バイオテクノロジー

微生物の安全な利用に向けた情報の提供

微生物を産業利用する際には、利用する微生物のリスクに応じた適切な管理を行うことが求められます。

NBRCでは、微生物の安全で適切な利用を支援するために、細菌および真菌の有害性に関する情報を提供しています。

微生物有害情報データベース(M-RINDA)

 微生物有害情報データベース(Microbial Risk Information Database: M-RINDA)は、微生物の安全かつ適切な利用を支援するためにNBRCが提供する、微生物に関する有害性情報の総合サイトです。
 本データベースは、各微生物の危険度分類や取扱いに関する情報を一元化した「微生物有害情報リスト」と、ゲノム情報から有害性を推定するデータベース「MiFuP Safety」で構成されています。

M-RINDA
↑こちらからお入りください。

微生物有害情報リスト

微生物有害情報リストは、バイオセーフティーレベル(BSL)および、魚介類や植物の病原菌の情報に加え、ヒトや主要家畜の病原菌に係わる国内法規制等の情報を一元化したリストです。

微生物有害情報リスト
↑微生物有害情報リストに直接アクセスする場合はこちらをクリックしてください。

微生物有害性遺伝子情報データベース(MiFuP Safety)

微生物有害性遺伝子情報データベース MiFuP Safety (ミファップ・セーフティ)は微生物のゲノム情報から有害性に関わる遺伝子を検索し、微生物の有害性を推定するデータベースです。

MiFuP Safety
↑MiFuP Safetyに直接アクセスする場合はこちらをクリックしてください。

微生物利用におけるリスク評価に関する技術情報の提供

微生物の同定・分類に関する技術情報の提供

 ゲノム配列を用いた微生物の同定・分類に関する技術情報を提供しています。

Acinetobacter属細菌のMLSA法手順書のダウンロードはこちら


微生物利用における生態系影響評価に関する技術情報の提供

 16S rRNA遺伝子を標的にした網羅的な微生物生態系解析に関する技術情報を提供しています。

生態系影響評価手法手順書のダウンロードはこちら

バイオオーグメンテーションが浄化現場の微生物生態系に及ぼす影響調査

バイオオーグメンテーションが浄化現場の微生物生態系に及ぼす影響調査

 塩素化エチレン類のバイオオーグメンテーション野外実証実験における浄化施工中の微生物生態系の変化について調査を行いました。詳細はこちらをご覧ください。
 なお、本調査は平成22~26年度 経済産業省委託事業「土壌汚染対策のための技術開発(VOCの微生物等を利用した環境汚染物質浄化技術開発)により実施しました。

お問い合わせ

独立行政法人製品評価技術基盤機構 バイオテクノロジーセンター  バイオデジタル推進課
TEL:03-3481-1972  FAX:03-3481-1962
住所:〒151-0066 東京都渋谷区西原2-49-10 地図
お問い合わせフォームへ