バイオテクノロジー

NITE ミャンマー初の日本企業との微生物合同探索はじまる
~ 生物多様性条約に則った海外微生物の産業利用を推進 ~

NITE(ナイト)[独立行政法人 製品評価技術基盤機構 理事長:安井 至、本所:東京都渋谷区西原二丁目49番10号]は、天野エンザイム株式会社[代表取締役社長:天野源之、本社:愛知県名古屋市中区錦一丁目2番7号]と「ミャンマーにおける生物遺伝資源の保全と持続可能な利用に関する共同事業」を10月から開始いたします。

これにより、天野エンザイム株式会社は、日本の企業としては初めて、ミャンマーにおける微生物の合同探索を行うことになります。

NITE及び天野エンザイム株式会社は、平成25年10月6日から平成25年11月10日までミャンマーの微生物を合同で収集・分離し、帰国後はこれら微生物を日本国内に移転して産業利用の可能性を探っていきます。

公表日

平成25年10月4日

本件の概要

1.報道発表資料

発表日 平成25年10月4日
タイトル NITE ミャンマー初の日本企業との微生物合同探索はじまる ~ 生物多様性条約に則った海外微生物の産業利用を推進 ~
発表者名 独立行政法人 製品評価技術基盤機構 バイオテクノロジーセンター (NBRC)
資料の概要
  • NITEと天野エンザイム株式会社は、ミャンマー中部のシャン州の州都タウンジー周辺及びインレー湖周辺で試料の収集を行い、現地パセイン大学で試料から微生物を分離し、ミャンマー政府合意のもと日本に移転し、産業利用の可能性を探る予定。
  • 生物多様性条約の発効により、海外微生物資源へのアクセスが困難になっており、NITEはアジアの国々と微生物資源へのアクセス及びその利用を行うための包括的覚書(MOU)及び共同研究契約(PA)を締結して支援している。
  • このような取り組みの中、天野エンザイム株式会社は、ミャンマーにおいて日本企業が現地で微生物探索を行う初めてのケース。
  • 同国の多様性に富んだ微生物を利用した新規な酵素等の産業への活用が期待される。

報道発表資料【PDF:132KB】

お問い合わせ先
独立行政法人製品評価技術基盤機構
バイオテクノロジーセンター 開発課  鶴海 泰久
TEL: 0438-20-5764 FAX: 0438-20-5582

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