項目 | 情報 |
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CAS登録番号 | 114369-43-6 |
名称 | (RS)‐4‐(4‐クロロフェニル)‐2‐フェニル‐2‐(1H‐1,2,4‐トリアゾール‐1‐イルメチル)ブチロニトリル(別名フェンブコナゾール) |
物質ID | m-nite-114369-43-6_v1 |
Excelファイルのダウンロード | Excel file |
項目 | 情報 |
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危険有害性項目 | 分類結果 | 絵表示 注意喚起語 |
危険有害性情報 (Hコード) |
注意書き (Pコード) |
分類根拠・問題点 | 分類実施年度 | 分類ガイダンス等 | |
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1 | 爆発物 | 区分に該当しない(分類対象外) |
- |
- | - | 爆発性に関わる原子団を含んでいない。 | 平成20年度(2008年度) | ガイダンス(H20.9.5版)(GHS 2版) |
2 | 可燃性ガス | 区分に該当しない(分類対象外) |
- |
- | - | GHSの定義における固体である。 | 平成20年度(2008年度) | ガイダンス(H20.9.5版)(GHS 2版) |
3 | エアゾール | 区分に該当しない(分類対象外) |
- |
- | - | エアゾール製品ではない。 | 平成20年度(2008年度) | ガイダンス(H20.9.5版)(GHS 2版) |
4 | 酸化性ガス | 区分に該当しない(分類対象外) |
- |
- | - | GHSの定義における固体である。 | 平成20年度(2008年度) | ガイダンス(H20.9.5版)(GHS 2版) |
5 | 高圧ガス | 区分に該当しない(分類対象外) |
- |
- | - | GHSの定義における固体である。 | 平成20年度(2008年度) | ガイダンス(H20.9.5版)(GHS 2版) |
6 | 引火性液体 | 区分に該当しない(分類対象外) |
- |
- | - | GHSの定義における固体である。 | 平成20年度(2008年度) | ガイダンス(H20.9.5版)(GHS 2版) |
7 | 可燃性固体 | 分類できない |
- |
- | - | データなし。 | 平成20年度(2008年度) | ガイダンス(H20.9.5版)(GHS 2版) |
8 | 自己反応性化学品 | 区分に該当しない(分類対象外) |
- |
- | - | 分子内に爆発性に関連する原子団、あるいは自己反応性に関連する原子団を含んでいない。 | 平成20年度(2008年度) | ガイダンス(H20.9.5版)(GHS 2版) |
9 | 自然発火性液体 | 区分に該当しない(分類対象外) |
- |
- | - | GHSの定義における固体である。 | 平成20年度(2008年度) | ガイダンス(H20.9.5版)(GHS 2版) |
10 | 自然発火性固体 | 分類できない |
- |
- | - | データなし。 | 平成20年度(2008年度) | ガイダンス(H20.9.5版)(GHS 2版) |
11 | 自己発熱性化学品 | 分類できない |
- |
- | - | 融点が140℃以下の固体に適した試験法が確立していない。 | 平成20年度(2008年度) | ガイダンス(H20.9.5版)(GHS 2版) |
12 | 水反応可燃性化学品 | 区分に該当しない(分類対象外) |
- |
- | - | 金属又は半金属(B, Si, P, Ge, As, Se, Sn, Sb, Te, Bi, Po, At)を含んでいない。 | 平成20年度(2008年度) | ガイダンス(H20.9.5版)(GHS 2版) |
13 | 酸化性液体 | 区分に該当しない(分類対象外) |
- |
- | - | GHSの定義における固体である。 | 平成20年度(2008年度) | ガイダンス(H20.9.5版)(GHS 2版) |
14 | 酸化性固体 | 分類できない |
- |
- | - | 塩素原子を含むが、データなし。 | 平成20年度(2008年度) | ガイダンス(H20.9.5版)(GHS 2版) |
15 | 有機過酸化物 | 区分に該当しない(分類対象外) |
- |
- | - | 分子内に-O-O-構造を有していない。 | 平成20年度(2008年度) | ガイダンス(H20.9.5版)(GHS 2版) |
16 | 金属腐食性化学品 | 分類できない |
- |
- | - | 固体状の物質に適した試験方法が確立していない。 | 平成20年度(2008年度) | ガイダンス(H20.9.5版)(GHS 2版) |
17 | 鈍性化爆発物 | - |
- |
- | - | - | - | - |
危険有害性項目 | 分類結果 | 絵表示 注意喚起語 |
危険有害性情報 (Hコード) |
注意書き (Pコード) |
分類根拠・問題点 | 分類実施年度 | 分類ガイダンス等 | |
---|---|---|---|---|---|---|---|---|
1 | 急性毒性(経口) | 区分に該当しない |
- |
- | - | ラットのLD50値の報告が3件(>2000、>2,000、>5000 mg/kg)(JMPR (1997))あり、いずれも区分外に該当する。 | 平成20年度(2008年度) | ガイダンス(H20.9.5版)(GHS 2版) |
1 | 急性毒性(経皮) | 区分に該当しない |
- |
- | - | ラットのLD50値が>2000mg/kg(JMPR(1997))の報告に基づき、JIS分類基準の区分外(国連分類基準の区分5または区分外)とした。 | 平成20年度(2008年度) | ガイダンス(H20.9.5版)(GHS 2版) |
1 | 急性毒性(吸入:ガス) | 区分に該当しない(分類対象外) |
- |
- | - | GHSの定義における固体である。 | 平成20年度(2008年度) | ガイダンス(H20.9.5版)(GHS 2版) |
1 | 急性毒性(吸入:蒸気) | 分類できない |
- |
- | - | データなし。 | 平成20年度(2008年度) | ガイダンス(H20.9.5版)(GHS 2版) |
1 | 急性毒性(吸入:粉塵、ミスト) | 分類できない |
- |
- | - | ラットLC50が>2.1mg/L(JMPR(1997))の報告があるが、区分3か4かを特定できない。 | 平成20年度(2008年度) | ガイダンス(H20.9.5版)(GHS 2版) |
2 | 皮膚腐食性/刺激性 | 区分に該当しない |
- |
- | - | ウサギを使用した試験で紅斑、浮腫なし(JMPR(1997))に基づく。 | 平成20年度(2008年度) | ガイダンス(H20.9.5版)(GHS 2版) |
3 | 眼に対する重篤な損傷性/眼刺激性 | 区分に該当しない |
- |
- | - | ウサギを用いた試験で影響なし(JMPR(1997))に基づく。 | 平成20年度(2008年度) | ガイダンス(H20.9.5版)(GHS 2版) |
4 | 呼吸器感作性 | 分類できない |
- |
- | - | データなし。 | 平成20年度(2008年度) | ガイダンス(H20.9.5版)(GHS 2版) |
4 | 皮膚感作性 | 区分に該当しない |
- |
- | - | モルモットを用いたBuehler testで陰性(showed no potential for skin sensitization )(JMPR (1997))、モルモットを用いたmaximization testでアセトン溶液の使用では、陽性率10%(陰性対照:40%)、ジエチルフタレート溶液で陽性率16%(陰性対照:10%)で弱い陽性( weak sensitizing potential)(JMPR (1997)).。モルモットを使用したmaximization testでアセトン、エタノールのいずれを使用した場合も陽性率0%で陰性であった(農薬抄録 評価書(2007))。以上3件の報告より区分外とした。 | 平成20年度(2008年度) | ガイダンス(H20.9.5版)(GHS 2版) |
5 | 生殖細胞変異原性 | 区分に該当しない |
- |
- | - | 体細胞を用いるin vivo 変異原性試験(ラットの骨髄細胞を用いた小核試験)で陰性(JMPR(1997))に基づく。尚、in vitro 試験であるエームズテスト、染色体異常試験で陰性(JMPR(1997))の報告もある。 | 平成20年度(2008年度) | ガイダンス(H20.9.5版)(GHS 2版) |
6 | 発がん性 | 区分2 |
警告 |
H351 | P308+P313 P201 P202 P280 P405 P501 |
マウスを使用した混餌投与による78週間試験において、高投与群の雌に肝細胞腺腫と肝細胞がんが対照群より高い発生率で認められた。ラットを使用した混餌投与による2年間の試験において、高投与群に巣状嚢胞性甲状腺増生の出現率の増加(12/70, 1/70コントロール)、甲状腺濾胞腺腫、甲状腺がんの出現率が増加(6/70, 4/70コントロール)した。更に確認のための雄ラットを使用した混餌投与による2年間の試験において、高投与群に軽度の甲状腺濾胞細胞肥大が見られ、甲状腺濾胞腺腫の用量依存性は2/60、5/60、9/60(0、800、1600 mg/kg/day)であった。その内がんは0と1600mg/kg/day群で2例だった。(いずれもJMPR(1997))。マウスにおいて肝細胞腺腫と肝細胞がんの増加、ラットにおいて甲状腺濾胞腺腫の増加の報告に基づいて区分2とした。 | 平成20年度(2008年度) | ガイダンス(H20.9.5版)(GHS 2版) |
7 | 生殖毒性 | 区分2 |
警告 |
H361 | P308+P313 P201 P202 P280 P405 P501 |
ラットを使用した混餌投与による2世代試験において、親動物に肝臓、甲状腺、副腎に影響が見られたが、生殖毒性は認められなかった。妊娠ラットの器官形成期に強制経口投与した試験において、高投与群で早期、後期、総吸収の増加が見られ、それによる1腹の平均胎児数の減少があり、平均体重も減少した。また妊娠ウサギの器官形成期に強制経口投与した試験において、高投与群で吸収、流産が多く見られた(いずれも(JMPR(1997))。以上の報告より、区分2とした。 | 平成20年度(2008年度) | ガイダンス(H20.9.5版)(GHS 2版) |
8 | 特定標的臓器毒性(単回暴露) | 分類できない |
- |
- | - | データなし。 | 平成20年度(2008年度) | ガイダンス(H20.9.5版)(GHS 2版) |
9 | 特定標的臓器毒性(反復暴露) | 区分2(肝臓) |
警告 |
H373 | P260 P314 P501 |
マウスを使用した混餌投与による3ヶ月の試験で区分2のガイダンス値内の投与群(33~54mg/kg)で肝細胞肥大、肝臓単細胞壊死が見られ,た。この濃度以上で肝細胞肥大、空胞化、巣状及び単細胞壊死が見られた。ラットを使用した混餌投与による3ヶ月の試験で区分2のガイダンス値内の投与群(16~104mg/kg)で肝細胞肥大、肝臓小葉中間域の空胞化、門脈周囲、小葉周囲の空胞化、小葉中心壊死、甲状腺濾胞上皮過形成が見られた(甲状腺疾患は肝臓疾患の2次的なものとの記載がある)。イヌを使用した混餌投与による1年間の試験で区分2のガイダンス値内の投与群(14~56mg/kg)で肝細胞肥大、軽度の多病巣性の空胞化が見られた(いずれも(JMPR (1997))。以上の報告より区分2(肝臓)とした。 | 平成20年度(2008年度) | ガイダンス(H20.9.5版)(GHS 2版) |
10 | 誤えん有害性 | 分類できない |
- |
- | - | データなし。 | 平成20年度(2008年度) | ガイダンス(H20.9.5版)(GHS 2版) |
危険有害性項目 | 分類結果 | 絵表示 注意喚起語 |
危険有害性情報 (Hコード) |
注意書き (Pコード) |
分類根拠・問題点 | 分類実施年度 | 分類ガイダンス等 | |
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11 | 水生環境有害性 短期(急性) | 区分1 |
警告 |
H400 | P273 P391 P501 |
甲殻類(ミシッドシュリンプ)の96時間LC50=0.633 mg/L(AQUIRE, 2008)から区分1とした。 | 平成20年度(2008年度) | ガイダンス(H20.9.5版)(GHS 2版) |
11 | 水生環境有害性 長期(慢性) | 区分1 |
警告 |
H410 | P273 P391 P501 |
急性毒性区分1であり、急速分解性がない(BIOWIN)ことから、区分1とした。 | 平成20年度(2008年度) | ガイダンス(H20.9.5版)(GHS 2版) |
12 | オゾン層への有害性 | - |
- |
- | - | - | - | - |
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