化学物質管理

世界初:化粧品の光感作性を予測するための公的な安全性データベースが経済協力開発機構(OECD)から公開

公表日

令和3年11月08日

本件の概要

1.報道発表資料

  1. 発表日:
    令和3年11月08日
    タイトル:
    世界初:化粧品の光感作性を予測するための公的な安全性データベースが経済協力開発機構(OECD)から公開
    ~NITEの支援により日本企業として初めて資生堂の安全性データベースが国際的な評価システムに採用され、より安全な化学品開発の促進に貢献~
    発表者名:
    独立行政法人製品評価技術基盤機構化学物質管理センター
    資料の概要:

     この度、独立行政法人製品評価技術基盤機構(NITE)との協働により、株式会社資生堂が構築した光感作性を有する化学物質のデータベースが、経済協力開発機構(OECD)の安全性評価システムであるQSAR Toolboxの最新版に9月20日に公開されました。OECDから光感作性に対応した公的な評価システムが公開されたことで、より安全な化学品の開発が世界中で進むことが期待されます。
     QSAR Toolboxは、国際的に広く利用されている化学物質の安全性評価を支援するコンピュータシステムです。今回、QSAR Toolboxで公開された資生堂の安全性データベースは、光感作性を有する化学物質を収載しており、光感作性に関するものとしては、世界初の公的なデータベースとなります。
     NITEは、企業のイノベーションを支援する活動の一環として、資生堂と共同研究を実施し、当該データベースのQSAR Toolboxへの搭載を支援しました。化学物質の安全性評価の発展のため、本データベースが世界中で有効に活用されることが期待されます。

    報道発表資料【PDF:236KB】

    ※NICEプログラムについて
    https://www.nite.go.jp/nite/innovation/nice.html

    ※QSAR Toolboxについて
    https://www.nite.go.jp/chem/qsar/toolbox.html

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お問い合わせ

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