象外) |
- |
- | - | GHSの定義における液体である。 | 令和2年度(2020年度) | ガイダンスVer.2.0 (GHS 6版, JIS Z7252:2019) |
6 | 引火性液体 | 区分に該当しない |
- |
- | - | 引火点が151℃(密閉式)(GESTIS(Accessed June 2020))である。 | 令和2年度(2020年度) | ガイダンスVer.2.0 (GHS 6版, JIS Z7252:2019) |
7 | 可燃性固体 | 区分に該当しない(分類対象外) |
- |
- | - | GHSの定義における液体である。 | 令和2年度(2020年度) | ガイダンスVer.2.0 (GHS 6版, JIS Z7252:2019) |
8 | 自己反応性化学品 | 区分に該当しない(分類対象外) |
- |
- | - | 分子内に爆発性、自己反応性に関連する原子団を含んでいない。 | 令和2年度(2020年度) | ガイダンスVer.2.0 (GHS 6版, JIS Z7252:2019) |
9 | 自然発火性液体 | 区分に該当しない |
- |
- | - | 発火点は235℃ (ECHA (Accessed June 2020))であり常温で発火しないと考えられる。 | 令和2年度(2020年度) | ガイダンスVer.2.0 (GHS 6版, JIS Z7252:2019) |
10 | 自然発火性固体 | 区分に該当しない(分類対象外) |
- |
- | - | GHSの定義における液体である。 | 令和2年度(2020年度) | ガイダンスVer.2.0 (GHS 6版, JIS Z7252:2019) |
11 | 自己発熱性化学品 | 分類できない |
- |
- | - | 液体状の物質に適した試験方法が確立していない。 | 令和2年度(2020年度) | ガイダンスVer.2.0 (GHS 6版, JIS Z7252:2019) |
12 | 水反応可燃性化学品 | 区分に該当しない(分類対象外) |
- |
- | - | 金属及び半金属(B,Si,P,Ge,As,Se,Sn,Sb,Te,Bi,Po,At)を含んでいない。 | 令和2年度(2020年度) | ガイダンスVer.2.0 (GHS 6版, JIS Z7252:2019) |
13 | 酸化性液体 | 分類できない |
- |
- | - | 酸素、フッ素及び塩素を含まない有機化合物である。 | 令和2年度(2020年度) | ガイダンスVer.2.0 (GHS 6版, JIS Z7252:2019) |
14 | 酸化性固体 | 区分に該当しない(分類対象外) |
- |
- | - | GHSの定義における液体である。 | 令和2年度(2020年度) | ガイダンスVer.2.0 (GHS 6版, JIS Z7252:2019) |
15 | 有機過酸化物 | 区分に該当しない(分類対象外) |
- |
- | - | 分子内に-O-O-構造を含まない有機化合物である。 | 令和2年度(2020年度) | ガイダンスVer.2.0 (GHS 6版, JIS Z7252:2019) |
16 | 金属腐食性化学品 | 分類できない |
- |
- | - | データがなく分類できない。 | 令和2年度(2020年度) | ガイダンスVer.2.0 (GHS 6版, JIS Z7252:2019) |
17 | 鈍性化爆発物 | 区分に該当しない(分類対象外) |
- |
- | - | 爆発性に関連する原子団を含んでいない。 | 令和2年度(2020年度) | ガイダンスVer.2.0 (GHS 6版, JIS Z7252:2019) |
危険有害性項目 | 分類結果 | 絵表示 注意喚起語 |
危険有害性情報 (Hコード) |
注意書き (Pコード) |
分類根拠・問題点 | 分類実施年度 | 分類ガイダンス等 | |
---|---|---|---|---|---|---|---|---|
1 | 急性毒性(経口) | 区分4 |
警告 |
H302 | P301+P312 P264 P270 P330 P501 |
【分類根拠】 (1)~(3)より、有害性の高い区分を採用し、区分4とした。 【根拠データ】 (1)ラット(雌)のLD50(OECD TG401、GLP):1,320 mg/kg(REACH登録情報 (Accessed June 2020)) (2)ラット(雄)のLD50(OECD TG401、GLP):> 1,600 mg/kg(REACH登録情報 (Accessed June 2020)) (3)ラットのLD50(OECD TG401、GLP):2,116 mg/kg(REACH登録情報 (Accessed June 2020)) |
令和2年度(2020年度) | ガイダンスVer.2.0 (GHS 6版, JIS Z7252:2019) |
1 | 急性毒性(経皮) | 区分に該当しない |
- |
- | - | 【分類根拠】 (1)より、区分に該当しない。 【根拠データ】 (1) ラットのLD50:> 2,000 mg/kg(NICNAS IMAP (2017)) |
令和2年度(2020年度) | ガイダンスVer.2.0 (GHS 6版, JIS Z7252:2019) |
1 | 急性毒性(吸入:ガス) | 区分に該当しない |
- |
- | - | 【分類根拠】 GHSの定義における液体であり、区分に該当しない。 |
令和2年度(2020年度) | ガイダンスVer.2.0 (GHS 6版, JIS Z7252:2019) |
1 | 急性毒性(吸入:蒸気) | 分類できない |
- |
- | - | 【分類根拠】 データ不足のため分類できない。 |
令和2年度(2020年度) | ガイダンスVer.2.0 (GHS 6版, JIS Z7252:2019) |
1 | 急性毒性(吸入:粉塵、ミスト) | 分類できない |
- |
- | - | 【分類根拠】 データ不足のため分類できない。 |
令和2年度(2020年度) | ガイダンスVer.2.0 (GHS 6版, JIS Z7252:2019) |
2 | 皮膚腐食性/刺激性 | 区分2 |
警告 |
H315 | P302+P352 P332+P313 P362+P364 P264 P280 P321 |
【分類根拠】 (1)~(4)より、区分2とした。なお、(3)(4)は眼刺激性試験において眼の周囲の皮膚で不可逆的な影響がみられたとのデータであるが、(1)(2)の皮膚刺激性試験におけるデータを含めて総合的に判断し、区分2とする。 【根拠データ】 (1)ウサギ(n=3)を用いた皮膚刺激性試験(OECD TG 404、GLP、半閉塞、4時間適用、14日観察)において、皮膚刺激性がみられた(紅斑・痂皮スコア:2.7/3/2.7、浮腫スコア:1.7/1.3/1.3)との報告がある(REACH登録情報 (Accessed June 2020))。 (2)ウサギ(n=3)を用いた皮膚刺激性試験(OECD TG 404、GLP、半閉塞、4時間適用、16日観察)において、皮膚刺激性がみられた(紅斑・痂皮スコア:1.7/1/1.3、浮腫スコア:2.3/2/2)との報告がある(REACH登録情報 (Accessed June 2020))。 (3)ウサギ(n=1)を用いた眼刺激性試験(OECD TG 405、GLP、14日観察)において、結膜は72時間後まで膨張し、眼瞼が半分以上閉じ、深紅色でびまん性の充血が見られた。眼刺激影響は14日以内に完全に回復した。滴下後72時間以降には眼の周囲の皮膚に痂皮が形成され、7~14日後には眼の周囲約2cmで皮膚硬化と総脱毛が見られた。痂皮を剥がした後、皮膚は粗い多孔性の外観を示し、毛根の不可逆的な損傷がみられた。眼の周囲の皮膚に対する重度の影響により、眼に対する不可逆的な影響があった(角膜混濁スコア:0、虹彩炎スコア:0、結膜発赤スコア:1.7、結膜浮腫スコア:3.7)との報告がある(REACH登録情報 (Accessed June 2020))。 (4)ウサギ(n=3)を用いた眼刺激性試験(OECD TG 405、GLP、22日観察)において、眼の周囲の皮膚損傷(脱毛と落屑・剥離)がみられ、結膜発赤と目の周囲の皮膚損傷は22日以内に完全回復しなかった(角膜混濁スコア:0/0/0.3、虹彩炎スコア:0/1/1、結膜発赤スコア:0.3/1/3、結膜浮腫スコア:1.3/0.7/3)との報告がある(REACH登録情報 (Accessed June 2020))。 |
令和2年度(2020年度) | ガイダンスVer.2.0 (GHS 6版, JIS Z7252:2019) |
3 | 眼に対する重篤な損傷性/眼刺激性 | 区分1 |
危険 |
H318 | P305+P351+P338 P280 P310 |
【分類根拠】 (1)より、区分1とした。 【根拠データ】 (1)ウサギ(n=3)を用いた眼刺激性試験(OECD TG 405、GLP、22日観察)において、眼の周囲の皮膚損傷(脱毛と落屑・剥離)がみられ、結膜発赤と目の周囲の皮膚損傷は22日以内に完全回復しなかった(角膜混濁スコア:0/0/0.3、虹彩炎スコア:0/1/1、結膜発赤スコア:0.3/1/3、結膜浮腫スコア:1.3/0.7/3)との報告がある(REACH登録情報 (Accessed June 2020))。 【参考データ等】 (2)ウサギ(n=1)を用いた眼刺激性試験(OECD TG 405、GLP、14日観察)において、結膜は72時間後まで膨張し、眼瞼が半分以上閉じ、深紅色でびまん性の充血が見られた。眼刺激影響は14日以内に完全に回復した。滴下後72時間以降には眼の周囲の皮膚に痂皮が形成され、7~14日後には眼の周囲約2cmで皮膚硬化と総脱毛が見られた。痂皮を剥がした後、皮膚は粗い多孔性の外観を示し、毛根の不可逆的な損傷がみられた。眼の周囲の皮膚に対する重度の影響により、眼に対する不可逆的な影響があった(角膜混濁スコア:0、虹彩炎スコア:0、結膜発赤スコア:1.7、結膜浮腫スコア:3.7)との報告がある(REACH登録情報 (Accessed June 2020))。 |
令和2年度(2020年度) | ガイダンスVer.2.0 (GHS 6版, JIS Z7252:2019) |
4 | 呼吸器感作性 | 分類できない |
- |
- | - | 【分類根拠】 データ不足のため分類できない。 |
令和2年度(2020年度) | ガイダンスVer.2.0 (GHS 6版, JIS Z7252:2019) |
4 | 皮膚感作性 | 分類できない |
- |
- | - | 【分類根拠】 データ不足のため分類できない。 |
令和2年度(2020年度) | ガイダンスVer.2.0 (GHS 6版, JIS Z7252:2019) |
5 | 生殖細胞変異原性 | 分類できない |
- |
- | - | 【分類根拠】 データ不足のため分類できない。 【根拠データ】 (1)細菌を用いた復帰突然変異試験において陰性の報告がある(REACH登録情報(Accessed May 2020))。 |
令和2年度(2020年度) | ガイダンスVer.2.0 (GHS 6版, JIS Z7252:2019) |
6 | 発がん性 | 分類できない |
- |
- | - | 【分類根拠】 データ不足のため分類できない。 |
令和2年度(2020年度) | ガイダンスVer.2.0 (GHS 6版, JIS Z7252:2019) |
7 | 生殖毒性 | 分類できない |
- |
- | - | 【分類根拠】 データ不足のため分類できない。 |
令和2年度(2020年度) | ガイダンスVer.2.0 (GHS 6版, JIS Z7252:2019) |
8 | 特定標的臓器毒性(単回暴露) | 区分2(全身毒性) |
警告 |
H371 | P308+P311 P260 P264 P270 P405 P501 |
【分類根拠】 (1)~(2)より、経口経路での症状からは標的臓器は特定できないため、区分2(全身毒性)とした。 【根拠データ】 (1)ラットの単回経口投与試験(OECD TG401、GLP)において、1,250~1,600 mg/kg(区分2の範囲)で自発運動減少、被毛粗剛、腹ばい姿勢、不規則呼吸、呼吸数減少、非協調性歩行、眼瞼の血様痂皮及び下痢が見られたとの報告がある(REACH登録情報 (Accessed June 2020))。 (2)ラットの単回経口投与試験(OECD TG401、GLP)において、2000 mg/kg(区分2の範囲)で雌雄各2/5例が死亡し、死亡前の症状として、活動性低下、よろめき歩行、過呼吸、立毛、被毛粗剛、鼻周囲の着色物の汚れ、眼窩の着色分泌物、円背姿勢などが見られ、生存例でもこれらに加え脱毛が認められたとの報告がある(REACH登録情報 (Accessed June 2020))。 |
令和2年度(2020年度) | ガイダンスVer.2.0 (GHS 6版, JIS Z7252:2019) |
9 | 特定標的臓器毒性(反復暴露) | 分類できない |
- |
- | - | 【分類根拠】 データ不足のため分類できない。 |
令和2年度(2020年度) | ガイダンスVer.2.0 (GHS 6版, JIS Z7252:2019) |
10 | 誤えん有害性 | 分類できない |
- |
- | - | 【分類根拠】 データ不足のため分類できない。 |
令和2年度(2020年度) | ガイダンスVer.2.0 (GHS 6版, JIS Z7252:2019) |
危険有害性項目 | 分類結果 | 絵表示 注意喚起語 |
危険有害性情報 (Hコード) |
注意書き (Pコード) |
分類根拠・問題点 | 分類実施年度 | 分類ガイダンス等 | |
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11 | 水生環境有害性 短期(急性) | 区分1 |
警告 |
H400 | P273 P391 P501 |
魚類(ニジマス)96時間LC50 = 0.18 mg/L(REACH登録情報, 2021)であることから、区分1とした。 | 令和2年度(2020年度) | ガイダンスVer.2.0 (GHS 6版, JIS Z7252:2019) |
11 | 水生環境有害性 長期(慢性) | 区分1 |
警告 |
H410 | P273 P391 P501 |
信頼性のある慢性毒性データが得られていない。急速分解性がなく(BIOWIN)、急性毒性は区分1であることから、区分1とした。 | 令和2年度(2020年度) | ガイダンスVer.2.0 (GHS 6版, JIS Z7252:2019) |
12 | オゾン層への有害性 | 分類できない |
- |
- | - | 当該物質はモントリオール議定書の附属書に列記されていないため。 | 令和2年度(2020年度) | ガイダンスVer.2.0 (GHS 6版, JIS Z7252:2019) |
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