活動形態
リスクコミュニケーション活動の形態
リスクコミュニケーション活動の活動形態はさまざまですが、平成22~23年度の主な形態は、近隣住民等と情報共有・意見交換をする「地域説明会・対話集会」、「日本レスポンシブル・ケア協議会(JRCC)地域説明会への参加」が最も多くなっています。
次いで、工場の製品等を知ってもらうことができる工場見学会等は、意見交換の円滑な進行につながるため、子供、大人の別を問わず実施されています。
また、食事をとりながら和やかな雰囲気のもとであれば、お互いが本音ベースで意見を交わせることから、「懇親会」や「昼食会」を準備している事業所もみられました。
この結果を参考に、日ごろ吸い上げている参加者の声を踏まえつつ、地域・事業所の目的に即した形で実施することが望ましいと考えられます。
リスクコミュニケーション活動の形態
リスクコミュニケーション活動で参加者に準備したもの
リスクコミュニケーション活動の実施単位
リスクコミュニケーション活動を実施する場合、一つの事業所が単独開催する形態(単独実施)が一般的ですが、工場団地や同業種などが合同で開催する形態(合同実施)には、次のようなメリットがあり、オススメです。
- 合同実施のメリット
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- 準備や運営などの作業を複数の事業所が分担するため、単独実施より小さい労力で済みます。
- 他事業所のノウハウを学ぶことができます。
- プログラムのレパートリーを増やすことができます。
また、コンビナートや工業団地周辺の住民にとっては、個々の事業所ごとの悪臭、騒音などの生活公害や化学物質の排出状況について認識しているわけではなく、コンビナート全体、工場団地全体がコミュニケーション相手となるため、このような立地環境にある場合は、近隣の事業所と連携してみるのもよいでしょう。
関連ページ
- リスクコミュニケーション活動を実施する目的
- 活動形態
- 実施頻度
- 参加者やプログラム、環境活動報告内容の傾向の分析―業種別―
- 参加者やプログラム、環境活動報告内容の傾向の分析―立地環境別―
- 参加者やプログラム、環境活動報告内容の傾向の分析―実施単位別(単独実施/合同実施)―
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