NITE統合版 政府によるGHS分類結果

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一般情報
 
項目 情報
CAS登録番号 8009-03-8
名称 ペテロラタム
物質ID m-nite-8009-03-8_v1
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関連情報
項目 情報
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物理化学的危険性
危険有害性項目 分類結果 絵表示
注意喚起語
危険有害性情報
(Hコード)
注意書き
(Pコード)
分類根拠・問題点 分類実施年度 分類ガイダンス等
1 爆発物 分類できない
-
-
- - 水素化精製過程で炭化水素からの窒素・酸素のアンモニア・水としての解離、不飽和結合の飽和、さらに金属分の触媒上への沈着分離が起こるため爆発性に関わる原子団を含まない。 平成20年度(2008年度) ガイダンス(H20.9.5版)(GHS 2版)
2 可燃性ガス 区分に該当しない(分類対象外)
-
-
- - 半固体(semi solid(Merck(14th, 2006))であり、常温で液体と思われる。 平成20年度(2008年度) ガイダンス(H20.9.5版)(GHS 2版)
3 エアゾール 区分に該当しない(分類対象外)
-
-
- - エアゾール製品でない。 平成20年度(2008年度) ガイダンス(H20.9.5版)(GHS 2版)
4 酸化性ガス 区分に該当しない(分類対象外)
-
-
- - 半固体(semi solid(Merck(14th, 2006))であり、常温で液体と思われる。 平成20年度(2008年度) ガイダンス(H20.9.5版)(GHS 2版)
5 高圧ガス 区分に該当しない(分類対象外)
-
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- - 半固体(semi solid(Merck(14th, 2006))であり、常温で液体と思われる。 平成20年度(2008年度) ガイダンス(H20.9.5版)(GHS 2版)
6 引火性液体 区分に該当しない
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- - 半固体(semi solid(Merck(14th, 2006))であり、引火点が(182-221℃ICSC(2002))のため区分外とした。 平成20年度(2008年度) ガイダンス(H20.9.5版)(GHS 2版)
7 可燃性固体 区分に該当しない(分類対象外)
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- - 半固体(semi solid(Merck(14th, 2006))であり、常温で液体と思われる。 平成20年度(2008年度) ガイダンス(H20.9.5版)(GHS 2版)
8 自己反応性化学品 区分に該当しない(分類対象外)
-
-
- - 水素化精製過程で炭化水素からの窒素・酸素のアンモニア・水としての解離、不飽和結合の飽和、さらに金属分の触媒上への沈着分離が起こるため爆発性・自己反応性に関わる原子団を含まない。 平成20年度(2008年度) ガイダンス(H20.9.5版)(GHS 2版)
9 自然発火性液体 区分に該当しない
-
-
- - 発火点:>290℃(ICSC(2002), ICSC(J)(2002))である。 平成20年度(2008年度) ガイダンス(H20.9.5版)(GHS 2版)
10 自然発火性固体 区分に該当しない(分類対象外)
-
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- - 半固体(semi solid(Merck(14th, 2006))であり、常温で液体と思われる。 平成20年度(2008年度) ガイダンス(H20.9.5版)(GHS 2版)
11 自己発熱性化学品 分類できない
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- - データなし。 平成20年度(2008年度) ガイダンス(H20.9.5版)(GHS 2版)
12 水反応可燃性化学品 区分に該当しない(分類対象外)
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- - 精製過程で金属分の触媒上への沈着分離が起こるため金属または半金属(B, Si, P, Ge, As, Se, Sn, Sb, Te, Bi, Po, At)を含まない。 平成20年度(2008年度) ガイダンス(H20.9.5版)(GHS 2版)
13 酸化性液体 区分に該当しない(分類対象外)
-
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- - 半固体(semi solid(Merck(14th, 2006))であり、常温で液体と思われる。 平成20年度(2008年度) ガイダンス(H20.9.5版)(GHS 2版)
14 酸化性固体 区分に該当しない(分類対象外)
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- - 酸素、フッ素および塩素を含んでいない。 平成20年度(2008年度) ガイダンス(H20.9.5版)(GHS 2版)
15 有機過酸化物 区分に該当しない(分類対象外)
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- - 分子内に-O-O-構造を含まない有機化合物である。 平成20年度(2008年度) ガイダンス(H20.9.5版)(GHS 2版)
16 金属腐食性化学品 分類できない
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-
- - 融点が55℃付近であるが、データがなく分類できない。 平成20年度(2008年度) ガイダンス(H20.9.5版)(GHS 2版)
17 鈍性化爆発物 -
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健康に対する有害性
危険有害性項目 分類結果 絵表示
注意喚起語
危険有害性情報
(Hコード)
注意書き
(Pコード)
分類根拠・問題点 分類実施年度 分類ガイダンス等
1 急性毒性(経口) 分類できない
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- - データなし。 平成20年度(2008年度) ガイダンス(H20.9.5版)(GHS 2版)
1 急性毒性(経皮) 分類できない
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- - データがなく分類できない。なお、パラフィンワックス(CAS No.8002-74-2)との混合物(50/50)では、ウサギのLD50値3600mg/kg bw(IUCLID(2000))、である。 平成20年度(2008年度) ガイダンス(H20.9.5版)(GHS 2版)
1 急性毒性(吸入:ガス) 区分に該当しない(分類対象外)
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-
- - 半固体(semi solid(Merck(14th, 2006))であり、常温で液体と思われる。 平成20年度(2008年度) ガイダンス(H20.9.5版)(GHS 2版)
1 急性毒性(吸入:蒸気) 分類できない
-
-
- - データなし。 平成20年度(2008年度) ガイダンス(H20.9.5版)(GHS 2版)
1 急性毒性(吸入:粉塵、ミスト) 分類できない
-
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- - データなし。 平成20年度(2008年度) ガイダンス(H20.9.5版)(GHS 2版)
2 皮膚腐食性/刺激性 区分に該当しない
-
-
- - PATTY (5th, 2001)で刺激性はなく皮膚試験のvehicleとして使用されるとの記載があることから区分外とした。 平成20年度(2008年度) ガイダンス(H20.9.5版)(GHS 2版)
3 眼に対する重篤な損傷性/眼刺激性 区分2B
-
警告
H320 P305+P351+P338
P337+P313
P264
ウサギにおいて、評価結果「slightly irritating」である(IUCLID,(2000))より区分2Bとした。 平成20年度(2008年度) ガイダンス(H20.9.5版)(GHS 2版)
4 呼吸器感作性 分類できない
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- - データなし。 平成20年度(2008年度) ガイダンス(H20.9.5版)(GHS 2版)
4 皮膚感作性 区分に該当しない
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- - ヒトにて、評価結果「not sensitizing」(IUCLID(2000))、反復暴露により皮膚炎(dermatitis)はみられたが感作性ではない(IUCLID(2000))、およびアレルギー性はなく、皮膚試験のvehicleとして使用される(PATTY(5th, 2001))の記載がある。以上の結果から区分外とした。 平成20年度(2008年度) ガイダンス(H20.9.5版)(GHS 2版)
5 生殖細胞変異原性 分類できない
-
-
- - データなし。 平成20年度(2008年度) ガイダンス(H20.9.5版)(GHS 2版)
6 発がん性 分類できない
-
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- - ラットの混餌試験(FDRL, about 3000mg/kg/day)において、白色物質2例および黄色物質1例(精製度の違い)にて発がん性は認められない(EHC20(1982))。マウスの経皮投与試験(80週間, 25 and 50mg)にて、発がん性は認められなかった(IUCLID(2000))。PATTYでは、精製度の高い物質の発がん性は殆どまたは認められないの記載がある(PATTY(5th, 2001))。EU分類においては、「精製度の低いもの(黄色、琥珀色、茶色ワセリン)は、工業用として使われ、発がん性の多環式芳香族を含むことがある。」に基づき、Cat.2(区分1B相当)である(EU-Annex I(access on 9. 2008))。以上の結果、精製度の低い黄色物質に関する情報が十分に得られないことから分類できないとした。 平成20年度(2008年度) ガイダンス(H20.9.5版)(GHS 2版)
7 生殖毒性 分類できない
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- - データなし。 平成20年度(2008年度) ガイダンス(H20.9.5版)(GHS 2版)
8 特定標的臓器毒性(単回暴露) 分類できない
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- - ウサギの皮膚試験(24時間暴露, 4ml/kg)において毒性症状(剖検における異常または全身への作用(systemic effects))は認められないが、試験物質がparaffin wax(CAS No.8002-74-2)との混合物(50/50)である(IUCLID(2000))。得られた情報はこの1試験およびマウスの皮下投与試験(IUCLID(2000))のみであり、データ不足で分類できないとした。 平成20年度(2008年度) ガイダンス(H20.9.5版)(GHS 2版)
9 特定標的臓器毒性(反復暴露) 分類できない
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- - ラットの混餌試験(FDRL, 2年間, about 3000mg/kg/day(90日補正24000mg/kg/day))において、白色物質2例および黄色物質1例(精製度の違い)にて、毒性症状(行動、死亡率、血液項目、尿および臓器組織)に異常は認められない(IUCLID(2000))との記載より経口経路では区分外相当であるが、他経路の情報がなく分類できないとした。 平成20年度(2008年度) ガイダンス(H20.9.5版)(GHS 2版)
10 誤えん有害性 分類できない
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- - データなし。 平成20年度(2008年度) ガイダンス(H20.9.5版)(GHS 2版)

環境に対する有害性
危険有害性項目 分類結果 絵表示
注意喚起語
危険有害性情報
(Hコード)
注意書き
(Pコード)
分類根拠・問題点 分類実施年度 分類ガイダンス等
11 水生環境有害性 短期(急性) 分類できない
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- - データなし。 平成20年度(2008年度) ガイダンス(H20.9.5版)(GHS 2版)
11 水生環境有害性 長期(慢性) 分類できない
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- - データなし。 平成20年度(2008年度) ガイダンス(H20.9.5版)(GHS 2版)
12 オゾン層への有害性 -
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分類結果の利用に関する注意事項:
  • 政府によるGHS分類結果は、事業者がラベルやSDSを作成する際の参考として公表しています。同じ内容を日本国内向けのラベルやSDSに記載しなければならないという義務はありません。
  • 本分類結果は、GHSに基づくラベルやSDSを作成する際に自由に引用又は複写していただけます。ただし、本分類結果の引用又は複写により作成されたラベルやSDSに対する責任は、ラベルやSDSの作成者にあることにご留意ください。
  • 本GHS分類は、分類ガイダンス等に記載された情報源と分類・判定の指針に基づき行っています。他の文献や試験結果等を根拠として使用すること、また、ラベルやSDSに本分類結果と異なる内容を記載することを妨げるものではありません。
  • 「危険有害性情報」欄及び「注意書き」欄のコードにマウスカーソルを重ねると、対応する文言が表示されます。Excel fileでは、コード及び文言が記載されています。
  • 「分類結果」欄の空欄又は「- 」(ハイフン)は、その年度に当該危険有害性項目の分類が実施されなかったことを意味します。

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