政府によるGHS分類結果

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一般情報
項目 情報
CAS登録番号 513-79-1
名称 炭酸コバルト(II)
物質ID R03-C-022-MHLW
分類実施年度 令和3年度(2021年度)
分類実施者 厚生労働省
新規/再分類 再分類・見直し
他年度における分類結果 2016年度(平成28年度)  
Excelファイルのダウンロード Excel file

関連情報
項目 情報
分類に使用したガイダンス(外部リンク) 政府向けGHS分類ガイダンス(令和元年度改訂版(Ver.2.0))
国連GHS文書(外部リンク) 国連GHS文書
解説・用語集(Excelファイル) 解説・用語集
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厚生労働省モデルSDS(外部リンク) 職場のあんぜんサイトへ
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物理化学的危険性
危険有害性項目 分類結果 絵表示
注意喚起語
危険有害性情報
(Hコード)
注意書き
(Pコード)
分類根拠・問題点
1 爆発物 -
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2 可燃性ガス -
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3 エアゾール -
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4 酸化性ガス -
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5 高圧ガス -
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- - -
6 引火性液体 -
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- - -
7 可燃性固体 -
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- - -
8 自己反応性化学品 -
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- - -
9 自然発火性液体 -
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10 自然発火性固体 -
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11 自己発熱性化学品 -
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12 水反応可燃性化学品 -
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- - -
13 酸化性液体 -
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- - -
14 酸化性固体 -
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- - -
15 有機過酸化物 -
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16 金属腐食性化学品 -
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- - -
17 鈍性化爆発物 -
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- - -

健康に対する有害性
危険有害性項目 分類結果 絵表示
注意喚起語
危険有害性情報
(Hコード)
注意書き
(Pコード)
分類根拠・問題点
1 急性毒性(経口) -
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- - -
1 急性毒性(経皮) -
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- - -
1 急性毒性(吸入:ガス) -
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- - -
1 急性毒性(吸入:蒸気) -
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- - -
1 急性毒性(吸入:粉塵、ミスト) -
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- - -
2 皮膚腐食性/刺激性 -
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3 眼に対する重篤な損傷性/眼刺激性 -
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- - -
4 呼吸器感作性 -
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- - -
4 皮膚感作性 -
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5 生殖細胞変異原性 区分2


警告
H341 P308+P313
P201
P202
P280
P405
P501
【分類根拠】
本物質自体のデータはないが、(1)~(4)より、水に不溶の本物質も2価のコバルトイオンを遊離し、水溶性コバルト化合物と同様の毒性を生じると考えられている。したがって、塩化コバルト(II)の分類結果を適用し、区分2とした。旧分類からEU CLPでGHS区分2に分類されたため、生殖細胞変異原性項目のみ見直した(2021年)。

【根拠データ】
(1)コバルト化合物の毒性発現はin vivoでのコバルトイオンの遊離による。水溶性コバルト化合物は細胞の外側の体液中にコバルトイオンを遊離し、細胞膜内のイオンチャンネルを通して細胞内に入る。一方、難溶性コバルト化合物はエンドサイトーシスを介して細胞内小器官(リソソーム)に取り込まれたのち、細胞内小器官の酸性環境下で溶解し、イオンが遊離される。In vitroの研究結果から、様々な形式のコバルト化合物の細胞内取込みの証拠が得られている(NTP RoC 14th (2016)、AICIS IMAP (2014)、ECHA RAC & SEAC Final Opinion (Background Doc.) (2020))。
(2)(1)より、本物質(不溶性コバルト化合物)と他の4つのコバルト化合物(水溶性化合物)は同様の生物学的利用性を有すると考えられる。いずれも吸入又は経口経路でばく露後、体液中で溶解し2価のコバルトイオンを同程度に遊離すると仮定すれば、1つのコバルト化合物で得られたデータはデータがない別のコバルト化合物にもリードアクロスにより利用することが可能な場合もある。すなわち、2価のコバルトイオンを遊離可能なコバルト化合物間では、データが相互に適用できると考えられる(ECHA RAC & SEAC Final Opinion (Background Doc.) (2020) 、AICIS IMAP (2014))。
(3)塩化コバルト(II)(CAS番号 7646-79-9)の本項は区分2である(政府によるGHS分類結果:2015年分類)。
(4)EUでは、本物質はMuta. 2に分類している(REACH登録情報 (Accessed Oct. 2021))。
6 発がん性 -
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7 生殖毒性 -
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8 特定標的臓器毒性(単回暴露) -
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9 特定標的臓器毒性(反復暴露) -
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10 誤えん有害性 -
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環境に対する有害性
危険有害性項目 分類結果 絵表示
注意喚起語
危険有害性情報
(Hコード)
注意書き
(Pコード)
分類根拠・問題点
11 水生環境有害性 短期(急性) -
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11 水生環境有害性 長期(慢性) -
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12 オゾン層への有害性 -
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分類結果の利用に関する注意事項:
  • 政府によるGHS分類結果は、事業者がラベルやSDSを作成する際の参考として公表しています。同じ内容を日本国内向けのラベルやSDSに記載しなければならないという義務はありません。
  • 本分類結果は、GHSに基づくラベルやSDSを作成する際に自由に引用又は複写していただけます。ただし、本分類結果の引用又は複写により作成されたラベルやSDSに対する責任は、ラベルやSDSの作成者にあることにご留意ください。
  • 本GHS分類は、分類ガイダンス等に記載された情報源と分類・判定の指針に基づき行っています。他の文献や試験結果等を根拠として使用すること、また、ラベルやSDSに本分類結果と異なる内容を記載することを妨げるものではありません。
  • 「危険有害性情報」欄及び「注意書き」欄のコードにマウスカーソルを重ねると、対応する文言が表示されます。Excel fileでは、コード及び文言が記載されています。
  • 「分類結果」欄の空欄又は「- 」(ハイフン)は、その年度に当該危険有害性項目の分類が実施されなかったことを意味します。
  • 「分類結果」欄の「※」はJISの改正に伴い、区分がつかなかったもの(「区分に該当しない(分類対象外を含む)」あるいは「分類できない」、もしくはそのいずれも該当する場合)に表示するものです。詳細については分類根拠を参照してください。

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