製品安全

事故情報特記ニュースNo.74

2006.12.13

水泳パンツによる皮膚の挟み込み事故について
(注意喚起)

独立行政法人 製品評価技術基盤機構(nite)は、本年8月、医療機関から海水浴中の6才の男児が着用していた水泳パンツ内側のメッシュ生地の孔に陰茎部の皮膚が挟まり、これを治療したとの事故情報(2件)を入手しました。
本ケースについては、同種の事故の発生の恐れがあり再発防止の観点から次のとおり注意喚起を行います。

注意喚起事項
当該水泳パンツをご使用の際は、保護者の方が、水泳パンツの下にメッシュ生地でない別の パンツを男児に着用させるようにして下さい。
また、内側が類似のメッシュ生地を使用した男児用水泳パンツをお持ちの方は、念のために 同様の取り扱いをおすすめします。

1.事故の概要

男児が海水浴中、陰茎部の痛みを訴えたため、家族が確認したところ、水泳パンツ内側のメッシュ生地の孔に陰茎部の皮膚が挟まり、メッシュ生地の孔からはみ出た部分が、径8mmの水腫様(水ぶくれ状)に腫れ上がっていた(写真1)。
水泳パンツを脱がせようとしたが男児が激痛を訴えたため、家族の手では処置できず、医療機関で鎮静処置を行った後、眼科用はさみを用い慎重にメッシュ生地の繊維を切り離した。その後、腫れ、痛みはひき治癒した。

写真1 患部 (通知者より提供)

ページトップへ

2.調査結果の概要

事故品(写真2)は、メッシュ生地(メッシュ孔径1.8mm×2.5mm)(写真3)が裏地として使用されており、男児の陰茎部を覆う皮膚がこのメッシュ孔からはみ出し、メッシュに挟まれた皮膚が、着用等によるメッシュの伸縮により締め付けられ、はみ出た皮膚が徐々に水腫様に膨れ解除できなくなったものと推定されます。
なお、事故に影響する海水浴時の水温と外気との温度差など再発する諸条件については特定できていません。

写真2 水泳パンツ (通知者より提供)
事故品

写真3 メッシュ生地及び表示ラベル
 

対象商品は2002年3月から560枚販売され、サイズは90㎝及び95㎝のものです。該当商品かどうかは表示ラベルで識別して下さい。

<本ニュースの問い合わせ先>
独立行政法人 製品評価技術基盤機構 生活・福祉技術センター
製品安全企画課  TEL 06-6942-1113
製品安全技術課  TEL 06-6942-1114

PDFファイルをご覧いただくためには、Adobe Reader(無償)が必要です。Adobe ReaderはダウンロードページGet ADOBE READERよりダウンロードできます。

お問い合わせ

独立行政法人製品評価技術基盤機構 製品安全センター  リスク評価広報課
TEL:06-6612-2066  FAX:06-6612-1617
住所:〒559-0034 大阪市住之江区南港北1-22-16 地図