項目 | 情報 |
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CAS登録番号 | |
名称 | ポリ(オキシエチレン)=アルキルエーテル(アルキル基の炭素数が12から15までのもの及びその混合物に限る。) |
物質ID | m-nite-nocas-0007_v1 |
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項目 | 情報 |
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危険有害性項目 | 分類結果 | 絵表示 注意喚起語 |
危険有害性情報 (Hコード) |
注意書き (Pコード) |
分類根拠・問題点 | 分類実施年度 | 分類ガイダンス等 | |
---|---|---|---|---|---|---|---|---|
1 | 爆発物 | 区分に該当しない(分類対象外) |
- |
- | - | 爆発性に関する原子団を含まない。 | 平成18年度(2006年度) | マニュアル(H18.2.10版)(GHS 初版) |
2 | 可燃性ガス | 区分に該当しない(分類対象外) |
- |
- | - | GHSの定義における液体である(ポリ(オキシエチレン)ドデシルエーテル、エチレンオキシドの付加モル数10のもの)。 | 平成18年度(2006年度) | マニュアル(H18.2.10版)(GHS 初版) |
3 | エアゾール | 区分に該当しない(分類対象外) |
- |
- | - | エアゾール製品でない。 | 平成18年度(2006年度) | マニュアル(H18.2.10版)(GHS 初版) |
4 | 酸化性ガス | 区分に該当しない(分類対象外) |
- |
- | - | GHSの定義における液体である(ポリ(オキシエチレン)ドデシルエーテル、エチレンオキシドの付加モル数10のもの)。 | 平成18年度(2006年度) | マニュアル(H18.2.10版)(GHS 初版) |
5 | 高圧ガス | 区分に該当しない(分類対象外) |
- |
- | - | GHSの定義における液体である(ポリ(オキシエチレン)ドデシルエーテル、エチレンオキシドの付加モル数10のもの)。 | 平成18年度(2006年度) | マニュアル(H18.2.10版)(GHS 初版) |
6 | 引火性液体 | 区分に該当しない |
- |
- | - | NFPA(2002)による引火点は>93℃(密閉式)である(ポリオキシエチレンドデシルエーテル、エチレンオキシドの付加モル数は不明)。政府による分類では「区分外(ポリ(オキシエチレン)ドデシルエーテル)」という条件付きである。 | 平成18年度(2006年度) | マニュアル(H18.2.10版)(GHS 初版) |
7 | 可燃性固体 | 区分に該当しない(分類対象外) |
- |
- | - | GHSの定義における液体である(ポリ(オキシエチレン)ドデシルエーテル、エチレンオキシドの付加モル数10のもの)。 | 平成18年度(2006年度) | マニュアル(H18.2.10版)(GHS 初版) |
8 | 自己反応性化学品 | 区分に該当しない(分類対象外) |
- |
- | - | 爆発性、あるいは自己反応性に関する原子団を含まない。 | 平成18年度(2006年度) | マニュアル(H18.2.10版)(GHS 初版) |
9 | 自然発火性液体 | 区分に該当しない |
- |
- | - | 洗濯用洗剤の用途があり(CERI・NITE有害性評価書(2006))、常温の空気と接触しても自然発火しないと考えられる。 | 平成18年度(2006年度) | マニュアル(H18.2.10版)(GHS 初版) |
10 | 自然発火性固体 | 区分に該当しない(分類対象外) |
- |
- | - | GHSの定義における液体である(ポリ(オキシエチレン)ドデシルエーテル、エチレンオキシドの付加モル数10のもの)。 | 平成18年度(2006年度) | マニュアル(H18.2.10版)(GHS 初版) |
11 | 自己発熱性化学品 | 分類できない |
- |
- | - | 液体状の物質に適した試験方法が確立していない(凝固点16℃(ポリ(オキシエチレン)ドデシルエーテル、エチレンオキシドの付加モル数10のもの、HSDB(2006))、試験温度140℃)。 | 平成18年度(2006年度) | マニュアル(H18.2.10版)(GHS 初版) |
12 | 水反応可燃性化学品 | 区分に該当しない(分類対象外) |
- |
- | - | 金属または半金属(B, Si, P, Ge, As, Se, Sn, Sb, Te, Bi, Po, At)を含まない。 | 平成18年度(2006年度) | マニュアル(H18.2.10版)(GHS 初版) |
13 | 酸化性液体 | 区分に該当しない(分類対象外) |
- |
- | - | フッ素および塩素を含まず、酸素を含む有機化合物であるが、この酸素が炭素、水素以外の元素と化学結合していない。 | 平成18年度(2006年度) | マニュアル(H18.2.10版)(GHS 初版) |
14 | 酸化性固体 | 区分に該当しない(分類対象外) |
- |
- | - | GHSの定義における液体である(ポリ(オキシエチレン)ドデシルエーテル、エチレンオキシドの付加モル数10のもの)。 | 平成18年度(2006年度) | マニュアル(H18.2.10版)(GHS 初版) |
15 | 有機過酸化物 | 区分に該当しない(分類対象外) |
- |
- | - | -O-O-構造を含まない有機化合物である。 | 平成18年度(2006年度) | マニュアル(H18.2.10版)(GHS 初版) |
16 | 金属腐食性化学品 | 分類できない |
- |
- | - | データなし。 | 平成18年度(2006年度) | マニュアル(H18.2.10版)(GHS 初版) |
17 | 鈍性化爆発物 | - |
- |
- | - | - | - | - |
危険有害性項目 | 分類結果 | 絵表示 注意喚起語 |
危険有害性情報 (Hコード) |
注意書き (Pコード) |
分類根拠・問題点 | 分類実施年度 | 分類ガイダンス等 | |
---|---|---|---|---|---|---|---|---|
1 | 急性毒性(経口) | 区分4 |
警告 |
H302 | P301+P312 P264 P270 P330 P501 |
ラットを用いた経口投与試験のLD50 544mg/kg(アルキル基の炭素数14~15、エチレンオキシドの付加モル数11)、9,800mg/kg(アルキル基の炭素数10,12,14、エチレンオキシドの付加モル数2~7)(CERI・NITE有害性評価書 No.89(2005))のうち低い値 544 mg/kgから区分4とした。 | 平成18年度(2006年度) | マニュアル(H18.2.10版)(GHS 初版) |
1 | 急性毒性(経皮) | 区分に該当しない |
- |
- | - | パブリックコメント指摘のように、ウサギの経皮試験で観察された肺障害は、ウサギが飼料粒子を嚥下して、気道へ侵入したことにより生じたものであり、経皮の直接的な影響ではないと考えられる。従って、ウサギの上記経皮試験をGHS分類に採用しないで、ラットの経皮試験から分類する。ラットの、LD50: >2,000(mg/kg)及び8,000 mg/kg でも死亡がないことから「区分外」とした。 | 平成19年度(2007年度) | マニュアル(H18.2.10 版)/技術上の指針(H17.12.6版)(GHS 初版) |
1 | 急性毒性(吸入:ガス) | 区分に該当しない(分類対象外) |
- |
- | - | GHSの定義による液体であるため、ガスでの吸入は想定されず、分類対象外とした。 | 平成18年度(2006年度) | マニュアル(H18.2.10版)(GHS 初版) |
1 | 急性毒性(吸入:蒸気) | 分類できない |
- |
- | - | データなし。 | 平成18年度(2006年度) | マニュアル(H18.2.10版)(GHS 初版) |
1 | 急性毒性(吸入:粉塵、ミスト) | 区分4 |
警告 |
H332 | P304+P340 P261 P271 P312 |
ラットを用いた吸入暴露試験 のLC50 1.5 mg/L(アルキル基の炭素数12~13、エチレンオキシドの付加モル数6)(4時間)から区分4とした。 | 平成18年度(2006年度) | マニュアル(H18.2.10版)(GHS 初版) |
2 | 皮膚腐食性/刺激性 | 区分2 |
警告 |
H315 | P302+P352 P332+P313 P362+P364 P264 P280 P321 |
CERI・NITE有害性評価書 No.89(2005)の、ウサギを用いた皮膚刺激性試験の記述に、「アルキル基の炭素数12~13、エチレンオキシドの付加モル数不明及びアルキル基の炭素数12~15、エチレンオキシドの付加モル数不明の原液の場合、24時間適用で中等度から重度の刺激性がみられた」とあることから、4時間適用ではないが、区分2とした。 | 平成18年度(2006年度) | マニュアル(H18.2.10版)(GHS 初版) |
3 | 眼に対する重篤な損傷性/眼刺激性 | 区分1 |
危険 |
H318 | P305+P351+P338 P280 P310 |
CERI・NITE有害性評価書 No.89(2005)のウサギを用いた眼刺激性試験の記述に、で、「アルキル基の炭素数12~13、エチレンオキシドの付加モル数6、アルキル基の炭素数14~15、エチレンオキシドの付加モル数7:原液は強度の刺激性を示し、35日にいたっても正常に戻らなかった」とあることから、「非常に強い刺激性を有し、21間以内に回復しない」ことから、非可逆的であると考えるため、区分1とした。 | 平成18年度(2006年度) | マニュアル(H18.2.10版)(GHS 初版) |
4 | 呼吸器感作性 | 分類できない |
- |
- | - | データなし。 | 平成18年度(2006年度) | マニュアル(H18.2.10版)(GHS 初版) |
4 | 皮膚感作性 | 分類できない |
- |
- | - | データ不足のため分類できない。 | 平成18年度(2006年度) | マニュアル(H18.2.10版)(GHS 初版) |
5 | 生殖細胞変異原性 | 区分に該当しない |
- |
- | - | CERI・NITE有害性評価書 No.89(2005)の記述から、経世代変異原性試験なし、生殖細胞in vivo変異原性試験なし、体細胞in vivo変異原性試験(染色体異常試験、小核試験)で陰性、であることから「区分外」とした。 | 平成18年度(2006年度) | マニュアル(H18.2.10版)(GHS 初版) |
6 | 発がん性 | 分類できない |
- |
- | - | CERI・NITE有害性評価書 No.89(2005)に毒性試験データの記載があるが既存分類がないため、専門家の判断に従い、分類できないとした。 | 平成18年度(2006年度) | マニュアル(H18.2.10版)(GHS 初版) |
7 | 生殖毒性 | 区分に該当しない |
- |
- | - | CERI・NITE有害性評価書 No.89(2005)の記述から、ラットの生殖毒性試験、催奇形性試験において、生殖毒性影響がみられていないことから「区分外」とした。 | 平成18年度(2006年度) | マニュアル(H18.2.10版)(GHS 初版) |
8 | 特定標的臓器毒性(単回暴露) | 区分3(麻酔作用) |
警告 |
H336 | P304+P340 P403+P233 P261 P271 P312 P405 P501 |
実験動物については、「傾眠、運動性亢進」、「運動失調」(RTECS 2006)との記述があることから、麻酔作用を有すると考えられた。 以上より、区分3(麻酔作用)とした。 |
平成18年度(2006年度) | マニュアル(H18.2.10版)(GHS 初版) |
9 | 特定標的臓器毒性(反復暴露) | 分類できない |
- |
- | - | データ不足のため、分類できない。 | 平成18年度(2006年度) | マニュアル(H18.2.10版)(GHS 初版) |
10 | 誤えん有害性 | 分類できない |
- |
- | - | データなし。 | 平成18年度(2006年度) | マニュアル(H18.2.10版)(GHS 初版) |
危険有害性項目 | 分類結果 | 絵表示 注意喚起語 |
危険有害性情報 (Hコード) |
注意書き (Pコード) |
分類根拠・問題点 | 分類実施年度 | 分類ガイダンス等 | |
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11 | 水生環境有害性 短期(急性) | 区分1 |
警告 |
H400 | P273 P391 P501 |
アルキル基の炭素数で判定が分かれるもので、政府による分類では以下の理由により「区分1(C14AE1、C14-15AE7)、区分2(C12-15AE12)」であるが、NITEにより区分1とした。 C14AE1:甲殻類(オオミジンコ)の48時間EC50=0.14mg/L(CERI・NITE有害性評価書、2005)から、区分1とした。 C14-15AE7:甲殻類(オオミジンコ)の48時間LC50=0.62mg/L(CERI・NITE有害性評価書、2005)から、区分1とした。 C12-15AE12:甲殻類(オオミジンコ)の48時間EC50=1.4mg/L(CERI・NITE有害性評価書、2005)から、区分2とした。 【注記】ポリ(オキシエチレン)アルキルエーテルはエチレンオキシド鎖長が短くなるほど毒性が強まることから、いくつかのエチレンオキシド鎖長について分類を例示した。なお、ポリ(オキシエチレン)アルキルエーテルをCmAEn(m:アルキル基の炭素数、n:エチレンオキシドの付加モル数)と略号を用いて記載した。 |
平成18年度(2006年度) | マニュアル(H18.2.10版)(GHS 初版) |
11 | 水生環境有害性 長期(慢性) | 区分1 |
警告 |
H410 | P273 P391 P501 |
アルキル基の炭素数で判定が分かれるもので、政府による分類では以下の理由により「区分1(C14-15AE7)、分類できない(C14AE1、C12-15AE12)」であるが、NITEにより区分1とした。 C14-15AE7:急性毒性が区分1、C12AE40のBODによる分解度が74%であることから(CERI・NITE有害性評価書、2005)急速分解性があると推定されるものの、C14AE7のBCF=700~800(CERI・NITE有害性評価書、2005)より生物蓄積性があると推定されることから、区分1とした。 C14AE1、C12-15AE12:C12AE40のBODによる分解度が74%であることから(CERI・NITE有害性評価書、2005)急速分解性があると推定されるものの、生物蓄積性はアルキル基の炭素数及びエチレンオキシドの付加モル数によって異なり、各組成についてのデータが得られないことから、分類できない。 【注記】ポリ(オキシエチレン)アルキルエーテルはエチレンオキシド鎖長が短くなるほど毒性が強まることから、いくつかのエチレンオキシド鎖長について分類を例示した。なお、ポリ(オキシエチレン)アルキルエーテルをCmAEn(m:アルキル基の炭素数、n:エチレンオキシドの付加モル数)と略号を用いて記載した。 |
平成18年度(2006年度) | マニュアル(H18.2.10版)(GHS 初版) |
12 | オゾン層への有害性 | - |
- |
- | - | - | - | - |
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