生物資源データプラットフォーム（略称：DBRP）は、NBRCが2019年から運営するデータプラットフォームです。
NBRCやそれ以外の機関（民間企業、都道府県の公設試験研究機関）が保有する生物資源（NBRC株、RD株）に関する情報に加え、物質生産や薬剤耐性などの特性情報や文献情報、およびゲノムなどのオミックス情報といった様々な情報を掲載しています。

DBRP Stanzaは、RDF Portal＊に登録されているNBRC株と理化学研究所のJCM株を統合的に検索できるDBRPのサブシステムです。

＊RDF Portal：生命科学分野のRDF形式によるデータベースを集約したポータルサイト

二次代謝産物合成遺伝子データベース（DoBISCUIT：ドゥビスキュイ）は、放線菌の二次代謝産物合成遺伝子に関する情報を集約したデータベースです。
文献に基づきマニュアルキュレーションを行い、現在108個の遺伝子クラスター情報を掲載しています。

MiFuP（ミファップ）は、ゲノム配列情報から微生物の機能を推定するデータベースです。目的の機能を持つと推定される微生物を手軽に検索できます。また、微生物のゲノム配列・CDS配列から、その機能を推定できます。

MiFuP Safety （ミファップ・セーフティ）は 微生物のゲノム情報から有害性に関わる遺伝子を 検索し、微生物の有害性を推定するデータベースです。

微生物有害情報データベース（Microbial Risk Information Database: M-RINDA）は、微生物（細菌・真菌）に関する有害性情報の総合サイトです。本データベースは、「微生物有害情報リスト」と「MiFuP Safety」で構成されています。

微生物有害情報リストは、各微生物の危険度分類 （バイオセーフティーレベル）や法規制の適用の有無など、微生物の危険度や有害性の判断基準となる情報を一元化したデータベースです。